転職理由の書き方例。志望動機へ繋げるうまい言い換え例文8

転職理由の書き方

採用担当者にとって、履歴書や職務経歴書に書かれている「志望動機」「転職の理由」はとても気になるチェック項目です。

採用するにふさわしい人物だろうか?

優秀そうに思えても、前職を転職したということは、うちに入社してもまた転職してしまうのではないか?

転職しようとするこちらが不安なのは当然ですが、実は採用する側も不安なのです。

ですので、採用担当者に変な疑念をいだかせないような書き方が大切。志望動機と転職の理由は面接時にも必ずと言っていいほど聞かれます。

ここでは履歴書や職務経歴書の志望動機欄などに、どのように転職の理由を書けばイメージアップできるのか、面接時の参考にもなるように例文を交えてお伝えします。


1.転職理由が「給料の不満」

前職で給与の不満がある人は、新しい転職先ではもっと給料を多くもらいたいですよね。

それがそもそも転職の一番の理由ですから、気持ちとしては当然です。

しかし、それを前面に出し過ぎるとせっかく他のことで好人物だと思ってもらえたとしても台無しになってしまいます。その場合は以下のように書くようにしましょう。

「前職では、新しいことに挑戦する環境がなく、キャリアアップするチャンスがありませんでした。

御社のチャレンジできる環境と、仕事に対してしっかり評価される制度に惹かれて志望しました。」

 

転職先の給与情報については事前にある程度は把握ができるはずです。

「給料が悪いから辞めた」、「給料が良いから志望した」と書くことは意味がありません。

チャレンジして自分で給料を勝ち取る、とアピールするようにしましょう。

スポンサードリンク

2.サービス残業

また、サービス残業ばかりさせる会社もあります。「残業代が全部出るから」と正直に書いてしまうとNGです。

会社としては、忙しい時にはどんどん残業して欲しいのですが、一方、ダラダラ残業される人は困ります。

「自分は勤務時間中に懸命に働き、残業している時間も集中して働いていた!」と言いたいところですが、うまく伝えないと転職先には無駄な残業をする人、お金が欲しいだけの人だと思われてしまいます。

サービス残業が嫌で転職をする場合は、

「メリハリをつけた勤務をしようと思っても周りにそのような雰囲気がありませんでした。

自分が先に帰ろうとすると上司に呼び止められることも多かったのですが、自分がすべき仕事以外にも周りを助けた上で帰ることを説明してきました。

前職で学んだメリハリのつけ方や効率の良い仕事の進め方は御社の中でも活かしていきたいです。」

 
これなら残業代目当てにダラダラと無駄な残業をするようには見えませんよね。

帰れる時は早く帰る、しかし仕事は最後までしっかりとやり遂げると思わせるようにしましょう。

3.技能・ビジネスパーソンとしての成長

転職理由として、「能力を高めたい」「ビジネススキルを向上させたい」、というのはありがちな回答です。

無難で問題ないのはいいのですが、普通すぎて採用担当者によってはこうしたことを特に評価しない人もいます。

他の応募者と競って採用を勝ち取る必要がありますので、あまりにあたりさわりのないことではアピールできません。

「前職ではスキルアップする環境がありませんでした。御社の良い環境にてスキルを磨いていきたいと思います。」

たしかに悪いことを書いていないように見えるのですが、「環境がなければスキルアップすることができないのか?」「自分で仕事を作り、新しい技術を学ぶつもりはないのか?」と思われてしまいます。

そのため、スキルアップする環境が無い中でも、自主的には勉強を続けていたアピールをするといいです。

「日常業務の中では、新しいことを学ぶチャンスが少なかったため、月に5冊の本を読む事を目標に、さまざまなジャンルのビジネス書を選ぶようにしていました。

自分なりに学んだことを活かし、さらにビジネスマンとして成長したいと思っています。」

 
自ら成長を望んでおり、会社の環境に限らず自分を高めることができることをアピールすることができていますよね。


4.異動に不満

例えば、「ずっと開発の仕事を続けたかったのに、人事異動で営業に回されてしまった。」

非常によくあるケースですが、これを正直に書くと、会社の処遇に不満があればすぐ退職してしまう人だと思われてしまいます。

企業というのは個人の希望をすべて叶えつつ運営するところではありません。組織や経営上の理由で、時には不遇と思われるような役割が当てられることもあります。

「◎◎の仕事に打ち込んできました。

このスキルをさらに高めてプロフェッショナルとして活躍したいと考えています。」

 
処遇への不満ではなく、それまで自分がやってきたことをさらに伸ばしたいという希望を伝えることがポイントです。これなら志望動機へもうまくつながります。


5.新しいことにチャレンジしたい

仕事をしていると、いまとは違う職種に挑戦したくなるのは普通のことです。

営業で経理システムを販売していく中で、お客様の経理の人と話す機会が増え、いつしか経理がやりたくなった、ということもあるでしょう。

履歴書

やりたい業務が新たに出てきたので転職するのは悪いことではありませんし、面接官にとっても悪いイメージとなることはありません。

とはいえ、自分がやりたいからといって雇う会社側が「分かりました」とはならないことに注意が必要です。

先ほどの例であれば、営業をしてきた人が経理としてすぐに活躍できるわけではなく、入ってからのOJTも大変ですし、実際にやってみたらまったく自分の特性に合わない可能性もあります。

しかし、長い目で見れば違う職種を経験したことがある人は業務の幅が広がります。その点では、会社としても採用してみたいと思うのです。

「今の仕事をしていく中で、新しいことに興味が生まれました。

◇◇の仕事で◎◎を扱っているうちに、▽▽に興味を持つようになりました。

○○業務であれば、私がこれまでに培ってきた△△の経験が必ず活きます。それは□□の部分です。」

 
やりたい業務があるから転職する場合は、これまでの業務内容が活かされることをアピールしましょう。

6.転勤が多い

会社が行う事業によっては、1年や2年で転勤を繰り返す企業もたくさんあります。

結婚をしている、子供がまだ小さい、介護をしなければいけなくなった、単身赴任は嫌だ、といった家庭環境においても例外を受け入れてくれないところがあるため、腰を据えて働きたい人は、転職するシーンもありますよね。

転勤が多いことが転職理由となっている場合は、以下のように書くようにしましょう。

前職では、1つの場所で経験を積む前に違う場所に移ることが多かったので、もう少し長く同じ場所で働ける御社を志望しました。」

 
面接官の人には転勤が嫌なのかな?と思われるかもしれませんが、「いずれは声がかかれば転勤は大丈夫です」のスタンスを崩さない範囲にとどめておきましょう。


7.人間関係が嫌

人間関係がうまくいっていないから転職した人は、転職した先でも人間関係がうまくいかないように思われてしまいます。

人間関係は難しいもので、パワハラやセクハラ以外にも社内不倫といった自分の落ち度になっているものもあります。

また「嫌いな上司がいた」からという理由は相手には伝わりません。

その上司が悪いのかどうか判断ができず、転職をしても気が合う人とだけしか仕事ができないと思われるためです。

人間関係がダメで転職をした場合には、人間関係のことに触れないようにしましょう。

上司とうまくいっていない場合であっても、

「仕事ができる上司でしたが、私が提案をしても動いてくれることはありませんでした。

社内の風通しがあまりよくなかったために、上司を飛び越えて提案をするチャンスもありませんでした。

御社には言いたいことを言える環境があり、新しいことにチャレンジすることができると思っています。」

 
これは人間関係が悪かったことを業務の進め方の問題に言い換えています。うまく隠しつつ嘘はいっていません。

こういう言い換えをすることで、その後の面接で、転職理由の質問をされた際に、しどろもどろになったり、筋が通らない答えにはなりにくいのです。

8.健康を害して転職

体調を崩してしまったことで転職をしなくてはならない場合もあるでしょう。

履歴書

外回りで体力が持たなかった、ヘルニアで長い間椅子に座ることができなくなったなど、健康と仕事は関係がとても深いです。

プレッシャーのかかる仕事よりも、待遇などの条件が多少悪くなっても落ち着いた仕事の方が良い場合もあります。

転職理由を書く場合、小さい病気であればあえて書く必要はありません。しかし今もまだ健康状態が悪い場合は、正直に話すのが筋です。

過去に重病を負ったことがある場合は、

「○年前に△△の病気にかかりました。前職の□□がうまく合わなかったことも要因と思っております。

しかし今は家族の協力もあり完治しております。いまではかえって健康と自己管理を意識し、効率的に仕事ができるようになりました。」

 
と前向きにとらえていることをアピールすることが大切です。


転職理由はウソをつかずに上手に言い換えるのがコツ

以上、よくある転職の理由について、履歴書・職務経歴書にどう書くか、例文を交えながら紹介しました。

いくら採用されたいからといっても、キレイ事だけを書いても印象に残らないばかりか、かえって怪しまれます

一方、ある程度はこちらの事情を会社に理解してもらって働きたいところです。

もちろん、嘘を書くと、後々面倒なことになりかねません。

うまくバランスをとって、まずは書類選考を突破しましょう。


 

もしまだ登録してないなんてことがあれば…日本の転職者の実に8割が登録する転職サイトへ。
圧倒的な求人の多さで、希望の仕事がきっと見つかる!まず一番に登録しておくべき転職サイト

転職理由をうまく書いて、あなたの転職が成功しますように。