【就活】内々定|内々定の連絡と思ったらオワハラ?事例と対処法

2018.12.19
内々定 オワハラ

【就活】内々定|内々定の連絡と思ったらオワハラ?事例と対処法

企業が人材争奪戦をする中で、本来学生の自由な就職活動の妨害はあってはならないことです。

その中で、オワハラは「就活を終わらせるためのハラスメント」を略した言葉で、内々定と引き換えに他社受験を強制的に終わらせるために行われる行為を言います。

企業のオワハラの迫り方はさまざまですが、安易に誘いに乗らないように、また最後まで目的の企業を目指した就活をしていけるように、オワハラの実態と対処方法を紹介しましょう。


1. 「オワハラ」の事例

オワハラ事例① 内々定と引き換えに他社面接をキャンセル

最終面接終了後に確認したいことがあると呼び出され、面接で何かまずいことでもあったのかとドキドキで会社訪問すると、告げられたのは

面接官
面接官

「内々定を出したいのだが、これから言う指示に従ってほしい。」

面接官
面接官

「最終面接で話していた、今後の他社の面接予定をすべてこの場でキャンセルの電話を入れて下さい。」

とのことでした。

この例は、「内々定を出したいが…」がポイントです。

言ってみれば、内々定と引き換えに、進行中の他社を断ることを強要しています。

本来、通常の選考を積み上げてくれば、自社として採用すべきか人材かどうかは単独で決められるのに、他社志望を諦めることを条件に内々定を出すやり方は、明らかに自社に自信がなく辞退を恐れている結果です。

オワハラ事例② 他社の就活をさせないよう日程を押さえる

内々定を出すことは出すが、以降の他社活動ができないように今後の就活日程の邪魔をするやり方です。

そのために、面接で他社の就活状況を事前に聞き出しておき、他社の面接日時に、自社の連絡会など用事を作り出席できなくするやり方です。
一旦囲い込んだら他社の就活を一切できなくし、結果的に今後の就活ができないようにしてしまいます。

このような卑怯なやり方は、その会社に入社した後に判明してしまうのを承知の上でやってしまいます。
本人が入社後に知った時はすでに手遅れで、仮に文句を言ったとしても「それぐらいしてまで、君は採用したい人物だったのだよ。」と言われるだけです。

オワハラ事例③ 飲食、時には酒席も

役員による最終面接という名目で呼び出され出席すると、面接の雰囲気とはほど遠い雰囲気のレストランだったという事例です。

本人も内定を快く受諾した後の、懇親会的な位置付けなら別ですが、まだ最終結論をもらってない段階で食事をしながらの面接(歓談?)は違う意味があると思って下さい。

役員や場合によっては社長と学生が同席し話をするのは、役員へ最後の面通しをし、自社への入社を役員の前で約束させるためにすることがあります。

特に、食事とともにお酒が出ると

面接官
面接官

「まさか、これから他社を受けるってことはないよね?当社に決めてくれるよね?」

と約束を強く迫られる可能性があります。

内々定 オワハラ 事例

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2. オワハラに負けない強い意志

前段の例は、明らかに「これから他社への就活はやめるように」という企業の意志を伝える「オワハラ」以外の何物でもありません。

しかし実際には、オワハラとは断定できない微妙な言い回しで、自社に決めてほしいと迫る場合もあります。

いずれにしろ、そこで大事なのは、オワハラであっても負けない強い自身の意志です。

(1)選ぶ会社と捨てる会社

そもそも、明らかにオワハラと思しき言動で就活の終了宣言を迫る企業に、良い企業はありません。

上の例で言うと、そういった迫り方をする採用担当者は、企業自体の体質が染み込んだ結果と言えます。
たとえば、「○○してあげるから、△△しなさい。」は、優位的地位で配下の取引先に何かを求める体質なのかもしれません。

この事例①で、もし、「選考中の他社企業への辞退の電話入れ」を断ったらどうなるのでしょうか。

「それなら、内々定はあげられません。」と言われたら、それは最悪の企業です。その場で内定辞退を申し出ることをオススメします。

これまでは企業から選んでもらう立場でしたが、ここまで来れば自らの意志で「捨てる企業」になってもやむを得ないといえます。

(2)キャリアセンターや公的機関へ相談

たとえば事例①②のように場合で、明らかに妨害されていると思ったり、事例③で酒席の圧力が強いと感じたりしたら、すぐに学校のキャリアセンターや公的機関に相談するといいでしょう。

本当に正しい採用活動の一環なのかどうか、客観的に判断をしてくれます。もしかしたら、他にも似た情報が寄せられていて要注意の企業とわかるかもしれません。

一番気を付けなければならないのは、オワハラを迫った企業がブラック企業的な要素を持っていた場合です。

実際に就労条件や雇用方法で、法令違反の実績のある企業は採用した社員がすぐに辞める傾向にあり、大量採用と大量退職を繰り返している企業の可能性があります。

企業訪問をした時、

  • マナーの悪そうな社員を見かけたことがある
  • 言葉遣いが乱暴である
  • 事務所が雑然としている

など、こんな情報も含めて相談するといいでしょう。

(3)自分自身の意志を明確に

加えて、自分自身がオワハラに負けない強い意志を持ち続けていることが大切です。

事例②なら、自分自身としては日程がダブったとしても、常に自分の判断を優先します。

「その日程は無理なので他の日程はないでしょうか?」

と率直に変更をお願いし、もし融通をつけてもらえないのなら、自分が行きたい企業の日程の方を選べばいいわけです。

ちなみに、一旦内々定が出されていれば、それ以降の面談等の欠席を理由に内々定を取り下げることはできません。
食事や酒席での歓迎は内々定前だと、企業に借りを作ってしまうことになります。

入社意志が固まっていなく、事前に内々定がわかっている場合は、断りを入れるようにすることが大切です。
また、参加後わかったとしたら、食事は致し方ないとしてもお酒は遠慮するようにします。

雰囲気が違うと感じたら、企業の要望より自分の主張を繰り返すようにしましょう。

3. オワハラの迫り方によっては内定辞退

オワハラがブラック企業的な囲い込みを匂わすものであれば、キャリアセンターなどに相談した上、勇気をもって内々定辞退を申し出るといいでしょう。

また、採用担当者の迫り方が度を越えたもので、企業自体に魅力をなくしてしまった時は執着せず辞退するに限ります。

内々定 オワハラ 内定辞退

(1)オワハラを迫る企業とは縁を切る

内々定を出すから他企業を断ってほしいと迫ってくる企業には、このような言い方で他企業を断る意志がない、就活を続けたいと申し出ます。

「一生に一度のことなので、自分で納得の行く就活を最後まで行いたい。」

あるいは、

「〇〇業界では御社が第一志望ですが、△△業界も志望しており、是非今後も就活を続けたい。」

それに対して

面接官
面接官

「では、内々定はなかったことにして下さい。」

と言われたら、

「はい、わかりました。不合格ということですね。学校にはそのように報告します。」

とキッパリ言います。

次に企業がどんな態度に出るかに関係なく、「失礼します。」と言ってその場を立ち去ることです。これで実質、見切りをつけたことになります。

(2)誠心誠意自分の気持ちを訴える

オワハラ自体はルール違反ですが、脅迫的な言い方でなく、志望している自分への期待値も理解できて、なんとか自社への就職を決めて欲しいと懇願されていることに理解できる場合もあります。

また、自分としても気に入っている企業のひとつであれば、誠心誠意、心から就活の継続をお願いすることです。

「御社は私の最も好きな企業のひとつです。
しかし、私としては納得のいく就活を最後までしたいので、今の時点では就活を終えることを約束できません。
他企業がダメだった時は必ず御社にお世話になりたいと思いますので、なんとか就活を続けることができないでしょうか?」

ここまで自分の気持ちを述べて、それでも理解してもらえない時は、残念ながらその企業とは縁がなかったと思い辞退を申し出るといいでしょう。自分の気持ちにも整理がつきます。

(3)止めると言って就活を続けるとどうなる?

最後に、企業のオワハラは良くないとわかっていたが、内々定をもらうことが先決だとして、就活を止めるとウソを言った場合です。

目の前の電話で他社の辞退を連絡してしまってはさすが無理ですが、後ほど辞退連絡をする約束をし、しかし、実際には他社面接など黙って就活を続行するのです。

言ってみれば、企業も企業なら学生も学生で、どちらもしたたかに自分中心の行動となったわけです。

世の中、正義と信頼だけで成り立っているわけではありませんが、こういった腹の探り合いとウソの付き合いをしている企業と人材は、どっちもどっち……といえるかもしれません。


就職活動は縁。じっくり選んでOK

就活は企業と志望学生の「縁」といえば割り切り過ぎですが、実際にはそんな面が多分にあります。

たまたま、お世話になった先輩OBの人柄に惹かれたリ、志望企業に知人でお世話になった人がいて、大変馴染みある企業なので第一志望としたといったことなどはみんな「縁」です。

繋がる縁もあれば、縁がつながらない企業もあります。

オワハラは、他に第一志望があるからオワハラなので、もし他に志望がなければ企業側が言い出すまでもなく、「内々定、ありがとうございます!今後予定している企業はすべてお断りの電話をいれます!」と言うことだってありうるのです。

次の記事では、内定辞退を伝えるタイミングについて紹介します。
【就活】内々定|内々定から正式内定へ。内定辞退の企業への伝え方とタイミング

柔軟に考えて、大切な縁が繋がる1社を選んで下さい。

2018/12/19

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