合同企業説明会での企業への質問と感想アンケート

2018.09.10
合同企業説明会 企業への質問・アンケート

合同企業説明会での企業への質問と感想アンケート

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前回の記事では、企業ブースの回り方や説明の聞き方について解説しましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、目指す企業との接点づくりまで言及します。

目標は、目指す企業の単独会社説明会への参加など、次のステップに進むことです。


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1. 積極採用企業の見つけ方

参加した企業になんらかの興味を持ちさらに企業研究を深めていきたい、あるいは今後、志望企業のひとつに加えたいという場合に、その企業とはこちらから積極的に関係作りを進めていきましょう。

はじめに、接点を持ちやすい企業の見つけ方やポイントを説明しましょう。

合同企業説明会 接点を持ちやすい企業の見つけ方

(1)説明者の人柄や話し方に注目

企業ブースで企業説明を聞く時、もちろん内容も大事ですがどんな人が説明者かを観察します。

説明は人事・採用担当者がする場合が多いのですが、合同企業説明会では係長や主任といった若手に担当させることが多くあります。若手だと年代が近い分、より学生の立場に立った話をしてくれます。

一方的な企業説明に終始せず、できるだけ双方向でコミュニケーションを取った上で企業PRをしたいと思っていますので話しやすい雰囲気を作ってくれます。また、義務感で話すのではなく、採用意欲や熱意を前面に出しながら話すので、こんな雰囲気が感じられたら、今後の接点が作りやすい会社だと思って下さい。

(2)先輩社員の経験談に注目

企業説明自体は人事・採用担当者が行う一方で、積極的に学生とのコミュニケーション作りをするために、入社1~2年目ぐらいの新人に就活の体験談を話させる企業があります。所属は営業部など、入社後最前線で活躍している人です。

人事担当者とは別に、もっと身近に自社を知ってもらおうというわけです。

後ほど述べますが、彼らは入社後の印象について、学生からの質問を受ける役割を持っています。もし今後さらにこの企業を知っていきたい時は、積極的に質問をするといいでしょう。身近な経験談に加え、OB訪問の歓迎など今後の自社へのアプローチ方法について本音を語ってくれるはずです。

(3)周囲の参加者から積極採用を感じる

企業ブースに座った時の雰囲気は、企業によってかなり異なります。

学生をうまく惹きつける企業もあれば、録音再生のようななんの面白みも味わいもない説明を繰り返す企業もあります。採用姿勢を見極めるために、企業説明を聞いている自身の感覚も大事ですが、同時に参加し聞いている周囲の学生の反応を見るとさらによくわかります。

現時点で採用意欲を感じさせない企業には、いまにも退出して他の企業ブースに行こうとしている状況がわかるし、積極採用の企業からは周囲の学生が前のめりしているのを見ることができます。もちろん、積極採用の企業ほど早い時点から個々の学生と接点を持ちたいと考えています。

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2. 企業との接点づくりと次につながるステップ

積極採用や早い時点のアプローチを考えている企業で、なおかつ志望企業のひとつとして考えてもいい企業には、次のような方法で接点づくりをし、次のステップへつなげるようにします。

(1)「質問」は積極的就活の第一歩

合同企業説明会 質問

合同企業説明会では、あらかた説明が終わると質問時間が設けられます。

あまりブースの参加人数が多すぎると質問しづらいですが、説明者から見て参加学生が目の行き届く範囲だと、積極質問はチャンスです。自分の名前を名乗らなくても、企業側が手元の参加証を見ながら名前をチェックする場合もあります。

質問内容は、説明のあった企業情報で不明な点を率直に聞いて問題ありません。そのための合同企業説明会なので遠慮はいりません。入社数年後の先輩社員がいれば、入社後の率直な印象を聞けば彼らは正直に話してくれます。

質問をすることは、企業への積極性を示すもので顔を覚えてもらうことにもなります。

(2)企業への積極的なアプローチになる質問

学生
就活生

「今後、御社を志望したい場合はどうすればいいでしょうか?」

この質問は、合同企業説明会で今後の接点づくりをするためにポイントとなる質問です。

企業側の答えはいくつかパターンがありますので紹介しましょう。ちなみにこれらのパターンは、学生側から質問をしなくても企業側から積極的に述べる場合もあり、聞き逃さないようにしましょう。

企業担当者
企業担当者

①「単独の会社説明会を予定していますので、是非参加して下さい。」

具体的な開催日時・場所を言う場合と、参加証などに書いた学生の連絡先に、メールその他で後日連絡すると言う場合があります。

企業担当者
企業担当者

②「エントリーシートを当社に送ってください。」

エントリーシートは合同企業説明会の会場で渡す場合とか、「ホームページからダウンロードをして下さい」、あるいは「ホームページ上で記入して添付送信して下さい」など様々です。

企業担当者
企業担当者

③「みなさんからいただいた参加証にこちらから連絡いたします。」

単独会社説明会とかエントリーシートとか具体的なステップを言わず、企業側からの連絡を待って下さいというやり方です。

(3)今後の接点を見逃さないこと

前段のパターンの違いは、各企業の採用スケジュールの組み方や採用予定人数、想定される応募学生数の違いなどによります。いくつか代表的な企業の採用パターンと背景を紹介しましょう。

①単独会社説明会の案内をする企業

合同企業説明会、単独会社説明会と段階を踏んで、学生を自社に引き寄せて行きます。

これは大量採用であったり、自社を応募する学生の数が多いためできるだけ段階を多くして志望の強い人を選別していくためです。たとえば、単独の会社説明会に参加した人からさらに志望者を絞るためにエントリーシートを出させ、次のステップへ導きます。

ステップを多くするとどうしても採用スケジュールが長期間になります。面接ひとつとっても、一次、二次、最終、役員面接で4ステップ。ここへ筆記試験やOB訪問を挟んで行くので選考期間は長期間をかけて慎重な選考をします。

②合同企業説明後にエントリーシートの提出を求める企業

合同企業説明会に参加してくれた学生に対し、次のステップとしてエントリーシートを求める企業があります。

エントリーシートは、いわば企業へのラブレターなので内容を精査した後、自社への志望度が強く、自社向きの学生に個々に連絡を取ります。

エントリーシートは本来、選考書類ではないのですが、あまりに内容が悪いと次の連絡が来ないことがあります。また、後日面接に進んだ場合、エントリーシートに書いた内容を元にして質問を受けることになりますので、しっかり意識して書く必要があります。

③具体的な採用スケジュールを言わない企業

「何かあれば連絡します」程度で、具体的スケジュールを言わない企業があります。

だからといって、ゆっくり構えているのかというとそうではありません。むしろ合同企業説明会に参加してくれた学生は、自社に何らかの興味を持っているものとみなして、当日に提出した参加証やアンケートを元に、個々に直接アプローチしてくることがあります。

場合によっては自社訪問の誘いをしてきます。

会社に呼ぶということは、何らかの面談や面接も覚悟しておいたほうがいいでしょう。こういった企業はできるだけ早い段階から学生を囲い込もうとしています。

いいように考えれば、ライバル各社に先駆け頑張っているともいえますが、早すぎるアプローチは学生の志望意志を無視しているともいえます。あまりに性急な企業はブラック企業である可能性にも要注意です。

3. エントリーシートやアンケートの意味

合同企業説明会に参加した直後に求められるアンケートや、次のステップに進むためのエントリーシートの意味をここでもう一度整理しておきましょう。

合同企業説明会に参加した学生が、志望する企業との今後の接点を求めるように、企業側も参加学生との接点を探しています。

具体的にはアンケートとエントリーシートです。順に見ていきましょう。

合同企業説明会 アンケート

(1)合同企業説明会のアンケートは後日の連絡用

まず企業説明が終わった後に求められるアンケートは、学生との後日の連絡用と思って下さい。

「大変興味を持った」「もっと知りたい」「聞きたいことがある」などに〇印があると企業は自社への強い興味を感じとります。もしその企業と今後接点を持ちたいと考えるなら、アンケートにはハッキリと意思表示をしておくといいでしょう。

仮に、「なんともいえない」「あまり興味を感じなかった」「他に興味ある企業がある」が正直なところだとしてチェックすると、今後の縁は切れてしまうと考えた方がいいでしょう。それでもアプローチをしてくる企業もありますが、お互い良い評価にはなりません。

(2)エントリーシートの提出は次へのステップ

合同企業説明会に参加した直後にその場でエントリーシートを必ず書かなければならないということはありません。すでに述べたように、あくまで次のステップに進みたいなら提出して下さいという意味です。

合同企業説明会の企業説明で志望意志がしっかり固まったのならいいのですが、まだモヤっとしていたり、もっと他社ともいろいろ比べてみたいということもあります。

就活の特徴は、いろいろな企業との接点をいくつも持ちながら進めていくものなので、こういった場合は、とりあえず書いて出してみるというのも方法です。縁を繋いでいくわけです。途中で、やはり自分の志望とは違うなと感じればいつでも辞退できるので心配はいりません。


合説でピンとくる企業が見つからなかったら……

合同企業説明会ではどんな行動をすればいいのかということで、特に、参加企業との接点づくりについて解説をしてきました。読まれた方の中には、いろいろ試しているがなかなか前に進まず、就活は難しいものだと思っている人もいるかもしれません。

実際には就活は、難しいというより根気のいる活動と言った方が合っているかもしれませんね。

しかし、就活で一番避けたいのは立ち止まってしまうことです。仮に合同企業説明会に参加したけどなかなか次のステップに進めないとなった時、あれこれ悔やんでいては前に進みません。

済んだことはさっさと忘れ、たとえば別の合同企業説明会で違う会社を探すことです。試行錯誤をする中で、だんだん本当に自分が志望する企業が絞り込まれてきます。

次の記事では、志望企業の絞り込みと就活の方向性について説明しましょう。

2018/08/02 2018/09/10

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