雇用保険①|雇用保険とは? 入ってるか確認するには? | はたらくす

雇用保険①|雇用保険とは? 入ってるか確認するには?

雇用保険① 雇用保険とは 失業保険・離職票

1. 雇用保険とは?

雇用保険とは、政府(厚生労働省)が主体となって運営している保険制度です。

加入しているわたしたちが支払った保険料によって、失業した場合や教育訓練を受けた場合に支給される失業等給付と、雇用の安定や改善を図ったり、能力向上や福祉の増進を行ったりするため等、雇用に関する総合的機能をもった制度です。

雇用保険 概略図
(※画像をクリックすると拡大できます)
引用元:https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_summary.html

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2. 雇用保険は誰でも入れる?

雇用保険は、条件に当てはまる人は加入する義務がある強制加入の保険です。

強制加入のため、本人の希望有無にかかわらず、対象となる人は加入する必要があります。

また、加入義務は、雇用主にあります。

保険料は、従業員と雇用主の双方が定められた割合で負担します。

強制加入の対象となる二つの条件

  • (1) 所定労働時間(休憩時間を除く、始業時間から終業時間までの時間)が、1週間に20時間以上あること
  • (2) 31日以上、継続して就業する予定であること

但し、この条件に当てはまったとしても、雇用される際の条件により、雇用保険に加入ができない(適用除外)となるケースもあります。

ご自身の契約された条件がわからない場合は、雇用契約書や就業規則などを確認してみましょう。

3. 雇用保険の種類

ご自分の雇用されている条件がわかったら、加入できる雇用保険の種類を確認しておきましょう。

保険に加入している人を、被保険者と呼びます。

被保険者の種類により、失業した時にもらえる失業者等給付を受けるための条件や、受けられる給付の種類が異なります。

自分がどの種類の被保険者にあたるのか、確認しておきましょう。

次のフローチャートで、

  • 雇用保険の強制加入の対象か
  • どの種類の被保険者(雇用保険の失業等給付等を受けられる人)か

を判定することができます。

【雇用保険 図1】

(※画像をクリックすると拡大できます)

まずは、ご自分がどのタイプの被保険者に当てはまるのかを確認しましょう。

そして、離職する前に、自身が必要な手当てを受け取れるための被保険者期間を満たしているか、などについて確認しておくことをおすすめします。

それぞれの被保険者期間を含む、求職者給付を受けるための詳しい要件については、以下よりご覧ください。

①黄色の欄に当てはまる方

雇用保険の被保険者になりません

②オレンジの欄に当てはまる方

年齢により以下の2つに分かれます。

  ……59歳以下の方

一般被保険者となります。
失業保険の受給についての説明は、ほとんどがこの一般被保険者についてのものです。

雇用契約で定められた労働時間(所定労働時間といいます)が40時間である方、または20時間以上の労働時間で1年以上の雇用の見込みである方が対象となります。

  ……65歳以上の労働者の方

高年齢被保険者となり、受給できる金額が一般被保険者とは異なってきます。

65歳以上の方は、以前は加入対象外でしたが、平成29年1月1日より雇用保険加入の対象となりました。

③水色の欄に当てはまる方

季節により雇用される事業所に4か月以上勤務している方や、1年未満の短期間の雇用を繰り返している方は短期雇用特例被保険者に該当する可能性があります。

④緑色の欄に当てはまる方

日々異なる事業所で勤務していたり、期間の定めがない、もしくは30日以内の期間で雇用されている方は、日雇労働被保険者となる可能性があります。


4. 雇用保険に入っているかを確認するには?

さてそれでは、ご自身が実際に雇用保険に加入しているかどうかの確認のしかたを、ご存知でしょうか。

受け取っている給与明細に雇用保険料の名目での控除があるならば、雇用保険に加入していると考えて差支えないでしょう。

(ただし、日雇労働被保険者の方はご自分で手続きをする必要があるため、ハローワークのサイトをご覧ください)

もし、給与明細が見当たらない、もしくは控除されていない場合には、雇用保険被保険者証があるか確認してみましょう。


(※画像をクリックすると拡大できます)
引用元:https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/_material_/localhost/doc/info_1_e6.pdf

手元に書類が見当たらなくても、心配はありません。

雇用保険被保険者証は、あなたが雇用保険の対象となる会社に初めて就職した時に、会社の手続きによりハローワークから交付されるものです。

本来は本人が保管するものなのですが、紛失などの可能性があるということで、慣例的に事業主が保管しているケースもあります。

職場の人事や経理担当者に尋ねてみれば、会社であなたの雇用保険被保険者証を保管しているかどうかはすぐにわかるでしょう。

また、すでに離職しているのであれば、雇用保険関連のほかの書類とともに、送られてくる可能性が高いです。

もし、会社に尋ねるのが難しい場合は、ハローワークで確認をすることも可能です。

    ハローワークで雇用保険の加入を確認する方法

    ハローワークで雇用保険被保険者資格取得届出確認照会票と本人確認書類(運転免許証など)を提出すると、雇用保険被保険者資格取得届出確認照会回答書が交付されます。

    照会票はハローワークに備え付けられたものを利用してもよいですし、インターネット上で作成して持参しても差支えありません。

また、万が一紛失した場合には、再発行してもらうことも可能です。

こちらについても、ハローワークで再発行してもらうこともできるので、会社に問い合わせるのが難しいときには相談してみましょう。通常であれば、即日発行してもらうことが可能です。

再発行の申請用紙は、ハローワークに備え付けられています。

また、あらかじめ申請書を作成しておくことも可能です。

二回目以降の就職や、教育訓練給付金などの申請をする際に、提出を求められる可能性があります。

離職後に手元にない方は、ハローワークに行く際にあわせて再発行してもらうとよいでしょう。


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