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「嫁ブロック」!転職に反対されたら…親・妻・家族・彼女…3つの説得方法
2020.11.24

「嫁ブロック」!転職に反対されたら…親・妻・家族・彼女…3つの説得方法
転職に反対されて困っている人は多いです。
妻、親、子供含め家族全員、さらには嫁の親まで出てきて反対される………これは笑い事じゃありません。
転職することを、妻、夫、付き合ってる彼女などに相談すると、かなりの確率で反対されてしまいます。
「嫁ブロック」という言葉があるように、せっかくの転職先の内定が、妻の反対によって辞退に追いやられてしまう…ということもよく聞く話です。
転職話を切り出して、家族や配偶者の理解を得らず悩んでいる人のために、対処法を紹介します。
転職を反対されたら
いま現在、「内定をもらっているのに、思いっきり反対されている…」という人は、転職を辞退する前にもう一度、奥様をはじめ、ご家族にアタックしてみましょう。
1)転職することに反対している家族の意見を聞く
まず、親や奥様やご家族が「なぜ、転職に反対しているのか?」ということを、相手から聞き出してください。
あなたから「どうしても転職したい!」という熱意を伝える前に、「転職に反対!」している相手の意見を聞いてみましょう。
多くが「年収が今より悪くなる」「今の会社で培ってきたものが無駄になる」「転職先より今の会社の方が、名が知れている(安定している)企業なのに勿体ない」等、「転職そのものに反対」というよりかは、「この先への不安」という意味合いで反対をしているケースが多いです。
2)相手が感じている転職への不安をとく
家族が将来のことについて感じている不安を、1つずつ解いていくことが、家族の説得の対策になります。
世帯主であったり家計を支えたりする役割を担うあなたが、転職をするという事は、当然のことながらあなた一人の問題ではなく、ご家族全員に影響がある事です。 それを分からずに転職するという方は少ないでしょう。家族が不安に思うことは、あなたも予想できた筈です。
転職するとどうなるのか。「金銭面」、「収入のこと」、「労働時間と自由な時間の変化」、「通勤」、「将来の見通し」、「転職するメリット」、「いまの会社に勤め続けるデメリット」…など、これらを丁寧に説明していくことが大切です。
3)転職への、あなたの熱意を語る
家族の意見を聞き、家族の不安にもしっかりと答えられたら、あらためて転職を反対するあなたの関係者に、転職への熱意を伝えましょう。
ここで大事なのは、「夢みたいなこと」を言わないことです。あくまで現実的な予測に基いて仕事の目的、目標を語りましょう。あなたが地に足をつけて転職に挑もうとしていていることを伝えるのです。
これは、いまから初めて転職のことを家族に告げる人も同じ。本来であれば勝手に転職活動をして、内定を貰ってから家族に切り出すよりも、「一緒に転職活動を頑張る!」くらいの家族みんなの協力体制で挑みたいもの。
以下、その方法を紹介します。
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家族に転職のプレゼンをする
「ご家族にあなたが転職を切り出すこと」 というのは 「ご家族へのプレゼン」であると思って下さい。
大げさに聞こえるかもしれませんが、ご家族の生活がかかっている分、それほどの説得力とご家族の協力が必要となります。
企画書を準備したり、話す手順を決め、練習したり、相手の反応を見て、どう受け答えするかロールプレイング、想定問答集を作ったりしておく。
ある意味、仕事で”新しい企画を通す”、”取引先に提案する”くらいのことを考える必要があります。
既に転職のことを伝え、大反対を受けている方でも、まだ説得するチャンスはあります!諦めずに、伝えてみてください。
1.転職を考えだした頃から、親、妻には十分に伝えておく
長い就職戦線を勝ち残ってやって入社した会社を辞めることを親にどう話を切り出すか・・・
また、ある日いきなり夫から「来月から転職したい」と言われても、奥様にとっては寝耳に水ですよね。奥様も、「まさかうちの旦那が転職を切り出すなんて」といったところでしょう。
なぜ、あなたが転職という道を選んだのか、それは昨日今日からではなく、長いスバンでの過程があるはずです。
その長いスバンを経て、いきなり結論を伝えるのではなく、出来るだけリアルタイムに、その時その時にあなたが置かれている状況をしっかりと共有しましょう。
「愚痴っぽい男性に感じるかな」 と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません。
「今、こういう状態だから何とか打破したいと思っている」という現在の業務の不具合を具体的に家族の間で共有しておきましょう。
転職するとなると配偶者だけでなく、子供、場合によっては親にまで影響がおよびます。
そのことからも、あなた一人で抱え込む必要はありません。
日頃から、コミュニケーシ∃ンを大切にし、あなたが今どんな状況にいるのかを家族に知っておいてもらいましょう。
2.転職を目指して頑張る姿を見せる
家族に転職を考えていることを伝えたならば、漠然と「転職したいなあ」 と思っているだけでは転職先は決まりませんし、家族からも本気度を疑われてしまいます。
現業が有りながらですので、忙しいことは十分承知の上ですが、現実に行動に移さなければ歳をとって チャンスを逃す一方です。
すぐに転職サイトや転職エージェントなどに登録し、具体的に転職先の会社について調べたり、実際に訪れたりしてみてください。
そして、いま勤めている会社で上げた成果について考えてみましょう。
もし何も思いつかないようでしたら、些細なことでもいいのでいまからでも目に見える形での成果を上げるように、もうひと踏ん張りしてみましょう。
これまで以上に真剣に仕事に取り組み始めたあなたの姿を見せることで、家族の協力も得やすくなります。
また、転職先の会社には、「なぜ転職を?」「なぜ、転職先として当社を選びましたか?」 と必ず聞かれるでしょう。
そのときに、ただ 「前の企業がブラックでしたので・・・」なんて答えるのはちょっと良くないですね。
それだと、転職先の方は、あなたが避難をしてきたような印象しか持てなくなってしまいます。
そうではなく、見せ方としては「前の企業では、こんな成果を上げてきた。ただ、こういう点で環境が自分には合っていないと感じていた。御社のこういう環境は、私の生活にあっている。さらに、前の企業で得たスキルとして、こんなものがあり、御社で必ず役に立ちます。」という具体的なアピールを作るのです。
そのためにも辞める予定の企業での成績に対して、最後まできちんと気を配りましょう。
何度も言いますが、この工程もご家族、特に奥様にはしっかりと伝えてください。あなたの真剣さが伝わり、奥様も覚悟が出来てくることでしょう。
3.転職希望先が決まればご家族に改めて報告
転職希望先として、あなたが決めた企業について、具体的に調べ、プレゼンテーションの準備をしましょう。
日で見える形で、今の企業との違いや、メリットデメリットをまとめていきます。
企画書、パワーポイントのスライドを用意するのもいいですね。
全ての人がそうだとはいいませんが、女性は基本的に、日頃から家計簿を見ていることもあり、超が付くほど現実的です。
また、目で見えないものより、目で見えるものに信頼をおく傾向にもあります。
転職すること自体は賛成でも、転職先の会社名を出したら反対されたという人は多いです。
根拠なく、「今より給料が上がるから!」 とか「今より勤務時間が減るんだよ!」と漠然としたことを伝えても、夢見話に聞こえてしまう場合もあります。
そうなると、「あれはどうするの」 「子どもの学費は」 「×月には○○円の出費が必要だけど考えているの」と質問攻めにあうこともあるでしょう。
あなたの親や妻の立場からしたら、当然の事、といえばそうかもしれません。
でも、あなただって何も考えずに転職を決めたわけではないはずなので、これは歯車がずれてしまった状態ですね。
これを未然に防ぐためには、冒頭にも挙げた通り、具体的な明示が必要です。
これも、プレゼン要素の―つです。
転職することにより、何がどう変わるのか、今、俯瞰的に見て家庭環境がどうで、それをどう変えていきたいのか、その希望は転職により少しは改善されるのか。
「いまは家計が苦しいけど、転職したら中途採用でも初任給と賞与がこれだけあるんだ」とか「いま、家族との時間が少ないことで悩んでいるんだけど、この会社は残業がほとんどないんだ」 というように、問題点と、解決策がきちんとつながっていることを意識しながら資料を手元に説明しましょう。
プレゼン資料を作ることで、家族の説得だけでなく、あなた自身の転職の目的などもより明確になります。
4.転職によるデメリットを冷静に考え、家族間で協力し合う
当然のことながら、転職によって、良くなるものばかりではありません。
勤務時間を減らす方向で転職を考えると、収入が減ってしまったり、収入を増やそうと転職を考えると、企業の拘束時間が長くなってしまったり…。
なかなかお金と時間は反比例し、理想の働き方には近づきにくい所があります。
そこで避けられないデメリットについては、思いつく限り事前に家族会議で共有しましょう。
一見、反対されることを恐れてデメリットについては消極的になってしまう事もありますが、あえてデメリットをしっかりと挙げることで、 奥様は 「そこまでちゃんと考えているんだ」と親身な姿勢になってくれることでしょう。
逆に、先にデメリットの提示をしていないと、そのデメリットに直面したときに奥様に 「やっぱり転職なんて許すんじゃなかった。」 と言われかねません。
デメリットに直面しても、「分かっていたことだから、一緒に頑張ろう」という姿勢をもってもらえるように、事前に話し合いましょう。
奥様の立場から見ても、早い段階でデメリットを教えてもらう事で、デメリットヘの対策を考えておくことが出来ます。
その対策を考えてくれるだけでも、転職後の、環境が変わってヘトヘトなあなたには大きな癒しになるでしょう。
ただ、デメリットだけ伝えて終わりだと、「で、どうするの?それを仕方ないって終わらせるの?!」と奥様を不安にさせてしまいます。
デメリットの大小によるので、「そこはみんなで我慢しよう」 というものも勿論あります。
その他、大きなデメリットについては、ある程度あなたの方から提案する方向で話を持っていき、解決策をご家族と一緒に導きだしてください。
5.転職理由は、家族との関係を持たせて伝える
例えば、 転職の理由が 「残業が多すぎて体力が持たない。」だとします。
これを、「今の会社だと、残業が多すぎて辛い。だから転職したい。」と伝えても、ご家族も聞いてくれると思いますが、ここに、その先の「転職の目的」を加えてください。
先ほどの言い方だと、相手の受け取り方としては、転職の目的が 「残業を減らしたい」もしくは「身体を労わりたい」という事になりませんか?
でも、本当はそれ以上の目的がありますよね。
例えば 「残業を減らしたい理由」の裏には、「家族との時間をとるために転職したい。」とか「残業が多すぎて身体を壊しそうだが、家計を支える身として、身体を壊したくない。」など。
目的をしっかりと持ち、「自分自身だけの為」ではなく、「家族との関係の為」という視点で伝えてみてください。
「転職の目的は?」 と投げかけられたとき、多くは冒頭のように「途中目的」で止まってしまいがちです。
でも、そのもう一歩奥にある「本当に大切なもの」を考えてみてください。
考え出したその最終目的を伝えるだけで、印象は全く違います。
転職活動は家族の協力を得て!
転職を自分の中で決意するだけでも、とても 頭を悩ませることだと思いますが、それをご家族に伝え、理解・協力してもらうことは、さらに頭を悩ませることでしょう。
「すでに内定を貰って転職が決まっていたのに家族の反対で辞退する」、なんてことに陥ってしまうのは悲しいです。
親世代も家族もいまのビジネス環境のことなどほとんどわかりません。知っているのはテレビでCMを流しているような有名企業の名前だけ。
昨今では転職も普通のことになっていますが、いざ自分の旦那が…となると反対してしまう妻はまだまだ多いです。
それでも転職したいと決意をしたあなたが、このポイントを踏まえて頂き、あなたの人生一大決心のプレゼンが成功することを祈っています。
退職理由をいまの会社や転職先での面接でどう言うかは、
→「会社を辞める理由10…嘘も方便、ホンネとタテマエ具体例」
転職活動についてはこちら、
→「30歳からの転職活動を成功させる確認事項と手順7つのステップ」
あなたが転職のプレゼンを成功させて、新しい会社で楽しく働けますように。
2020/11/24