大雑把な人に向いている仕事|性格に合わせて仕事を選ぼう! | はたらくす

大雑把な人に向いている仕事|性格に合わせて仕事を選ぼう!

大雑把な人に向いている仕事 やりたい仕事を見つける

「大雑把な性格」と言われれば何となくネガティブな印象を与えているのではないかと気になルところです。

しかし、見方を変えれば「物事の全体像をつかむ能力がある」「肝が据わっている」「些事を気にしない」などポジティブなイメージにつながります。

ここでは大雑把な性格のポジティブな面とネガティブな面などを対比して、大雑把な性格の人が楽しく前向きに働くためのヒントをご紹介します。


大雑把な性格が強みになり、向いている仕事

(1)社長:物事の全体像をつかむ能力が重要な仕事

社長の最大の仕事は、経営方針を示し部下を引っ張っていくことです。

こうした仕事は些事にとらわれない大雑把な人に向いています。

例えば、AIやIoTの進展など時代の大きな変化を踏まえた経営の舵取り、地震や台風などの災害復旧の陣頭指揮など大局的な見地からの判断が求められる仕事は、大雑把な性格の人が得意とすることです。

(2)営業部長:ハイリスク・ハイリターン型の仕事

営業は失敗の連続です。

コンペに負けたり販売目標が未達になったりすることは、日常茶飯事です。

それを気に病まない大らかさが営業責任者には求められます。

このように、ハイリスク・ハイリターン型の仕事をうまくやるためには、物事の全体像をつかむ能力と度胸が欠かせません。

流れを読んで一気に攻める力は、大雑把な人の方が備わっています。

(3)クリエイター、デザイナー:創造力が不可欠な仕事

大雑把な人 向いている仕事

音楽、映像、造形物などのクリエイターは細部にこだわる点もありますが、まず独自の世界観を構築することが大切です。

また、ファッション、構造物、工業製品、ウェブなどのデザイナーにもクリエイターと共通する特徴があるので、大雑把な人に適性があります。

創造的な仕事に携わる場合、過去の常識にとらわれないドラスティックなモノの考え方が求められるため、大雑把に全体を把握する人に適しています。

仕事の手順が確立されていないときは、大雑把な性格の人の方が適応できます。

うまくいかないことを気に病まず、よりよい方法を見つけ出すことができます。

(4)開発系の仕事:直感が大切な仕事

新規事業開発には試行錯誤がつきものです。細かな点に気を取られずに作業を突き進められる人に適しています。

商品開発にも新規事業開発と似た要素があります。100発100中でヒット商品を生み出すことはでないので、やはり些事を気にしない人でないと務まりません。

大規模再開発や新都市開発には100年、200年先を見据えた構想力が求められます。こうした仕事は大雑把な人の方が向いています。

いわゆるアジャイル型のシステム開発はトライアンドエラーの繰り返しです。大雑把な人に適した典型的な仕事の1つです。

重大な局面での決断は直感に頼ることが多くあります。そうしたときに大雑把な性格の人の方が雑念にとらわれずに決断できます。

建築物や広告のコンペでクライアントの要求が抽象的な場合などは、細部に構わず大胆に考えられる人が活躍できます。

大雑把な人 強みになる場面

(5)資料作成などの雑務:やり直しがきく仕事

大雑把な人は失敗にめげず何度も挑戦できる気質の人が多いため、やり直しがきく仕事に向いています。

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大雑把な性格が弱みになる、避けるべき仕事

(1)管理担当役員:細かいツメが重要な仕事

いわゆる番頭役、社長の右腕といわれるポジションには細かな点もしっかり押さえることが求められるため、大雑把な人には務まりません。

大雑把な人に一番向かない仕事は細かいツメが重要な仕事です。

一字一句に気を配る契約書作成のような業務には適していません。

(2)総務部長・管理部長など:根回しが重要な仕事

総務部長や管理部長なども部下に正確な事務処理を求めることが多いので、大雑把な人には不向きです。

大雑把な性格の人には気配りを苦にする傾向があります。

さまざまな部署に根回をして慎重に進めることが求められる仕事には不向きです。

(3)経理・資金担当、人事担当:やり直しがきかない仕事

経理や資金管理業務は正確性が命です。

「何となく」という感覚ではなく厳密な計量・計測が求められる仕事であるため、1円や10円の誤差は大した問題ではないと考える人には合いません。

また、採用や給与計算等の人事業務は社員の立場からみれば全体に間違いが許されないため、細部にこだわる慎重な人でないと安心して任せられません。

不動産や固定資産の管理業務などの帳簿作成も含め細かな作業がたくさんありますが、これも慎重な対応が必要です。

大雑把な人は仕事を進めている中で気が抜けがちです。

最後まで緊張感を維持して失敗を回避しなければならない仕事には不向きです。

同様に、調達担当、製造担当、出庫・輸送なども、細かで間違えることで多大な損害を与える可能性が高いものも、向いているとは言えません。

このような失敗をしてしまうかもしれないため、注意が必要です。

  • 原材料の調達業務を大雑把な人に任せると発注数量や金額の桁を間違えてしまう。
  • 工業製品を規格から外れた製品を作ってしまう。
  • 決められた数量を指定の場所・時間に納品できない。
  • 運ぶ際に雑に扱ってしまい、製品を壊す。
  • 大雑把な人がウンザリすることが山のようにあります。

(4)システム運用・保守:仕事の裁量余地が少ない仕事

大雑把な人 システム運用 向いていない

システムの運用・保守はあらかじめ定められた手順に則って行う仕事であり裁量余地は極めて小さいため、大雑把な人には不向きです。

詳細なマニュアルが定められていたり、逐一上司の承認を得たりする必要のある仕事は、大雑把な人にとり苦痛でしかないはずです。

また、主力製品の製造など会社の基幹業務など、長年の経験を踏まえもっとも効率的な手順がきめ細かく定められている場合です。

こうした手順を守りきれる丁寧さが必要です。

大雑把な人はこんな環境を選ぼう

自由な社風

会社での勤務では決められた時間、場所、服装であることは、日本では多く見られます。

その分、守らなくてないけないルールがたくさんあるため、大雑把な人には少し苦しい環境かもしれません。

そのため、インプット(労働)ではなくアウトプット(成果)で管理され、好きな時間に働ける職場が向いています。

仕事の時間だけでなく場所も自由に選べれば、より快適に働けます。

また、制服がなく自由な服装が許されるだけでも、精神的なストレスが減り気分良く働けるはずです。

フラットな組織

逐一上司の指示や確認を求める必要がなく、一定の仕事を丸投げしてくれる職場は働きやすいはずです。

例えば、上司が少なければ必然的に個人の裁量権限が大きくなるので、細かなことを気にせず自分の考えに基づいて仕事ができます。

その他にも、専属のアシスタントがつく環境もよいでしょう。

領収書の束を渡せば経費精算をしてくれたり、出張先を言えば飛行機やホテルの手配をしてくれたりするサポート役がいれば、細かなことを気にせず仕事に打ち込めます。

大雑把な人は細かな失敗を犯しやすいので、多少のミスには目をつぶってくれたり、誰かがフォローしてくれたりする風土の会社が適しています。

大雑把な人には「とにかくやってみる」と考え失敗を繰り返しながら成果を上げるタイプの人物が多いため、再チャレンジを積極的に奨励する風土が合っています。


大雑把な人をダメにする仕事環境

固定化された社風

出勤、退勤、休憩、会議など、時間に厳格な組織は大雑把な人には向きません。

フレックス制度や裁量労働制が導入されている企業の方が働きやすいでしょう。

制服があったりスーツやワイシャツなどの身だしなみに関する暗黙の了解事項が多かったりする職場では、細かな作業手順の遵守や気配りを求められます。

ルーチン化されてしまえば良いのですが、大雑把な人はルーチン化できるまでが大変かもしれません。

大雑把な人 生かされない環境

上下がはっきりした職場

何をするにも上司の指示を仰いだり確認を求めたりする必要のある仕事は、どんどん仕事を進めたいと思う時の時間をさくことになります。

例えば、役所や銀行の窓口業務などは、大雑把な人にとっては効率が悪いと感じ辛いかもしれません。

できれば、フラットで承認権限者が少ない組織が適しています。

その他、経費精算、出張申請、消耗品申請、会議室利用申請などの細かな作業をすべて自分でやらなければならない企業でも、苦痛になりがちです。

細かな点でつまずきやすいため、失敗を許さない減点主義の企業風土にはなじみにくいはずです。

また、大雑把な人は事前に策定した計画に沿って作業を進めるよりも、トライアンドエラーを繰り返しながら目的に近づくほうが得意なため、再チャレンジを求めない風土の組織には適していません。


大雑把なことをネガティブに考えすぎない

大雑把な人は、それをポジティブな言葉とネガティブな言葉に置き換えた上で、自分に向いている仕事を探すことが重要です。

大雑把な人という表現にはややネガティブな響きがあるため、職場でそう言われることが多い人は自分に向いていない仕事をしている可能性があります。

逆に自分は大雑把な人間だと思っているものの職場では物事の全体像をつかむ能力に優れているとか胆力があるとか言われている人は、今の仕事が合っていると考えられます。

大雑把な人は自分に対する周囲の評価と仕事の特徴を整理した上で、適職を見つけるようにしましょう。

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あなたが、自分に向いている仕事に出会えますように。