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介護の仕事を辞めたい…6つの対処法と6つの転職先

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介護の仕事を辞めたらどうする?

あなたもきっとそうだと思いますが、残念ながら介護の仕事を辞めたいと考えている人は大勢います。

少子高齢化が進む中で介護職の必要性はますます高まっていますが、にもかかわらず人材の定着は進んでいません。

ここでは志を持って介護に取り組んでいる人が辞めずに済むようにしたり、より良いキャリア形成を図ったりするための対処法、そして転職先としてどんな職場が考えられるかについて解説します。

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介護の仕事を辞めたい理由

介護労働安定センター「平成25年度 介護労働実態調査」によれば施設系介護職の離職率は20%弱です。

なぜ多くの人が介護の仕事を辞めてしまうのでしょうか?

1. 給料が安い

多くの人が真っ先に退職理由として挙げるのは「給料が安い」です。

福祉施設は利用者から多くの料金を徴収できないため、社会保険制度や公的補助に頼らざるを得ません。

兼業規制もあり自力で多額の利益を上げられないため、どうしても職員の給料は安くなります。

国税庁の2014年度「民間給与実態統計調査」によれば全産業の平均給与は414万円ですが、介護職はこれを大きく下回っています。

厚生労働省「平成25年賃金構造基本統計調査」の常勤介護職員の平均月収は27万円で年収324万円にとどまっています。

2. 勤務時間が長く不規則

どこの介護施設も人件費を節約するため少人数で運営されています。結果として1人当たりの勤務時間は長くなりがちです。

また入居者のいる施設の場合は24時間体制のシフト勤務を避けられないため不規則な生活を強いられます。

3. 休日が少ない

要介護者の世話は常に誰かが行っています。デイケアの施設でも土日曜日が休みの週休2日制では経営が成り立ちません。

このため労働基準法で定める最低休日数(4週間で4日)しか休めないこともあります。

4. 肉体的な負担が大きい

いうまでもなく就寝、歩行、食事、排泄、入浴などの介助にかなりの労力を要します。

また認知症を患っている人が徘徊したり暴れたりしたときに対処できる体力を保つ必要もあります。

事務仕事というより肉体労働としての要素が強く足腰に疲労が蓄積されます。

5. 衛生的ではない

利用者の排泄や入浴の介助などあまり衛生的とはいえない仕事の必要性を頭では理解しても気持ちがついていかない人もいるでしょう。

潔癖症の人はいつまでたっても慣れないかもしれません。

6. 上司・同僚との関係が悪い

介護施設は低賃金・長時間労働のブラック職場といわれることも少なくありませんが、そうした低待遇が人間関係の悪化を招くこともあります。

介護の仕事自体にはやりがいを感じられるが職場の人間関係にウンザリしている人も少なくありません。

7. 利用者・家族に気を遣う

飲食店や小売業などの一般的なサービス業と異なり介護施設は心身にハンディを負った人が利用するため、いろいろと気を遣います。

利用者や家族との人間関係が悪化し職場を去る人もいます。

8. 先が見えない

サラリーマンや職人などと比べ介護施設職員はキャリアプランを描きにくい面があります。

介護施設からは社会福祉法人全体の経営や福祉行政の企画運営などが見えにくいため、施設長以外に目指すべき職種や職位が分からない人も少なくありません。

9.経営方針に賛同できない

残念ながら介護を金もうけの手段としか考えていない経営者もいます。

そうした人が運営する施設は利用者の満足度向上より利益確保に結びつく施策を優先します。

また職員の教育研修にも不熱心で若手が育ちにくい環境になっています。

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介護の仕事を続けるための方策

介護の仕事自体が嫌なわけではないため、可能であれば続けたいと思っている人は、できる範囲で個人的な環境改善と目標管理を行うことが大切です。

1. 自分自身の支援者を増やす

まず自分自身が疲弊してつぶれないことが大事です。

そのためには自分を助けてくれる支援者を確保することが重要です。

家族や友人などに支えてもらえる(甘えられる)関係を作り心身のゆとりを保つことが大切です。

2. 家族・友人と同居する

人に支えてもらえる関係を維持する上で家族や友人との同居は欠かせません。

家族や友人と親密で良好な関係を築いていても別居していれば疲れているときや落ち込んでいるときにサポートしてもらえないこともあります。

また1人当たりの生活費を下げる上でも同居は効果的です。

3. 地方・郊外で働く

介護職に限ったことではありませんが、地方・郊外の職場に移れば家賃をはじめとする生活費を下げたり通勤時間を短縮したりできます。

給料が安いこと以外に大きな不満がなければ勤務地を変えることにより状況が好転する可能性もあります。

4. 通勤時間を有効に活用する

睡眠や休息、読書・音楽鑑賞等によるリフレッシュ、資格取得のための学習などに通勤時間を有効に活用しましょう。

通勤中も仕事のことを考え続けてはいけません。心身を休めるか仕事以外のことに取り組んで頭を切り替えることが大切です。

5. 関連資格を取得する

仕事面でのステップアップを目指すことも前向きな気持ちを保つために必要です。

社会福祉士、精神保健福祉士など介護との関連が強い資格を取得したり、通信制大学・大学院へ進学し受験可能資格の幅を広げたりすることも大切です。

6. 小さな目標を立てる

一般的な教職員の場合、児童や生徒が日々成長する姿を目にすることが自らの励みになります。

それに対し介護施設では利用者の成長や向上を実感しにくい面があります。

このため「1人につき1日5回以上は笑顔にする」、「1日10個以上ゴミを拾う」とか小さな目標を立てその達成を励みにすることによりやる気を保つことも考えられます。

介護の仕事を辞めた後の転職先

どうしても介護の仕事を続けられないと思ったらスパッと辞めることもアリです。

その場合、以下のような転職先が候補として挙げられます。

1. 福祉施設(介護職以外)

元介護職の人に一番なじみやすいのは福祉系の施設でしょう。

ニチイ、ベネッセ、ユニマットなどの民間企業が運営するサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホーム、児童養護施設や障害児入所施設など子供を支援するための施設などがあります。

2. 病院

病院にも介護や介助を必要とする患者が入院していますので、その人たちの世話をする仕事につくことも考えられます。

30代前半位までの年齢であれば看護学校などに進学し看護師や保健師などの資格を取得した上で医療職に就くことも十分可能です。

3.社会福祉協議会

社会福祉協議会は社会福祉法に基づく特別な法人です。全国組織の下、各都道府県、各市町村に1法人が設置されています。

社会福祉に関する幅広い事業を行っており、介護だけでなく児童、身体障害者、精神障害者、生活保護受給者などに対するさまざまな支援事業を行っています。

4. 市役所

公的機関による福祉事業の主な担い手は市町村です。介護現場での経験を福祉政策の運営に活かすことも考えられます。

一般事務職と比べ専門職は中途採用も多いため特定の自治体にこだわらなければ転職のチャンスもあります。

5. 学校・教育機関

福祉系の高校・専門学校、養護学校などへ転職する道もあります。

ただし教員免許など介護福祉士以外の資格がないと学校や教育機関への転職は難しいかもしれません。

6.その他(完全な異業種)

間口の広さを考えれば完全な異業種転職がもっとも簡単でしょう。

ただし介護職の経験をうまくアピールできなければ条件の良い仕事につくことは困難です。

人当たりの良さ、他者に対する献身的な姿勢、複数のタスクを同時並行的に行う処理能力、長時間勤務に耐えられる精神力・体力などを高く評価し、シニアレベルの担当者以上のポジションで迎えてくれる転職先を探すことが重要です。

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介護の仕事を辞める前に

介護は多くの人に必要とされる社会的意義のある仕事です。

しかし、過度な負担に耐え切れず介護する側の人がつぶれては元も子もありません。

あなたが介護の仕事を辞めたいと思ったら、まず続けられる方策を考え、それでも無理ならスパッと辞めて次の道を探しましょう。

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