エンジニアの転職|40代からの戦略

エンジニア転職 40歳からの戦略

エンジニアの転職|40代からの戦略

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多くのエンジニアは40代に入ると岐路に立たされます。

  • 順調に出世し管理職の階段を上っていく人
  • 一人のエンジニアとして専門能力に磨きをかける人
  • 事務系職種に転じる人

そうした中で、最近は40代以降のキャリア形成を会社に委ねるのではなく、自らの意志に行うべく転職するエンジニアも増えています。

ここではIT以外のエンジニアが40代で転職することを想定した戦略をご紹介します。


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エンジニアとしての転職先

1.同業他社

一番身近な転職先は同業他社です。

ただし、いまより恵まれた待遇の職場へ移ることができる人は限られます。

ヘッドハンティングされた人や郷里の企業に転職する人を除けば、よい条件での転職は簡単ではありません。

2.大学・研究機関

エンジニアとして一定水準の評価を確立している上に、学会などを通じたコネクションを有する人は、大学や研究機関へ転職する道もあります。

もっとも最近は任期付きのポストが増えており、終身雇用を前提とした教授・準教授や正規職員採用の門戸は狭くなっています。

3.異業種

現職の関連分野

農林漁業、食品・飲料、医薬品、ヘルスケア、化粧品など、人が摂取したり触れたりするモノの製造には共通した要素が多いため、関連した分野であれば能力を活かして転職ができます。

例えば、製薬企業から食品メーカーへ転職するといった人は珍しくありません。

現職の非関連分野

エンジニアとしての基礎ができていれば、現職と少し距離感のある業界へ転職することも有りでしょう。

例えば、昔の自動車は機械工学の専門家がいれば作れましたが、いまの自動車には電気工学の知識が不可欠です。

このように自分の専門分野を活かせる領域が広がっていることも踏まえ、広い視野で転職先を探すことも一つの方法です。

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管理職・経営者としての転職先

1.同業他社

いまの職場で管理職として一定の経験を積んだ人であれば、他社の管理職や経営者に転じることも考えられます。

ただし、中間管理職はともかくとして、上級管理職や経営者になればいまの会社から「裏切者」として扱われる恐れがあります。

円満退社するためには、それなりの地ならしが必要です。

2.異業種

ヒット商品の開発責任者を務めるなど、管理職として出色の活躍をした人であれば、異業種からヘッドハンティングの声がかかる可能性もあります。

技術を経営的な観点から評価・管理できる人は、どこへ行っても貴重な人材として扱われます。

3.ベンチャー企業

多くのベンチャー企業では、原材料調達から製造、保管、出荷に至るまでの業務プロセスをきちんと整理し、一定の品質を維持した製品を安定的に造り続けるための体制整備が十分に行われていません。

このため生産工程全般の管理から人事、予算管理も含むマネジメントを任せられる人には、畑違いの業種も含めベンチャー企業へ転職するチャンスが大いにあります。

事務系職種としての転職先

1.セールスエンジニア

営業担当者には、製品に関する技術的な知識や論理的な説明力が求められます。

とくに顧客の窓口担当者がエンジニアの場合は、技術的な説明ができる営業担当者が重宝されます。

このため技術が分かるセールスエンジニアに対する需要は常にあります

2.転職エージェント

転職エージェントがエンジニア人材のニーズを汲み取ったり能力を評価したりする際、その他の業種の担当者では困難な面があります。

このため元エンジニアの転職エージェントも多数存在しています。

特に、管理職経験のある人は採用する会社側と転職するエンジニアの両方の立場が分かるため、大いに活躍できることでしょう。


アピールポイントの整理

1.専門性

知識

一番の強みとなるため、専門分野について十分な知識があることのアピールが大切です。

分野によっては、監督官庁による規制や知的財産権の保護などに関する法令や規制に対する知識が重視されることもあります。

狭い範囲の技術に偏ることなく、豊富な知識を有することを、アピールできるようにしましょう。

思考力

技術の世界では常に理論の裏付けが求められます。

理論で説明できない職人技が尊ばれる背景には、徹底した理論の追及があります。

このため、論理的思考力が低い人は、エンジニアとして高く評価されません。

エンジニアの中には口ベタだったり文章力が乏しかったりする人がいます。

そうした人が説明をしたり資料を作成したりする際は、表現力の拙さを補うためデータや数式を用いるなどして、理論的に破綻していない(よく考えられている)ことを示す工夫が必要です。

技術力

エンジニアは基礎理論ではなく、応用の世界で活躍する人たちなので技術力も必要です。

高度な理論を組み立てても実用化、製品化できなければ評価されない世界で生きていることを肝に銘じましょう。

このため実用的なスキルや製品化に結びついた技術などを具体的にアピールすることが大切です。

2.応用力

商品開発力

例えばiPhoneには、他社が追随できない高度な先端技術は使われていないと言われています。

それにも関わらず、多くの人たちの支持を集めている背景には、人々が喜ぶアイディアを商品へ反映する開発力が優れていることがあります。

エンジニアにはトップレベルの基礎研究は求められていません。

大切なのは理論を応用する力であり、それを過去の実績などによりアピールすることが重要です。

異分野への展開力

自分の専門分野で培った力を異分野へ展開する能力も重視されます。

先端的・革新的な製品開発では、様々な技術が用いられます。

異分野の専門家と手を組むことにより、実現性が高まるプロジェクトや製品開発のアイディアを多く持っていれば、多くの企業が興味を持ってくれるはずです。

3.管理力

プロジェクトマネジメント

技術の世界は日進月歩です。

40代以降も若手と同じ土俵に立って勝負し続けられるエンジニアは限られます。

スポーツ選手が引退後にコーチや監督に転じてチームマネジメントを担うのと同様に、エンジニアが年齢を重ね管理職になるのは自然の流れです。

そうした中、選手ではなくコーチ・監督と同じ目線からプロジェクトマネジメントができることが求められます。

ヒト、モノ、カネの企画・管理、納期・品質の遵守徹底などについて、過去の実績やあるべき姿を語れるようにしましょう。

組織管理

プロジェクトマネジメントは大変なことも多いですが、目標や予算・納期などの制約条件が明確なためマネジメントしやすいとも言えます。

それに対し、組織の中間管理職として部下の行動管理や人事考課を行ったり毎期の予算策定・管理を担ったりすることは、目標(あるべき姿)があいまいになりやすく、難しい面があります。

経営陣の方針が不明確な一方で、部下からは突き上げを受けるという苦しい中で、中間管理職として日々の仕事を円滑に進めるための秘訣を語れることも重要なアピール要素です。


40代エンジニアは転職に備えよう

新卒入社した会社で定年まで気持ちよく働くことができれば素晴らしいですが、そうした幸運に恵まれる人は稀だと考え、転職準備を怠らないことが必要でしょう。

特定の工場や研究所の勤務が長いエンジニアは、狭い世界の中で日々の生活が完結していて転職に対する具体的なイメージがわかないかもしれません。

しかし、一社懸命のサラリーマン生活をまっとうできないリスクを十分に認識して、転職に備えることが大切です。

転職は特別なことではありませんので、誰でも無理なく取り組むことができます。

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40代の岐路に立ったあなたが、納得いく転職先を見つけられますように。

2019/08/19

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