営業 辞めたい理由。苦手なこと…嫌なこと…6パターン別の解決策

営業辞めたい理由 仕事辞めたい

営業職で「一度たりとも辞めることを考えたことがない」という人はほとんどいないでしょう。

大半の人は、何度もツライ辞めたいと思ったことがあるはずです。

その結果として営業を辞めてしまう人も、踏みとどまって頑張る人もいますが、なぜ辞めたいと思うのか自分なりに整理してみた人は意外と少ないのではないでしょうか。

少しの工夫と努力で前向きな気持ちで営業に取り組めるようになれば、それがベストです。

一方で会社や営業の仕事に根本的な問題があれば、配置転換や転職を目指すべきでしょう。

自分が営業を辞めたい理由を整理すれば、最適な解決策も見えてくるはずです。


理由1. 営利行為が性に合わない

(1)モノを売り込むことが苦手

モノを売るという営業行為自体がどうしても性に合わなければ、営業を辞めたくなるのも当然です。

(2)無理に買ってもらうことができない

相手に不必要なものを売り込む例えとして、「エスキモーに氷を売る」という言葉があります。

こうした売る側の都合を押し付けることには気が引けるので、営業を辞めたいという人もいます。

(3)過度に同情的になってしまう

経済的に余裕のない個人や零細企業に高額なモノを売りつけるのは忍びないという気持ちが強すぎる人も営業には向かないでしょう。

(4)親戚や友人に頼むことが苦痛

保険や自動車など、親戚や友人・知人を販売先にせざるを得ないことが多い業種では、人間関係が壊れるリスクを負ってでも営業を優先することに耐えられない人もいます。

<解決策>

(1)営業企画・事務に手を挙げる

営業から完全に離れることが難しい人は、営業企画や営業事務に手を挙げることが考えられます。

企画職になりたい場合は自分から営業・マーケティングに関する提案をすれば担当者に指名される可能性が高まります。

営業事務は女性が多い職種です。あなたが女性の場合は職種転換してもらえる可能性が高いでしょう。

(2)管理・技術部門への異動を希望する

「ゼネラリストとして成長したい」とか「営業との橋渡し役になりたい」などと言って、管理・技術部門への異動を希望することも一案です。

(3)官公庁・非営利団体へ転職する

どうしても営利行為に馴染めなければ、絶対に営業に回されることのない官公庁や非営利団体への転職を目指しましょう。

(4)親戚や友人は頼らない

親戚や友人関係には一切頼らないと決めて、他人に向けて懸命に営業を頑張るという道もあります。

なかなか厳しいですが、営業職としてのスキルは鍛えられるかもしれません。

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理由2. 人と接することが苦手

そもそも人と接することが苦手だと営業の仕事はかなり辛いものがあります。

(1)面談が苦痛

もともと対人恐怖症の傾向がある、コミュ障など、面談を苦手とする人もいます。

多くの人たちと関わることが苦手であれば営業は苦痛ですよね。

(2)電話が苦手

相手の状況が見えない中で突然話しかけなければならない電話が苦手な人も多いのではないでしょうか。

慣れれば大丈夫かもしれませんが、神経をすり減らしますね。

(3)飛び込み営業が嫌い

飛び込み営業は相手がどんな人か分からないため、ストレスが強くやりたくない人も多いでしょう。

(3)電話営業が嫌い

どこから入手したリスト先にひたすら電話してセールスをする電話営業もストレスが強い仕事です。

電話の相手側も迷惑でイライラしていることが多いのでなおさらやりたくない人は多いでしょう。

(4)断られるのが辛い

「営業は断られてナンボ」という言葉があるくらい、営業職にとっては断られることは当たり前です。

(5)クレームが怖い

会社の最前線に立って顧客と接している営業職は、提供している商品・サービスになにか問題があった時には、顧客からの苦情・クレームの受け先になります。

中には理不尽な要求もあり、それらに対処するのは精神的に苦痛です。

<解決策>

(1)面談・電話パターンを確立する

人と接することのストレス原因の1つとして、対処方法が分からないことが挙げられます。

想定問答のように対処パターンをある程度固めてしまえば、大きな苦痛なく対応できるようになるかもしれません。

(2)動画・写真を多用する

人と話すことが苦手であれば動画や写真を多用しましょう。

自動車の運転免許更新時の講習ではほとんどビデオを観るだけでですが、極端に言えばあれと同じ要領で考えればよいのです。

(3)手紙・FAXなどを多用する

手紙やFAXなどの文章で要件を伝えれば、人と会話をせずに済みます。

文章の方が論理的で客観的な説明が可能なため、むしろ営業効率が上がる場合もあります。

また直筆でオリジナルの手紙(全員同じ内容の定型文ではダメです)を出せば、好感度が上がることもあります。

(4)断られることに慣れる

これは、ひたすら断られて、耐えているうちに何も感じないようになってきて乗り越えた…という人が多いです。

また、考え方の問題として、商品やサービスを買ってくれないというのは、単に商品やサービスが断られただけで、あなた自信は否定されたわけでもなんでもありません。

こうした考え方を身に着けていくこともひとつの対処法です。

(5)クレーム対応は上司に任せる

まず面倒なクレームは上司にふって逃げるという方法があります。

それをやっていてはなかなか成長しませんが、とりあえずその状況かの逃れることを優先させます。

また、顧客からのクレームというものは、だいたいのパターンが決まっています。心を無にして何も感じないようにしてマニュアル通りに対応するというのも手です。

理由3.人に対する気配りが苦手

(1)接待が苦痛

接待の巧拙は個人のキャラクターに左右されます。

子供の頃から「お調子者」として周囲の人に好かれてきた人は接待を得意としますが、まじめな人は何度経験しても慣れないものです。

(2)贈答が苦手

贈り物は接待以上にタイミングと品物の選定のセンスが問われます。

これも苦手な人にとっては頭痛のタネになります。

(3)お礼の手紙・電話がヘタ

銀行員など固い職業の人に対しては形式的に丁寧なお礼をしておけば無難ですが、それ以外の相手の場合は個別に対応を考える必要があります。

時には柔らかい(くだけた)挨拶や簡素なお礼が求められるので大変です。

<解決策>

(1)接待できない理由を示す

ホンネや実態は兎も角として、親の介護や育児などで接待(残業)する時間をとれないとか病気で食事制限をしなければならないとか接待できない理由を明示し他の社員に接待要員を引き受けてもらう手もあります。

(2)贈答パターンを確立する

気の利いた贈り物ができないのであれば、自分なりのパターンを決めて贈答を行うのも一案です。

子供に誕生日プレゼント、クリスマスプレゼント、お年玉を欠かさないようにするのと同じです。

(3)お礼パターンを確立する

心のこもったお礼をする自信がなければ、パターン化したお礼をする方が無難です。

相手に喜ばれることはありませんが、非礼な人物だと思われる心配もありません。お世話になった翌日の朝に必ず電話するといったことを決めて励行しましょう。


理由4.プレゼンが苦手

(1)資料作成がヘタ

広告代理店やコンサルティング会社など担当者が独自のプレゼン資料を作成する機会の多い職種の場合、資料作成が苦手な人にとってプレゼンは苦行です。

(2)話がヘタ

何でもかんでも「立て板に水」のように話せばよい訳ではありませんが(あまり話がうまいとウソくさくなります)、話ベタの人のプレゼンは聞き手にストレスを与えるので困りますね。

<解決策>

(1)資料の量を減らす

プレゼン力を高める最良の方策は、資料の量(話す量)を減らすことです。

伝えるべきことを深く吟味すれば膨大な量の資料は不要です。伝えることが明確になれば、資料も少なく簡潔明瞭な説明ができます。

(2)説明資料と手続き資料を分ける

資料が多くなる要因の1つとして、何でも説明しようとしすぎることが挙げられます。

要点を伝える説明資料と具体的かつ詳細な内容を規定した約款やマニュアルなどを分けることも大切です。

(3)説明パターンを確立する

説明内容や相手によりプレゼン方法は変わりますが、基本型は3パターン程度しかないはずです。

基本パターンを確立すれば、あとは応用(味つけ)なのでかなり楽になるはずです。

悩める営業マンたち


理由5. 会社の営業方針・体質が合わない

(1)ノルマが嫌い

毎日、数字に追われ、月末に向けて達成度合いをツメられるのはキツイですね。

営業は売上を直接稼ぐ部門であるため、会社全体の予算に基づきノルマを与えられることは避けられません。

(2)自爆営業をしたくない

以前から保険、自動車、アパレルなどでは自爆営業(自腹購入)が問題視されていました。

最近では郵便局やコンビニのイベント商戦でも自爆強要が行われているようです。こうした本末転倒の営業も嫌ですね。

(3)根性主義が苦手

朝から晩までひたすら電話をかけさせられるとか顧客訪問を一日中続けさせられるとか、根性主義を丸出しにした営業手法が合わない人もいるでしょう。

(4)セクハラ・パワハラがヒドイ

とくにノルマがきつい職場ではパワハラ・セクハラが横行しがちです。

ヒドイ職場になると性的な接待を共用さることもあります(男性が被害者になるケースもあります)。

(5)商品・サービスの質が低い

粗悪品を売りつける詐欺まがいの商売をしている会社では、倫理的に営業することに耐えられない人も多いでしょう。

<解決策>

(1)ノルマを受け流す

ノルマがきつければ、開き直って受け流すことにしましょう。

正社員であればノルマ未達くらいでは解雇されませんので、腹をくくることもアリです。

(2)労働法令違反を訴える

過重労働、自爆営業の強要、セクハラ・パワハラは労働法令違反です。

社内外の関係部署・機関へ訴えることも視野に入れるべきです。

(3)転職する

中には目標管理がユルい会社もあります。そうした職場に転職を考えてみてもいいかもしれません。

また、会社自体がどうしようもないブラック企業であれば転職した方がいいでしょう。社内でいくら頑張っても解決できない問題はあります。

理由6.体力的にきつい

(1)長時間労働に耐えられない

営業は体力勝負です。

顧客の要望があれば夜間・休日の訪問も避けられません。

こうした長時間かつ不規則な勤務に耐えられない人もいるでしょう。

(2)クルマの運転・長時間移動が苦痛

業種や立地にもよりますが、営業は一日中クルマを運転したり長時間の移動を繰り返したりすることが多い仕事です。

落ち着いたデスクワークが好みの人には向いていません。

(3)頻繁な出張がつらい

会社や扱う商材により異なりますが、年間100、200日を超える出張を繰り返す営業マンも珍しくありません。毎日家で寝たい人にとっては苦行です。

<解決策>

(1)割り切って残業しない

営業マンには体力勝負の誠意を求められる傾向がありますが、不合理な残業を拒否して帰宅すればかなり楽になるはずです。

(2)可能な限り営業車を運転しない

顧客訪問を減らすだけでなく、積極的に公共交通機関を利用したり同僚が運転する営業者に同乗したりして、クルマを運転する機会を減らせば肉体的・精神的な負担も軽減されるはずです。

(3)顧客訪問の頻度を減らす

不要不急の顧客訪問をやめるだけで時間的な余裕が生まれます。

顔つなぎが大事な場合もありますが、電話やメールで済むことも多いはずです。


営業にかかる労力とストレスを軽減して生き残りを!

営業は会社の花形ですが売上責任(ノルマ)を負う大変な仕事でもあります。

壁に当たったときに少しの工夫と努力で困難を乗り切れればベストですが、どうしても営業の仕事や会社の方針・体質が合わなければ無理に続ける必要はありません。

営業を辞めたいと思った人は、最適な改善策に取り組めるように辞めたい理由を整理することから始めましょう。

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あなたが営業を辞めたい理由をはっきりさせて、いい決断ができますように。