増えているwebテスト|よく使われるwebテストの種類と見分け方

2019.01.24
Webテスト 種類と見分け方

増えているwebテスト|よく使われるwebテストの種類と見分け方

就職試験の適性検査はパソコンを使う、いわゆる「webテスト」の形をとる企業が増えてきました。代表的なwebテストにはどのようなものがあるのか、その違いと見分け方について解説しましょう。


1. webテストとは何か?種類と違い

適性検査は、能力検査と性格検査からなり、これまでは志望企業内でマークシート方式のペーパーテストとして実施されてきました。しかし、多くの志望者の中から効率よく選考を進めるために、パソコンでインターネットを使ったwebテスト方式を採用する企業が増えています。

種類によって異なる特徴

Webテストは、パソコンさえあればどこでも試験が受けられるので、自宅、学校、その他指定会場などで実施でき、企業にとっても受検者にとっても便利さが重宝されています。

どこでいつ受検すればいいのか、企業が候補日と場所を指示してきますので、受検者は都合を合わせて受検すればよいわけです。

しかし、志望企業によって使うwebテストの種類は異なります。そのため、事前に企業研究の段階から実績情報を得ておく必要があります。

そして、使用実績のあるwebテストの解答方法、問題の出題範囲、特徴など抑えた上で、模試対策も立てておかなければなりません。

Webテスト 自宅でパソコン

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2. webテストの種類

では、よく使われる代表的なwebテストにはどんなものがあるのでしょうか?

テストを提供している会社ごとにまとめてみました。提供会社を知っておくことは、各社からインターネットを通じて配信されるURLからテストの種類を見つけられることに繋がるので重要なポイントです。

(1)よく使われる主要3種類

種類提供会社・URL実施形式主な特徴試験科目
SPI3
リクルートマネジメントソリューションズ社
https://www.spi.recruit.co.jp
テストセンター企業指定の専用会場に出向き、パソコンを使って受検する。受検者ごとに異なる問題が出題。回答状況に応じ難易度・出題数が変化。オプションとして英語検査、構造的把握力がある。言語 非言語 性格
オプション英語
構造的把握力
WEBテスティングサービス自宅や学校のパソコンから受検可能。電卓使用ができるがスピードを求められる問題が多い。テストセンターとは問題が異なる。「基礎学力」が中心。言語 非言語 性格
インハウスCBT志望企業内のパソコンで受検。テスト内容はWEBテスティングサービスとほぼ同じ。言語 非言語 性格
玉手箱日本エス・エイチ・エル(SHL)社 
http://www2.shl.ne.jp/product/index.asp
自宅受検形式SPIより問題の幅が広い。言語・計数は各3種類、英語は2種類で合計8種類から組み合わせて使われる。もともとWEBテスト専門のCAB、GABからスタートし、その形式を取り入れた問題もある。(その他の種類で説明)言語 計数 英語 性格 意欲
TG-WEBヒューマネージ社

http://assessment.c-personal.com/
http://assessment.e-gitest.com/
自宅受検形式他のWEBテストと比較し大変難しい。ふるい落とし向きと言われる。能力検査は独自の問題が多い。性格テストが7種類あり、求める人材に応じ数種類を組み合わせて実施される。言語 計数 英語 性格

志望企業がどの種類のwebテストを使うか、受検者には事前に教えてくれません。しかし、問題がインターネットで配信された時、配信元のURLでどこのテストなのかを見分けられる可能性があります。

ただし、受検する人が対策を立てないように、テストの種類を変えてくる企業もあるので注意が必要です。

また、問題が配信され解答時間を指定してきた段階で見分けられる場合があります。
(SPI:解答時間約35分、玉手箱:9分50問だったら四則逆算型。20分20問なら空欄推測型。15分29問なら図表の読み取り型。TG-WEB:言語12分・非言語18分なら従来型。言語7分・非言語8分なら新型などです。)

(2)その他のwebテスト

主要なwebテストは上記3種類ですが、この他にもいくつか種類があるので提供会社ごとに紹介しておきましょう。

①リクルートマネジメントソリューションズ社

  • ENG(イング)
    SPIの英語版です。テストセンターで実施されます。同意語、空欄補充、和文英訳、長文読解など共通センター試験レベルで勉強しておくといいでしょう。

②日本エス・エイチ・エル(SHL)社

  • Web-GAB(GABのwebテスト形式)
  • C-GAB(GABのテストセンター形式)
    GAB(ギャブ)は、総合職向けの適性検査です。知的能力(言語・計数)、英語と性格検査があります。SPIが短文でシンプルな質問なのに対して、GABは、長文や図表の読み取りがあります。玉手箱と同じSHL社製で、問題形式は似たものもあります。
  • Web-CAB(CABのwebテスト形式)
    CAB(キャブ)は、GABが総合職版なのに対して、主にSEやプログラマーといったIT系の専門職採用で使用されることが多いwebテストです。暗算・法則性・命令表・暗号など、専門性が高くなる特徴があります。

③日本文化科学社

  • TAP(タップ)
    SPIに近い適性検査です。「基礎能力」「職務バイタリティ」「対人・社会への不調和傾向」「対人的側面」「行動的側面」など5つの側面を総合的に判断。コストが他社よりもかなり抑えられています。
    配信の可能性のあるURL:https://www.empweb21.com

④アールイープロデュース株式会社

  • CUBIC Compass(キュービック・コンパス)
    中小企業向けに開発されています。短い検査時間(20分)、低コストで実施されています。4択式の148問で、ストレス耐性、職業適性、対人関係スタイル、基礎能力が判断されます。
    配信の可能性のあるURL:http://tekisei-cubic.re-p.co.jp

(3)志望企業の使用実績を研究

Webテストそのものの種類の違いもありますが、企業のリクエストに応じて組み合わせを変えた問題形式になる検査もあります。

すべての検査の種類をすべて練習しておくことは難しいので、まずは志望企業のこれまでの使用実績をしっかり調査しておくことが大事です。HPから入ると模試のできるwebテストもあります。

各企業がどのテストを採用しているかは、OBルート、キャリアセンター、就職情報サイトなどから知ることができます。

企業からすればあまり対策を立てられると困るので変えてくることもありますが、変えることが採用基準の変更になり難しい点もあります。したがって、ある程度定着して使用をするのが一般的です。

Webテスト 事前調査

Webテストはエントリーシートや面接対策とは異なる対策を

Webテストは紹介した主要3社の種類をはじめ、使用する企業が今後も増える可能性があります。また、多くの志望者から一定の足切りをするために、比較的廉価で短時間のうちに処理してしまう企業も出てくるでしょう。

いずれにせよ、就活メニューのひとつにwebテスト対策は欠かせないものです。人物本位とは言うものの、無視してしまうことはできません。エントリーシートや面接対策とは異なる対策が求められます。

次の記事で、筆記試験と適性検査の傾向と対策を紹介します。
筆記試験と適性検査を優位に通過するための傾向と対策

しっかり情報を集めて、効率よく練習問題をこなしていくのが適性検査のポイントです。

2018/12/17 2019/01/24

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