キャリアセンター活用法|マナー・化粧講座や模擬面接を利用しよう! | はたらくす

キャリアセンター活用法|マナー・化粧講座や模擬面接を利用しよう!

キャリアセンターの活用 化粧講座から模擬面接まで 就活サポート

無事就活を終えた学生の声で、就活で頼りにした存在としてキャリアセンターを上げる学生は多くいます。

また、「就職に強い大学ランキング」を発表している雑誌社のコメントとして、「就職成功の近道は大学のキャリアセンターだ」という声もあり、昨今の大学のキャリアセンター充実度が紹介されています。

参照:東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/198188

就活データの情報源としては、「就活ナビサイト」の利用が圧倒的とはいえ、対面しながら適宜アドバイスをしてくれるキャリアセンターの存在は心強く、利用しないのはソンと言えるぐらいのフォロー体制が整備されています。なんとなく行きづらいと感じていた人は、これを読んでうまく活用してください。


1. 3年生後半から就活プログラムのガイダンスを実施

少子化時代を背景にした学校運営は入口の新入学生生確保も大切ですが、出口にあたる就職支援も大切でその好実績は入口にも影響する関係にあります。そのため学内の就活支援機関として設置されているのがキャリアセンター(就職部、就職課)です。

もちろん、学校によりばらつきがありますが、一般的なサービスメニューは以下の通りです。

(1)インターンシップから自己分析まで

だいたいの学校は、3年生の後半(秋ごろ)に最初の就職ガイダンスを実施します。

昨今は売手市場とはいえ、少しでも好条件の企業に就職できるようキャリアエンターも早い段階から就職活動の基本を説明します。特に、3回生の秋ごろというのは各社インターンシップを開催し、実社会で現場体験をしてもらおうと企画するのに合わせおり、情報提供や参加を呼びかけます。

一方、早い時期に就活意識を持ってもらうよう、前段として学生自身の「自己分析」に力を入れます。

これは、性格検査や職業適性検査的なものが多く、自分の性格やどんな仕事適性があるのかなどを自己分析する手助けをするものです。もちろん、時期にかかわらず、分析ソフトを導入し適宜テストできるような体制を取っており、望む人はいつでも相談できます。

(2)就職ガイダンスの定期開催と継続的なフォロー

以降、キャリアセンター主催の「就職ガイダンス」は、就活全体の流れに沿って定期的に実施されて行きます。

就活のメインは内定が確定するまでの選考プロセスですが、内定をもらって以降入社するまでのフォローを含めるとほぼ1年間にわたる一大支援体制です。この間、最後まで面倒を見てくれるのは自学校の学生のためのキャリアセンターだからこそです。

ほとんどの学校では、学生の学業成績などは個別管理されていますが、就活情報も例外ではありません。就活の相談履歴なども残されていくので進捗状況に合わせてフォローされます。

仮に、苦戦してなかなか内定をもらえない状況になっても、就職意志さえ示せば最後まで面倒を見てくれるのがキャリアセンターです。

(3)マナー講習会から化粧講座まで

就活と言えば、切っても切れないのがマナーです。はじめて社会人の入り口に立つので、会社訪問のマナーや話し方、服装など未経験のことが多くニーズの高い項目です。

また女性にとって化粧などの身だしなみも選考に影響します。就活生に向け、販促を兼ねて化粧講座を開催するところもありますが、なにかと経費のかかる就活生には負担となります。

その点キャリアセンターは基本マナーなどを、外部の専門団体などを使い就活フォローの一環メニューとして実施してくれます。インターネット情報でも一定の知識を得ることができますが、実際の礼の仕方や言葉遣いとなるとマナー練習や化粧講座を実演で体得してはじめて自分のものとなります。絶対おススメです。

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2. 学内企業説明会の開催

学内企業説明会

さまざまな主催者が開催する企業説明会の中で、学校のキャリアセンターが自学校の学生だけに開催するのが「学内企業説明会」です。参加企業は、キャリアセンターの渉外担当者が営業して、参加してくれる企業を勧誘することもあれば、特に実績校などを中心に参加を希望してくる企業もあります。

学内企業説明会は、いわばその学校の学生にターゲットを絞って説明会を実施するので、言ってみれば採用意欲満々で参加です。興味ある企業が参加すれば当然申し込むべきだし知らない企業でも出席して視野を広げられるので、せっかくの学内実施に参加しない法はありません。

(1)参加しやすさが最大のメリット

キャリアセンターが開催する学内企業説明会の場所は、当然学校内だということと、なおかつ開催時間もほぼ講義が終了した時間帯を見計らって開催されます。もちろん、事前にキャリアセンターの掲示板や校内に告知されるので注目しやすく、何より参加しやすいというメリットがあります。

単独もしくは数社が参加するなどパターンはいろいろです。参加企業の傾向としては、前段述べたように就職実績のある企業が多いのがひとつ。それと、キャリアセンターの渉外担当者の営業によって、特定の学部や専門ゼミ生をPRするため未実績の企業に参加してもらい、あらたに実績作りを目指す企業をあります。

(2)OBが参加することで企業を身近に体験

メリットのひとつは、学校OBがなんらかの形で参加するということです。人事関係者がOBの場合もあれば、入社数年後のOBを先輩社員として連れてくることもあります。

いずれにしろ、先輩OBの話は身近であり腹を割って会社説明をしてくれます。先輩社員は以下のように話を切り出します。

先輩社員
先輩社員

「○年前、私もそこに座ってOBの話を聞いていました。」

当然、質問も肩の力が抜け発言しやすくなります。

就活生
就活生

「先輩が〇〇社を志望した一番の理由は?」

就活生
就活生

「〇〇社に入社してもっとも良かったと思う点は?」

といった、忌憚のない質問ができます。

そのあと、先輩が

先輩社員
先輩社員

「もっと当社について聞きたい時は私までOB訪問して下さい。」

となればその企業としっかりとつながっていけるので、学内企業説明会ならではのメリットとなります。

(3)キャリアセンターによる企業への推薦

学校推薦はゼミ担当の教授と企業の個人的なネットワークが多く、学部も理科系の人材がほとんどでした。

しかし企業がさまざまな専門分野で新たな人材を探す中で、これまでの学校推薦という形も変わってきています。学校推薦=推薦状という形式ばった形にならず、キャリアセンターによる相談の一環が結果的に推薦とある場合もあるということです。

つまり、キャリアセンターで就活生の相談を受ける中で「今度の学内企業説明会に参加してみないか?」という誘いです。これは学内企業説明会に来た企業の担当者にも情報として伝わり、少人数の相談会の中でお互いに理解を深めるという形になります。

3. 実践的な採用選考対策としての支援

就活の選考本番となると、就活生が最も苦労するのがエントリーシートの記入や面接、グループディスカッションなどです。理屈より、選考を勝ち抜ける実践的なアドバイスが必要で、これらについてどのようにしてフォローしてくれるか紹介しましょう。

(1)エントリーシートの添削

キャリアセンター エントリーシート添削

書くことが苦手な人にとっては、エントリーシートの記入はなかなかハードルの高い作業です。エントリーシートは自己紹介シートのように思えて就活では比重の軽いイメージがあります。

しかし企業によってはそのまま選考材料にしたり、それで直接選考しなくても間違いなく面接材料にしたりするので、非常に大切な書類です。

書き方に困れば、キャリアセンターでは実践的に添削をしてくれるので、あれこれ悩む前にまずは下書きレベルでいいので持って行くことです。添削を担当する人はたいていの場合、単なる事務員ではなくかつて採用等に携わったことのある人です。

したがって、国語の先生の添削ではなく、どうすれば企業受けするかの視点で添削をしてくれます。

(2)実践的な模擬面接で体得

就活で、練習すればするほど進歩するのが面接です。逆に、これだけは自分の頭の中でいくらシミュレーションしても実践には通用しません。実践練習あるのみで、この点でもキャリアセンター利用を特にオススメします。人事や採用関係の仕事をしたOB職員を配置し、本番さながらの模擬面接をしてくれます。

しかも、志望している企業の求める人材にシフトして質問をしてくるので練習にはもってこいです。元の職場でやっていたように、時に強い言葉で、時に柔らかい言葉で質問を繰りだす様子は、野球でいえば何本もノックを受けているのと同じことで、是非、試してみることをおススメします。

(3)実践的なグループ討議練習

キャリアセンター グループ討議

面接ではありませんが、グループ討議(あるいはグループディスカッション)の練習もプログラムしているキャリアセンターがほとんどです。

グループ討議は、数人をひとつのテーマで討議させることで優秀な人材を見つけようという企業の選考方法のひとつです。これも面接同様、頭の中のシミュレーションだけでは通用しません。

キャリアセンターがする時には、自学校の学生数名をグルーピングし実際に企業でよく使われる討議テーマを投げて議論させます。当然、周囲にはキャリアセンターの専門スタッフを配置して観察させ、終了後に参加者の強み、弱みをフィードバックしてくれます。専門スタッフはキャリアセンターが外部団体に委託する場合もあります。


キャリアセンターをうまく活用すれば就活の負担が軽くなる

キャリアセンターは学校によってサービスメニューに多少の違いはありますが、冒頭述べたように、学校としては力を入れている機関であることは間違いありません。

一方、学生の声として存在そのものは知っているが、なんとなく行きづらいとか、怖そうとか、中にはあまりいい対応をされずに嫌いになったという人もいます。

どういったことをやっているのかわかりづらいのであまり利用しされておらず、よくわからないので、うまく活用できなかったというのが実際のところのようです。

その意味で今回の記事を参考にし、まったく利用したことのない人は是非、一度覗かれたらいかがでしょうか。身近さ、親身さ、終始一貫性などの総合的なフォロー体制に少なくとも行きづらさなどの思い込みは除かれるはずです。

次回ではさらに、キャリアセンターにはどういったスタッフがいて、どんな体制で就活生をフォローしていくのかを紹介していきましょう。

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