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サラリーマンを辞めたい人が確認しておくべき7つのこと

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サラリーマンを辞めたい。独立?転職?

サラリーマンを辞めたいと思ったあなた。

いままで会社員として一つの会社でしか働いてこなかった人は、ここはひとつ冷静になって心を落ち着かせて考えてみましょう。

いまの会社を辞めたら、どうなるでしょうか? 希望が持てる面もあるでしょうし、不安もよぎることでしょう。

それらを客観的に天秤にかけて、これからの職業人生をどうするか判断することが大切です。

独立がいいのか、転職がいいのか、方向性を整理するための土台となる考え方を紹介します。

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サラリーマンを辞めたい…では何がある?

サラリーマンを辞めたいと考えるきっかけは、今の会社に対する不満や不安、あるいは何か人生でやりたいことがある…いろんな理由があるかと思います。

理由はともかく、いまの会社を辞めるのでしたら、最終的にどのような職に就きたいかということを明確にした上で「適職」探しに臨むことが大切です。

具体的には、「仕事の内容」と「就業形態」について自分の理想を整理することです。

仕事の内容

仕事の内容とは、消費者向けの販売業、法人顧客相手の営業、精密機械の設計、システムのプログラミング、子供の教育、経理、財務管理、法務、人事などなど…自分が担う業務の具体的な内容です。

数年以上の社会人経験があれば、仕事に対する自分の嗜好や適性は、ある程度明確に判別できるでしょうから、この点を整理することは、それ程難しくないと思われます。

就業形態

就業形態については、特定の組織に属する専業労働者(いわゆるサラリーマン)か、あるいは独立して組織の後ろ盾がないフリーランスの何れを選ぶかということが重要なポイントになります。

前者であれば、有期雇用で昇給・昇進の可能性が低い契約社員や派遣社員よりも、雇用期限の定めのない正社員の方が良いので、この点を検討する必要はありません。(転勤のない地域限定社員など、特殊な雇用形態の希望がある場合も、基本的には契約社員よりも地域限定社員の方が有利です)。

・・・専業労働者(サラリーマン)かフリーランス(個人事業主、独立企業経営者)かについては、リターン、コスト、リスクの面から比較すれば、どちらが自分に適しているかを概ね判断できます。以下、具体的に検証していきます。

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報酬はお金と精神的満足の合計

働くことのリターン(報酬)は、「金銭+精神的満足」の式で表すことができます。精神的満足には、やりがい、ゆとり等が含まれます。

組織に所属するサラリーマンとフリーランスが同じ仕事をすれば、相手が支払ってくれる金銭的な対価は、一般的に前者の方が高くなります。フリーランスは社会的信用が劣ることなどから、トップレベルの人材を除き、請け負いの単価は低くなるのが普通です。

ただし、独立して仕事をすれば、会社に「かすめ取られる」ことがないため、自分で負担するコストだけ差し引けば、それがそのまま収入となります。

仕事内容が同じで結果的に受け取る金銭も同じであれば、組織から離れることで、時間的な拘束などから離れることができます。一人で自由にやれることをプラスにとるか、一人で寂しいのでマイナスととるか、あなたが何を求めているかによって同じ事象であっても精神的な満足度は変わります。自分の性格や理想の働き方をよく考えてみる必要があります。

コストは立場と事業内容により異なる

次にコストについて考えます。ここでは自らが直接負担する経済的な費用のみをコストと定義します。

基本的にサラリーマンなど特定の会社に専業する人は、仕事に関するコストを直接負担することはありません。通勤交通費も会社が支給してくれます。

あえていえばスーツや革靴などがありますが、身なりをキチンとして身一つで会社に出社さえすれば、あとの費用はすべて会社持ちです。

一方、フリーランスで働く場合、コストは自己負担が原則です。契約条件次第では発注者から交通費や物品購入費等を事後的に支払ってもらえることもありますが、オフィス・店舗費や機械・設備費は自己負担です(つまり売上で賄う必要があります)。

もっとも、芸能人、作家、システム・エンジニアなど店舗や多額の機械を必要としない事業であれば、それ程費用はかかりません。

心機一転、ラーメン屋を始める(なぜか若者はラーメン屋、中高年は蕎麦屋という傾向がみられますね)といった場合は、相応のコストを要しますが、体一つで勝負するようなビジネスであれば、あまりコスト面を気にすることはないと思われます。

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リスクは短期と長期で異なる

ここで言うリスクとは、収入の安定性のことです。これは短期と長期で異なります。

短期的にみれば、どこかの会社に専属して働く方がフリーランスの場合のリスクよりも低くなります。この点は、みなさんも十分認識されているでしょう。

しかし、長期的な展望に立った場合、長年サラリーマンや専門職を続けていることが大きなリスク要因となる恐れがあります。

大企業でも経営難に陥り、大幅な人員削減を行うケースは少なくありません。特定分野に強みのないゼネラリストや、その時点で需要の乏しい専門領域で仕事をしている人は、再就職に相当苦労することになります。

士業でも、20年前に弁護士で仕事に困っている人は殆どいませんでしたが、最近では食い詰めたベテランが不正行為を働いたり、司法修習を終えた若手の就職先がなかったりする例が増えています。

こうした長期的なリスクに備えるために、フリーランスになって柔軟な生き方を身に着けることも一案でしょう。

金銭面を除けば、「リスク」と「自由」のバランスに対する考え方がサラリーマンとフリーランスの選択ポイントになります。

転職や独立も世の中の受給に左右される

多くの人にとって、サラリーマン(仕事・会社)を辞めるの最大の動機は、現在の職場に対する不満だと思われます。

このため、世の中全体の動きを見据えた戦略の立案が疎かになりがちです。しかし、労働も含め社会の大多数のことは需要と供給のバランスの下で成り立っています。

需要が乏しい産業に参入しても、仕事があまりなかったり、低い報酬で働くことを強いられたりします

例えばサッカーのJリーグが発足した当時は、「Jリーグ・バブル」が発生し、年俸1億円を超える選手が続出しました。その後、アメリカ・ワールド・カップの出場権を逃し徐々に人気が低下するとともに、スポンサー企業の業績悪化が進んだことから、一気に年俸水準が低下しました。大多数のサッカー選手のレベルは年々向上していたにも拘わらず、年俸は下がるという事態になりました。

これは、どんな仕事でも個人的な能力向上よりも、社会の需要動向の方が仕事を確保する上で重要な要素となることを端的に示しています。

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仕事の受給も「循環」と「構造」に左右される

世間の動きをチェックする視点は、「循環」と「構造」です。

循環とは、一定の需要が存在する状況で、需要サイクル、自然環境、他産業の動向等により供給量や価格が変動する中、概ね一定の幅で需給が一致するということです。

野菜や魚を食べる人の数は、短期的に大きく変動することはありません。このため第一次産業従事者数は直ぐに大きく増減しません(ただし、自然条件の影響により収穫量が大きく変動することにより、生産物価格の高騰、暴落が起きることはあります)。

構造とは、社会の仕組みのことです。政治体制の変革、ITを始めとする文明の進化による生産条件の変化などが挙げられます。

一番インパクトのある構造変化の事象は、政治体制が変わることです。日本の近現代史で言えば、敗戦による憲法改正(明治憲法から日本国憲法への移行)が最も大きな出来事です。国際的にみれば、東西冷戦の終結に伴い東ヨーロッパ諸国が共産主義、社会主義から資本主義へ移行したこと、EU(ヨーロッパ連合)が誕生したこと、などが1980年代半ば以降の大きなイベントです。

社会の根幹が変わるようなことが起きると、それまで一番安定していると思われた部分が崩壊します。雇用面で言えば、公務員の失業者が大量に発生します。

日本では、まだ公務員は安定した職業というイメージが根強いようですが、そう遠くないうちに公務員の大量解雇やパートタイマー化が実現する可能性は決して低くないでしょう。今のギリシャもそうですが、財政再建と公務員制度改革は密接不可分な関係にあります。

こうした政治改革は、ある時点でマグマが噴出すように突然表面化し、短期間のうちに大きな変化に繋がる場合が多いです。

すでに大きく変わりつつある仕事の構造

技術革新の積み重ねがある時期を境に社会全体の構造に大きな影響を与えることもあります。1990年代以降では、Windows、インターネット、スマートフォン等に代表されるコンピューターと通信技術の発展により、それ以前の社会構造が大きく変貌を遂げています。

ワープロ、パソコン、スマートフォン等を平均レベル以上に使いこなせない人は、便利な道具を扱えない機械オンチとして職場で疎んじられてきましたが、IT化の本質は、そうした出来の悪い人が困るという単純なことではなく、多くの仕事がコンピューター等に置き換わるということです。

少し前までは、機械に置き換えられる仕事は単純作業が中心でしたが、今はホワイトカラーの領域にも大きな影響を及ぼしています。

いまの高校生くらいの子供たちに人気がある医師、薬剤師なども今後10~20年で大幅に需要が減る可能性があります。個人の健康状態や薬剤に関する膨大なデータ処理、健康状態をチェックする生体検査・画像解析、手術のためのメカトロニクスが発展した社会では、一部の高度技術者を除いて、その仕事内容が大きく変わることでしょう。

弁護士、公認会計士、MBA等の資格を有している若手サラリーマンは、転職の際に専門知識や基礎学力の高さを評価してもらえる可能性はまだまだ十分あります。ただし、それはポテンシャルに対するものに過ぎないことも肝に銘じましょう。MBAの価値は一時に比べてかなり低下しています。

企業が法律、会計、税務等に関する客観的な評価を必要とする際には、外部の専門家に依頼します。社内の人材にお墨付きを求めても自己評価にしかならないため、本当の意味で社員が専門家として活用されることはありません。

このため、実践に役立つ知識や経験をアピールできなければ、国家資格を持っていても大企業への転職は難しいものがあるでしょう。もちろん独立開業などは夢のまた夢です。

サラリーマンを辞める前に確認しておくべきこと

以上、見てきたように、サラリーマンを辞めようと思ったら、始めに行うべきことは現状分析です。マクロ経済情勢などの外部環境と、自らの仕事に対する嗜好、能力的な特徴などを分析・整理することです。

より自分にあった仕事、適職あるいは天職を探そうという人も多いかとおもいます。その際に大切なことも、社会と自分のマッチング率を高めることです。

仕事は押し付けられるものではなく、自らの判断で主体的に選ぶもの。自分はどんな生き方がしたいのか?自分の持っている能力で世の中から求められているものは何か?それらをしっかりと把握した上で、これからの職業人生を考えることが重要だと思われます。

仕事を辞めたらどうなるか?辞めた後のことをシミュレーションしておきましょう。
仕事を辞めたらどうなる? 辞めた後の自由と困難シミュレーション

転職するにしろ、サラリーマンを辞めて独立するにしろ、まず自分が何がしたいのか、何ができるのかを自己分析することが必要です。
転職活動も、まず自己分析から。自分を知るための7つの質問!

場合によっては、転職したり、サラリーマンを辞めたりしない方がいいかもしれません。例えばこんな人…、
転職しない方がいい人の典型的パターン。転職に失敗する人の特徴5つ

自分と世の中をマッチングさせて、あなたが、もっと自分にあった働き方ができるようになりますように。

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