グループディスカッション|評価される人の発言とマナーの注意点!

2018.12.17
グループディスカッション 発言とマナー

グループディスカッション|評価される人の発言とマナーの注意点!

前記事では、グループディスカッションの流れや課題の整理方法、役割分担について解説しましたが、ここでは討議が進む中で、他者より注目される方法を解説します。とは言っても、目立つことが目的ではありません。

何度か述べてきたように、グループ課題を優先し課題解決に貢献する言動があったかどうかです。しかし一方、人事の評価が欲しくてよからぬ行動に出てしまい、逆に評価を下げてしまう人もいます。両面から解説し、あるべき姿を紹介しましょう。


1. 良い意味で注目される人

討議が始まると、最初はどのような人物かわからなかった人も、その行動や発言から注目される人が出てきます。具体的にどんな人が注目され、どんな点が良い評価につながっていくのか解説しましょう。

グループディスカッション 良い目立ち方

(1)注目される行動

良い意味で目立つ行動には次のようなものがあります。主にマナー部分が多いのですが、基本の行動は他者への配慮や気配りをしていると感じさせる部分です。

    ①席に着くとき、他者へ配慮し我先にと座らない。
    ②企業側の説明を聞く時、体を話している人の方に向き直して話を聞く。
    ③他者の発言をうなずきながら聞いている。
    ④まとめに必要な筆記具の準備や、ボード発表に必要なマーカーなどによく気が付く。

(2)注目される発言

注目される発言とは、討議の流れを良い方向に変えるという部分です。

これまでまったく面識のない数名がいきなり話し合いをするわけなので、議論は滞ることが多いのが普通です。また、中には討議慣れのしていない人がいることも十分考えられ、グループ仲間を意識した発言は」は注目に値します。

<議論の流れを変える発言>

    ①スタート時の固い状況から率先して口火を切り、みんなが発言しやすいようにした。
    ②議論が膠着している時に、違う切り口で提案をし議論を前に進めた。
    ③終わりかけの頃、みんなが忘れていた観点について動議し、メンバーに再考を促した。
    ④あえて反対意見を出し、みんなに熟考してもらった結果議論を深めた。

<グループワークを意識した発言>

    ①発言のない人に何度か話しかけた。
    ②発言が偏る人に他者への気配りを求めた。
    ③意見を求められた時、ためらわずに意見を述べた。
    ④役割を持った人をフォローし、助ける発言をした。

グループディスカッション

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2. 頑張っているようだが評価が低い人

採用選考を目的としたグループディスカッションなので、メンバー全員が一生懸命頑張るのは当然です。しかし、頑張り方が的はずれで逆に注目され、マイナス評価になることがあるので注意しましょう。

(1)時間を優先する人

グループディスカッションは、メンバーにプレッシャーがかかるように、もともとタイトな時間設定になっています。すると、討議の質を落としてまで時間内決着を最優先する人が出てきます。発言としては、すぐに

良くない発言
良くない発言

「時間がないからそれに決めましょう!」

と言い、妥協するタイプです。

時間はもちろん大事ですが、あからさまであったり、過度に優先したりする発言と行動は間違いなく評価を落としてしまいます。妥協するのではなく、時間をはじめとするさまざまな与条件の中で、もっとも適切な解決方法はこれだという意見でないと説得性がありません。

(2)チームワークばかり気にする人

グループディスカッションはチームワークが大切だという考え方は大切です。

しかし、あまり過度に反応しすぎて、少し反対に会うとすぐに自分の意見や考えを引っ込める人がいます。本人はチームのためと思って引き下がっても、観察者が客観的に見ると優柔不断な人と映っています。

これは、チームワークが大切なのではなく、チームの利益がどうなのかという視点が必要です。最優先すべきチームの利益とは、グループ課題の達成です。ここを基準にして、自分の意見を押し通すべきかどうかが考えるようにしなければなりません。

(3)観察者を気にする人

頑張っているようだが、最も評価を落としてしまう人がいます。

それは、観察者である人事や採用担当者の顔色を伺いながら発言したり、行動したりする人です。さらにこの人たちは、そうしている自分に気が付いていない場合がほとんどです。しかし残念ながら、観察者からは丸わかりです。

たとえば、発言をするたびに観察者の方に視線が動いたり、観察者が近づくと意識して体が動いてしまったりする人です。同じグループのメンバーも、その人の発言がグループの課題解決が目的ではなく、観察者によく見てもらうためだということに薄々気付くようになってしまいます。

3. グループ討議のマナー

グループディスカッションを通じて人物評価をされる中心は、ディスカッションの中身であるこというまでもありませんが、面接同様にマナーも評価されます。特に、ディスカッションならでのマナーやルールがありますので紹介しましょう。

グループディスカッション マナー

(1)他者の発言を遮らない

観察者によく見てもらおうとする意識が働くと、どうしてもテンションが上がってきます。そこで陥りやすいのが、他者の発言を遮っての発言です。他者の発言は必ず最後まで聞くのが鉄則です。発言は必ず司会者を通すことを冒頭に決めていれば、なおさらです。

タイミングを見誤って、他者の発言が終わったと思ったのにまだ発言が続いていたということがあります。この時は、「ごめんなさい。」と必ずお詫びを入れます。反対に、実際には終わっていて、相手から「どうぞ。」と声が掛かれば、「ありがとうございます。」とお礼を述べてから発言します。

(2)2人だけのディベートは2人とも失格

討議が白熱してきて、討議内容が黒か白かいったように、ディベート的になることがあります。

これをメンバー全員が参加して意見を言い合うのは全然問題ありません。しかし、1対1での議論となり、しばらく2人だけが応酬し合うのは問題であり、これではグループディスカッションになりません。

ある程度のところで、

「私の意見はそうですが、他の方はいかがでしょうか?」

と他者にも意見を求めるのが正しいグループディスカッションです。他者を無視した2人で行うディベートは、どんなに質がよくても、2人とも評価を落とします。

(3)他者発言への思いやり

グループディスカッションは何度も言いますが、他メンバーと勝ち負けを争うものではありません。しかし、どこかにライバル意識があり、自分の意見と異なる他者発言に強く出る人がいます。

良くない発言
良くない発言

「いや、それはおかしいのでは?」

良くない発言
良くない発言

「その意見、間違いですよ。」

良くない発言
良くない発言

「それって、矛盾してますよね?」

いずれも、相手を説き伏せようとする意識がどこかにあるために、そういった言い方になります。

同じ職場のメンバーと考えれば、説き伏せるのが目的ではなく、理解を深めて仲間として一緒に行動してもらうのが目的です。グループディスカッションも同様で、常に他者に対する思いやりを忘れないようにしましょう。

こんな風に言い換えるようにします。

「今のお話は、私の意見とは違いますネ。課題を解決するためには、私はこうした方がいいと思いますがいかがでしょうか?」

「私の意見はこうですが、他の人にも意見を聞いてみませんか?」

「趣旨はわかりますが、少し無理があるように思います。いかがですか?」

相手の意見が自分と違うのは発言を聞いていてわかるが、それをもって「おかしい」とか、「間違っている」というのはグループディスカッションでは踏み込み過ぎです。


グループディスカッションはメンバーと作り上げる

選考方法の中で、面接はある程度の流れを予想できますが、グループディスカッションは、他の参加メンバーとの組み合わせの関係で、流れの予測をつけにくいのが現実です。

しかし、グループディシカッションの目的そのものが、予測不能な中でも、常に適切な判断ができ当初の課題を達成することです。時々、討議がうまく行かず課題を達成できなかった時に、構成されたグループメンバーのせいにしてしまう人がいます。

討議時間は短く、メンバー同士が意思疎通を図るのにはそこそこ時間がかかります。しかし、他者への配慮や気遣いのあるマナーは、必ずグループメンバーから好意的に見られる効果もあります。メンバーをよく理解し、共に協力して知恵を出し合う、これがグループディスカッションの極意です。

2018/12/17

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