キャリアセンターで相談できること|元人事部面接官やカウンセラーが就活をサポート! | はたらくす

キャリアセンターで相談できること|元人事部面接官やカウンセラーが就活をサポート!

キャリアセンター 専門スタッフ集団 就活サポート

キャリアセンターは本来、自校の学生のためだけにあり、進路指導や学生の就活力向上、ひいては学校全体の就職率向上に注力する組織です。

就活をサポートしてくれる体制と専門性があるので、困ったときに気軽に相談しましょう。

キャリアセンターでは、いったいどんな人が仕事をし、どんな体制になっているかを紹介します。


1.就活での悩み相談

キャリアセンター 相談

キャリアセンターの行う就活相談は、選考対策や就活スキルの向上ばかりではありません。

就活ストレスはじめ、企業のハラスメント的な対応など別の意味で相談したい問題がいくつもあり、それらに対してもキャリアセンターでは学校ならではの対応をしてくれます。

(1)ストレス対策とメンタルケア

就活を終えた人たちが一様に述べる感想で、スランプ状態に陥った時の苦しさを「就活ストレス」といいます。

なかなか内定をもらえなかったり、面接でひどい質問をされると誰だって落ち込んでしまいます。そんな時のメンタルケアはカウンセラー資格を持った人が専門的なケアをする必要があります。

そのためキャリアセンタースタッフとして、たとえば、国家資格の「キャリアコンサルタント」保持者や、メンタルヘルス講座を習得したアドバイザーを配置し、メンタル面を含めたトータルアドバイスができるような体制にしています。

(2)圧迫面接やオワハラ対策

圧迫面接もよく問題になります。企業側は、「プレッシャーを跳ね返す力」を試すという名目で面接時に強い口調での質問をすることがあります。しかし、これは立場を利用したハラスメントとも言えなくもありません。

また、オワハラは「就活を終(オワ)らせたら内定を出す」というハラスメントを指し、これも学生の自由な就活を疎外するものです。

こんな相談をするのはキャリアセンターが一番適しています。状況によっては学校から注意喚起をしてもらうこともできるし、学校同士の横の連携で団体として抗議してもらうことも可能です。どうしても内定欲しさに企業の言いなりになりがちですが、そんな企業は入社するに値しないと言えます。

(3)内定取り消しやブラック企業対策

就活の過程で明らかに法的にどうなのかといった問題が発生することがあります。たとえば内定取り消しや入社後の労働条件違反などです。個人では対応できないばかりか、キャリアセンターでも対応に困る問題が起こることもあります。

しかし、こんな場合もキャリアセンターを通すことで、学校として厚生労働省などの所轄機関と連携して対応してくれるので安心です。

就活生は内定が終われば一段落ですが、実は実際の入社までの期間もあれば、入社後もさまざまなことが起こります。在学中はもちろんですが、卒業後も一定期間相談に乗ってくれるキャリアセンターを是非活用することをおススメします。

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2,元人材関連の仕事経験者がアドバイス

キャリアセンターの人たちが、就活についていろいろコンサルテーションやアドバイスをくれると言っても、もちろん先生や教授ではないことは確かです。

もしかしたら、事務職一般を扱う学校職員が担当しているのではと思っている人もいるかもしれません。

確かに窓口で受付処理のみをする人はそうかもしれませんが、主として相談に乗ってくれる人は実は専門性の高い人たちです。

(1)就活を企業側の目線から見られる得意技

キャリアセンター 採用担当経験者

就活にとってエントリーシートの記述や面接対応は重要なポイントです。

そのポイントで最も効果的なアドバイスができるのは、たとえば一般企業で人事部に所属し、実際にエントリーシートのチェックや面接官を経験したことのある元採用担当者です。また、就活には必須の情報源である就活サイトの運営会社での勤務経験者などもいます。

特に、元人事部採用担当は企業で行っている採用選考の裏表を知り尽くしているので、アドバイス側に回ると非常に有効な支援ができます。

とえば、エントリーシートの添削は、単に国語の文章力もありますが企業受けのする言葉選びがわかるし、模擬面接でも好感を持たれる態度や、質問への切り返し方を知っているのです。

採用する側の意見がアドバイスできるため、より有効なエントリーシートを作成することができます。

(2)さまざまな業界や職種の経験者

エントリーシートも面接も、業界ごとに特徴的な傾向があります。人的な接遇への興味を求めるサービス業、システマチックで論理思考のIT業界、斬新な着想や観点を持つマスコミ・広告業界などさまざまです。

そのためできるだけ多方面に対応できるよう、いろいろな業界出身者を揃えています。

学生側からもコンサルタントの得意業界に応じて、継続して相談してもらえる人を指名できるようなシステムにしているキャリアセンターもあります。

また、職種対応も大切で、事務職希望者と営業職希望者など異なる職種にも対応できるよう、片寄りのないスタッフ揃えがなされています。

(3)企業との連携ができる人材

キャリアセンターの専門スタッフの仕事は、学生からの相談だけかというとそうではありません。自分の出身業界など、特定の企業と連携を取りながら、持ちつ持たれつの関係を築くために、いわゆる営業をするという仕事もあります営業の的は、有望企業を見つけ自学校への求人をしてもらうこと、またその前段として学内企業説明会への参加の呼びかけです。

いずれにしろ、キャリアカウンセラーが企業との接点を持つということは、企業が望む人材の特徴を直接聞けるので、仮にその相談員に就活相談をしていればマッチングで推薦をしてもらえる可能性もあります。

当たり前の話ですが、こういったサービスをもし外部の団体に依頼すれば料金がかかりますが、学校内の機関なので当然無料です。

(4)若手とベテランの使い分け

キャリアセンター 若手 ベテラン

キャリアセンターを覗くと、中高年の人もいれば、30代前後の担当者もいるのがわかります。特に中高年の、いかにも退職OB感の漂う人たちが元人事部採用担当の可能性があります。

20歳前後の学生からすると親の世代に近い人たちは少々、とっつきにくいかもしれませんが、実際の面接で登場する年代と思えば良い経験です。ベテランなりの就活指導は、特に模擬面接やグループディスカッションなどで的確なコメントを発信します。

一方、比較的若い30歳前後の相談員は、就活テクニック的な指導もさることながら、年齢が近い分、自分の経験談を交えてメンタルな面でのフォローなどをしてくれます。

ニーズに応じて使い分けしてはどうでしょうか。

3.企業データベースによる情報提供

キャリセンターの体制で特筆ものは、過去の卒業生の就活データを蓄積して現在の就活生にフィードバックしていることです。

採用スケジュールやステップの踏み方、選考方法など、実際に受験した時のデータは現役生には大変重宝です。

キャリアセンター 情報提供

(1)面接質問のデータベース化

たとえば、過去に何人もの先輩が就職した実績をもつ企業では、面接でどんな質問を受けたかがしっかりOBから引き継がれています。インターネットの就活口コミ情報として内定をもらった人の面接Q&Aがありますが、先輩が後輩に残す分、信憑性が高いといえます。

キャリアセンターで行う模擬面接では、質問は必ずそのデータに基づいて行われています。企業もしばらくの間、人事部などの面接官が変わらないので、面接質問の順序やクセまでわかっていれば、本当に頼りになる「過去問」と言えます。

(2)質問データからわかる求める人材像

企業が面接で学生に尋ねる質問の傾向は、ストレートに「求める人材像」となります。たとえば、「好奇心は旺盛な方ですか?」という質問は、「好奇心旺盛な人」が求める人材像です。「人見知りしますか?」は逆に、「人見知りしない社交性人材」を求めるといった具合です。

こういった過去データを使い、専門スタッフが分析して就活指導すると、自己PRとしては「私の長所は好奇心が旺盛で、人見知りせず誰とでもすぐに交流できるところです。」と言えればいいとなります。もちろん、当てはまる場合に限ることで、言い方だけの問題ではありません。

(3)新卒応援ハローワークとの連携

「新卒応援ハローワーク」とは、厚生労働省が新卒の就活応援のために設置している組織ですが、学校のキャリアセンターとの連携は意外と知られていないので紹介しましょう。述べてきたようにキャリアセンターでは元人事部採用担当者などのスタッフを配置して学生対応に余念がない一方で、専門スタッフの少ない学校もあります。

そこで、公的機関である新卒応援ハローワークと連携し、そこから専門スタッフに常駐してもらったり定期的に派遣してもらって学生の就活相談に当たってもらっているということがあります。新卒応援ハローワークは別記事で紹介しますが、派遣された専門相談スタッフはキャリアセンターで、相談に来る学生を分け隔てなく対応してくれます。


キャリアセンターを上手に活用しよう

キャリアセンターについて2回にわたって、サービスメニュー―や体制について解説しましたがいかがでしたでしょうか?すべての学校のキャリアセンターに共通にあるサービスメニューと体制だとは言い切れませんが、冒頭述べたようにこの時代、就職に無関心は学校は生き残れません。

それは国公立学校、私立学校問わずです。利用したことのある人は、その都度困っていることを率直に相談すればさらに良いサービスメニューを教えてくれるかもわかりません。また、一度も利用したことのない人は、是非授業帰りに覗いてください。

キャリアセンターの基本は「進路指導」なので、たとえば民間の私企業就活に行き詰っても公的機関への方向転換や大学院への進学もあるわけで、いろいろな進路選択の相談に乗ってくれるのがキャリアセンターです。