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転職の決断に悩んだら、6つの判断基準で決める!
2020.02.24

転職の決断に悩んだら、6つの判断基準で決める!
会社辞めたい……と思っても、転職の決断は難しいものです。
転職によって、これまでの組織のルールや縛りから解放され、自分の夢や目標を実現できたり、活動の幅が広がったり、お給料が飛躍的に増える可能性もあります。
実際、転職するとどうなるのか?どうなってしまうのか?……悩む人はとても多いです。
というか、大いに悩むことが普通ですよね。
長く務めた会社を卒業したい時、どう考えて判断、決断を下すとよいのか、そのためのチェックポイントを紹介します。
転職を決断する為のチェックポイント6つ
1.会社の看板がなくなってもやっていけるか?
会社に所属している時には、その環境が当たり前になってしまっているので、その有難さに気づくことはできません。
オフィススペース、電話、パソコン、コピー機、様々な事務用品、そしてその会社が持っている取引先との関係…。
あなたが会社で何気なく仕事をしている環境は、すべて会社が用意してくれたものです。
また、あなたがこれまで担当をしてきた業務や、そこで磨いてきたスキルも、ある意味会社によって与えられたものと考える事もできます。
それをゼロから築き上げていく事の大変さは、実際に独立して苦労した人にしか分かりません。
転職の場合も同様です。
いまいる環境の有難さに気づき、転職後はその環境がどう変わるのかをできるだけ具体的に考える必要があります。
いまの組織が有名な企業であればあるほど、あなたの個人の実力がどれほどか試されるのです。
2.その人脈は、本物か?
転職した後、いま所属している会社の業務の中で築いた人脈がそのまま生かせるとは限りません。
取引先やキーマンになって欲しい人たちも、いざ転職したら全く連絡が取れなくなったり、会ってもらえない可能性も十分にあります。
それは、“あなた自身”に価値があったのではなく、“その組織に属しているあなた”に価値があったという事の証です。
あなたが頼りにしようとしている人たちは、あなたの何に価値を感じて、これまで付き合ってくれていたのかをよく考える必要があります。
そして、転職後も、あなたはその価値を提供し続けられるでしょうか?
3.他社/他業界でも活かせるスキルを持っているか?
一歩外の世界に出れば、その他大勢として埋もれてしまう可能性があります。
いまの会社での営業成績がトップクラスだったとしても、他の会社や他の業界で同じように上手くいくとは限りません。
また、上手く行かなかった場合、今まで1番だったという自信があった分、一気にやる気を無くしてしまったり、プライドが空回りして“痛い人”になってしまうケースもあります。
新しい世界で勝負するという覚悟と、謙虚に学び、いつまでも成長し続ける姿勢を忘れてはいけません。
4.周囲に流されて転職を決めていないか?
特に転職する人が重なる季節は、“このままこの組織にいてもいいのだろうか?”と不安になる事もあるでしょう。
しかし、周囲に流されてはいけません。本当に今が自分にとってのベストタイミングなのかを考える必要があります。
NHK大河ドラマの『龍馬伝』が人気だった頃は、「脱藩」などといって転職したり、脱サラしたりする人が注目されましたが、一過性のブームに便乗するだけではいけません。
5.「逃げ」の転職ではないか?
いまいる組織で思うような成果が上げられない人が、他の会社で大活躍するという事は考えにくいです。
いまの組織で、しっかりと自分の強みを磨き、そのスキルを十分に生かせる転職先を見定めるべきです。
6.その目標は、今いる組織では実現できないのか?
サラリーマンが転職するときには、転職先の面接官に、自分の将来のビジョンを熱く語り入社をしなければいけません。
あなたは、自分自身のキャリアビジョンを具体的に描いていますか?
転職して後悔しない為に、一度立ち止まってじっくり考えましょう。
最近では、社内起業や副業を認める会社も珍しくありません。
もしかしたらあなたの目標は、いま所属している組織で実現できる目標かもしれません。
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転職するべきか?
転職をすれば、給料が上がって、いまの苦しい生活から抜け出せるかもしれません。
そうすれば、恋人ができたり、結婚やマイホームも夢ではありません。
もし将来に独立をすれば、自分のオフィスで、自分のペースで、自分が付き合いたい人たちと一緒に仕事をして、サラリーマン生活では考えられないような収入を得る事ができるかもしれません。
“成功者”として、メディアで取り上げられ有名になる事もできるかもしれません。
…とてもワクワクしますよね。
ただし、それは“上手くいけば”の話です。
会社を辞めて後悔しないために
転職先で上手くいかなければ、慣れない仕事でミスや残業が増え、上司や先輩からは怒鳴られ、お給料は下がり、ゆくゆくはクビになる可能性もあります。
独立して失敗すれば、若くして大きな借金を抱えてしまう可能性もあります。その後の40代、50代は、借金返済の人生になるかもしれません。
そして、「転職なんてしなければよかった…」「独立なんて考えるんじゃなかった…」と後悔するのです。
転職や独立を考えている方は、決断を早まり、失敗する事がないように、一度立ち止まってしっかりと考える必要があります。
超大手企業のエリートから一変…多重債務者→派遣社員になった元サラリーマンの人もいます。
サラリーマンにとっての“本当のリスク”とは?
元アイドルが、所属していたグループを卒業した後もこれまでと同じ人気を維持していく事が大変なように、サラリーマンにとっての本当の勝負は、転職や独立をした後です。
転職や独立は、チャレンジでもありますが、チャレンジにはリスクがつきものです。
安易な気持ちで転職をしても、今の環境よりさらに悪くなるケースも十分に考えられますので、その判断は慎重に行いましょう。
しかし、リスクがあるからといって毎日をただ漫然と過ごしたり、本当にやりたい事を我慢しながら会社に言われた事をこの先30年、40年やり続けるだけで果たしてよいのでしょうか。
正社員だからといって、スキルアップや勉強もせず、ただ組織にしがみついているだけの社員は、組織にとっても有害ですので、給料が下がったり最終的にはリストラに遭う可能性もあります。
また、最近では「終身雇用制度」は、ほぼ死語になりつつあります。
社員の副業を認める大手企業も次第に増えつつあり、“大手企業で正社員で働いていても、一生安泰ではない”という風潮が強くなってきています。
こんな時代ですから、“何もしない”という選択肢こそ、実は大きなリスクかもしれません。
仕事を辞める前に確認しておきたいチェックポイントは、
→「仕事辞めたい、でも辞めて失敗したくない人の13の確認事項」
仕事を辞めたら、どんな事態が待っているのでしょうか?
→「仕事を辞めたらどうなる? 辞めた後の自由と困難シミュレーション」

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