28歳で2回目の転職を成功させるために知っておきたい20のこと

28歳2回目の転職,成功させる 20代

最近では、新卒で就職した会社を3年以内に辞める人が30%以上いると言われています。

厚生労働省「新規大卒就職者の事業所規模別離職状況」によれば、2014年3月卒業者の32.2%が就職後3年以内に離職しています。

その後も同じペースで離職者が発生したとすれば、26歳から28歳にかけてさらに30%の人が転職する計算になります。

こうしてみると28歳で2回目の転職をする人は決して珍しい存在ではありません。

しかし、早期に会社を辞める人に対しては、下記のようなネガティブな印象を持つ人が少なくありません。

    「やる気がない」
    「ワガママ」
    「根性がない」

ここではそうしたネガティブな評価の具体的な内容とそれをポジティブに変えるためのアピール戦略をご紹介します。


28歳の転職市場での位置づけ

1.第2新卒扱い

大卒者の場合、28歳で2回目の転職ということは、1つの職場で2,3年しか働いていない計算になります。

このため第2新卒扱いしてくれる会社もあります。

一般事務職の公務員であれば、国・地方を問わず新卒者と同列で試験を受けられます。

2.経験者扱い

一方、現役で大学を卒業していれば、28歳は社会人6年目です。

一般的に第2新卒扱いするには、やや歳をとり過ぎているとみられることもあります。

また、2回目の転職であっても営業、経理、総務など同じ仕事を続けていれば、相応のキャリアを積んだ経験者とみてもらえる可能性があります。

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28歳で2回目の転職者に対するネガティブ評価

28歳2回目の転職 ネガティブ評価

1.仕事ができない

どんなに優秀な人でも、2年や3年で1つの仕事を極めることはできません。

28歳ですでに2つの職場を経験している人は、いずれの職場でも半人前扱いだったとみられる可能性が高いでしょう。

2.ワガママ

数年ですぐに転職する若手に対しては、どうしても「ワガママ」という評価がついて回ります。

昔の会社(とくに大企業)では、入社数年の若手が退職するケースは珍しかったため、よほど我が強い人物でなければすぐに辞めたりしないと思っている中高年者は少なくありません。

3.根性がない

とくに労働時間が長かったり肉体的な負担が大きかったりする職場では、根性のないヤツがケツを割って辞めるというイメージがあります。

そういう非合理的な社風が嫌われているということを理解していない中高年者も珍しくありません。

4.知識が乏しい

仕事ができないという評価と共通しますが、数年で仕事を変わっていれば十分な業務知識を身に着けていないとみられがちです。

5.スキルが低い

経験に裏打ちされたスキルが求められる仕事・職種では、勤続年数5、6年でも一人前とみなされません。

ましてや2、3年で職を変わっているようでは話にならないと思う人も大勢います。

6.商習慣・ビジネスマナーを知らない

伝統的な大企業で5、6年もまれていれば、自然と日本的な商習慣が身に着きます。

一方、数年で職場を変わっていれば基本的なビジネスマナーすら教えてもらう機会を失っているかもしれません。

7.体力がない

「キツイ職場から逃げた体力のないヤツ」とみられる可能性もあります。

労働者を搾取するブラック企業を辞めただけでもこのようにネガティブな評価を下されることもあります。

優良企業であっても毎日定時に帰れる職場は少ないため、体力面で不安を感じさせないようにすることが大事です。

8.忠誠心がない

「すぐに会社を辞める=(イコール)忠誠心がない」と判断する人も少なからずいます。

そうした人たちがいる会社は願い下げだと思うかもしれませんが、有名大企業の中にもこうした「社畜根性」の染みついた人がいるので厄介です。

9.重要な仕事を任せられない

28歳での2回目の転職になると、「またすぐに辞める」と思われる可能性が高いでしょう。

そのため重要な仕事を任せられないと判断され、幹部社員への登用を想定した正社員採用が見送られる恐れがあります。

ネガティブ評価をポジティブに変えるためのアピール戦略

1.仕事のクセ、コダワリがない

現役大卒で就職した会社に勤め続けていれば、28歳で勤続6年目に突入します。

6年間は小学校と中高一貫校の在籍年数と同じです。

それだけ同じ組織にいれば、一定の色がつきます。

28歳で2回目の転職をする人は、そうした色がなく変なクセやコダワリがない点をアピールできます。

2.能動的に行動できる

28歳で2回目の転職をする人には能動的に行動できる特徴があるはずです。

サービス残業や下請イジメなどの悪習慣にも異議を唱えられるタイプの人です。

そうした特長を商品企画や業務改善などに活かせることをうまく伝えることが大切です。

3.論理的・合理的な思考力が高い

28歳で2回目の転職を考える人の中には、論理的・合理的な思考力を持つ人が多いと考えられます。

筋道を立てて物事を考えるため、会社の矛盾や問題点に気づき辞めざるを得ないと判断したのではないでしょうか。

あまり正論を述べ過ぎると煙たがられますが、論理性の高い人は企画、調査、開発など等の業務適性があるため、その点をアピールしましょう。

4.知識欲が強い

世間や会社のことをよく知らない人には、会社と仕事に大きな不満・疑問を持つことなく漫然と働き続ける傾向があります。

一方で知識欲の強い人は、さまざまな問題や課題にも気づきます。

その結果として会社に見切りをつける人もいます。

28歳で2回目の転職をする人は、豊富な知識をさりげなく(嫌味にならないように)示すことが重要です。

5.スキルの吸収余地が大きい

新卒時から同じ会社で1つの仕事をしてきた人は一定のプライドを持っていて、それが転職先で邪魔になることもあります。

それに対し28歳で2回目の転職をする人は変な色がついていないため、何でも素直に上司の指導を受け入れられることアピールできます。

6.多様な職場を知っている

28歳で2回目の転職を考えている人は、すでに2つの会社で働いた経験を有しています。

このため新卒時から同じ会社で働き続けた人よりも多様な職場を知っているため、社風や職場マナーが異なる会社に溶け込みやすいと考えられます。

7.心身ともに疲弊していない

28歳で2回目の転職をする人は、自己管理力や危機回避力が高いのではないでしょうか。

ブラック企業で何年も働き続けることなく見切りをつけたり自分の適性を考えて合わない仕事を辞めたりすることができる人は、無理な働き方を続けていないため心身の蓄積疲労が少なく余裕があるはずです。

8.正論を述べられる

組織の中で働けば、どうしても「長いものに巻かれる」ようになります。

その結果として、不正行為に加担したり見逃したりする人が後を絶たなくなります。

そうした中、28歳で2回目の転職を考える人は、組織の立場に縛られず、正論を堂々と述べられるのではないでしょうか。

筋を通すことを重視した結果、転職を余儀なくされた人も少なくないはずです。

こうした人はコンプライアンス意識の高い企業に高く評価されます。

9.会社に過度な期待をしない

28歳で2回目の転職を目指す人は、すでに2つの会社を知っているため多くの新卒者や第2新卒者のように会社に対し過度な期待を抱かないはずです。

理想が高い人には現実とのギャップに失望し、短期間で退職するリスクがあります。

会社の現実の姿を知っていて悪い面も理解している人の方が失望することが少なく、長期的、安定的に働くことを期待できます。


28歳で2回目の転職をポジティブに

28歳2回目の転職

28歳で2回目の転職をする人のイメージがよくないことは間違いありません。

しかし、終身雇用制度や年功序列型の人事制度の維持が可能な会社は激減しています。

ベンチャー企業が続々と立ち上がる中、若者の転職が珍しくなくなっていることも事実です。

28歳で2回目の転職に対する悪いイメージを覆すための材料はいろいろあります。

自らの職業観と転職に対する考え方を正々堂々と説明できれば、ネガティブな印象をポジティブに変えられるはずです。

28歳で2回目の転職をすること自体が悪いわけではありません。

自信を持って転職活動に臨みましょう。
 

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あなたがよりよい転職を早く成功させられますように。