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社会人基礎力12要素。転職・就活で重視される3つの要素

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現在、多くの大学キャリアセンターで就職活動中の学生に「社会人基礎力」を身につけるよう指導をしています。

「社会人基礎力」の中には仕事の実務を行う上で必要な要素が多く含まれているため、身に着けておくと就職活動や転職を成功に導けます。

本記事では社会人基礎力を転職時にアピールする方法をご紹介します。


社会人基礎力が備わっていると転職に有利

1)社会人基礎力の概要

「社会人基礎力」とは、2008年に経済産業省が「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」を大きく3つの能力(細かく分けると12要素)として定義づけしました。

現在ではこの能力を身につけると就職活動が有利になるとして、大学の就職課やキャリアセンターで学生に研修やセミナーを開催しています。

すでに、社会に出て時間がたっているみなさんには馴染みのない「社会人基礎力」の3つの能力(細かく分けると12要素)は下記のとおりです。

    ◆アクション(前に踏み出す力)

  • 主体性
  • 働きかける力
  • 実行力

    ◆シンキング(考え抜く力)

  • 課題発見力
  • 計画力
  • 創造力

    ◆チームワーク(チームで働く力)

  • 発信力
  • 傾聴力
  • 柔軟性
  • 状況把握力
  • 規律性
  • ストレスコントロール力

※詳細は下記のURLを参照ください。
「経済産業省 社会人基礎力」(http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/)

2)社会人基礎力の中で採用担当者が重要視する要素は?

「社会人基礎力」のすべての要素が備わっていれば申し分ありませんが、そのような人はまずいません。

では、転職の選考では「社会人基礎力」のうち、どの要素が重要視されるのでしょうか。

転職時に採用担当が重要視するのは、次の3つの要素です。

  • 主体性
  • 課題発見力
  • 実行力

採用担当者がこの3つを重要視するのはなぜでしょうか。

次の章で詳細をご紹介していきましょう。

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採用担当者が最も重要視する【主体性】

1)なぜ主体性が求められるのか

企業では言われたことしかできない人は求められていません。

社員数をギリギリまで少なくしていることから、スピード感を持って仕事に取り組まなければ部署で抱えている業務を片付けることができません。

そのため、1人1人が積極的に仕事をしていくことが求められています。

また、中途採用者には十分な研修を行うことがないため、わからないことは自分から質問する、または調べながら仕事を覚えて欲しいと採用担当者は考えています。

企業が主体性を重要視する理由は7つあります。

    • 積極的に企業になじもうとする
    • キャリアアップやスキルアップに積極的に取り組める
    • わからないことを自分で調べて(自分から先輩に聞いて)理解する
    • 自分で仕事を見つけて取り組むことができる
    • 問題に対して自分で考えて答えを出す
    • 周囲に自分の考えを伝えて働きかける
    • 自分に自信がある

これらの理由から、主体性を持って仕事に取り組んでくれる人を企業は歓迎しています。

2)主体性のアピール方法

自己PRでのアピール例文

私の強みは自分で考えて行動に移すことができるところです。

前職ではMRとして医師や薬剤師に製品の情報を提供していました。

情報提供時は会社から配布される資料を使用していましたが、複数の医師からその資料では不十分だと、ご指摘をいただきました。

そこで、特に情報を必要とする医師に合わせてレジュメを作成して配布しました。

資料作成では専門部署に指導を仰ぎながら資料を作成する苦労もありましたが、作成した資料は医師からは好評で、製品の積極的な使用につながりました。

御社でも自分で考えて行動に移す強みを生かして御社の利益に貢献したいと思います。

(例文の解説)

本来、冒頭は「私の強みは主体性があるところです。」と書くところですが、主体性のとらえ方は前にご紹介したようにさまざまあります。

そこで、どのような主体性があるのかをわかりやすく書きましょう。

文章の場合は書き手と読み手で認識の違いが生まれやすいため、かみ砕いた書き方をすることをオススメします。

そして、どのように強みを生かせるのか具体的なエピソードを紹介しながら説明をして、説得力を持たせましょう。

前職でのエピソードであると採用担当者が、入社後に応募者がどのように働けるのかイメージをしやすくなります。

さらに、その強みが会社の利益につながったエピソードであると、大きなアピールになるでしょう。

採用担当者が重要視する【課題発見力】

1)なぜ課題発見力が求められるのか

資源の少ない日本では、新しいサービスや製品の開発でしか利益をあげることができません。

にもかかわらず、なかなか画期的なサービスや製品を生み出せずにいます。

また、国を挙げて残業時間を減らす取り組みを推進しているため、企業内ではいかに効率的に業務を回すのか頭を抱えているでしょう。

このような状況で生かせる能力が課題発見力です。

なぜ、画期的サービスや製品が生まれないのかなぜ業務が効率的に回らないのか既存の社員が思いつかなかった問題点を指摘できる人材を企業は求めています。

企業が課題発見力を重要視する理由は5つあります。

    • 他の人が当たり前だと思っていることに対しても疑問を感じることができる
    • 見えない課題を発見できる
    • 課題を見つけて共有できる
    • 課題を解決する方向性を示すことができる
    • 課題を解決するための優先順位をつけることができる

さて、課題解決に関する項目があることに気がつきましたか?

中途採用者に求められる課題発見力には課題解決力も含まれます。

問題点だけを指摘して課題解決方法については「わかりません」「これからみんなで考えればいいんじゃないですか?」というのであれば、新入社員と変わりません。

中途採用者の場合は経験を生かした課題解決力も求められます。

2)課題発見力のアピール方法

自己PRでのアピール例文(300文字前後)

私は課題解決力に自信があります。

前職の広告制作会社ではクライアントへ制作物を納品するのが間に合わないという問題が起きていました。

私は問題の原因が社内の仕組みにあると考え、自ら業務改善プロジェクトを発案して業務改善を成功させました。

まず、具体的な問題点を洗い出すために、職務分掌表を作成しながら広告受注から制作物の納品までの流れを追いました。

その作業の中で1案件に対して稟議書を何度も回す、ダブルチェックをした後にチェックを行うなどの無駄が見つかりました。

そこで、稟議書規定や職務権限規程の作成、人員異動を行い、今までの無駄な時間を制作に費やすことで、制作物の質を上げることにつなげました。

御社でも課題解決力を発揮して御社の成長に貢献いたします。

(例文の解説)

課題解決力があると言いながら、実際に課題を発見した経験をアピールします。

ここでも前職でのエピソードを交えて説得力を持たせましょう。

できれば、今まで誰も手をつけていなかった問題や、誰もが当たり前だと思っていた問題を発見して解決に導いたエピソードであると、採用担当者をうならせることができます。

営業利益に直接つながるようなエピソードではなくても、間接的に営業利益につながる仕事であるとアピールするのを忘れないでください。


採用担当者が重要視する【実行力】

1)なぜ実行力が求められるのか

あなたの周囲には「○○の資格を取る」「あと○キロやせる」と言いながら、なかなか行動しない人はいませんか?

言うだけであれば誰でもできますが、いざ行動に移そうとするとなかなかできません。

企業が求めているのは「有言実行」タイプの人です。

前にも述べましたが、限られた社員数かつ残業をせずに成果を出さなければならない時代では、がむしゃらに行動すれば良いわけではありません。

企業が求める実行力とは下記のような実行力です。

  • 論理的思考に基づいて実行できる
  • 計画的かつ経験に基づいて行動できる
  • 行動に移したうえで成果を出せる
  • 効率的に作業を終わらせる
  • 周囲に影響を与える行動力がある
  • 複数のタスクを効率よく進めることができる
  • 意志が強く粘り強い

このように企業は限られた時間内に効率よく成果を出せる、行動力と論理性の両方を持っている人を求めています。

2)実行力のアピール方法

自己PRでのアピール例文(300文字前後)

前職の営業では入社2年目から現在まで必ず年間の目標を達成してきました。

しかし、入社1年目の成績は下から5番目でした。

そこで、2年目の年初に年間目標を達成することを誓いました。

そのために、1年目を振り返り成績をあげるために何が必要か見直して、毎月の目標を掲げ必ず達成するようにしました。

具体的には4月は先輩に同行をしてもらい営業手法を見直す、5月は就業時間内の仕事方法を改善、6月は訪問者数を社内平均の2倍にする。

このように毎月ステップアップすることで、効率良く顧客を獲得することができるようになり、年間目標を達成することができました。

御社へ入社後も計画的に行動し、利益を上げることで御社の成長に貢献いたします。

ポイント(例文の解説)

実行力をアピールする時はどのように実行したのか、プロセスを丁寧に説明すると倫理的な思考力も同時にアピールすることができます。

さらに成果がついてくることで論理的な実行力があることが証明できます。

今回の例文では周囲を巻き込んだエピソードではありませんが、周囲を巻き込んだエピソードを選ぶと「社会人基礎力」の周囲に働きかける力もアピールすることができます。

「実行力+他の力」をアピールできるエピソードを選び、採用担当者の印象に残る自己PRを作成しましょう。


3つの能力に共通するのは考え抜く力

社会人基礎力 考え抜く力

採用担当者が重要視する3つの能力に共通するは考え抜く力です。

主体性、課題発見力、実行力はすべて今の状況を良くするにはどうすれば良いのかを考えなければできないものです。

社会人が取り組む問題には正解というものがありません。

しかし、多くの人は途中で考えるのをやめてしまいます。

だからこそ、主体性、課題発見力、実行力を持つ人を企業は求めているのです。

どのエピソードを選べば志望企業にあったアピールができるか、考え抜いてください。

社会人基礎力が身についていることをしっかりアピールできる、自己PRを作成して転職を成功させましょう。

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