元採用担当が教える第二新卒就活成功方法

2019.05.29
第二新卒 就活成功方法

元採用担当が教える第二新卒就活成功方法

転職市場では第二新卒が注目を浴びています。

しかし、第二新卒の採用は限られた企業でしか行なわれておらず、厳しいことに変わりはありません。

社会人経験の浅い第二新卒ですが、経験やスキルがないからこそ社員教育に熱心な企業は採用したいと考えています。

この記事では元採用担当が第二新卒の選考ポイントや就職成功方法をご紹介します。


1. 第二新卒が厳しい転職活動になってしまう理由

第二新卒で転職活動をしている人は、第二新卒が注目を浴びているという実感をしている人は少ないでしょう。

その原因として募集枠が少ないうえ面接で痛いところを突かれることが多く、就職活動よりも面接が厳しいと感じることが多いからではないでしょうか。

ここでは、なぜ第二新卒が内定を取りにくいのかを説明していきます。

1)大手有名企業にチャレンジするのは第二新卒が最後とこだわる

第二新卒は大手有名企業に入る最後のチャンスと考えて、大手有名企業の募集を見つけると応募する人が多くいます。

確かに、大手有名企業へ中途で入るのは難しいので、できることなら入社したいとチャレンジするのはわかります。

しかし、有名企業に拘っている人が1社に集中してしまうため、合格率が低くなってしまいます。

例えば東証一部上場企業でも一般の人には知られていない企業も多くあるので、「大手有名企業」ではなく「大手企業」「優良企業」を目指してみましょう。

大手企業では新卒の採用枠を広げている、または第二新卒の採用に積極的に力を入れ始めています。

いままで目を向けていなかった業界や企業へ目を向けてみると合格できるかも知れません。

【第二新卒または30歳未満を多めに募集している企業】

  • 三菱電機株式会社
  • 株式会社博報堂
  • 株式会社三井住友銀行
  • アクセンチュア株式会社
  • カルビー株式会社
  • ヤフー株式会社
  • 損保ジャパン日本興亜ホールディングス
  • リクルートホールディングス
  • 株式会社東急エージェンシー
  • 三井物産株式会社
  • ソニー株式会社
  • 日本テレビ放送網株式会社
  • 楽天株式会社
  • 株式会社ノジマ
  • アイリスオーヤマ株式会社
  • ※順不同

なお、「大手有名企業は高学歴でないと入社できない」と思われていますが、大手有名企業は応募が集中するあまり、すべての書類に目を通すことができないためエントリー時に学歴で足きりをしているからです。

エントリー後すぐに不採用をもらってしまう人は、隠れた大手優良企業を受けてみるとよいでしょう。

2)入社半年で退職したので経験がない

入社1年未満で退職してしまったために職務経験が少なすぎて、やりたい職業に応募できないことがあります。

そのような人はまず、長期で働いて経験を積み、長期間働いた実績と業務経験を武器に転職活動を行なうと転職成功率が上がります。

例えば派遣社員でやりたい職種で1年以上経験を積んでから、正社員にチャレンジしてみる方法です。

筆者自身、新卒で入社した企業を半年足らずで退職したため、派遣社員として1年採用担当を経験積み、その後正社員で採用コンサルタントになりました。

この方法で成功するには、派遣社員であってもやりたい職種で正社員のアシスタントと同様の業務ができる仕事を探すことです。

3)第二新卒の募集枠が少ない

第二新卒の募集が増えているとはいいますが、第二新卒を募集している企業数が増えているだけで、1企業あたり1~2名の企業が多く、10名以上の大量募集をしている企業はほとんどありません。

解決策としては、焦らず根気よく行なうということです。

焦って短期間の選考で受かる企業を選ぶと、転職活動を繰り返す原因になります。

希望する職種や業界で短期間の仕事をしながら転職活動をするのも、さまざまな企業風土を知ることができるのでいい経験になります。

転職期間が長引いた理由は「就職活動で焦って妥協したので、2社目では企業選びを妥協したくなかった」と述べ、転職理由や志望動機でも一貫して同じようなことを述べられるようにしておくと採用担当を納得させられます。

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2. 採用担当が注目している第二新卒の選考ポイント

ここからは採用担当が第二新卒を選考する時に、注目しているポイントについて解説していきます。

面接が苦手な人やなかなか内定を取れない人、これから転職活動を始める第二新卒の人は参考にしてください。

1)ポテンシャルの方向性

ポテンシャルとは「伸びしろ」のことです。

採用担当は、求職者が伸ばしたい、キャリアアップしたいと思っている部分と企業が伸ばして欲しいと思っている部分が一致しているか?という部分を見ています。

この部分は求人票の求める人材に記載していますので注目してみましょう。

企業によっては「ポテンシャル採用」としか記載していないかも知れませんが、求人票や求人サイトの仕事内容にヒントがあるので何度も読み込んでみましょう。

2)職業観がしっかりしているか

職業観と言われてもピンとこない人もいるでしょう。

職業観とは、この2つを指します。

  • 何のために働くのか
  • 何がしたくてこの仕事をするのか

この問いにきちんと答えられないと「考え方が甘い」「まだまだ学生気分だな」と思われてしまい、「嫌なことがあるとすぐに辞める人」だと思われてしまいます。

3)退職理由

退職理由は面接官が「それでは仕方がないな」と思えるような理由でなくてはいけません。

「先輩にイジメられた」というのも仕方のない理由かも知れませんが「人事や労働組合に掛け合えばなんとかなるのでは?」「イジメられる理由があったのではないか」と思う面接官もいます。

だからといって「会社が倒産した」「プロジェクトがなくなった」という嘘をついても、少し調べれば嘘だとわかるので嘘をつくのは止めましょう。

採用担当が全員納得する理由の例として下記のような理由が考えられます。

「周囲が内定をもらい焦ってしまい、いつの間にか内定を取ることが就職活動の目標になってしまいました。そのため、当初の目標であった不動産業界で都市開発をしたいという目標を見失って畑違いの企業に就職をしてしまいました。それでも、1度はご縁のあった会社だったので、新たに目標を立ててがんばろうと思いましたが、やはり都市開発をしたいという気持ちが押さえられず転職活動を始めました」

これはあくまでも例です。自分なりの退職理由を述べるようにしてください。

4)志望動機

高額な採用費をかけて人材を採用する企業側としては、採用した以上長く働いてもらいたいと考えています。

これは、第二新卒に限らず人を採用する時にはいつも考えていることです。

しかし、「長く働けますか?」と質問しても選考に来た人は全員が「はい」と答えるため、どの人が真実を述べているのかわかりません。

そこで「当社への思いが強い人や熱意のある人なら本当に長く働いてもらえるだろう」と考えて志望動機での熱意を図っています。

また、志望動機に憧れやイメージが含まれていないか、という部分も見ています。

特に大手企業や人気業界は憧れやイメージ先行で応募する人が多く、こういう人は現実とのギャップでショックを受けて辞めてしまう人が多いからです。

志望動機を書く時は情報収集を怠らず、社会人経験が少しでも出せるような現実的な内容を述べましょう。

5)ビジネスマナー

新入社員研修をしっかり受け、身についていますか?

新入社員研修を受けている、または多少でも社会人経験があることを示すために、ビジネスマナーには十分気を配ってください。

<チェックポイント>

  • 応募書類の送付時に送付状が付いている
  • メールの文面が社外向けの内容になっている
  • 電話応対がしっかりしている(名乗り方、言葉遣い、受け答えなど)
  • 面接会場での受付時の対応(集合時間、服装、名乗り方、コートを脱いでから入っているかなど)
  • 面接時の対応(受け答え、言葉遣いなど)
  • 面接会場を出るときの対応(挨拶、書類の持って帰り方、コートを着るは外か?など)

6)一緒にはたらきたい人物か

第二新卒の最重要選考ポイントです。

正直、第二新卒に求めるスキルはほとんどありません。

はっきり言って、第二新卒には他社のノウハウや新しい考え方も期待していません。

従って、求める要素としては新卒の学生に求めるものと変わりません。

<企業が第二新卒に求めること>

  • 素直である
  • 前向き
  • 学習意欲の高さ(失敗から学べるか?)
  • 論理的かつ簡潔に答えられる
  • さわやか など

このように「一緒に気持ちよく働ける人か?」が最重要ポイントになります。

また、社風との相性も大切です。

企業のHPや採用HP、求人サイトの情報を良く読み込んで自分の性格との相性を把握してください。

3. 第二新卒の就職活動成功方法

採用担当がどのようなポイントを見ているのか理解できた所で、第二新卒の人が初めての転職活動で悩むことや成功するための方法についてご説明しましょう。

1)服装

リクルートスーツでも構いません。

しかし、学生のように白のブラウスやワイシャツである必要はありません。

先ほどご説明したように気持ちよく一緒に働ける人が選考ポイントであるため、さわやかさを服装で演出する必要があります。

派手な色や柄は敬遠されますが。パステルカラーのピンクやブルー、薄い縞や格子柄ぐらいなら問題ありません。

カラーシャツの場合「顔色が悪く」見られやすい人はピンク系を「顔が濃い」と言われる人はブルー系を着用するだけで顔の印象が変わります。

また、女性はブラウス以外のインナーでも大丈夫です。ただし、下着が透ける、お辞儀をした時に胸元が見えるように下にキャミソールを着用してください。

女性でアクティブさを表現したい人はパンツスーツを選ぶ方法もあります。

男性はネクタイの柄が派手すぎなければ縞や格子柄でも良いです。

2)募集の多い時期

募集の多い時期は下記の期間です。

  • 1月~3月(4月入社)
  • 7月、9月~10月上旬(9月または10月入社)

この時期が多くなります。

1月~3月は新卒採用が定員割れした時の補充または4月に新入社員研修を一緒に受けてもらおうと考えて募集します。

7月、9月~10月上旬は新入社員が早々に退職または若手社員がボーナスをもらって退職した時、中間決算後に新たに人員計画が見直されて募集することが決まります。

3)自己分析をやり直す

就職活動時と意識が変わっているので再度自己分析を行ないましょう。

短期間でも仕事で経験したことの棚卸しやスキルの整理をして、自分のやりたいことと適性が合っているかを確かめてください。

第二新卒は就職した企業と同業種同職種への転職だと早く決まりやすいですが、未経験業界や職種の時は適性があることが大切です。

未経験業界や職種を選ぶ時は、経験した仕事の中で志望業界や職種で共通する業務経験がないか探してください。

共通の業務があれば短期間であってもアピールポイントになります。

なお、やりたいことがわからない時は求人サイトでさまざまな仕事を見て、興味のある仕事や業界を見つけましょう。

4) 志望動機と自己PRを作成

基本的に志望動機や自己PRの使い回しはNGです。

第二新卒の人は自分にアピールできることはない、と思っている人が多いですがアピールできることがない人などいません。

人には必ず良い部分があります。

第二新卒の場合は学生時代の経験や取得した資格、社会人になってからの実績を志望動機や自己PRに使うことができます。

【志望動機・自己PR作成ポイント】

  • 応募先が求めるスキルと合致するスキルを持っているか?
  • 新卒に近いあなたを採用すると企業にどんな有益なことがあるか?
  • 論理的かつ簡潔にまとめ、志望動機と自己PRに一貫性をもたせる
  • 失敗から何かを学び活かした経験があるか?

5)第二新卒専門の求人サイトと転職エージェントを利用する

転職サイトや転職エージェントが多くありますが、第二新卒専門のサービスがあるので利用しましょう。

転職サイトのコラムや転職エージェントで職務経歴書の書き方や添削サービス、適性検査サービスのあるものもあるので、利用して役立ててみましょう。

これからIT業界にチャレンジしたい人には無料のIT研修サービス付きの転職エージェントもあるので活用してください。

<転職エージェント編>

<IT研修サービス付き転職エージェント編>

<転職サイト>

気になる転職サイトや転職エージェントに登録してみましょう。


第二新卒らしさで就活を成功させる

第二新卒の武器は若さやフレッシュさ、前向きさです。

なかなか結果が出ないと落ち込んでしまうかも知れませんが、うつむかずに前を向きましょう。

時には友人と遊んだり趣味に没頭したりしてリフレッシュをすると、気持ちを切り替えることができます。

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2019/05/29

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