エンジニアが年収1000万円を狙える仕事と転職対策

エンジニア 年収1000万円を狙える仕事

仕事をしている上で、年収1000万円は魅力的ですよね。

エンジニアで年収1000万円を狙える業種はどんなものがあるでしょうか。

年収1000万円超が当たり前の企業と言えば、金融、商社、マスコミ、コンサルティングなどの業種が挙げられます。

このような事務系エリートの多い職場には、IT系を除くとエンジニアはあまりいません。

エンジニアがいたとしても、施設管理などあまり日が当たらない部署に配属されます。

ここでは、何となく事務系と比べ収入面で恵まれていないと感じるエンジニアが、1000万円超の年収を稼ぎやすい仕事とそうした先へ転職するための方策をご紹介します。

エンジニアが年収1000万円を狙える仕事

1.大企業社員(業種別)

東洋経済が2018年10月4日に発表した「最新版!40歳年収「64業界別」ランキング」によれば、エンジニアが多い製造業・IT・運輸関連で40歳モデル平均年収が700万円を超えているのは以下の7業種です。

最新版!40歳年収「64業界別」ランキング
4位 携帯電話事業者 839万円
8位 海運 776万円
10位 総合重機 745万円
11位 医薬品 731万円
12位 自動車 723万円
13位 電機・家電大手 706万円
14位 複写機・プリンタ 702万円

引用:最新版!40歳年収「64業界別」ランキング(https://toyokeizai.net/articles/-/240069?page=2)

上記のような大手企業であれば50代前半まで昇給があるため、エンジニアもいずれ年収1000万円に到達する可能性が高いと考えられます。

2.大企業社員(企業別)

東洋経済が2018年1月3日に発表した「平均年収「全国トップ500社」最新ランキング」に掲げられている企業のうち、エンジニアが多い製造業・IT・運輸関連で平均年収が1000万円を超えているのは以下の17社です。

平均年収「全国トップ500社」最新ランキング(注)カッコ内は平均年齢
3位 キーエンス 1,861万円(36.1歳)
13位 バンダイナムコホールディングス 1,354万円(46.2歳)
18位 ファナック 1,318万円(42.2歳)
29位 シンバイオ製薬 1,181万円(48.9歳)
31位 ソフトバンクグループ 1,164万円(40.5歳)
33位 三菱ケミカルホールディングス 1,145万円(47.1歳)
36位 第一三共 1,133万円(43.4歳)
44位 LIXILグループ 1,078万円(44.4歳)
44位 大塚ホールディングス 1,078万円(44.5歳)
46位 アステラス製薬 1,073万円(42.6歳)
52位 レーザーテック 1,048万円(44.0歳)
53位 富士フィルムホールディングス 1,046万円(42.3歳)
54位 エーザイ 1,038万円(44.3歳)
57位 日本オラクル 1,027万円(41.7歳)
59位 武田薬品工業 1,015万円(40.4歳)
60位 サントリー食品インターナショナル 1,014万円(39.8歳)
62位 アクセル 1,011万円(42.5歳)

引用: 平均年収「全国トップ500社」最新ランキング(https://toyokeizai.net/articles/-/202820?page=2)

ここに挙げた事業会社や持株会社の傘下企業に40代半ばまで勤めていれば、ほぼ確実に年収1000万円に到達するはずです。

これらの企業の下位にも錚々たる企業が名を連ねており、年収1000万円超に達するエンジニアは決して少なくありません。

平均年収「全国トップ500社」最新ランキング(注)カッコ内は平均年齢
79位 清水建設 966万円(43.3歳)
88位 味の素 952万円(43歳)
119位 ソニー 910万円(43.1歳)
200位 トヨタ自動車 852万円(39.0歳)
309位 花王 798万円(41.4歳)

3.公務員(研究職)

「平成30年人事院勧告」によれば、エンジニアが多く含まれる研究職の場合、俸給表の6級に到達すれば1,000万円程度の年収を得られます。

2018年のボーナス支給率4.4か月、6級1号俸(月額基本給:523,330円)で年収1000万円になります。

引用:<ahref=”http://www.jinji.go.jp/kankoku/h30/h30_top.htm” target=”_blank” rel=”nofollow”>平成30年人事院勧告(http://www.jinji.go.jp/kankoku/h30/h30_top.htm)

公務員は民間企業と比べ若年層の給与水準が低いため、50歳前後になると年収1000万円に手が届きはじめます。

そのため、エンジニアでも相当数の人が年齢を重ねれば、その水準に到達できます。

4.大学教授

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」によれば、大学教授の平均年収(きまって支給する現金給与額+年間賞与その他特別給与額)は1051万円です(平均年齢57.6歳)。

教授の年齢は大学や専門分野の特徴により異なりますが、30代で教授になれる人は稀です。

若くても40代半ばにならなければ、教授に登用されることはありません。

教授になれば概ね年収1000万円程度を稼げる上に私立は70歳定年の大学が多いため、民間企業から転じる価値は大いにあるでしょう。

引用:厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001098975&tclass2=000001098977&tclass3=000001098985&second2=1)

5.研究機関職員

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」によれば、自然科学系研究者の平均年収は673万円です(平均年齢39.9歳)。

大学教授と比べ350万円以上低くなりますが、平均年齢も40歳未満です。

着実に実績を上げれば研究機関内で昇進して年収1000万円に到達するはずです。

また大学教授へ転身しやすい立場とも言えます。

引用:厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001098975&tclass2=000001098977&tclass3=000001098985&second2=1)

6.ベンチャー企業経営者

元エンジニアのベンチャー企業経営者の年収データはありませんが、年商4、5億円を維持できれば1000万円前後の報酬を得られるケースが多いでしょう。

会社を安定的に経営していれば、社長へ1000万円程度の報酬を支払うことは難しくないでしょう。

7.海外大学教員・研究機関職員

アメリカ、シンガポールなどの大学・研究機関は、実力主義を徹底しています。

このため若手でも実績を上げれば、1000万円超の年収を手にできます。

また教員・研究者がベンチャー企業を起ち上げることにも寛容なため、中には億円単位の年収を得ている人もいます。

ただし日本の大学教授のように終身雇用を約束されている人はごくわずかであり、競争に敗れれば職を失うことになります。

エンジニアが年収1000万円超の仕事に転職する方法

1.大企業への転職

    • ①現在大企業に勤めている
    • ②専門分野の需要が拡大している
    • ③40歳未満
    ④一定の実績・スキルがある

上記のような条件に当てはまれば、他の大企業への転職はそれほど困難ではないと考えられます。

転職エージェントに登録すれば、いまと同等以上の待遇案件をいくつか紹介してもらえるでしょう。

一方で①~③のいずれかに引っかかる点がある人は、④の実績・スキルで強くアピールしなければ、大企業への転職は厳しくなります。

とくに衰退産業で働いている人は異業種転職を目指すことになるため、自分の能力・実績の本質を見つめ直してアピール事項を整理することが大切です。

2.国・地方公共団体への転職

国・地方公共団体への転職は、相対的に事務職より技術職(エンジニア)のチャンスの方が大きくなります。

なぜならITなど技術革新のスピードの速い分野では、10年、20年前の想定が大きく狂うからです。

いまではサイバー犯罪捜査の専門官は各県警にいますが、1990年代後半にインターネットの隆盛を予測して新卒採用を行っていた県警本部はなかったのではないでしょうか。

こうした後追い傾向は民間より公的機関に強く現れるため、IT、環境、バイオなどの成長分野、開発から維持管理へウェイトが移りつつある土木・建築などでは毎年一定数の中途採用が行われています。

3.大学・研究機関への転職

大学や研究機関へ転職するためには、論文を学会誌に投稿して実績を示すことが重要です。

ただしよほど優れた論文でない限り、それだけでは転職できません。

実際に転職を成功させるには、コネや人脈の活用も欠かせません。とくに私立大学では理事長など経営者サイドの人脈が大きく影響することもあるため、そうした人たちとお近づきになることも考えましょう。

4.ベンチャー企業への転職

ある程度の実力を備えたエンジニアであれば、ベンチャー企業への転職は簡単です。

困難にする要因があるとすれば、本人または家族の

  • 安定志向
  • 収入減に対する抵抗感
  • 大企業ブランドへのこだわり

などです。

また、事業プランの構想力と説明力を備えた人であれば、自らが社長となって起業することも可能です。

現在は社会風土、金融環境の両面からみて起業のハードルはかなり下がっているため、有力な転職手段の1つと言えます。

5.海外大学・研究機関への転職

海外大学・研究機関への転職は、かなり困難です。

多くの企業や学会が注目する研究実績がなければ難しいでしょう。

とはいえ、チャンスがないわけではありません。

青色発光ダイオードでノーベル物理学賞を受けた中村修二氏のように、地方企業で実績を上げた後に米国大学の教授へ転身した人もいます。

研究や実験に意欲的に取り組んでいる人であれば、海外で研究生活を送ることを目指せます。

エンジニアも年収1000万円を狙える!

有名大企業、官公庁、大学・研究機関で働くエンジニアにとって、年収1000万円はいずれ到達する可能性の高い水準です。

一方、中小企業のエンジニアの場合は、転職しなければ年収1000万円に届くことはほとんどないでしょう。

ただしエンジニアには、事務系人材と比べ収入アップにつながる転職チャンスが多くあります。

中小企業に勤めていても地道に努力して成果を上げれば、よい転職先に恵まれる可能性は大いにありますので、あきらめずに頑張りましょう。

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エンジニアの転職|転職理由のホンネとタテマエ

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エンジニアのあなたが、スキルを活かして年収1000万円を稼げますように。

作成者: E0

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