ノルマのない仕事17とノルマがないと思われがちな仕事10 | はたらくす

ノルマのない仕事17とノルマがないと思われがちな仕事10

ノルマのない仕事 やりたい仕事を見つける

営業担当者や販売担当者の中には、

    「毎日数字に追われて仕事をするのはつらい」

    「上司に怒鳴られながら営業ノルマ達成を強要される職場から逃げたい」

    「人をだましてまで販売実績を上げるような仕事はしたくない」

……といった気持ちを抱く人も少なくないと思われます。

そうした人はノルマのない仕事を探しているかもしれません。

たしかに世の中にはノルマと無縁の仕事があります。

ただし、一見ノルマがないようにみえる仕事でも、販売目標以外の数値達成義務などを課されていて、実態としてはノルマに縛られている仕事もたくさんあります。

ここではノルマのない仕事ノルマがないと思われがちな仕事をご紹介します。


ノルマのない仕事

まずは、本来の業務においてはノルマがない仕事をみていきましょう。

ただし最近では会社や店舗ごとのキャンペーンなどの名目で、職種に関係なく販売目標を持たされることもあるので注意が必要です。

1.一般事務職

施設管理、什器管理、消耗品調達、郵便物処理などを行う一般事務職には、ノルマがありません。

担当業務を粛々と処理するだけです。

2.秘書

庶務担当の秘書には原則としてノルマがありません。

ただし気難しい役員につくと、毎朝9:00にお茶を出すとかルーティーンの細かい作業を課されることがあります。

3.受付

オフィス、劇場、競技場などの受付業務は、来客者に応対することです。

何らかの目標値が設定されることはありません。

4.誘導員・警備

駐車場などの誘導員にも数値目標が課されることはありません。

決められた手順に沿って黙々と業務を遂行するのみです。

5.レジ係

レジ係の店員は、来店者の買い物の代金を徴収することが仕事です。

このため通常はノルマを課されません。

6.接客・配膳係

飲食店やホテル・旅館などでの接客や配膳を行う仕事にもノルマはありません。

お客さんの注文を受けたり責任者の指示で配膳したりするだけです。

7.在庫管理担当者

倉庫などでの在庫管理担当者は、決められた手順に従い入庫、出庫を行い手元の原材料や製品を保管するだけです。

ただし調達担当者を兼ねる場合には、在庫量の圧縮目標を課されます。

8.トラックドライバー

宅配事業などのセールスドライバーを除けば、売上(運送量)に関するノルマはありません。

ただし多くの工場、倉庫、商業施設では、原材料や商品の納入時点を定めているため、早めに着いて路肩や駐車場で待機することを強いられます。

9.鉄道・バス運転手

鉄道や路線・高速バス運転手に売上(輸送人員)ノルマはありません。

その代わり定時運行義務が課されています。

あらかじめ設定された誤差の範囲内で運行することを強く求められます。

10.マンション管理人

マンション管理人には賃貸物件の入居者募集や分譲物件の販売などの役割が課されている訳ではないので、特段のノルマはありません。

11.コールセンター担当者

コールセンターの担当者は手順に従って電話で話す仕事なので、通常は数値目標を与えられていません。

ただしテレアポの場合は、1日100件など電話件数のノルマを課されることがあります。

12.ルートセールス担当者(御用聞き)

営業担当者の中でも決められた取引先を回り注文を受け付けるルートセールスの場合、営業目標がないこともあります。

13.料理人

一般的に料理人は売上責任を負う立場にはありません。

しかし、1時間で50皿の料理を提供するといった作業量に対するノルマ達成を求められます。

14.広報担当者

マスコミを含む外部からの問い合わせ対応を行う広報には、ノルマはありません。

聞かれたことに応えたり担当部署へつないだりすることがおもな仕事です。

15.経理担当者

経理の仕事は会社の経営実態を財務計数に反映して取りまとめることです。

このため売上など数値的な達成目標はありませんが、法令や社内ルールなどで定められた期日までに月次、四半期、年度決算などを確定する責任を負っています。

16.公務員(事務職)

一般的に公務員には売上、施設利用者数などに関するノルマはありません。

ただし予算獲得、法案作成、政策提案などに関する目標管理は厳しく行われています。

17.完全歩合営業員

完全歩合制の営業員にはノルマがありません。

いくら売り上げていくら稼ぐかは自分の都合で選べます。

ただし営業員の維持コストがかかる会社には、実質的なノルマがあると考えられます。

18.自営業・フリーランス

自営業やフリーランスは自分で目標を定めて仕事をする立場にあります。

他人から与えられるノルマは一切ありません。

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ノルマがないと思われがちな仕事

次は、世間のイメージではノルマがなさそうな仕事ですが、実態としては販売目標や営業以外のノルマを課されることが多い仕事です。

ノルマがないと思われがちな仕事

1.警察官

警察官には悪評高い検挙率などのノルマがあります。

本来、警察の仕事は数値管理になじみませんが、検挙率目標があるため分子(検挙件数)を増やし分母(犯罪届出件数)を減らす操作が横行しています。

2.学者・研究者

大学や研究機関に勤める人たちはノルマと無縁なように見えるかもしれませんが、最近は指定学術誌での論文掲載件数などのノルマを課されるケースが増えています。

このため長期間にわたり地道な研究を続けることが難しくなった、という批判の声もあります。

3.教員

教員は子供たちにさまざまな宿題やテストを課しますが、それは自分が採点しなければならないノルマとして跳ね返ってきます。

また、教材や授業内容の研究発表件数に関するノルマもあります。

さらには「イジメ件数ゼロ」といった、教育委員会や学校の体面保持のためのノルマを押しつけられることもあります。

4.医療関係者

医師や看護師などの医療関係者にも患者の受診件数、健康保険の使用点数(診療報酬)などに関するノルマが課されることがあります。

5.人事担当者

人事担当者にも新卒採用者数などの目標値があります。

業種によっては資格試験の合格者数のノルマを与えられることがあります。

6.製造ライン担当者(工員)

一般的に工場の製造ライン担当者には、1時間、1日などの単位時間当たりの生産個数(量)のノルマが与えられます。

これを達成できないと人事考課にも影響します。

7.鉄道駅員

一昔前の駅員は改札業務や乗降客の安全確保などを行うだけでしたが、最近では地方鉄道を中心に記念切符やグッズ販売を担うケースも増えています。

その際、販売目標を設定されることがあります。

7.郵便局員

郵便局員は郵便業務だけを行っていればいいということはなく、年賀状の販売数量や定期預金、保険の顧客獲得の目標を設定されます。

8.コンビニ店員

最近ではアルバイトのコンビニ店員でも、キャンペーン商品の販売ノルマを課されるケースがあります。

9.警備員

警備員には不審者の発見人数などのノルマはありませんが、対象施設の巡回頻度など警備行為に関するノルマが設定されています。

10.清掃作業員

清掃作業員には単位時間当たりの作業量に関するノルマがあります。

例えばビジネスホテルの客室清掃であれば、8時間で24室の清掃を終える(1室20分でベッドメイクまで終える)といった要求事項があります。

ノルマのない仕事に転職すると別の問題が……

ノルマのない仕事 問題点

1.主観的な要素で評価される

ノルマは売上高1億円、販売個数10個、生産時間1時間などの数字により与えられます。

このためノルマの達成状況を客観的に評価できます。

適切なノルマが設定されていることを前提とすれば、極めて透明性の高い評価が行われます。

それに対しノルマのない仕事では、主観的に仕事の成果や優劣を判断される余地が大きくなります。

上司とウマが合わなければ、それが理由で左遷されたり降格されたりしても外部の人には分かりません。

情実人事の温床になる恐れがあります。

2.的外れな数字で評価される

売上高や生産量など分かりやすく納得感のあるノルマで評価されない職場の場合、会社が無理やり計数目標を設定して横並びの評価をしようとすることがあります。

経費精算の提出期限や目標残業時間の遵守、企画書の提出件数など客観的に把握可能なデータが過大に重視される恐れがあります。

警察の検挙率は、こうした間違った計数目標の典型例です。

3.職場の士気が低下する

企画部門、管理部門など売上高や製造個数など分かりやすい指標を重要目標として設定できない職種の場合、仕事の目的が曖昧になり職場の士気低下を招く可能性があります。

本来であれば、

    「年度決算の確定日を前年より3日早くする」
    「福利厚生制度の従業員満足度を前年より5%引き上げる」

など職務内容に応じ重要な目標を個別具体的に設定すべきですが、そこまで手が回らない企業も少なくありません。

そうした職場では何となくだらだらと日々の仕事をこなす人が多くなり、活気が失われていきます。

4.給料が安い

前述のとおり一般事務職など目標達成に向けたハードルが低くあまり負担を感じない職種もあります。

こうした仕事では高い給料を得られません。

達成責任と給料は比例するものです。


ノルマが適切に運営されてない会社は避けよう

会社はすべての従業員に対し、仕事で達成すべき目標を与えています。

ノルマとは、それを数値により具現化したものです。

つまりノルマ自体は企業経営を行う上で必要なモノであり、それを適切に設定・運用していない会社や職場のあり方に問題があるということです。

業績がよく従業員の定着率の高い企業は、ノルマをうまく使いこなしています。

苛烈なノルマに追われて疲弊している人は、ノルマのない会社や職場を探すのではなく、ノルマを適切に活用できるホワイト企業への転職を目指しましょう。
 

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あなたがノルマに追われる毎日から開放されますように。