SPI試験が苦手な人のよくある勘違いと対策

2018.12.18
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SPI試験が苦手な人のよくある勘違いと対策

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就活で、適性検査と聞くとちょっと敬遠したくなる人が結構います。

たとえ面接は適当に口でごまかせたとしても、適性検査は頭の回転や心の内面を覗き見られるとでも思っているのでしょうか?

あるいは、適性検査は難しいという先入観で苦手意識を持ってしまうのでしょうか?
実際には選考方法の一つに適性検査を行う企業は多くあり、苦手だからといって対策を講じないわけにはいきません。

まずここでは、適性検査としてよく利用される「SPI試験」について紹介しましょう。受験勉強ではないので、できるだけコンパクトに時間を使い効率よく対策を立てます。気持ちと頭を中学時代の高校受験に戻せば大丈夫です。

不安な気持ちを少しでも改善し、選考にプラスになる方法を解説します。


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1. SPI試験は難しいという勘違い

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いろいろSPI試験について調べていくうちに、SPI試験が難しいという勘違いをしてしまう人が結構います。
特に初めて受ける時や、受けた結果不合格になった経験のある人は陥りがちです。その勘違いはどこから来るのかを説明しましょう。

(1)SPI試験に苦手意識を持つ必要はない理由

SPI試験は難しいものだというのは勘違いです。

結論から言えば、就活では何を聞かれるかわからない面接質問の方が難しく、対策を立てやすいのはSPI試験です。

受験勉強の時代からしばらく遠ざかっていたせいで、筆記試験に抵抗感があるのは確かです。

しかし、出題そのものは中学時代に勉強した算数や国語の延長線上の問題ばかりです。言い換えれば、勘さえ取り戻せばすぐ馴染んでくる問題ばかりです。また、性格検査では設問自身は何ら難しいものではありません。

(2)満点を取ろうと思うから難しい

中学時代の勉強は基礎学力を付けるのが目標なので、テストではできれば満点を取ることを求められました。しかし、SPI試験では、満点を目指す必要はありません。

目標は約7割と言われますが、これもあまり根拠のある数字ではありません。

なぜなら、SPI試験のみで合否を決める企業はなく、ほとんどが面接を中心とした人物評価との総合判断です。ですので、人物評価が非常に高い人なら、SPI試験結果が多少低くても合格する可能性があります。

もともと時間的プレッシャーがかかるように設計されているのがSPI試験の特徴なのに、解けない問題があると舞い上がってしまう人がよくいます。わからない問題はさっさと見切りをつけて次の問題に進む、つまり満点を目指さないリラックスさがコツでもあります。

(3)非言語系の問題へのアレルギー

SPI試験の問題で、難しいと感じるのが非言語能力の問題です。

言語能力(国語)ならまだ馴染みがあるが、算数や図解を目にすると難しいと感じ、すぐに苦手意識がよみがえる人がいます。高校、大学の進路選択の中で、たとえば数学や理数系が苦手なので文系を希望し、以来ずっと算数・数学から遠ざかっていたという人たちです。

しかしここで考えてほしいのは、数学は得手不得手があるにしても、SPI試験はあくまで算数です。

数字に対してちょっとトラウマ的になっている人がいるかもわかりませんが、中学時代の基礎知識と、極端に言えば足し算・引き算・掛け算・割り算ができれば解ける問題ばかりです。

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2. SPI試験の対策はないという勘違い

次の勘違いは、SPI試験に対策はないという勘違いです。

述べてきたように中学時代の基礎知識にさかのぼれと言うけれど、長年の勉強で学力はすでに固まっており、いまさらどうあがいても無理だという勘違いを捨てて下さい。

(1)勘を取り戻すだけでいい

SPI試験の問題を目にすると、特に非言語の問題は日常生活では経験しないことを急に尋ねられ戸惑うというのが正直なところです。

しかし、問題を解くための思考方法は未経験ではなく、中学から高校時代の初めごろに勉強した頭の奥にしっかり残っているはずです。

ポイントはいかにして、これを頭の中から引っ張り出してきて解答に結びつけるかがポイントです。ひと言で言えば「慣れ」であり、中学時代に培った「勘を取り戻す」ことです。

なかなかできなかった自転車の乗り方や逆上がりの方法は、一旦習得してしまえば、再びやろうとしたときすぐに思い出すのと同様です。

(2)「勘を取り戻す」方法

たとえば、小売店のアルバイトがベテランになると、10%の割引券を出された時の支払金額が自然と頭に浮かんだり、消費税込みあるいは税引き後金額を簡単に計算できるようになったりします。

しかし、はじめてのアルバイトで店頭に立った時に顧客から、「この商品、割引券使ったらいくらになるの?消費税はどうなるの?」と早口で聞かれたらどうでしょう?

価格から消費税を抜き、10%引きの価格に改めて消費税を乗せる計算を暗算でさっとできるかどうかとなると、戸惑ってしまう人がほとんどです。

早口の顧客は、まさにSPI試験の時間制限というプレッシャーです。つまり、慣れれば簡単なことでも不慣れなことは、本来知っている知識が発揮できないのが現実なのです。

(3)慣れることに尽きる

自転車の乗り方は知っているが、いきなり高速自転車レースに出場すれば手も足も出ないのは当たり前です。しかし、乗り方という基本は知っているので、徐々に早いスピードにも慣れるように練習を積み上げていけば次第に力はついてきます。

SPI試験の問題を紹介する参考本は多く出ています。また、練習問題も容易に手に入れることができます。

まったく同じ問題は出ませんが、傾向はそんなに変わらないのがSPI試験の特徴なので、アルバイト経験や自転車のスピードアップ同様、数をこなすことが自ずと対策になるので安心して下さい。

3. SPI試験で落ちたという思い込み

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何度かSPI試験を受けた後に不合格となった人は、SPI試験での自分の出来映えを思い出し、原因はSPI試験に違いないと思い込む人がけっこういます。

しかし、SPI試験単独で合否を決めつけることはないという理由を紹介しましょう。

(1)合否は面接との総合判断

企業が適性検査を、選考プロセスのどこで実施するかがポイントですが、特に多数の志望者が想定される企業では、志望者全員に最初に適性検査をすることはありません。

なぜなら、実施経費が1人の実施単価と応募者数の掛け算になり、あまり志望動機もなく試しに練習で受けてみようと思う人や、もともと自社に向いていないと思われる人まで経費をかけることは非効率だからです。

参考:https://www.spi.recruit.co.jp/service/charge.html(リクルート社SPI紹介サイトより)

したがって、先に面接で自社への志望度合いや適性を見て、ある程度絞り込んでから実施する企業が一般的です。

1次面接とセットか、2次面接とセットかは企業によって異なりますが、次のステップに進める合否は、面接評価との総合判断となります。また、言えることは後になるほど比重が低くなるということです。

(2)SPI試験のみで落ちることはまずない

SPI試験の結果だけで落ちる場合は、選考試験でSPI試験が最初の場合です。

志望者があまり多くない企業は費用効率のことを考えなくてもいいので、SPI試験を先に行うことも考えられます。しかしこの場合も、企業の心理として、志望者が少ないなら逆に人物を個別に評価できる個人面接を先にじっくり行いたいのが本心です。

また、もしエントリーシートを提出していれば、エントリーシートの内容とSPI試験の結果をトータルで判断する企業が一般的です。

仮に、エントリーシートの文章力や論理的構成力があるのにSPI試験の結果がボロボロだったら、試験中にいったい何があったのかを知ろうとひとまず面接で確認しようとするのが普通の企業の対応です。

(3)SPI試験が苦手な人は「性格適性検査」で失敗しているかも?

SPI試験の中で、「性格適性検査」はちょっと特殊で、勉強の振り返りになる言語能力や非言語能力とは異質です。

本来自身の行動や意欲面の特徴を、素直な気持ちとして記述していけばいいのですが、SPI試験に苦手意識を持ち、何か見透かされるのを気にしてカッコよくまとめようとするとイレギュラーに出てしまうことがあります。

たとえば、強気姿勢一点張りの一匹狼的なパターンになる場合、逆に弱気姿勢が高じて消極性が目立ち意欲の乏しい場合、さらにこの2点が交互に出てきて傾向のつかめない人物像の場合などです。

SPI試験の言語能力、非言語能力ではなく「性格適性検査」でイレギュラーな結果を出してしまったのかもしれません。しかし、これも企業側からすれば面接で確かめてみたいのが実際のところです。

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SPI試験は参考程度

SPI試験の不安は、面接の不安と種類は違いますが、就活生にとってはみんなが一様に感じるところです。「試験」や「検査」という名前のせいか、結果については「容赦がない」イメージがありますが、そうとは言い切れないということをわかってもらえたでしょうか。

学校の入学試験は一律点数のみで線引きをしますが、SPI試験では試験オンリーで評価されることはあまりありません。いろいろな企業の採用方針を見ても、「人物重視」と書かれたところはあっても、「適性検査を優先します。」と書かれたところはありません。

企業の求める人材は多様性であり、さまざまな個性を持った人材を求めていることは今も昔も変わりません。一般的に適性検査を「参考程度」とするのはそれが理由なので、予見を持たずに臨むことをおススメします。

2018/12/17 2018/12/18

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