【就活】グループ面接を勝ち抜く|入室のマナーと質問への回答方法 | はたらくす

【就活】グループ面接を勝ち抜く|入室のマナーと質問への回答方法

就活 グループ面接 マナー 採用選考

採用担当者から連絡があり、いよいよ面接!というタイミングで、よくよく聞けばグループ面接(集団面接)とのこと。

普通の面接でも緊張するのに、グループとなると同じ就活のいわばライバルと並べて比べられる……。

そしてそこでの質問は、個人面接とどこが違うのか、何か特別なことがあるのかなど、気になりますよね。

グループ面接は、いわばスポーツ選手権の予選リーグみたいなものです。これから決勝リーグ(個人面接)へ進むためにも、まずは突破したいグループ面接について、どんな形式なのか、進行はどんなふうに行われるのかなど、詳しく解説しましょう。


1. グループ面接と個人面接の違い

グループ面接と個人面接の違いは、ひと言で言えば、面接される対象者が数名のグループか個人かの違いです。しかし、その人数の違いは面接の進行を大きく変えます。

(1)グループ面接の人数と目的

グループと言うからには複数人での面接ですが、一体何人ぐらいで面接になるのでしょうか。

一般には少なくて3人、多くても6人、平均4~5人というところです。この人数は、30分ぐらいの間に順番に質問を出し、得られた回答からおおよその人物評価ができる人数です。

面接は、本来なら一人ひとりじっくり時間をかけて質問し、回答を聞く個人面接が基本です。しかし、人気企業などで多くの志望者を選考しなければならない時は、個人面接の前にグループ面接をして、志望者をある程度の数に絞り込みを行います。

(2)「粗(あら)選り」が目的

グループ面接の目的は、あまり良い表現ではありませんが「粗(あら)より」です。予選リーグと言ったほうがわかりやすいでしょうか。決勝リーグの個人面接でじっくり人物評価をする前に、ある程度人数を少なくしておくのが目的です。

また、面接の回数を多くし、面接官を変えながらできるだけ違った視点で人物を見ていくという目的もあります。

たとえば、1グループ5人の面接者がいれば、この中から2~3人に絞るための選考を行います。合格率で言えば、40~50%がグループ面接を通過し個人面接に進むというイメージです。したがって、質問もそんなに突っ込んだ内容のものではなく、最も標準的な「自己紹介」「志望動機」「自己PR」「学生時代に取り組んだこと」などです。

(3)「グループ」に意味はない

「意味がない」と説明するとなんだか気軽な感じを受けますが、実際にはそうではありません。

面接される就活生の心境としては、自分のプライベートな発言を他の人に聞かれるプレッシャーや他者と比較されているという緊張は、個人面接以上だと言う人もいます。

「グループ」や「集団」という言葉から、メンバー数人による共同作業的なイメージがありますが、この場合のグループは単に人数だけのことで、一緒に何かをするといったことはまったくありません。

メンバー同士で一緒に何かするのは、「グループ討議」とか「グループディスカッション」と言われるもので、まったく異なるものです。(別記事参照)

グループ面接 個人面接との違い

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2. 覚えておきたい入室の流れとマナー

グループ面接が個人面接以上のプレッシャーといって、ひるんでいては前進できません。なんとかライバルに勝ち抜いて次に進めるよう、実際にどのような流れで進められていくのかを覚えて下さい。

まず、入室の流れとそこで守らなければならないマナーについて説明します。

(1)入室順で変わる流れと心得

当日のグループ面接が何人で行われ何人目に入室するかは、面接控え室での待機中にわかります。係の人から順に名前を呼ばれ、入室順や入室後に座る場所も指示があるのでしっかり聞きます。

いろいろな事前情報で、何番目が有利とか不利とか聞いているかもしれませんが、ほとんど意味のない情報です。

しかし、入室の順番毎に気を付けたいマナーはそれぞれあるので注意しなければなりません。

<先頭>

    ①先頭になったことを幸運と思い、入室時は堂々と胸を張り入室します。
    ②ノックを3回し、部屋の中から「どうぞお入りください。」という声を確認した後、入室します。
    ③ドアを開け、面接官の顔が見えた時点で「失礼します。」と発声し、会釈(角度15度・以下同様)とともに入室します。
    ④面接官の前に並んでいる椅子のうち、一番奥の椅子の前へ進みます。
    ⑤面接官の前に立って軽く会釈した後、後続のメンバーが揃うまで立ったままで待ちます。
    ⑥面接官が全員椅子の前に整列したのを確認したら、「どうぞお座り下さい。」と言いますので、再度「失礼します。」と声を掛けて着席します。

グループ面接 先頭 マナー

<2番目以降>

    ①前の人が入室し、ドアのノブから手を放す前にドアノブに手を添え、「失礼します。」と発声し会釈した後入室します。
    ②後続の人に気を配りながら、ドアノブを譲ります。
    ③前の人に続き、椅子の前に進み、後続の全員が揃うまで立ったまま待ちます。(以下、⑥と同様)

<最後尾>

    ①前の人に続き、ドアノブに手を添えて「失礼します。」と発声、会釈して入室します。
    ②最後なので、入室後は静かにドアノブを引いて(押して)ドアを閉めます。
    ③席に前に到着次第、軽く会釈し、立ったまま面接官の指示を待ちます
    (以下、⑥と同様)

2番目以降の人は、先頭の人に従えばいいと思いがちですが、先頭の人がマナー通りに行動するとは限らないので、自分の行動は自分でしっかり頭に入れておくようにしましょう。

3. グループ面接の開始と流れ

全員の入室が終わり、面接官から「どうぞ、ご着席下さい。」と声がかかると、いよいよ面接質問がスタートします。

前段に述べたようにグループ面接の質問の特徴は、数人を対象にするため同じ人に何度も突っ込む質問はなく、基本質問からスタートします。

(1)「学校名とお名前を言ってください。」

最初は、学校名と名前の確認からスタートします。

前に座ったメンバーが、面接官の手元にある個人ファイルと一致しているかの確認と考えて下さい。したがって、最初の一声は、

「右(左)の方から順番に、学校名とお名前をおっしゃって下さい。」

から始まります。

右あるいは、左の方からと言う意味は、スタート順なので座った位置によって、面接官から向かって右あるいは左からスタートするという意味です。

先頭の人を名指しで指名し、「では、〇〇さんから順番に…」となる場合もあります。第一声は緊張で声がこもるかもしれませんが、せいいっぱい大きな声で学校名と名前を名乗ります。

(2)「簡単に自己紹介をして下さい。」

企業によっては、冒頭、

「学校名と名前を述べ、簡単に自己紹介をお願いします。」

と言って、学校名と名前の後に自分の簡単なプロフィールを求める場合があります。

また、この時、「1分間程度でお願いします。」という時間の指定が付くこともあるので聞き逃さないようにしましょう。

仮に指定時間がなくても、「簡単に自己紹介を」という場合は、約1分間、ながくても1分半程度で押さえるようにします。1分~1分半といっても、かなりの情報量です。

グループ面接にかかわらず、自己紹介の事前準備は必須です。あくまでプロフィール的な項目で、とりあえず見出しや目次を述べるイメージです。

    ①名前、学校名・学部名・専攻分野、専攻分野やゼミ活動の簡単な内容で一括り。
    ②「学生時代に頑張ったこと」「所属クラブ」「趣味・特技」などを要約して一括り。
    ③今回の志望にあたっても意気込みなど、特記事項などで一括り。

これらの項目は、提出したエントリーシートの質問項目と重なる部分が多いはずです。自己紹介ではそれぞれの項目を一旦、要約的に述べておきます。

たとえばクラブ活動で素晴らしい成績を収めていて、ぜひPRしたいと考えているなら、「自己紹介」では言わず、次の基本質問の「自己PR」などで強調するようにし区別をします。

(3)グループ面接でよく聞かれる基本質問例

    ①「当社を志望する理由を述べて下さい。」
    ②「自己PRをして下さい。」
    ③「学生時代に最も力をいれたことを述べて下さい。」
    ④一般常識に関する質問(「最近のニュース」「時事問題」「経済ニュース」など)

グループ面接での質問は、自己紹介を含めて数にして4~5問が一般的です。1人がひとつの質問で1分を使い、5人が5問話せば、20~30分が全体の面接時間となります。面接時間からしても、質問数は4~5問が平均的なところでしょう。

AさんからEさんまで5人の面接者がいたとしたら、質問毎にAさんから順に5回尋ねていく流れだと思うかもしれませんが、実はそうとは限りません。各企業によってちょっとした仕掛けをして、人物をより深く見ようとします。これについて、次の記事でじっくり紹介しましょう。


グループ面接は自分で流れを理解し、行動しよう

グループ面接は、個人面接以上に緊張するという人がけっこういます。緊張を少しでも和らげるために、グループ面接の目的から説明し、さしあたって入室時の流れとマナーについて解説しました。

グループ面接の失敗でよくあるのが、つい先頭の人の言動に引っ張られて、同じように動いてしまうことです。他の人を気にせず自信を持って行動するためには、自身が流れを良く理解し、どう行動すればベストなのかを頭に入れておくことが大切です。

その上で、今度はいかにして他のライバルと差をつけることが大事になってきます。引き続き、グループ面接に勝ち抜く方法に解説していきましょう。

【就活】グループ面接を勝ち抜く|ランダムな質問であわてないために

グループ面接を理解して、自分らしく臨みましょう。