OB訪問のやり方|就活を有利にすすめる先輩OBの探し方

2019.06.27
OB訪問のやり方①

OB訪問のやり方|就活を有利にすすめる先輩OBの探し方

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就活は、ある意味では山登りと一緒で、「内定」という山の頂上に行き着くために、さまざまな登山路があります。
その中で、同じ学校を卒業したOBやOG(以下、OB)の力やアドバイスを活用する「OB訪問」という登山路は、場合によっては内定への近道になることもあります。

しかし、特に仲のいい先輩がいないという人にとっては、「OB訪問」という登山路を示す看板は見つけにくいのが現実です。
OB訪問の先輩OBの探し方について紹介します。


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1. キャリアセンターは先輩OBの宝庫

そもそもキャリアセンターは、自学校の学生向けに有利な情報を惜しげなく提供するのが役目です。

特に自学校の卒業生であるOBが卒業後に入社した企業データは学生から内定報告を受けた段階で、すべてデータベース化されており、これを活用しない手はありません。

このようにキャリアセンターが自学校の学生向けにホームページでOB、OG訪問を推奨している例もあります。(本文とは関係ありません。)

参考例1:早稲田大学キャリアセンター
https://www.waseda.jp/inst/career/about/compass/

参考例2:近畿大学キャリアセンター
https://www.kindai.ac.jp/career/

(1)キャリアセンター主催の説明会に登場

一番手っ取り早いのが、キャリアセンター主催の企業説明会です。キャリアセンターの依頼を受けたOBが必ずと言っていいほど参加し、OB自ら「山の登り方」を教えてくれます。

OB自身が、「私の就活のポイントはOB訪問でした。」とコメントすれば、それはもう「私を頼ってくれればなんとかしてあげます。」と明言しているようなものです。

OB自身も会社の仕事をせず、母校の自社説明会に講師として来ているということ自体が会社の特命なのです。

きっと、人事部からは「母校の説明会に行く限りは、優秀な後輩を何人か連れて帰って来い。」という指令を受けていると思って間違いありません。そうでないと、勤務中に職場を離れられるわけがないのです。

(2)窓口で積極的にOB紹介をするキャリアセンター

キャリアセンターの窓口でもOBを積極的に紹介してくれます。

この紹介も、企業側とOB自身も承知した上での紹介です。自社を希望する学生がいたらこのOBに連絡をするようキャリアセンターに伝えた結果です。

したがって、後輩から連絡を受けた先輩OBは快く応対するようになっています。

OB訪問を受ける先輩の心境としては、本来の仕事以外とはいえ学校の後輩が自社を目指して訪問し、いろいろ質問されるというのは非常に嬉しいものです。

一方、就活生は目指す企業の生の情報を先輩OBから聞けるという、持ちつ持たれつの関係をキャリアセンターが仲介するというイメージです。

(3)企業から指令で動くリクルーターOB

「リクルーター」とは、企業の採用活動に携わる人のことです。

新卒採用などでは、人事部や採用担当から特命を受けて企業の一般社員が新卒採用のお手伝いをすることがあり、その人たちが「リクルーター」と呼ばれています。

企業によっては「リクルーター制度」と公言し、リクルーターを正式任命しているところもあります。
いずれにしても、実質リクルーター的役割をするOBは存在しているので、学校のキャリアセンターで尋ねれば教えてくれます。

リクルーターは、一般的なOBより積極的に学生にアプローチし、後輩を人事部に繋いでいくという役割を持っています。後段述べる礼儀やマナーはもちろん踏まえた上で、遠慮なく連絡を取るといいでしょう。

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2. 先輩OBが仕切る企業説明会や座談会

合同企業説明会にせよ単独の企業説明会にせよ、「先輩社員」が講師として登場する説明会や、説明会後に行われる「先輩との座談会」は、文字通り先輩社員が進行を担当します。

こうした説明会でも、しっかり選考から内定につながる「OB訪問」情報を取ることができます。

(1)「先輩との座談会」を活用

OB訪問 先輩との座談会

合同企業説明会や単独企業説明会など、参加者が多くなると先輩OBが講師でも個人個人へのアプローチは難しいものです。

そこで、座談会や少人数ミーティングを開いて、個人的な情報交換をしようとします。
もともと「少人数」や「OB紹介」をうたっている企業説明会は狙い目で、是非参加してOBを紹介してもらうといいでしょう。

一方、いくら先輩との座談会といっても、すべての学校のOBが座談会で講師として付くというのは不可能です。実際、出身の先輩がいない、もしくは少ない企業もあります。

そんな場合は、出身学校は違うけれど「就活のわかる先輩」として、紹介してくれるのが一般的です。

(2)「先輩のメールアドレス」は今後の接点

企業が学生と積極的にコンタクトを求めてくる場合は、必ずOBとの連絡方法を教えてくれます。

よくあるのは、「当社を志望してくれる場合はこのアドレスにメールを下さい。」という説明があります。第一志望ならすぐに連絡すればいいし、OB訪問でさらに企業研究をしたいならその旨を伝えればいいでしょう。

また、逆にOBの方から、座談会やミーティング時に書いた連絡先メールに、「先日の座談会参加、お疲れ様でした。感想をお聞きしたいのでお話ししませんか?」といった趣旨のメールが、後日届くことがあります。第一志望であってもなくても、企業研究の一環として返事を書き、アポイントを取るようおススメします。

(3)受け身にならず積極的に質問

どんな説明会や座談会でも参加した以上は積極性が第一です。OBからメールが来る来ないにかかわらず、ストレートにOB訪問を希望する旨のメールをすることで、さらに積極性をPRできると共に、今後の選考の道筋を知ることができます。

<メールの例文>

    『今回の座談会、〇〇先輩からいろいろご説明下さり大変参考になりました。お話をお聞きし、貴社への興味がさらに強まりました。
    もっとお伺いしたいことがあり、是非、〇〇先輩をOB訪問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?
    お忙しい中、何卒よろしくお願いいたします。』

3. クラブ・ゼミなど人脈ネットをフル活用

OB訪問を実現するための接点は、学生生活の身近なところに「人脈ネット」としてたくさんあるので紹介しましょう。就活中は、いつも自分なりにアンテナを張っておくことが大事で、アンテナのないところに良い情報は転がり込んでこないことを覚えておいて下さい。

(1)クラブやサークル活動の先輩OB

身近な人脈ネットとして、クラブやサークル活動の先輩がいます。1年生から入部していれば、3年分の先輩がどこかの企業に就職してきたのを見ているはずです。さらに言えば、久々に母校のクラブ活動を見学に来られた先輩も初顔合わせとはいえ、現在の就職先を知るはずです。

また、まったく面識がないとは言え、過去からの先輩は伝統があるクラブであればあるほどたくさんの方を輩出しています。

先輩伝いで聞き出していけば必ず自分が志望している業界や同業の最前線で働く人に行き着くはずです。クラブ専用のOB名簿を持っているところがあり、これは利用しない手はありません。

(2)ゼミ活動の先輩から担当教授まで

クラブ活動の先輩以上に、OB紹介やOB訪問で有効なのは所属ゼミです。

ゼミ活動は同じ専門性や研究テーマについて勉強したという背景があるので、選考ステップが進んだ時にOB推薦を取りやすいという特徴があります。企業側も自社のOB社員と比べて、「あのゼミ出身者なら大丈夫だ」といった一定の能力評価を持っているからです。

さらにゼミ活動の強力な人脈ネット紹介が、担当のゼミ教授を通じての先輩紹介です。

学校と企業が強いつながりがあって、理科系などによくある「ゼミ担当教授推薦」はその典型です。推薦状のある公式なものもあれば、教授がOBの固有名詞と連絡先をおしえてくれるやり方もあります。

(3)友達関係の人脈ネットの作り方

O訪問 人脈ネットワーク

さらに身近と言えば、自分の友達関係や家族との人脈ネットもあります。

知り合いや家族の人脈となると、「コネ紹介」のようになりあまり好まない人もいるでしょう。しかし、ここで言うのはあくまで「OB紹介によるOB訪問」のきっかけづくりとして考えて下さい。

就活を終えた人に、就活の情報源で何を重視したかという質問に、就活ナビサイトやキャリアエンターなどに続き上げられるのが「友人・知人」です。

彼らとは日頃から情報交換を頻繁に行う中で、「〇〇企業の人事担当者がウチの学校のOBらしくて、気軽に会ってくれるらしいよ。」という一言から、「じゃあ、私も会ってくれるかな?」と踏み出すことになるかもしれません。データベースに基づいた就活に加えて、意外と「縁」が繋がるのも就活だと心得て下さい。


OB訪問は根気よく接点を探す

OB訪問は、リクルーターの例を出すまでもなく意外と人事部に近く、通常のステップを省略して選考してもらえる可能性があります。問題はどうやって先輩OBを探し出し接点を持つかが今回のテーマでした。

説明会、座談会、キャリアセンター、クラブ・サークル活動、ゼミ活動そして友人・知人などさまざまなOB接点があります。もちろん、就活ナビサイトもOB紹介のページを作って窓口を設けています。

いずれも説明会開催のように、日時・場所を確定した情報源ではなく、「人脈ネット」と言われてつかみにくいという要素もありますが、それぞれ根気よく当たっていけば必ず辿り着くのがOB訪問です。

次の記事
OB訪問の質問内容|就活に役立つ情報を聞き出す上手な接し方

次の記事以降で、具体的な「OB訪問」のやり方を解説しましょう。

2018/12/17 2019/06/27

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