就活の基本は挨拶とマナー③|面接でのマナーのポイント解説 | はたらくす

就活の基本は挨拶とマナー③|面接でのマナーのポイント解説

就活の基本 面接でのマナー 就活

就活では、さまざまな場面で挨拶とマナーができているかどうかを見られます。
しかし、一番大切な場面は個人面接(以下、面接)であることは言うまでもありません。

当日は面接質問と答え方に集中するためにも、面接に付随した挨拶やマナーは最初にしっかり身に付けておきましょう。

面接当日の受付対応から控え室での待機、入室と挨拶、そして面接が終わり再び控え室に戻ってくるまでの挨拶とマナーを解説します。

なお、グループ面接の入室、着席、退出は個人面接とはまた違った流れになるので、グループ面接全体の記事で解説します。


1. 受付から控え室での待機マナーまで

就活の基本 面接 待機

面接は、面接室で面接官と対面するだけでなく、当日の受付も、また控え室での待機態度も一連の流れと考え、それぞれ挨拶やマナーには十分注意をしましょう。以下に、具体的なポイントを順に解説します。

(1)受付から始まる面接

受付を担当する係の人たちは、採用とは関係のない人たちかというと、そうだとは言い切れません。

人事部の人もいれば、人事部から「よく見ておいて下さいネ」という特命を受けている人がいると思って下さい。

特に、挨拶やマナーの素晴らしい人、まったくできていない人、言動に特徴のある人などは注目されることになります。

個人面接だと、受付には基本的に時間差で訪問するので、受付の担当者が志望者にひと言声をかける時間があります。

面接官
面接官

「今日は暑いですね。大丈夫ですか?」

面接官
面接官

「駅からここまですぐにわかりました?」

など、差し障りのない話題で話しかけられることがあります。これに対して、

あなた
あなた

「ハイ、お気遣いありがとうございます!暑いのは慣れています!」

 

あなた
あなた

「ハイ、早めに着きましたので余裕でこられました!」

と元気に反応する人と、逆に無関心な表情しか見せない人とでは印象は大きく変わります。つまり、受付での会話も面接質問と思いしっかり受け答えすることが必要と言うことです。

(2)「見られている」控え室での態度

面接の控え室に案内されると、もっと「人事色」の濃い人が担当することになります。なぜなら控え室での言動は本番の面接より、もっと個性が出やすい場所だからです。

しっかり観察されて、面接終了後の採否ミーティングに控え室担当の係員が参加する企業もあります。

  • 最後まで自分のノートを見ながら、質疑応答のシミュレーションをする志望者
  • 同じく待機中の他の学生と雑談する志望者
  • 貧乏ゆすりをしたり、そわそわと落ち着かなかったりする志望者

これらは、みんなダメだとは言い切れませんが、直前になってじっとしていない様子はあまり感心できません。わずか、数分間のことなのでここはゆったりとして、精神統一をするのがふさわしい待機の仕方です。

(3)面接にあたっての説明の聞き方

控え室でのもうひとつのポイントは、面接にあたっての説明の聞き方です。

多くの企業では控え室での待機中に、面接に関する詳細の案内があります。聞き洩らさないようし、指示通り動くことと、説明者へのお礼の言葉がポイントです。

<入室前の案内例>

案内説明者
案内説明者

「入室する時は、軽くノックを3回して下さい。
どうぞという声が聞こえてから入って下さい。ドアは内側へ押して下さい。
面接室に入ったら正面に面接官がおります。すぐ前の椅子の右横に立って、学校名と氏名を名乗って下さい。指示があってから着席をして下さい。
バッグなどの手荷物はここでお預かりします。」

一般的な入室時の説明例なので、是非参考にして下さい。手荷物をどうするかは企業によって異なります。面接室の中に手荷物置き場がある場合と、持ったまま横に置く場合もあります。

いずれにせよ、説明をしてくれた係の人には軽く会釈して「ありがとうございました。」と礼を言うことを忘れないようにしましょう。

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2. 面接室への入室から面接中のマナーまで

就活の基本 入室マナー

さて、いよいよ面接本番です。控え室から面接室への入室、入室から着席、面接中の注意点、そして終了後の退室まで順を追ってマナーを説明しましょう。

(1)入室時のノックは軽く3回

ノックは軽く3回ノックします。ほぼ自分の背丈の位置となる、顔位の高さでノックをすると叩きやすいです。

緊張の一瞬で、ドアを叩く手がこわばりそうですが、逆にちょっと強めに叩いた方が緊張も取れて面接に挑む決心がつきます。「どうぞ(入って下さい)。」という声を確認後入室します。

ノブは右、左どちらでも利き手で開ければ問題ありません。開けると同時に中が見えるので、サッと見た後、面接官に向かって会釈しながら「失礼します。」と声をかけます。前に置かれた椅子の方に進み、入口から近い方の横で一旦止まります。この辺りで、

面接官
面接官

「(お待たせしました。)最初に学校名とお名前をお願いします。」

といった指示があるので指示に従います。

(2)着席は指示があってから

面接室に入れば、もう指示に従うのみなので落ち着いて行動しましょう。「どうぞお掛けください。」と言われたら、再び「失礼します。」と言って着席します。椅子への腰の掛け方のポイントは以下になります。


    ①アゴを引き背筋を伸ばし着席。
    ②背もたれとは少し間を空ける。

<男子>

    ③手はゆるく握り、それぞれ膝の上に軽く乗せる。
    ④膝の間は握りこぶし1個分空けておく。
    ⑤肩幅で足を揃え、心持ちつま先が外を向くようにする。

<女子>

    ③右手を左手に被せ(逆も可)両足の中間に置く。
    ④膝、両足、かかとはくっ付けてしっかり閉じる。

細かい点はいろいろありますが、模擬面接をすればすぐ慣れます。ここまで来れば、あとは堂々とした気持ちで臨みましょう。ケンカするわけではないので、できるだけやさしい表情になるように心掛けます。

(3)事前にトイレで表情チェック

表情を柔らかくするには、口角(口元の外側の端)がポイントになります。唇を「クッ」と引き締め口角を上げ気味にすると表情が和らぎます。

前日に家の鏡でチェックしておき、会社に来てからは、面接に入る前にトイレに行って鏡の前で表情作りをしておくと役に立ちます。

同時に、口を思い切り開いて発声練習をしておきます。声に出すと周囲に聞こえるので、小さな声で「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ・ア・イ・ウ・エ・オ」と言います。時間によって、「カ行」「サ行」と順番にやっておくと、口元はかなり柔らかくなり、また発声もしやすくなるので是非試して下さい。

(4)面接中の「視線」で心掛けたいこと

表情に続き、もうひとつ柔らかくしたいのが「視線」です。まず、正面に座っている面接官に優しく視線を向けます。初対面の人たちばかりなので、どうしても目と目がぶつかり、思わず視線を外して周囲の壁や窓に目をやるとキョロキョロ感が出てしまうので注意しましょう。

視線をやさしくするコツは、男性面接官であれば襟元のネクタイの結び目辺りを見ると視線が優しくなります。女性も同様に襟元に目をやります。

また、面接が始まるとテーブルの上の書類やメモをする手元に視線が行きがちですが、実際、何を書いているのか見てもわからないので、ジロジロ見ないようにしましょう。

3. 退室は余韻を残して

(1)キレイな退出方法とマナー

面接が終了する合図は、面接官の

面接官
面接官

「(以上で面接を終わります。)退出して下さい。」

です。

すぐに立ち上がり、「立ち姿勢」(前記事の動作編を参照)を整えた後、一呼吸を置いて、

あなた
あなた

「本日はありがとうございました!」

と述べ、「敬礼」(30度)をします。手荷物がある場合は手荷物を持ち、ドアに向かいます。

次に、ドアの前で一旦振り返ります。「失礼します。」と「会釈」とともに発声してから再び振り返り、ドアのノブに手をやります。

体が外に出てドアが半分ほど閉じられた状態のとき、視線は下に落としたままでいいので静かに頭を下げるようにします。この動作は、ドアが閉まり切るまで学生の方を見ている面接官にしっかり余韻を残すためです。

(2)控え室で無駄話は禁物

面接が終わると、一旦、控え室の方に戻ります。すっかり緊張が解けた状態のはずです。

気持ちとしては、「やっと終わった!」「緊張した~!」「怖かった!」「全然話せなかった!」などさまざまです。しかし、これらは「気持ちだけ」にして、間違っても声に出してはいけません。

もしかしたら、入室時に優しく声をかけてくれた控え室の係員に、言いたくなるかもわかりません。しかし、その時の言い方、表情、悔しさなどはすべて本音と判断されます。

さらに、係の人が

係りの人
係りの人

「お疲れ様!で、どうでした?うまく行きました?」

と、さも味方のような声掛けをする時もあります。

若手社員
若手社員

「ハイ!いろいろ聞かれましたが、適当に言い返しました!」

とでも言おうものなら、しっかり記録されてしまいます。

就活の基本 雑談


まとめ

面接の中での実際的な質疑応答のポイントは、別途、面接記事の中で解説しますが、今回はまずは挨拶やマナー部分、そして心掛けたい点について説明しました。

実際の面接中はなかなか思い出せないので、一旦は、知識部分として頭の中でシミュレーションをしておいて下さい。

そして、模擬面接を実施してくれるところを探し、実際に入室から着席の仕方を実践してみると、面接時の挨拶やマナーのポイントがよく理解できます。

学校のキャリアセンターや、新卒応援ハローワークは無料で模擬面接をしてくれるので是非利用してみて下さい。