「高卒 資格なし」で転職するには?正社員で高収入の仕事に就く方法!

高卒資格なし 転職戦略 自分に合う仕事探し

一般的に「高卒・資格なし」の人の転職では、応募できる仕事が限られます。

こんなことなら大学に行っておけば良かった……と思う人もいるかもしれません。

しかし、けっして優良企業に転職できない訳ではありません。

もっとも重要なことは「困難」と「不可能」の違いを認識して、困難を可能にするための戦略を練って対処することです。

ここでは、「高卒・資格なし」の人が転職を成功させるための3つの戦略を解説します。


高卒・資格なしの転職戦略1: まずは体力・性格で勝負

高卒でも大卒と比べて不利にならず、資格も必要ない仕事はたくさんあります。

高卒で入りやすい業界は、
高卒の人が転職しやすいオススメ業界ベスト10

まずはこうした業界を目指すのが近道です。

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高卒・資格なしの転職戦略2: 実力勝負に持ち込む

「もうそんなに若くもないし、いまさら学校に通ったり資格をとったりとかするのはムリ」という人は、学歴や資格ではなく実力勝負に持ち込むとよいでしょう。

学歴や資格で有利になるのは若手だけです。

ある程度のベテラン、とく特に30歳を過ぎた人であれば学歴や資格の有無ではなく仕事の成果で評価されます。

いまの会社でスキルアップが見込めないとか非正規雇用で働いているといった人は、独立・開業を視野に入れて起業準備することも考えられます。

1.専門能力の強化

実力の中で一番重要で説明力が高いのは専門能力です。

ただし、アピールの仕方には気をつける必要があります。

経理であれば「化学メーカーの原価管理を担当していた」という言い方よりも、「製造業の決算や工業簿記の知識・経験が豊富」など幅を持たせた表現にしましょう。

狭い専門分野でしか使えない人材だと思われないことが重要です。

2.人脈を広げる

一般的に高卒の人は特定の業務に長く従事することが多く、大卒総合職と比べ人脈を築きにくい面があります。

年齢を重ねるほど専門分野にかかわらず人脈が重視されるようになるため、これは不利です。

営業マンは当然ですが、技術系や管理系でも業界の人脈が豊富で仕事の幅を広げたり深めたりできる人材が転職市場で高く評価されます。

社外の会合や勉強会などに積極的に参加していくようにしましょう。

3.修行先を選ぶ

いまの職場でスキルアップして転職市場での価値を高めることが難しい場合は、独立・起業を視野に入れ修行先へ転職する手もあります。

例えばラーメン、ソバなどの飲食店、コンビニなどのフランチャイジーの開業を展望している人は、同業者へ転職(あるいはダブルワークでパート、アルバイト勤務)して基本的なノウハウを学ぶとよいでしょう。

4.独立・起業

一発逆転を狙うのであれば独立・起業が最適です。

ただし他人が誰もやらないような新規分野でのチャレンジは、ハイリスクハイリターン型で独立前より収入が減ったり廃業に追い込まれたりする恐れがあります。

一方でフランチャージー経営などローリスクローリターン型のビジネスでは、ノルマや拘束がきつく転職前より職務環境が悪化する懸念があります。

自分に適した脱サラ方法をしっかり考えて行動にうつしましょう。

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高卒・資格なしの転職戦略3: 自然体の対応

「高卒・資格なし」というハンディを自然に受け入れ、無理せずできることだけに取り組む戦略もあります。

一念発起して学歴や難関資格を取得したり本気の実力勝負を挑んだりするのはムリと思っている人に適した転職戦略です。

女性が取りやすい資格もあるので、気になるものにチャレンジしてみましょう。

1.手軽な実務資格の取得

(1)商業簿記

日商簿記検定には1級~3級と初級の4段階があります。

2級が商業高校卒業レベルです。

ある程度の経理実務経験があれば2級までは無理なく取得できるはずです。

(2)MOS

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)はマイクロソフトの業務用ソフトのスキルに関する検定試験です。

  • ワード
  • エクセル
  • パワーポイント
  • アクセス
  • アウトルック

事務職としてのスキルをアピールする手段になります。

(3)TOEIC

TOEICは資格試験ではありませんが、日本ではビジネス英語力を評価する重要な指標として定着しています。

700点を取れば、「仕事や海外で最低限のコミュニケーションがとれる」レベルとみなされます。

(4)調理師

調理師免許試験を受けるためには2年以上の実務経験を要しますが、それ以外に必要な条件はありません。

料理人としてのステップアップを目指す人であれば、持っていることが望ましい資格です。

(5)宅地建物取引士

不動産の売買・交換、貸借の代理・媒介を職業として行うために必要な資格です。

この免許があれば個人で不動産取引の仲介業を営むこともできます。

免許試験は、年齢や学歴を問わず誰でも受けられます。

(6)マンション管理士

マンション管理の専門家であるマンション管理士の試験も誰でも受けられます。

今後もマンションの棟数は増加すると考えられるため、仕事は増える傾向にあります。

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2.公務員

思い切って公務員になるという道もあります。

国家公務員は難しいですが、地方公務員あるいは警察・消防などの体力系公務員は狙い目です。

なお、非常勤職員や嘱託職員は比較的なりやすいですが、正社員扱いではありませんので注意が必要です。

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3.地方移住

(1)地方企業への応募

とくに若年者の場合は、単純に地方企業へ応募することも考えられます。

構造的に地場産業の衰退や過疎化が進んでいる地域は別ですが、県庁所在地クラスの都市や大規模工業団地のある地域の求人はそれなりにあります。

生活費を考慮した実質賃金は大都市より高くなるかもしれません。

(2)Iターン・Uターン支援の活用

過疎化が進んでいる自治体の中には、Iターン・Uターン支援に力を入れているところが少なくありません。

とくに子育て世代の20代、30代の人に対しては、独身・既婚を問わず仕事や住宅など生活全般の面倒をみるケースが少なくありません。

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2.就職支援サービスの活用

ハローワークをはじめとして、さまざまな転職支援のサービスがあります。

ぜひ活用してみましょう。

高卒資格なし 就職支援サービス

(1)ハタラクティブ

20代を中心とした既卒・フリーター・第二新卒向けの就職・転職支援サービスです。

一般の転職支援サービスとの最大の違いは若者に特化していることです。

未経験OK、人柄重視といった案件が多いのが特徴です。

>>>ハタラクティブ

(2)ジェイック

20代(既卒・第二新卒・中退・フリーター・新卒)に特化した就職・転職支援サービスを1つの柱として掲げています。

書類選考なし、未経験OKなどハードルの低いながらも優良企業の正社員案件を揃えています。

>>>ジェイック

(3)第二新卒ナビ

こちらも20代を対象とする就職・転職支援サービスです。

書類選考をスキップして最短1週間で入社も可能、学歴や就職歴一切関係なしでサポートしてもらえます。

>>>DYM就職

(4)ハローワーク

ハローワークは年齢関係なく、誰でも利用できます。

地方ではハローワークがもっとも代表的な転職支援機関です。

都会の場合は条件のよい求人案件は限られますが、職種によってはハローワークが最も案件が充実しています。

求人検索サービスや転職相談を利用してみましょう。

(5)転職エージェント

転職先を紹介してくれ、さらに転職のさまざまなサポートが受けられる転職エージェントを利用するという方法もあります。

こちらも20代を対象としたサービスです。
マイナビジョブ20’s

30歳以上の人は、
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高卒・資格なしの転職戦略4: 学歴・資格の獲得

実は30歳以下の人であれば、学歴・資格を獲得して「高卒・資格なし」というハンディを直接的に解消することが正攻法です。

高卒資格なし 転職 学歴獲得

1.学歴の獲得!

(1)大学への進学

一念発起して受験勉強に励み昼間制大学へ進学するというのが一番の正攻法ですが、夜間・通信制大学に入学する手もあります。

一般的に夜間・通信制は昼間部より学費が安い上に入学しやすいため、高卒の人が働きながら勉強するのには適しています。

(2)海外大学への進学

少なくともビジネスレベルの外国語力を身に着けることが必要ですが、海外の大学・大学院へ進学する道もあります。

米国アイビーリーグなどの名門大学院でビジネス、法律、経済、工学などを終了すれば、学歴としても高い評価を得られます。

(3)専門学校への進学

実務的・専門的な知識・能力や資格を身につけるのであれば、大学よりも専門学校の方が適しています。

卒業後の進路のサポートが手厚く、就職率の高い学校・学科を選びましょう。

2~3年で卒業できるため大学よりはハードルは低く思えますが、年ごとの学費は一般の大学とそれほど変わりません。

2.高難易度資格をとる!

(1)弁護士

司法試験は法科大学院(ロースクール)の修了者が受験することを前提としていますが、最近の制度改革により高卒者でも司法試験予備試験に合格すれば受験できるようになりました。

法務省:資格・採用情報

(2)公認会計士

公認会計士試験では大学の教養課程修了者が中心的な受験者層と想定されていますが、学歴に関する受験資格の制限はありません。

公認会計士・監査審査会/公認会計士試験

(3)弁理士

特許申請などを行う弁理士も難関資格で受験者の大半は理科系の大卒・大学院修了者ですが、受験資格に学歴要件はありません。

弁理士試験の案内 | 経済産業省 特許庁

(4)1級建築士

1級建築士試験の受験資格は学校の入学年次が平成21年以降か否かで異なり、さらに学歴ごとに指定科目の修了や実務経験などが規定されています。

必要な実務経験年数は変わりますが高卒者でも建築設備士の資格、職業訓練校等で指定科目を履修し2級建築士を経由することで受験は可能です。

資格試験 建築技術教育普及センターホームページ

ちなみに現在の日本で最も著名な建築家の安藤忠雄氏は、元プロボクサーの高卒者です。


「高卒、資格なし」のハンディを解消して転職を成功させるには?

高卒資格なし 転職

「高卒、資格なし」の人が「大卒、資格あり」の人に比べ、転職でハンディを負っていることは間違いありません。

でもそれを解消することは十分可能です。

資格試験では学歴要件を緩和する動きが広まっています。

終身雇用制度や年功序列型賃金制度が崩壊しつつある企業社会では、より実力を重視する傾向が強くなっています。

また過激な競争社会に見切りをつけて、低収入でも心身ともに余裕のある生活を送る選択することもできます。

学歴や資格が挽回不能なハンディではないことを認識すれば、自分に合った転職先を探すことは十分可能ではないでしょうか。
 

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あなたが高卒・資格なしのハンディを乗り越えて、いい転職ができますように。