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職務経歴書の書き方<営業職>の例文・見本

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職務経歴書の書き方(営業職)

新卒での応募とは異なり、転職では必ず職務経歴書の提出が求められます。

履歴書がある程度フォーマットが決まっているのに対して、職務経歴書は履歴書ほど決められたフォーマットがありません。

基本項目を押さえたあとは、いかに志望企業に自分を売り込む内容にするかがポイントです。

売り込む商品が「自分」というだけで、営業のプレゼンのための資料だと思ってつくってしまえばいいのです。

職務経歴書の基本的なストーリーとしては、「前職ではこんな経験があり、また技能も備わっているので御社に入社したらこんな力が発揮できます。」という流れになります。

特に営業職での転職は、即戦力として期待される場合も多いので、職務経歴書は前職の営業経験を具体的に書くことはもとより、自らの営業力をしっかりPRしたいものです。

いま現在と同じく営業職種で転職を志望する場合の職務経歴書の書き方を紹介します。

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1.職務経歴書の基本項目と記入例

まず、職務経歴書の基本的な項目を押さえます。

  • ① 前職会社名
  • ② 概要
  • 事業内容、規模、従業員数、資本金、年商など

  • ③ 勤務期間
  • ④ 所属部署と職務内容

・入社してからの経験部署
・各部署の簡単な説明(「法人担当の営業部門」「新規顧客開拓部門」など)

<記入例>

① 株式会社 エッセンシャル
② 大手雑貨専門店、量販店向けの服飾雑貨卸売業
資本金:5000万円
年商:58億8千万円(前年度実績)
従業員数:80名
営業所:本社、東京、大阪、名古屋

③ 勤務期間
平成○○年3月〜○○年8月
④ 所属部署と職務内容:
新卒で入社後、営業第一部第3課(専門店対象)に配属される。
担当テリトリーは近畿地区で、専門店対象に既存顧客へのルート営業と新規開拓を担当する。

これは前職が1社の例ですが、複数以上ある場合は古い順に①~④について書きます。

ただし、営業職を希望しているのに経験があるとはいえ事務系の仕事を事細かく書く必要はありません。

また、経験年数に伴い強弱をつけて書き分ける「編集」を忘れないようにしましょう。

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2.具体的な営業活動の書き方とPRポイント

営業職のPRポイント6つあります。

① 前職の営業活動の範囲や対象

・志望企業に自分の営業力を評価してもらうためには、どんな環境の中で営業活動をし、どんな結果を残して来たかを理解してもらう必要があります。

そのために、自分が担当していたマーケットについて成熟度合いや競合状況を簡単に説明しておくことが、次に書く営業成績の説得力につながります。

・また、マーケットを正確に分析できるというのもPRになるので、「競争の激しいところ」という抽象的な表現は避け、できるだけ数値化します。

「上位3社で全体の8割をシェアがあり、うち私は約35%を占めていた。」といった感じです。

② 営業成績

・会社からもらっていた予算に対しての達成状況がもっともわかりやすい指標です。

扱い絶対金額は、会社や扱い品目により比較にならないので、概略でいいので勤めていた期間の「予算達成率」を参考で書きます。

・営業成績はアップダウンがありがちです。基本的には直近を含むもっともPRしやすい期間の幅で選ぶことです。

 ・営業活動は、毎日・毎月・毎年のルーチン営業の他、必ず上司から降りて
  くる特命事項があります。

新製品発売にからんだ販売競争があったり、創業〇〇周年的なキャンペーンがあって別途予算が積まれたりした時にどんな結果を残したかもPRのしどころです。

・営業チームのメンバー数と、その中での自分の評価はどうだったのかもPRの指標になります。

社内でのランキングが発表されている会社であれば、その成績もアピールポイントになります。

会社によっては、個人の売り上げの他に、チーム成績を見るところもあります。

そうした企業への応募では、後輩への指導や、チーム貢献としてPRする方法もあります。

③ 営業スタイル

・営業スタイルは、自分が得意とするスタイルが志望企業で通用するかどうかを見てもらうのに役立ちます。

人脈を使い紹介をつないでいって新規開拓に結びつけるのか、
既存顧客を深耕するのか、
訪問頻度と訪問時間の関係を考えた計画性が持ち味なのか、
それらの組み合わせ割合はどうしているのか、
・・・などなど、様々なパターンがあります。

・もちろん、スタイルが合わないから応募を諦めるのでなく、柔軟性があることをPRできれば何ら問題がないのです。

もちろん営業スタイルがぴったり合って関心をもってもらった時は、採用確率が断然上がるので、PRする価値はあります。

④ 人脈・ネットワーク

・営業スタイル同様、会社や扱い品目が変わるとせっかく持っている営業力が発揮できにくいことがあります。

しかし、もう1つの売り込みの突破口は人脈やネットワークワークです。

・法人にしろ個人にしろ、優良顧客の見つけ方はネットワーク力と人脈と言っても過言ではありません。

前職でのネットワークがそのまま通用しなくても、いろいろな情報源があるという強みは是非強調したい点です。

⑤ 営業力の土台になっているヒューマンスキル

・志望企業での営業活動に必要なのは資格や経験だけがスキルではありません。

ヒューマンスキルと言われるスキルは、言葉はちょっと難しいのですが、組織の中で仕事を通じて身についてきた「対人関係」を中心としたスキルです。

・コミュニケーション力、交渉力、対面影響力、プレゼンテーション力などいろいろあります。

営業上、つまり顧客とコミュニケーションをとり、モノを売る時に必要なスキルで自分に当てはまるものがあれば、それを書きます

⑥ 業務処理能力

・営業マンとしてPRしたい中心的な項目は上で紹介してきた通りです。

それ以外にも、「業務処理能力」は自らの営業力を支える力として、意外と重要です。

なぜなら、営業活動は時間との戦いでもあり、事務後方作業に時間を取られていては効率的な営業活動はできません。

・スケジュール管理、顧客名簿や購買歴の管理、訪問履歴、各種報告書作成などをPCやモバイルツール、営業ソフトを使って上手に使いこなせるノウハウもPRしておきたいものです。

3. 実践的な記入例

前段の書き方ポイントを入れた、実践的な記入例を紹介しましょう。

<営業状況の概略>

① 営業範囲:近畿6県の既存取引先33社
② 競合状況:当社含め主要4社。当社は第2位(シェア25%)。
     1位(シェア38%)の○○社の知名度が圧倒的だが、当社は数年来、目標シェア30%を目指してきた。

<営業成績>

① ○○年度実績:予算比103%(前年度比101%)、目標シェア26%。
② 新規開拓社数:3社
③ 夏季キャンペーン:予算比115%(営業部長褒賞として努力賞をもらう)
④ オリジナルバッグ販売強化月間:11社と新規取引開始
⑤ チーム予算達成表彰:3月度、8月度
⑥ サービス褒賞:取引先からの礼状(急な商品手配への対応)

<営業スタイル>

① シェア第1位の会社にマネのできないきめ細かなフォローをモットー。
② シェア第3位の会社の顧客獲得にターゲットを絞り営業活動
③ 月間訪問目標件数を顧客毎に決め、日帰りと宿泊のキャラバン作戦の両方を実施する。
④ 訪問時には、「ライバル専門店情報」を持参する。
⑤ 「慶弔外交」として、取引先主要幹部の冠婚葬祭情報には必ず礼儀を欠かないように心掛ける。

<人脈およびネットワーク>

① “カトレア会”(上得意様との懇親会)会員様との交流会
② 異業種交流会(官庁関係、〇〇県人会など)
③ 学生時代の同窓会
④ SNSでのネットワーク交流会
※御社の製品の営業には何らかの接点でお役に立てると思います。

<個人的なスキル>

① 交渉力(粘り強く、特に新規開拓には自信)
② コミュニケーション力(人当たりがよく誰とでも親しくなれる)
③ 対面影響力(柔和な感じで安心感があると言われる)
④ 会話力(趣味が豊富なので話題が途切れない)
※趣味:映画(SFを中心に洋画)、J-POP、書道、能楽
 スポーツ:フットサル、ランニング他
⑤ 記憶力(一度会った人の名前、顔、またその時の話題を記憶できる)

<その他>

① PC、タブレット、スマートフォン等操作は自信あり。
② PC系のソフトは、ワード、エクセル、パワーポイント、営業用スケジューラーなど基本ソフトは前職で習熟済

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4. 退職理由の記入について

<キャリアアップのために転職を決意>・・・が基本

前職での経験や実績をうまくPRすればするほど、転職先の採用担当者に「そんなに実績もあって頑張っていた前職をなぜ退職したの?」と聞かれるのはまず間違いありません。

労働条件のこと、人間関係のこと、仮に複雑な事情がいろいろあったにせよ書くべき退職理由は「キャリアアップのため」とまず書きます。

キャリアアップとは、あくまで自分の成長を目的として、いろいろな仕事を経験し技能を身につけていくことです。

前職をやめようと思ったきっかけは別にして、常に転職を前向きに考えているというのが「キャリアアップ」です。

ただし、単に「キャリアアップのため」と書いても説得力はありませんので、自分の現在の仕事能力と成長していきたい理想を考え合わせて、今後経験したいこと、力をつけていきたいこと、そして志望先の会社に貢献したいことを具体的に書きます。

① 営業能力をさらに高め、売上に貢献したい。
② いろいろな人と交流するのが好きなので、もっと人脈を増やし会社に貢献したい。
③ 御社の扱い商品である○○に大変興味を持っており、自分の営業力を試したい。
④ 前職はルート営業が主だったが、もっと新規開拓の営業に挑戦したい。

といったように、前向きさがわかるように書きます。

<前職への不満>は避ける

退職理由で、前職との比較をどうしても書きたい場合はそれが不満や愚痴にならないように注意して書きます。

もちろん、面接で詳しく聞かれる可能性が十分あります。

① 前職で評価制度に不満があり、やりがいを感じられる御社への転職を考えた。
② 労働条件面で、納得して働ける会社を探して転職を決意した。
③ 前社の営業不振が長引き、社内ムードの停滞から転職を決意した。

これらの不満は、いずれも程度の差こそあれ転職を希望している会社にもある可能性があります。

職務経歴書の中に、必ず前職の退職理由を書かなければならないというルールはないので、書かずにおいておき、面接時に聞かれた時にしっかりと答えられるように準備をしておく方法もあります。

わざわざ前職の悪口ととられかねないことを書面で残すよりも、面接の時に口頭で軽くふれる程度にとどめておく方が無難です。

職務経歴書は履歴書よりも重要!

営業職は、企業が常に優秀な人材を欲している職種です。

うまくこれまでの経験と実績をアピールして自己PRにつなげることができれば、採用の可能性はぐっと上がります。

ぜひしっかりと職務経歴書をまとめて、転職成功しましょう。

基本的な職務経歴書の書き方については、
職務経歴書の書き方<事務職>の例文・文例・必須の記入項目

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