【ヘッドハンティング】スマートな断り方。使える7つの理由

ヘッドハンティング 断り方

ヘッドハンティングを受けることはサラリーマンとして光栄ですが、必ずしもありがたい話とは限りません。

いまの職場で充実した日々を過ごしていれば無理に転職する必要もないでしょう。

また提示されるポストや給与が十分に魅力的とは言いがたい場合もあります。

さらに「過分な評価」をされている場合は、転職後に十分な成果を上げられず潰れてしまう恐れもあります。

ここでは、さまざまな理由によりヘッドハンティングを断る場合の対処方法を解説します。


転職意思がまったくない場合

転職意思がまったくなければヘッドハンティングは迷惑以外の何物でもありません。

しつこい誘いを早く断ることがポイントです。

1.断るためのステップ

(1)口頭連絡

まず口頭で断りの連絡をしましょう。

ただしヘッドハンターは簡単には引き下がりません。

何度か連絡が来るはずなので、その度に転職意思がないことを伝えることになります。


<口頭連絡例>

「私の力量を高くご評価頂き大変光栄ですが、転職する意思はまったくないため今回のお誘いはお断り致します。」

転職する意思がないことを短く簡潔に伝えます。

2回目以降の連絡の際には、下記で掲げるような「断る理由」の中で重要なものから1つずつ挙げていきます。

何度も電話がかかってくるときは、「今後は一切ご連絡しないようにお願い致します。」と拒絶する意思を伝えましょう。

(2)メール送信

口頭で断っても埒が明かない場合は、ヘッドハンター宛にメールを送ります。

その場合、担当者だけでなく会社の代表アドレス宛にも同送すれば効果が高まります。


<メール文面例>

「既に何度か口頭で申し上げた通り、御社のご推薦により転職活動を行う意思はまったくありません。

今後のご連絡はお控え頂きますようお願い致します。」

すでに何度か断る意思を伝えているため、簡潔な文章の中に今後の連絡を拒絶する意向を明記することが大切です。

先方が簡単に引き下がりそうにない場合は、下記で掲げるような「断る理由」の中で重要なものを明記することも考えられます。

(3)書面交付

口頭やメールで何度断っても連絡が来る場合は、今後のコンタクトを謝絶する旨の連絡を書面で行いましょう。

ここまで引っ張る可能性は低いと思われますが、先方(クライアント企業)がどうしても欲しい人材であれば書面で拒絶せざるを得ないと考えられます。

最後は内容証明郵便で断ることになります。


<交付書面例>

「過日より何度も口頭、電子メールでお伝えしている通り、御社のご推薦により転職活動を行う意思はまったくありません。

今後のご連絡は一切お控え頂きますようお願い致します。

万が一、御社が当方の意向を無視されるようなことがあれば、法的措置をとりますのでご留意ください。」

これが最後通牒となるため、法的措置に踏み込む可能性を明記することがポイントになります。

2.断る理由

(1)人間関係

転職理由として真っ先に挙がるのは人間関係の悪化です。

今の職場の人たちと良好な関係を築けていれば、無理に転職する必要はありません。

(2)職務権限

中小・ベンチャー企業などで大きな権限を与えられていれば、大企業に転職して窮屈な思いをするより現状の方がよいかもしれません。

(3)予算

権限に加え経費予算も十分に与えられていれば、積極的に転職する理由は見当たらないのではないでしょうか。

(4)給与

さすがに現職より低い給与を提示されることはないでしょうが、年収100~200万円程度のアップではあまり魅力的とは言えません。

(5)雇用形態

契約社員や役員の場合、年収がアップしても業績が悪化すればすぐにクビを切られる恐れがあります。

(6)家族の意向

多くの家族(とくに専業主婦の妻)は安定を望んでいます。敢えてリスクをとって転職すべきか熟考しましょう。

(7)義理・人情

今の職場に長く勤めていれば、さまざまな義理や人情などの「しがらみ」があるはずです。

それらを断ち切る価値があるか否かも考えるべきです。

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転職の可能性を考慮している場合

転職の可能性を排除しないものの今はそのタイミングではないとか今回の話には興味がないとか思っている人には、ヘッドハンターへ悪印象を与えない穏便な対応が求められます。

いい話があればまた声を掛けてもらえるように断ることが大切です。

1.断るためのステップ

(1)面談の依頼

まずヘッドハンターとの面談を依頼しましょう。

今回は断るつもりでも何れ転職する可能性があることを踏まえ、ヘッドハンターとの関係を構築することが重要です。

(2)オファー内容の確認

面談時にはオファー内容を正確に確認することが大切です。

疑問点があれば、この段階ですべて問い質すべきです。

(3)希望条件の伝達

オファー内容の確認後に希望条件を伝達します。

すでに断る意思を固めているのであれば、先方が飲めないと思われる条件を提示するとよいでしょう。

その場合は待遇より、就業規則や労働協約など等の変更につながる勤務条件(裁量労働制や転勤を拒否できるなど)の方が効果的です。

(4)口頭連絡

断りの連絡はまず口頭で行いましょう。今後の転職の可能性を考慮し丁寧に連絡することが重要です。


<口頭連絡例>

「私の力量を高くご評価頂き大変光栄ですが、さまざまな事情を考慮した結果、今回は転職を見送ることにしました。

いろいろとお手数をおかけしましたが、ご理解頂きますようお願い致します。」

今回は転職を見送ることを簡潔かつ丁寧に伝えます。

2回目以降の連絡の際には、オファー内容と希望条件の乖離などヘッドハンターが納得せざるを得ない理由を挙げます。

(5)メール送信

ヘッドハンターとの良好な関係維持を考えるのであれば、口頭だけでなくメールでも丁寧に断りの連絡をすべきです。


<メール文面例>

「先日、取り急ぎ電話にてご連致しましたが、今回のお話はご辞退申し上げます。

今後、さまざまな条件が整えば前向きに転職を検討することもあると考えておりますので、私に適した案件に携われる際には改めてご連絡頂ければ幸甚です。」

今回の案件は断るものの、転職自体を全面的に拒否している訳ではないことを明瞭かつ丁寧に伝えることが大切です。

(6)書面交付

メールで丁寧な挨拶をした後にも誘いの連絡が来る場合は、今後の関係維持を考えず書面で強く断りましょう。

ここまで引っ張る可能性は極めて低いと考えられますが、ヘッドハンターの身勝手な事情で食い下がれる可能性もゼロではありません。

最後は内容証明郵便で断ることも視野に入れておきます。


<交付書面例>

「過日より何度も口頭、電子メールでお伝えしている通り、今回ご紹介頂いた案件に応募し転職する意思はまったくありません。

今後は本件に関する一切のご連絡をお断り致します。」

ここまで通告すれば再び連絡が来る可能性はほとんどないと考えられますが、一応他の案件については聞く耳を持つというスタンスを示すため、本件に限定して連絡を断ります。

2.断る理由

(1)職務内容

商品開発業務のオファーを受けたが自分は基礎研究に取り組みたいなど職務内容のミスマッチは、分かりやすい理由となります。

(2)職務権限

大企業など現職より格上の職場からオファーを受けた場場合、職務権限が縮小されて仕事がしにくくなる恐れがあります。

(3)予算

とくに大企業の場合は予算も細分化されているため、かなり上位のポストに就かない限り自分の裁量で使える経費予算が減る可能性もあります。

(4)給与

現職に大きな不満や不安がない限り、大幅な給与アップが望まない職場へわざわざ転職する必要はありません。

(5)雇用形態

契約社員や役員の場合、業績が悪化すればすぐにクビを切られる恐れがあります。とくにベンチャー企業や外資系企業は要注意です。

(6)家族の意向

家族が転職自体には反対しなくても、勤務地、勤務時間、転勤の有無、タイミングなどに関し条件をつける場合もあります。

(7)現職での成長余地

今の職場で明確なキャリアプランを描けるのであれば、敢えて転職せずに能力向上に努めることも考えられます。課長クラスよりも役員クラスで転職する方がよい案件に巡り合える可能性は高まります。

ヘッドハンティングは受けるものではなく断るもの

ヘッドハンティング 望ましい話か否か

ヘッドハンティングを受けたことは、自分の能力が客観的に認められた証になると考えられます。

その意味では自信になりますが、今の職場に満足していたり新しい職場環境に大きな不安を感じたりするのであれば、ヘッドハンターの誘いに乗って転職すべきではありません。

野球やサッカーのプロ選手のようにまったく同じ仕事をする人でも、所属チームの移籍後に活躍できなくなることは珍しくありません。

むしろ移籍とともに選手としてステップアップできる人の方が少数派です。

「ヘッドハンティングは受けるものではなく断るもの」という前提の下で、自分にとって本当に望ましい話か否かを検討してもよいのではないでしょうか。

そして、自ら転職したいと思った時に、転職エージェントなどに相談してみるのがいいでしょう。

またその際に、ある程度以上の年収の人を対象にした会員制の転職サービスを利用するのもひとつの方法です。
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この度のヘッドハンティングの条件は合わなかったけれど、転職自体は検討してみたい人は、メールアドレスとレジュメを登録しましょう。
 
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あなたが、条件に合わないヘッドハンティングのオファーをスマートに断れますように。