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転職活動スケジュールの目安|スタートから何ヶ月で転職できるのか?
2020.08.07

転職活動スケジュールの目安|スタートから何ヶ月で転職できるのか?
転職活動の期間は、どのくらいをみておけばいいのでしょうか?
自分がこれから先どうなりたいのかを考え、自分のキャリアの棚卸しをして、自分にあった求人を調べるには、けっこうな時間がかかります。
もちろん、応募したからといってすぐに採用が決まるというわけでもありません。
転職しようと思い立ってから実際に応募、採用内定、転職先への入社までにはどのくらいの時間がかかるのか。
実際、いきなり会社を辞めるよりも、ある程度の期間を転職活動にあてて、じっくり取り組むのがおすすめでもあります。
転職活動のスケジュールと、各段階でやることを紹介します。
1:転職活動は、まずスケジュールをしっかりたてることから
働きながらの転職活動は、業務を抱えながら気を取られながらになるため、集中して行うのが難しです。
責任のある仕事を任されて動きがとれず、「空いた時間に」などと思っていると、ついつい後回しになってしまいがち。
これではいつまでたっても仕事探しに本格的に取り組むことができません。
業務でも目標を決めると達成確率があがりますが、転職もまずはスケジュールを先に決めて取り組めば、成功確率はグンと上がるのです。
まずは3ヶ月をめどにスケジュールをたてましょう。3ヶ月集中して取り組んで結果が出ない場合は、転職活動の方向について再検討して修正していきましょう。具体的には以下の例のようにすすめると効率的です。
転職活動スケジュール:1ヶ月目
1:まずは自分なりのスケジュールをたてる
2:経験を踏まえてやりたい仕事、なりたい自分をイメージする
3:キャリアの棚卸しをする
4:やりたい仕事の職種や業界について調べる
5:求人状況を調べる
6:足りないスキルがあれば学習などで補う
7:求人サイト、人材紹介会社へ登録する
8:企業選択・紹介案件をチェックする
転職活動スケジュール:2ヶ月目
1:応募企業向けに履歴書・職務経歴書を作成
2:応募する
3:採用試験を受ける
4:面接試験を受ける
転職活動スケジュール:3ヶ月目
1:結果が出なければ、応募書類、面接の見直しをする
2:再度応募する
3:結果が出なければ希望職種、雇用形態を見直す
転職活動は準備にしっかり時間をかけるべし
基本的に1ヶ月目は準備期間、2ヶ月目に具体的に行動。そこで結果が出なければ見直しをするという流れです。
準備に1ヶ月というとずいぶん時間をかけているように思えます。
しかし転職の場合、企業と応募者とのマッチングが上手くいけば、トントン拍子に話はすすみます。
しっかり準備ができていればいるほど、転職はスムーズになりますので、1ヶ月をかけてでも決して長くはないのです。
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2:経験を踏まえてやりたい仕事、転職してなりたい自分をイメージする
転職してなりたい自分というものがあるでしょうか?
まずはなんのために?
そして転職してどうなりたいのか?
具体的にイメージしてみましょう。
いまの会社ややっている職種が嫌だから、というのも立派な理由ですが、転職は自分の一生を左右する大きな出来事です。
単に「現職に不満がある」や「とりあえず転職したい」では、仮に転職できたとしても、次の職場でも上手くいかないかもしれません。
自分は今の職場ではなにが不満なのか?
それは今の会社にいたら改善できないことか?
そして転職することで叶えることができるのか?
まずそこを考え、転職しかないとなったら動くようにしましょう。
もしひとりでなかなか答えが出ないようでしたら、実際に転職した知り合いに話を聞いてみるのもいいでしょう。
また、ネットで調べれば、転職の体験談は業種別、職種別にたくさん出てきます。それらを参考にするのもいいでしょう。
また30代以上ともなると家族がいる人も多いでしょうし、お金の問題も気になります。
転職したからといって、収入が必ずしもアップを果たせるわけでもありません。
現在勤めている会社を退職して転職先からの給料が支払われるまでの間は、収入も途切れてしまいます。
自分と家族の将来プランも見据え、転職するかどうかを判断するようにしましょう。
そもそも転職した方がいいのかチェックするには、
→「仕事辞めたい、でも辞めて失敗したくない…そこで確認すべき12の事」
3:自分の市場価値を調べる~キャリアの棚卸し
新卒の場合はそもそも仕事の経験がないので、企業が評価するのはその人の熱意や性格になります。
しかし転職の場合、求められているのは即戦力。
その人がそれまでに得てきた知識や経験、実績など実際的なものが評価対象になります。
まずは自分の実績を明確にアピールしなければならないのです。
そのために必要なのが、キャリアの棚卸しです。
自分が今までになにをやってきたのか、それでどれだけの成果をあげたのかを書き出してチェックしましょう。
いまはチェック用のシートが無料ダウンロードでいろいろありますので、それらも活用してくさい。
転職の場合、企業が人材に求めるスキルはかなり具体的なものになります。
自分のスキルを明確にすれば、企業の希望とのマッチングがスムーズになるので、キャリアの棚卸しで自分のアピールポイントを明確にしておきましょう。
4:やりたい仕事の業界や職種を研究する
自分のことを調べたら、次は業界と職種のことを調べましょう。
自分のスキルを生かすならば、同業界同職種へ転職するのが一番ですが、必ずしも求人があるとは限りません。
そういう場合は、同業界の異職種、または異業界の同職種への転職も検討しなければなりません。
違うところへの転職となると、スキルが生かせないように思えますが、パターンによっては十分に可能です。
例えば住宅販売の営業職から、介護用品の営業職。
あるいは建設業界の総務職から同業界の法務職などです。
違う業界、職種については知識が不足しがちなのでまずはしっかり研究し、どこなら自分のスキルを生かせるか、やりたいことができるのかを把握しましょう。
5:自分の希望とマッチングするか求人状況を調べる
転職したいという思いが決まったら、次に可能性を探りましょう。
新卒の場合、業界も職種も幅広く求人案件がありますが、中途採用の場合はなんでもあるというわけにはいきません。
募集がなければ、そもそも転職もできないので、まず自分が希望する業界、職種の求人状況はどうなのかを求人サイトなどで調べましょう。
過去の募集もアーカイブで残っているので、逆上って調べれば求人動向がわかります。
特に異業界への転職を希望するなら、しっかり下調べすることが重要。
その時のその業界の景気動向によって、求人案件数は大きく左右されます。
もし行きたいところが好況で求人も多いのならチャンスですが、構造的な不況で求人がないようなら……転職自体を再検討した方がいいかもしれません。
しかし、数多くの求人を扱っているNo.1転職エージェントなら、なんとかなるかもしれません。
詳しくは、
→「転職者の8割が利用!リクルートの転職サービスをみんなが使う理由は?」
場合によっては、こうした転職エージェントの手を借りるのもいいでしょう。
6:足りないスキルがあれば学習などで補う
行きたい業界、職種がわかって、求人状況も押さえた。
ところが、その職種は経験者だけを募集していたり、資格やなにがしかのスキルが必要ということだったらどうしますか?
そもそも経験者しか募集していなければ、その会社への転職は難しいでしょう。
これが30歳以上で転職する場合の難しさでもあります。
30歳を越えた人を1から職業訓練して仕事が出来るようにしてあげようという企業は多くありません。
よほど人手不足の業界ならば別ですが…。
その場合はダメ元で熱意をアピールする自己PR文をつけて応募してみるか、条件が悪くなっても未経験者歓迎の求人を探すことになります。
マッチングのために資格やスキルが必要な場合は、急いで資格を取得する、あるいはビジネススキルを学べる講座などで勉強する必要があります。
少し遠回りに思ってもいずれは必要になるものですので、この機会に学んでついでにスキルアップも果たしましょう。
転職に役立つ資格をなにかとっておきたいと思ったら、
→「転職に有利な資格ランキング5 いまから勉強してとれるもの限定!」
7:転職サイトや人材仲介会社へ登録する
ここまで出来れば、いよいよ転職サイトなどに登録します。
すでに自分の持っているスキルや市場価値、次に就きたい職種なども明確になっていますので、それを元に登録を進めます。
転職サイト、転職エージェント、それぞれ特徴や得意分野があります。
転職サイトについては複数登録しておくといいでしょう。
転職サイトの中でももっともさまざまな求人を扱って転職成功者の数もNo.1なのがリクナビNEXTです。
詳しくは、
>>>「圧倒的な求人の多さで、希望の仕事がきっと見つかる!転職サービスNo.1のリクナビNEXTはまず一番に登録しておくべき転職サイト!」
転職サイトの登録まで無事すませたら、紹介案件をチェックしていきます。
自分の希望と比べて、条件の合う会社かどうか、時間をかけて吟味していきましょう。いよいよ転職活動が具体的に動き出します。
自分の値打ちと求人とのマッチングをとることが大切
転職したい!と思っても、希望する仕事の求人がなければスムーズな転職は難しいです。
企業は企業でこんな人材が欲しい!と思っていても、なかなか条件の揃った人はいなかったりします。
30歳を越えてくるような求人では、具体的にこの業務を行う人が足りないから求人をかける、というように企業側の募集条件も細かくなっています。
自分のやりたいこと、出来ることを明確にして、企業側の条件とマッチングするよう、上手くすり合わせる必要があります。
仕事で成功するためには、まず事前にしっかり準備をすることが必要です。それは転職でも同じこと。
方向性や戦略を曖昧にしたまま臨んでは、いつまでも内定が取れないどころか、ムダに長い時間がかかってしまいます。
新卒とは違い、転職の場合はいまの仕事を続けながら仕事を探すことになるので、時間の調整なども大変です。
新卒での就活ほど期限が決まっているわけではありませんが、それでも時間がかかればかかるほど焦るようになり、泥沼にハマってしまうことも多いようです。
マッチングが上手くいくよう事前準備をしっかりして、早く上手に内定を取りましょう。
大変ではありますがいまの仕事を続けながら並行して転職活動をしたほうがいいわけは、
→「働きながら転職すべきなのには理由がある!転職活動8つの注意点」
会社を辞める決断については、
→「会社を辞める決心。見極め方3つのポイントで冷静な決断を!」
転職活動に行き詰まったら、
→「転職活動の行き詰まり|8つのハードルと突破の打開策」
あなたがもっと自分にあった仕事に就けますように。
2020/08/07