『会社辞めたい病』は風邪のようなもの。重症化する前の対処が大切!

会社辞めたい病

会社辞めたい病は、おそらくこの世に会社というものができたときから存在する病です。

入社1年目でかかる人もいれば、ベテラン社員になってからかかる人もいます。

社会人になった人のほぼ100%が、一度は罹ったことがあるのではないでしょうか。

似たような症状に、「仕事行きたいない病」というのもあります。

ここでは『会社辞めたい病』の症状、原因、処方箋などを解説します。


『会社辞めたい病』とは?

1.医学上の病気ではない

会社辞めたい病は、医学上の病気ではありません。

    「会社に行きたくないという気持ちが強い」
    「何となく元気が出ない」
    「何となく体調が優れない」

といった症状です。

新入社員の「五月病」、日曜日の夕方になると気が重くなる「サザエさん症候群」と通じるものです。

2.うつ病などの精神疾患とは違う

うつ病」などの精神疾患は、医学的に認定された病気であり医師の診察に従い治療すべきです。

一方で、会社辞めたい病は「少し心に引っかかるものがある」という程度で、自然に治る(自覚しなくなる)ことも少なくありません。

3.微熱と同じで誰でも発症する

会社辞めたい病は、微熱のようなもので誰もが発症する病気です。

日々生活していれば、少し体調を崩して発熱することは珍しくなく、仕事や日常生活に大きな支障が生じることはありません。

会社辞めたい病はこれと同じく、大きな体調不良があるわけではないのです。

4.慢性化する

一番気をつけなければいけないことは、慢性化しやすい点です。

通常は微熱が出ても2、3日で平熱に戻りますが、それが恒常的になると厄介です。

会社辞めたい病も、仕事に一区切りついたときや給料日などに症状が改善しないとうつ病など医学的な病気に発展する恐れがあります。

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会社辞めたい病の症状

1.寝つきが悪くなる

代表的な症状として、寝つきが悪くなりがちです。

これは、精神的なストレスを感じていることなどが原因と考えられます。

ひどくなると睡眠障害や精神疾患に発展する恐れがあるので注意しましょう。

2.朝起きるのがつらくなる

以前と変わらない睡眠をとっているのに、気持ちよく起きられなくなることもあります。

会社に行きたくない気持ちが強くなるため、朝起きるのも億劫になってしまいます。

会社に行こうという意欲が強ければ、スッキリ起きられるはずです。

3.出勤時間が遅くなる

会社に行きたくない気持ちが強くなると、出勤時間も遅くなりがちです。

以前は始業30分前に出勤していたのが、今では2,3分前に駆け込むようになったという人会社辞めたい病の初期段階での可能性があります。

4.倦怠感が抜けなくなる

勤務時間、仕事内容、私生活に大きな変化がないにも拘わらず倦怠感が抜けなくなった人は会社辞めたい病に罹っている可能性があります。

5.仕事の意欲がわかなくなる

仕事に対する意欲がわかないというのは、会社辞めたい病の本質です。

仕事に邁進していれば、多少嫌なことがあってもあまり気にならないようなことを、気にしてしまうようになります。

夫 仕事辞めたい 精神的に辛い

会社辞めたい病の原因

1.長時間通勤

通勤時間が長く、心身の負担が大きければ会社へ行く意欲が低下しやすくなります。

とくに、電車やバスで座れない時間が長かったり乗り換えが多かったりする人注意が必要です。

2.長時間勤務

長時間勤務も会社辞めたい病の原因の1つとしてあげられます。

度を超すと、うつ病や過労死につながりかねないので気をつけましょう。

3.休日が少ないこと

1日の勤務時間はそれほど長くなくても、休日が少ないと常に仕事に追われているような気になりがちです。

こうした状況も、会社辞めたい病の発症原因となります。

4.給料が安いこと

給料が安い場合は、それを上回るやりがいを感じられなければ、会社を辞めたくなるのは当然です。

ただ、給料面を改善するために転職活動をした場合、転職先が見つからず辞めるに辞められない状態になるとよりストレスが溜まります。

それが原因で、仕事に支障が生じる恐れもあるので注意しましょう。

5.出世が見込めないこと

いくら頑張っても係長までなど、出世の限界が見えていると労働意欲も高まりません。

それが原因で、会社を辞めたくなることもあります。

6.仕事がつまらないこと

仕事がつまらなくて、仕事にまったく興味を持てなければ会社を辞めたくなって当然です。

生活のためには働かなければなりませんが、気の進まない仕事を続けることは精神衛生にも良くありません。

7.軽度のパワハラ・セクハラ

ささいなパワハラやセクハラをする人と頻繁に接する機会があれば、うつ病などの発症に至らなくても気分が晴れない状態が続くかもしれません。

それが原因で、会社を辞めたいという気持ちが強まることもあります。


会社辞めたい病に罹りやすい人

1.些細なことを気にする

神経質な人は「ささやかな不幸」にも敏感なため、会社に対する不満が蓄積されやすい可能性があります。

そのため、会社を辞めたいという気持ちが、頭をもたげることも多くなりがちです。

2.会社や仕事に対する不平不満が多い

当然ながら会社や仕事に対する不平不満が多い人は、会社辞めたい病に罹りやすいといえます。

不平不満を口にするだけでなく、改善策を考えて前向きな気持ちを高めることも大事です。

仕事は嫌ではないが、会社の体質に耐えられないという人は転職を考える方が良いかもしれません。

3.パワハラ・セクハラに敏感

パワハラ・セクハラに対する認識は、加害者・被害者とも個人差が大きく性別や世代による違いもあります。

そうした背景も踏まえ、多少のハラスメントは受け流せるような人でないと、職場に対する不満が溜まることにつながります。

4.プライドが極端に高い

仕事は失敗の連続です。

完璧主義でプライドが高く些細な失敗を認められない人は、すぐに会社へ行きにくくなります。

5.私生活が充実していない

私生活が充実していないと、職場での些細な出来事に強い不満を抱きがちです。

仕事と私生活は切り離して考えることが大切です。

過労


会社辞めたい病の治療方法

1.会社を辞める

会社辞めたい病の抜本的な治療方法は、会社を辞めることです。

会社を辞めてしまえば、無理に出勤する必要はなくなります。

ただし、手術でガン細胞を除去しても転移していれば再発するのと同じように、転職先でも会社辞めたい病に罹る恐れがあります。

2.休職する

会社辞めたい病が悪化してうつ病に近い症状になれば、休職することも考えられます。

精神科か心療内科の診断書をとって、休職すれば気持ちが落ち着くかもしれません。

ただし復職の道筋を考えて休職しないと、そのまま退職しかねないため注意してください。

3.配置転換を希望する

「会社辞めたい病=職場辞めたい病」のケースも少なくありません。

そうした人は配置転換を希望しましょう。

特定の仕事、人間関係が原因で会社に行く意欲が低下しているのであれば、異動により状況が好転する可能性が高いはずです。

4.担当替えを希望する

    「今の仕事が自分に合っていない」
    「荷が重い」
    「つまらない」

と感じている人は、担当替えを希望しましょう。

新しい仕事を任されれば、意欲がわき会社を辞めたいという気持ちが薄れるかもしれません。

5.会社で仕事以外の楽しみを見つける

仕事で活路を見出せなければ、他に会社へ行く動機づけとなる楽しみを探しましょう。

かわいい女性社員やイケメンの若手社員と雑談したいとか、昼食時に名店巡りをするとか何か楽しみがあれば会社へ行きやすくなります。

6.私生活を充実させる

会社に問題があっても私生活が充実していれば、あまり不満を感じません。

「会社は生活の糧を得るための場」と割り切れれば、多少の不満も我慢できるかもしれません。

会社に対する高い期待の反動として、会社辞めたい病に罹る面もあります。

7.とにかく働き続ける

「会社はこうあるべきだ」とか「こんな会社は辞めたい」とか会社に対する思いを封印して、何も考えずに働き続ける手もあります。

ただし、無我の境地に至らないと不満が残り会社辞めたい病から回復できませんので注意が必要です。

会社辞めたい病は早めに対策を

会社辞めたい病 対策

会社辞めたい病は会社に対する些細な不満、のどに刺さった小骨のようなものだと考えましょう。

不快なことは間違いありませんが、耐えられない程ではないはずです。

こうしたことは自然に治るのが一番ですが、症状が悪化すると大事になります。

まずは鷹揚に構え少し辛さが増してきたと思ったら、配置転換を希望するなど若干の変化を起こして症状の改善を図ることをお勧めします。
 

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あなたの会社辞めたい病が早く良くなりますように。