女性が多い職場での人間関係で多い悩みが、
ある特定の1人の女性に嫌われ陰口をたたかれたり、
仲間はずれにされたりということがありますよね。
あなたがその女性に対して何もしていなのに
敵対視されたり、
その女性のせいで周りに変な噂がたてられたり
ストレスが溜まり、夜も眠れないということがあります。
その人さえいなくなればと何度も頭によぎり、
プライベートも楽しめないということがあります。
そんなときの対処方法をお伝えします。
[ INDEX ] この記事の目次
女性が多い職場の人間関係で問題が起こったら…
ある一人の女性=Aさんとします
Aさんはあなたにもしかすると嫉妬心を抱いていたり、あなたの何気ない一言が大きく傷つけたりしていることがあります。
また単純にあなたを敵に回すことで周りの人と仲良くやりたいという思惑かもしれません。
職場環境は皆違いますが、Aさんに対して取り急ぎ出来る緊急の対策法です。
もちろん置かれている立場や環境により出来ること出来ないことありますが、
まずは、あなたへの攻撃を少しでも減らしストレスを少しでも和らげる方法から紹介します。
1.Aさんに対して、いますぐ出来る対処方法
1. Aさんの問題に集中しない
Aさんの問題があるから悩んでるんでしょ!とツッコミまれそうですが、
Aさんをなんとかしようと悩み考えるあまり、ストレスを大きくしていませんか?
仕事の朝や休み明けの前の日に、Aさんのことを考え憂鬱な気持ちになったりしていませんか?
問題が起きる
→その問題で頭がいっぱいになる(日常生活も)
→その問題を回避しようと試行錯誤や行動する
というように問題に気を取られ四六時中そのことを考えてしまいます。
運転で言えば道ばたにある看板をずっと見ながら運転しているのと同じで、そのままいけば、看板に突っ込んでしまうのと同じです。
運転は障害物を認知しつつ全体を見渡すことが大事ですね。
同じように問題にだけ集中するのではなく、
全体を見渡すことが大事です。
あなたにとって仕事の本質はなんでしょうか?
人生の楽しみは何でしょうか?
広い視点でいま一度見渡してみましょう。
2. 仕事の本質を考えよう
職場は仕事をする場所ですよね。
決して職場の仲間とお友達感覚で仲良く過ごすことが本質ではありません。
あなたにとっての仕事の本質はなんでしょうか?
お客様や会社にとって価値を提供することですね。
そこに集中することを意識してみましょう。
3. 信頼ある周りの方に相談する
信頼ある周りの方に相談してみましょう。
案外同じ思いを抱いていたり、
気にすることないと言ってくれるかもしれません。
また良いアドバイスをくれるかもしれません。
しかし、あくまでもあなたにとって「信頼ある」人です。
相談相手を間違えたり口の軽い人などは相談すると悪い噂が流れます。
4. その女性の悪い陰口は信頼ある人にしか言わない
相手はあなたの悪い陰口をたたいているかもしれませんが、
あなたは決して信頼ある方にしか陰口をたたかないとこです。
悪い陰口はすぐに周りますから、
あなたが言っていたとなると余計こじれます。
5. 悪い陰口ではなく良い陰口をたたく
陰口をたたくときは良い陰口をたたくようにします。
「Aさんはがんばっているよね」「Aさんのここがすばらしい」と他人にもらすと、
それがいずれAさんの耳に入ります。
するとあなたのことを好きになります。
人には承認欲求があり、承認してくれる人には好意を持ちます。
その際直接相手に言ってもそれはご機嫌取りをしているだけと勘ぐられてしまいますが、周りの方から聞いた言葉は真実だと思いますよね。
6. 挨拶はこちらから
挨拶はこちらからします。例えAさんが無視していても構いません。あなたから積極的にします。
意外と周りの方はそういう姿を見ています。
Aさんに非があると周りが認知することが目的です。あなたの味方をたくさんつくります。
7. 良く聞き共感する
人は話を良く聞き共感されるととてもうれしい生き物です。
特に女性は共感されることがとてもうれしいですよね。
ただしAさんが人の悪口をあなたに言い、共感したらそれを言いふらす目的ということもありますから、人の悪口を言われたら「わかりません」とはぐらかしても良いですね。
8. ねぎらいの言葉をかける
ねぎらわられると人は喜びます。ポイントは相手の行動をそのままなぞります。
「暑い中営業してご苦労様でした。」
「雨の中の外回りで大変でしたね。」
「いつもきれいにしてくれてありがとうございます」
「貴重なご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます」
9. Aさんの気持ちに共感しつつ、「私は◯◯したいです」と提案する
コミュニケーションで工夫のしがいあるのが伝え方ですね。
言っている内容は同じなのに印象が全く変わります。
「明日までにこの資料を絶対に仕上げろ!」
「明日までにこの資料を仕上げたいんだけど、Aさんの仕事のスケジュールはどうかな?」
ポイントは
「相手の立場に立ち、気持ちを共感した上で、私は◯◯したいです」
と告げると、Aさんの自尊心を傷つけずに済みます。
「ランチに誘ってくれてありがとうございます。嬉しいですが
私は今日この仕事を終わらしたいのでお弁当にします」
などです。
10. 怒りの感情を発散する手段を持つ
どうしたってAさんの様な理不尽な相手と接していると時に
「なんだこのやろー」と怒りが湧きます。
それにいちいち振り回されているのもしゃくです。
あなたの怒りの感情を短時間で発散する手段を持つと良いです。
例えば「1人カラオケに行く」「バッティングセンターに行く」
「パンチングマシーンで発散する」なんでもよいですが、
体に負担のないものが良いです。
1時間くらいで感情処理の手段を持つと、
その後「やけ食いする」とか「眠れない」とか「一晩中考え混む」ということが少なくなります。
ストレスの簡単な解消法は?
→「ストレス解消法ランキング25~簡単にできるものから紹介!」
2.人間関係の問題からの自分自身の心の安定方法
Aさんが攻撃してくるから悩みなのです。
しかし問題の本質を探ると「嫌われることが怖い」
「仲間はずれが怖い」「相手に嫉妬をしている」など
自分への自信がなかったり、
自分自身の自己肯定感の低さが
嫌な相手の言動に振り回されているだけに過ぎないということがありませんか?
自分に自信をつけ、心を安定させることで、気にしなくなる術をお伝えします。
1. 自分は自分と受け入れる
「人は人、自分は自分。どんな自分でもOK!」と自分を受け入れてみましょう。
ポイントは「自分をそのまま観察する」ということです。
そこに評価はいらないということです。
「Aさんの前に行くと嫉妬をしている自分がいる」
ということです。
「Aさんの前に行くと嫉妬をしている自分はダメな自分だ」
と評価を止めるということです。
「Aさんの前に行くと嫌な気持ちになっている自分がいる」(それでOK!)
「仲間はずれにされて孤独感を感じている自分がいる」(それでOK!)
これだけ出来るだけでもとても気持ちが安定してきます。
2. べき論を柔らかく表現する
話していて心苦しく感じる人は
「しなければならない」「◯◯はこうするべきだ」という口癖の人です。
この表現を
「◯◯するにこしたことはない」
と口癖を変えるだけで、気持ちが安定してきます。
3. 完璧主義を止める
完璧主義は「◯◯出来ない自分はだめだ」と自分を攻めがちです。
それでモチベーションに繋がっていれば良いですが人にも完璧性を求めたり、
コミュニケーションにも反動がきます。
とはいえ仕事ですからある程度結果を出す必要もありますよね。
80対20の法則(パレートの法則)というのがあり
「重要な結果の80%は20%の要因が生み出している」ということがあります。
常に結果の80%のうち何が20%か考え絞り行動することで
要点を押さえられます。参考にしてくださいね。
4. 問題は自分を成長させてくれる糧と考える
人は問題があるから自分を成長させてくれる糧になると考えると気持ちが楽になります。
Aさんとの問題がなければまずこの記事は読んでいはいませんよね。
どうせならこの問題を通して自分を磨いてしまおうと考えると気持ちが楽になります。
5. 自分の出来たところを褒める
「こんなことが出来なかった」ではなく「◯◯が出来た」というように加点方式で自分の行動に対して褒めてください。
つらい時でも仕事へのモチベーションにつながります。
6. ストレスを感じなくする方法を学ぶ
うつ病や精神の病気で一番使われている臨床方法に
認知行動療法という療法があります。
この手法は何も精神の病に使えるだけであって、
私たちの日常生活でも多いに役に立ちます。
考え方を柔らかくし、人間関係や仕事の面でも、柔軟に対応できるようになります。
認知行動療法についてはこちら、
→「ストレスを感じない方法…悩み・問題を感じなくする方法とは」
7. 人生の棚卸をし、楽しみやりたいことや目的を探す
小さな問題に気持ちをとらわれない為にも
この際自分の自分の人生を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
やりたいこと、自分がこの先どう過ごすか?
一度紙に書いてみると大きな目標が見つかったり、
やるべきことがわかりすっきりしますよ。
3.職場でのコミュニケーションマナーを磨く
色々な方がいて、いろんな問題がおこるのが職場での人間関係です。
嫉妬をされたり、報われない気持ちをぶつけられることもあります。
逆にあなたが相手に嫉妬したり、報われない気持ちを
つい後輩にぶつけてしまったりということがありますよね。
何気なく放った一言が相手を大きく傷つけたりしていることもあります。
そんな職場で最低限のコミュニケーションのマナーを磨きましょう。
1. 色々な特徴の人がいると理解する
色々な特徴の方がいます。
特にパーソナリティ障害などを持った相手とは
コミュニケーションもなかなか難しいことがあります。
コミュニケーションでは相手の特徴を理解することから始まります。
2. 余計な自慢話がないかチェックする
自分が話している内容を良く観察してみると
自分の自慢話が結構入っています。
自慢することで自分の存在を誇示したいという現れなのかもしれません。
その誇示したいという何気ない気持ちがAさんのような方に伝わったのかもしれません。
3. 余計なプライベートの話などは極力避ける
3-2と同じように彼氏や恋愛の悩みなど
相手にしたら嫌な気分になる方がいます。
プライベートの話は仕事中は避けましょう。
4. 仕事に集中する
仕事は労働力を提供し、お金を稼ぐ所です。そこに集中しましょう。
5. 挨拶はこちらから
挨拶は積極的にこちらからしましょう。
6. 良く聞き、共感し、ねぎらいをした上で提案する
1-7でもお伝えしましたが話を良く聞き、
共感してくれる人は多くの方に喜ばれます。
またその上で自分の提案をすると
相手に喜ばれるコミュニケーションとなります。
女性同士の人間関係はなにかと大変
女性同士の人間関係は色々気を使いますよね。
何気なく放った一言が相手を大きく傷つけたり、
特に何もしていなくても相手に嫌な気持ちをもたれたりします。
また、ねたみや嫉妬心をもたれることもあります。
嫌な相手に振り回されることもありますが、
その原因を探ると
「嫌われることが極端に嫌だ」
「自分に自信がない」
「傷つくことが嫌だ」など
自分の自信のなさや自己肯定感の低さがあります。
逆に言うとしっかり自分に自信が持てる人は
小さな問題に振り回されることなく、
自分の人生を楽しみながらしっかり生きていけることが出来ます。
自分に自信をつけることが、
遠回りなようで近道なのかもしれません。
もし、職場で嫌われたかも?と思ったら、
→「会社で嫌われている…と感じたら7つのやるべきこと」
職場の中で孤立してしまったら、
→「職場の人間関係で孤立したら…孤立から復帰する9つの考え方」
女性の同僚が問題のある人だったら…
→「職場の嫌いな女性の同僚…女同士の人間関係トラブル対処法」
あなたがAさんの嫌がらせをうまくかわして、楽しく仕事ができますように。