転職活動と就職活動11の違いを押さえて勘違いによる失敗を防ぐ! | はたらくす

転職活動と就職活動11の違いを押さえて勘違いによる失敗を防ぐ!

就職活動と転職活動の違い 転職したい

初めて転職活動をしようと思った時に、就職活動との違いはエントリーシートが職務経歴書に変わっただけだと思っていませんか?

そのような甘い認識だと転職に失敗してしまうかもしれません。

では、就職活動と転職活動は具体的に何が違うのか?

就職活動と転職活動の違いと大事なポイントをご紹介します。


1. そもそも中途採用はどうして行なうの?

新卒採用は1年に1回定期的に行なうため定期採用、中途採用は会社の状況により不定期に発生するため不定期採用と呼ばれています。

では、どのような事情により中途採用は行なわれるのでしょうか。

なぜ中途採用を行っているのかを理由を知ることが、転職成功への第一歩です!

中途採用を行う理由

1)退職または休職者の補充

中途採用の実施理由として第一に挙げられるのは、予期しない退職者や求職者の補充のための採用です。

定期採用は「来年の4月までに何人の退職者が出るのか」「新規ポジションに何人必要なのか」を予測して募集人数を設定します。

そのため、年の途中に退職する人や傷病・産休などで休職する人は含まれていません。

また、退職・休職者のポジションへの人材を人事異動や業務の振り分けで埋めることができるのであれば中途採用は行ないません。

しかし、すぐにでも代替要員が欲しい場合や、新入社員では難しいポジションの場合に中途採用で業務経験者を募集します。

2)新規店舗または新規プロジェクトに伴う増員

新規出店が急に決まった時や新規プロジェクトで人員が足りない時に、中途採用で募集をします。

新規出店を行なうにあたり社内に経験者がいない場合やプロジェクトの計画よりも人員が足りない時に行ないます。

3)組織改編に伴う増員

経営戦略上の組織改編に伴い、マネジメント経験者不足または知識や技術者が不足している時に中途採用を行います。

4)社内に該当する技術や知識・経験を有する者がいない

業務を進めるうえで、必要な技術や知識を有する人材が社内にいない時に経験者を募集します。

この場合は、急を要するうえにハイスペックな人材を探すことが多いため、転職エージェントやヘッドハンターを使って非公開で探すことが多くなります。

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2. 就職活動と転職活動の違いはココ!

就職活動と転職活動は具体的に何が違うのかを表にまとめました。

どこが違うのか比べてみましょう。

就職活動(新卒)転職活動(第二新卒)転職活動(一般)
活動動機上目的を持って始める人もいるが「学校を卒業したら就職するものだから」や友達が始めたからなど流れで始める人も多い学校卒業後に就職した会社を3年以内に退職した、フリーターから正社員を目指す、大学院への進学を断念または大学院を中退して始める、など現状からさらにステップアップしたり、待遇を改善する目的で始める、など
就職活動の流れ会社・就職フェアなどの説明会参加
求人・会社HPのエントリーフォームから応募
エントリーフォームで書類選考
適性検査・筆記試験
作文・論文
グループワーク
グループディスカッション
面接3~4回
(グループ・個人)
内定
会社・就職フェアなどの説明会参加
求人・会社HPのエントリーフォームから応募
エントリーフォームで書類選考
適性検査・筆記試験
作文・論文
グループワーク
グループディスカッション
面接3~4回
(グループ・個人)
内定
求人・会社HPのエントリーフォームから応募
書類選考
(転職エージェント経由はここから)
適性検査
面接2~3回
内定
求人・会社HPのエントリーフォームから応募
書類選考
(転職エージェント経由はここから)
適性検査
面接2~3回
内定
応募書類エントリーシート・履歴書
他に推薦状・成績証明書などの企業指定書類
履歴書・職務経歴書履歴書・職務経歴書
応募可能企業の数多い少ない少ない
募集人数若干名から百名単位まで幅広い若干名
まれに大量募集有り
若干名
まれに大量募集有り
就職イベントの数多い少ない少ない
募集時の配属職種別採用はあるが配属先は決まっていない決まっている決まっている
相談できる人や場所学校の就職課・キャリアセンター
家族・友人・OB/OG
ハローワーク(新卒応援窓口など)
ハローワーク(わかもの/ヤングハローワーク、ジョブカフェなど)
転職エージェント
出身校の就職課・キャリアセンター
家族・友人・同僚
ハローワーク
転職エージェント
家族・友人・同僚
選考基準<ポテンシャル採用>
問題発見・解決能力
リーダーシップ
論理的思考力
地頭のよさ
向上心
やる気
素直な性格
<ポテンシャル+職務経験>
問題発見・解決能力
リーダーシップ
論理的思考力
地頭のよさ
向上心
やる気
素直な性格
職務経験
<キャリア内容+募集職種>
職務経験
方向性
問題発見・解決能力
論理的思考力
地頭のよさ
マネジメント能力
創造力
向上心
素直な性格
内定・研修期間内定後から内定者研修が始まり、入社は1ヶ月から約3ヶ月の新入社員研修がある募集人数が多い時はあるが、若干名の場合はオリエンテーションとOJT募集人数が多い時はあるが、若干名の場合はオリエンテーションとOJT
待遇交渉の有無なしないことが多いあり

<就職活動の流れ>

就職活動と転職活動の大きな違いは、就職活動の流れが異なることです。

    就職活動 : 一斉に企業の採用活動が解禁されるため、就活生も同時に就職活動がスタート

    転職活動 : 企業側の事情で募集が始まり、転職側も個人の都合で採用活動や転職活動がスタート

このため、一斉に採用活動が始まる就職活動に比べ、転職活動では応募企業数が限られます。

また、即戦力採用の転職活動は選考がシンプルですが、ポテンシャル採用の新卒はグループディスカッションやグループワーク、個人面接で人柄や伸びしろを見極めるために選考ステップが複雑になります。

<応募書類>

就職活動で悩むのがエントリーシート(ES)ですが、このエントリーシートがない企業もあるため書いたことがない人もいるでしょう。

一方で、転職活動時には職務経歴書が必須になります。

この職務経歴書は企業に提出するだけでなく、転職エージェントへ登録する時にも必要になります。

職務経歴書って何をどう書けばいいの?と思った人は転職エージェントに相談しましょう。

<選考基準>

「100%ポテンシャル採用の新卒」と「ポテンシャル+職務経験の第二新卒」「職務経験重視+ポテンシャルの転職者」では選考基準が異なります。

そのため、応募者は自分がどのカテゴリに属するかを見極めて応募書類や面接対策を行なわなければなりません。

<待遇交渉の有無>

新卒と第二新卒は、求人票に記載されている年収からアップすることはほぼありません。

一方で、職務経験のある転職者は経験やスキルの希少価値、マネジメント能力などにより年収アップを図ることができます。

しかし、個人的に年収交渉をするのはなかなか難しいので、プロの転職エージェント経由で年収交渉をするのがよいでしょう。

3. 転職活動では、より動機と目的がはっきりしてないと失敗する

就職活動と転職活動の違いがわかっても、違いをきちんと理解していないと転職活動で失敗をしてしまいかねません。

転職を成功させるためにどこに気をつけるべきなのか、この章で説明しましょう。

就職活動と転職活動の違い

1)転職で失敗する人の特徴は転職動機があいまいな人

転職で失敗する人は転職を決めた動機があいまいな人です。

<あいまいな転職動機の例>
  • 現職での小さな不満を転職することで解消しようとする
  • 待遇面やスキルアップなどの動機に根拠がない
  • 根拠もなくマネジメントをやりたいと申し出て、微々たる経験をオーバーにアピールして失敗

これらの動機で転職をすると、転職先で新たな問題が発生する度に「前の会社のほうがよかった」と思ってしまったり、転職先で信用を失って自分の居場所がなくなり更に転職を繰り返したりする可能性があります。

転職を成功させるには、自分の経験やスキルを客観的に判断して「次の会社で○○がしたい」という現実的な目標を立てたうえで、計画的に転職活動を行ないましょう。

2)転職活動を始めてもやりたいことはみつからない

新卒で入社したものの仕事がつまらない、人間関係でつまずいたりして「他の仕事がしたい」「自分にも天職があるはず」と転職活動を始める人もいるでしょう。

特に第二新卒の人に多いのが「天職がわからない」「やりたいことがない」という悩みです。

しかし、転職活動の場合は動機や目的が明確でないと応募可能な企業数が少ないうえ、転職フェアが少ないので説明会を見ながらやりたいことを探すことは非常に難しい状況です。

どんな仕事をしたいのかわからない人は、キャリアカウンセリングを受けたりネットの適職診断してみたりして目標を見つけてから転職活動を始めましょう。

もしかしたら、現在の仕事を続けていくことでいまの仕事が適職になり、天職へ変わっていくかも知れません。

3)転職目的がないと選考を突破するのは難しい

「この会社でこれがやりたい」「前職の経験をさらに伸ばしたい」など明確な目的がなければ、書類選考すら突破できないのが転職活動です。

仮に書類選考を突破できても、新卒と違いポテンシャル採用ではないので転職後にやりたいことがない人は内定を取ることはできないでしょう。

転職活動でポイントになるのが職務経歴書です。

職務経歴書には、職務経験だけではなく仕事をしたうえで学んだ事や実績、志望動機、自己PRを記載します。

つまり、転職動機や目的があいまいだと書類選考で採用担当に見抜かれてしまいます。

また、運よく書類選考を通過しても、面接で突っ込んだ質問されるとすぐにバレてしまいます。

転職活動をする前に何のために転職をするのか、自問自答をしましょう。


就職活動と転職活動の違いを理解して、適した活動をしよう

新卒の就職活動と転職活動の違いは選考方法や応募書類、選考基準だけではありません。

就職活動時は「必要に迫られて」「学校を卒業したら働かないといけないから」といった理由で始めることが多いですが、転職では活動の動機や目的が重要になります。

「現状になんとなく不満があるから転職する」では、あとで苦労します。

転職活動は慎重かつ計画的に行ないましょう。

 
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就職活動の時との違いを理解して、転職が成功しますように。