【第二新卒】第二新卒の定義|そもそも第二新卒とは?

2019.01.22
第二新卒の定義

【第二新卒】第二新卒の定義|そもそも第二新卒とは?

「第二新卒」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

転職を考えたことがある人なら一度は聞かれたことがある言葉かもしれません。

第二新卒は、就職市場で企業にとって一定の注目がされ、国の政策としても「若年労働者層」としてスポットが当たっています。

そもそも第二新卒とは何か、なぜ就職市場で注目されるのか解説します。


第二新卒の定義と背景

昨今の就職事情から「第二新卒」とはなにかについて解説します。

第二新卒の定義

「第二新卒」に実は明確な定義はありません。

多くの企業は、以下のような人材のことを「第二新卒」と呼んでいます。

    新卒時に一旦就職するも会社になんらかのミスマッチ感を感じ、新たに転職活動を始めた20代半ばの人のこと

「新卒」が学校を卒業と同時に就職する人たちのことなのに対して、新卒年代に続く次の年代という意味で「第二新卒」と理解するといいでしょう。

短大や専門学校卒業時は20歳、4年生大学卒業時が22歳なので、第二新卒は年齢の点でいえば20歳代半ばから後半が該当することになります。

意味合い的には、ほぼ新卒に近いということで「第二」という表現が使われています。

第二新卒の背景

そもそも「第二新卒」という言葉は、企業が採用ターゲットとして定義した言葉です。

主なターゲットは、新卒で一旦就職するも何らかの事情で退職を決意、その後転職希望する人たちです。

これ以外も含め、「第二新卒」と言われる人たちのさまざまな事情や背景を紹介しましょう。

<新卒で一旦就職したが転職希望>

  1. 就活時に考えていたやりたい仕事と実際の仕事とのミスマッチ。やりたいことが実現できる企業探しをしている。
  2. 就活時とのミスマッチは同じだが、企業風土が想像と違ったり、労働条件など聞いていたものと違ったりなど、何らかの不満がある。
  3. 就職後しばらく働くも、上司や職場との人間関係に馴染めず新たな環境で再出発したいと考えている。
  4. 就職した企業の経営状況が思わしくなくなり、今のうちに再就職を考えておきたい。
  5. 一旦就職するも、その後病気や体調不良で退社をし、しばらく療養していた。体調が戻ったので再度企業への就職を考えることにした。

<新卒時に正社員就職しなかった>

  1. 公務員志望で試験に何度か挑戦したが叶わなかった、あるいは、途中で公務員志望をやめて民間企業に方向転換した。
  2. 一旦大学院に進学したが、勉強や研究に興味がなくなり中退を決意した。そして新たに民間への就職を希望している。
  3. もともと家業を継ぐ予定で就職を考えていなかったが、家庭の事情で継ぐ必要がなくなり一般企業への就職を考え始めた。
  4. 新卒時の志望企業とは縁がなく、結局、どこにも就職せず就職浪人的に過ごしてきた。ほとんど何もしていないが、そろそろ身を固めたいと考えた。
  5. 一般企業への就職意志はもともとなく、フリーター的にアルバイトをしていた。収入や福利厚生面が不安なので正社員就職を考えだした。

このように一言で第二新卒といっても、それぞれの事情や背景はさまざまです

第二新卒では、これらの事情・背景をもって就活をするため、新卒の就活とは違った面接対応や書類記入が必要です。

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第二新卒市場に向けた企業の作戦

企業が「第二新卒」を求めるには、それなりに理由があります。

また、就職市場に対してどのような対応をしているのか見ていきましょう。

通年採用や秋採用を実施する企業の情報はしっかり取っておきたいものです。

企業が第二新卒を求める理由

企業にとって新卒は、大きな塊として定期的な採用活動を行う上で外せないターゲットです。

しかし、第二新卒もひとつの人材層として存在するのが事実です。

仮に、企業活動の最前線を支える活力ある若年層がほしいとします。

この時、学校を卒業直後の新卒20代前半も数年経験した20代半ばから後半も、今後の育成という点を考えると、さほど変わらないというのが正直なところです。

一方、昨今の就職事情として画一的な就活テクニックで一旦新卒就職したものの、入社後に感じるミスマッチや価値観の違いで3年以内に離職を考える人たちは約30%にも達すると言われています。

企業がこれらの層から、自社に合う良い人材を見つけようとするのは自然な流れです。

「第二新卒」もターゲットにする通年採用企業

新卒採用は前年1年間を通じて退職した欠員分を、4月入社で補充することが目的の一つでもあります。

しかし、考えれば前年の4月に入社した社員が2か月後に退職すれば、補充は約10カ月間待つことになります。

ビジネスは1年を通じて活動しており、人の補充は春だけということはありえません。

人材採用の鉄則は、変化するビジネス環境に合わせて必要な時期に必要な人材を素早く投入できることです。

このため企業の採用体制は、「新卒」一辺倒の集中型から大手企業を中心に「通年採用」にシフトしているという背景があります。

つまり、第二新卒がターゲットになる環境は整っているというわけです。

 

「第二新卒も応募可」とし新卒と一括採用

企業が第二新卒に照準を合わせて募集を行う方法は2通りあります。

ひとつは20歳代を一括りにして新卒採用と同時に「第二新卒も応募可」といった打ち出しをする場合です。

これは明らかに新卒にこだわらず、20代での募集であることを積極的にPRしています。

ちなみにこの採用方法は、後段説明する国の助成金対象にもなります。

新卒と第二新卒の大きな違い入社時にあります。

新卒の入社は翌春まで待たなければなりませんが、第二新卒者は1年を通じ内定と同時に入社させられることです。

「第二新卒は一括の入社教育ができない」「入社時の年齢的な格付け(年齢給や経験給への反映)が難しい」と敬遠する企業もあります。

しかし通年採用を前提とした企業は、運用制度を整えているため第二新卒を採用しても問題がありません。

秋採用で2つのヤマを作る採用戦略

「第二新卒」を意識した採用戦略のもうひとつの方法は、「秋採用」です。

新卒採用は8月頃にはあらかた決着できるので、9月ごろから秋採用として、第二新卒や春の卒業ができなかった留年組、ならびに留学後の帰国子女など狙います。

これは、採用スタッフの繁忙時期をある程度なだらかにするために、秋にもうひとつのヤマを持ってきているという意味もあります。

これも広い意味では通年採用です。

秋採用を恒例化することで、前段述べて来た第二新卒にも広く網をかけていこうというのが目的です。

国の政策と若年層への支援体制

学校を卒業して、一旦就職したが3年以内の離職率が増えているのが問題となっています。

離職後、無職状態である、パートやアルバイトなどの状態が長く続くとなると社会にとって好ましいことではありません。

失業率が上がると国力にも影響します。

国の政策としてはどんなことがあるでしょうか。

「新卒応援ハローワーク」による第二新卒者への支援

「新卒応援ハローワーク」は、もともと各都道府県に最低1施設は設置された新卒者のためのハローワークで、厚生労働省が運営しています。

しかし、正確には学校を卒業して3年以内も支援対象としています。

ハローワークでは「第二新卒」という言葉こそ使われていませんが、まさに前章で述べた背景や事情を持ちながら転職を目指す人たちを新卒同様の支援メニユーでフォローしてくれます。

参考:新卒応援ハローワーク(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000199652.pdf)

特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)

新卒と既卒者を同時に募集し採用した時の助成金のことで、厚生労働省の若年労働者の雇用促進のための施策です。

企業向けに以下の目的で発信され、企業に助成金を出すことで採用を促しています。

『学校等の既卒者や中退者の応募機会の拡大および採用・定着を図るため、既卒者等が応募可能な新卒求人の申込みまたは募集を行い、既卒者等を新規学卒枠で初めて採用後、一定期間定着させた事業主に対して助成金を支給します。
(平成31年3月31日までに募集等を行い、平成31年4月30日までに対象者を雇入れた事業主が対象です。)』

参考:特定求職者雇用開発助成金 三年以内既卒者等採用定着コース(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158397.html)

既卒者を採用した時の助成金の支給要件として、

『既卒者・中退者が応募可能な新卒求人の申込みまたは募集を行い、当該求人・募集に応募した既卒者・中退者の通常の労働者として雇用したこと(少なくとも卒業または中退後3年以内の者が応募可能であることが必要です)』

とあります。

参考:既卒者募集助成金(
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/file_1.pdf)

有期雇用から正社員に転換(もしくは直接雇用)の促進

これは現在の勤めている有期雇用者(短期勤務者やパート勤務など)を、正社員に転換したり直接雇用をしたりすれば、キャリアアップしたとして企業に助成金を出そうという制度です。

これも、安定しないパートやアルバイト勤務などの状態にある第二新卒を、正社員雇用に転換しやすいように企業に助成金を出す制度です。

参考:キャリアアップ助成金について(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html)

参考:キャリアアップ助成金のご案内パンフレット(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/LL30051101.pdf)

第二新卒も新卒同様に前向きな姿勢で就活と向き合おう

現在の就職市場や企業の戦略、転職を考える若年層の事情、そして国の政策等を紹介しながら第二新卒の概要を説明してきまし。

現在「第二新卒」という言葉は十分浸透し、戦力を求める企業にとっては魅力的な人材です。

新卒の就活がうまくいかなかったとしても、まだまだ希望の職種に着ける希望はあります。

一つ目の就職で失敗したとしても、いかにして心機一転、前向きな姿勢で就活と向き合うかが大切です。

では、具体的にどうすれば良いのか、次の記事で詳しく「第二新卒の転職成功ポイント」を解説していきましょう。

第二新卒】転職成功のポイント|成功と失敗との分かれ目とは

 
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といった就職・転職サービスを利用するのもひとつの方法です。
 

第二新卒の定義を理解して、就活を上手に進めてください。

2019/01/22

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