プログラマーがフリーランスになるメリット・デメリット

プログラマー フリーランスになるメリットデメリット 独立開業

プログラマーは、パソコン1台あればどこでも仕事ができます。

    「組織の歯車として働くことが性に合わない」
    「自分の判断で仕事と私生活のバランスをとりたい」

などと考えている人は、思い切ってフリーランスになる手もあります。

ここではプログラマー、ITエンジニアがフリーランスになるメリット、デメリットとおもな案件依頼元を紹介します。


フリーランスプログラマーのメリット

プログラマー フリーランス メリット

1. 収入増のチャンス

腕の良いプログラマーであれば、独立により収入を増やせます。

プログラマーの求人では、月額150~200万円程度の報酬で募集するケースも珍しくありません。

そのため、大企業の正社員より高い収入を稼ぐことも夢ではありません。

2. 時短勤務が可能

フリーランスであれば、就業規則に縛られないため時短勤務も可能です。

ただしフルタイム労働を前提にフリーランスを募集するケースが多いため、希望条件に合致する案件を探す上で苦労する恐れがあります。

3. 長期休暇の取得が可能

フリーランスは、自分で好きなように休暇を設定できます。

中には半年働いて半年休むというライフスタイルを貫いている人もいます。

腕に自信があり楽天的な性格であれば、大型プロジェクトの終了後には必ず長期休暇をとるという働き方も可能です。

4. 管理事務の負担減

大企業の開発部門には、多くの管理事務があります。

とくに職位者はさまざまな事務作業に追われます。

管理職として部下のエンジニアをマネジメントする業務が性に合わない、プログラマーとして本業に集中したい人にとっては、自由に仕事を選べるフリーランスの方が望ましいかもしれません。

5. 自宅勤務が可能

本来プログラミングは、パソコンを使える環境であれば自宅を含めどこでも行えます。

ただしフリーランスプログラマーの募集案件は開発拠点への定時出勤を求めるものが多いため、自宅勤務にこだわると選べる仕事の幅が狭まります。

6. 田舎住まいが可能

自宅勤務が可能ということは、田舎住まいもできるということです。

政府の旗振りにより在宅ワークが一般化すれば、田舎暮らしのフリーランスが珍しくなくなるかもしれません。

また、サテライトオフィスを郊外や地方に構える会社も出てきましたので、そうしたところにフリーの立場で働くということも可能です。

7. 定年がない

プログラマーに限りませんが、フリーランスには定年がありません。

プログラミングの知識やスキルが衰えなければ、70歳、80歳になっても働けます。

こうした高齢プログラマーの需要が大幅に増えることはないでしょう。

しかし古い言語・システムのメンテナンスが必要な場合もあるため、一定の需要は存在し続けます。

8. 長期休職が可能

フリーランスであれば、ケガや病気などによる長期療養も自分の判断で行えます。

サラリーマンの場合は医師の診断書が必要だったり一定期間を超えて休職できなかったりしますが、フリーランスにはそうした制約はありません。

9. 兼業が可能

フリーランスは、就業規則や国家公務員法などに縛られないため自由に兼業できます。

ただし多くのクライアントはフリーランスを有期契約のフルタイムプログラマーとして使いたがるため、実質的に兼業できないことが多いはずです。

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フリーランスプログラマーのデメリット

プログラマー フリーランス デメリット

1. 収入が不安定

フリーランスの最大のデメリットは収入が不安定なことです。

収入が多い人でもその中で変動します。

また、サラリーマンと違い長期の収入保証もありません。

今は売れっ子プログラマーでも病気療養を余儀なくされれば、無職・無収入に転落しかねません。

2. フルタイム案件が多い

プログラマーをフリーランスとして採用する会社の主な狙いは、人件費の抑制です。

フリーランスは、必要なとき短期集中的に活用できる人材と位置付けられています。

このためパートタイムの案件は少なく、大半の仕事はフルタイム労働になります。

3. 稼働期間の未定案件が多い

フリーランスは雇用の調節弁と位置付けられているため、稼働期間の未定案件が多いという悩みもあります。

一般的に「即日~10月頃まで」というような、クライアント側に都合のよい条件が設定されています。

4. 売上請求・確定申告が面倒

フリーランスは個人事業主なので、企業と業務委託契約(または委任契約)を締結した上で仕事を行い、契約書に従い請求書を送付し入金確認を行うことになります。

また売上や経費の記帳とそれに基づく所得税等の確定申告も必要です。

黙っていても給料が振り込まれ税金や社会保険料を徴収されるサラリーマンとは違います。

5. 開発拠点への出勤案件が多い

上述のとおり企業がフリーランスのプログラマーを採用する最大の目的は、雇用の調節弁の確保にあります。

それ以外の点は正社員と同じように管理する方が楽なため、毎日の定時出勤を求める案件が多くなります。

6. 身分保障がない

企業は、フリーランスとの契約を長期にわたり維持する義務を負っている訳ではありません。

プログラマーとの契約期間は長くても1年程度です。

進行中の開発案件が終われば、業務委託(委任)関係は終了します。

その後、再び発注するか否かは企業の判断次第です。

7. 社会保険料が自己負担

サラリーマンの場合、健康保険料と年金積立金は当人と会社が折半します。

雇用保険料は会社の負担の方が多く、労災保険料は全額会社から徴収します。

一方のフリーランスは雇用保険と労災保険の適用対象外であり、健康保険料と年金積立額は全額自己負担です。

8. 社会的な信用が低い

一般的にフリーランスの信用力は、サラリーマンより低いと考えられます。

このため賃貸住宅の入居、住宅ローン、クレジットカードなどの審査で不利な扱いを受ける可能性があります。

脱サラを検討している人は、会社を辞める前にこれらの審査を受ける方が無難です。

さらに、結婚・婚活においても正社員と比べると人気が落ちます。

9. フリーランスは案件を探し続けないといけない!

そして最も大きな問題が、仕事の確保です。

1)元の職場

一番身近で一般的な仕事の発注者は元の職場です。

雇用の調節弁としてフリーランスのプログラマーを活用したい企業にとって、能力を把握できている元社員はもっとも便利な存在です。

プログラマー自身にとっても慣れた職場なので、働きやすいというメリットがあります。

2)元の職場の関係先

プログラマーの能力や人柄を理解している元の職場の取引先や上司・同僚の勤務先も有力な発注元になります。

腕に自信のある人は、こうした先へ積極的に売り込みをかけるとよいでしょう。

3)人材派遣会社

多くの人材派遣会社が、プログラマー向けの案件を取り扱っています。

こうした会社に登録すれば、自分のスキルにあった案件の紹介を受けられます。

専門の人材派遣会社だけでなく、システム開発会社が受託開発と並行して人材派遣を行っているケースもあります。

4)コンサルティング会社

IT系コンサルティング会社は、実務的な観点から具体的なアドバイスや支援が求められることがあります。

このためプログラミングができるスタッフを必要とするケースもあり、必要に応じそうした人材を外部から調達します。

5)中小システム開発会社

中小システム開発会社は、人件費の固定化につながる社員を多く抱える余裕がありません。

仕事があるときだけ使えるフリーランスのプログラマーを何人か抱えています。

自社ウェブサイトで、常時フリーランスを募集している会社はたくさんあります。

6)友人・知人等の関係先

ある程度のキャリアを積んだ人であれば、多くの会社に友人・知人のプログラマーが拡散しているはずです。

そうしたコネクションを活用して仕事を確保する人は大勢います。

7.)クラウドソーシングサイト

ネット上で募集している案件に応募して契約する”クラウドソーシング”で仕事を受注するプログラマーも増えています。

数日で終わるような簡単な案件から数ヶ月単位の規模のものまで、ほとんどが在宅勤務での請負です。

自宅で仕事をしたい人には最も適した選択かもしれません。

プログラマーはフリーランスに向いている仕事だが…

プログラマーはホワイトカラーの職種の中で、もっともフリーランスになりやすい仕事です。

ある程度のスキル・経験を有する人であれば、コミュニケーション能力などに重大な問題を抱えていない限り何らかの仕事を確保できる可能性が高いでしょう。

有力なコネクションがなくても「レバテックフリーランス」、「ギークスジョブ」、「Midworks」、「ポテパンフリーランス」などフリーランス向けのサイトを活用すれば、仕事探しがはかどります。

プログラマーとしての仕事内容は、サラリーマンとフリーランスで大差はありません。

しかし両者の法的、社会的な位置づけは大きく異なります。

両者の相違点を具体的に把握した上でフリーランスにより魅力を感じる人は、独立を検討してもよいのではないでしょうか。

 
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あなたが独立して成功しますように。