採用担当者の目線でチェックしてから記入しよう|履歴書・職務経歴書の書き方 | はたらくす

採用担当者の目線でチェックしてから記入しよう|履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書・職務経歴書

採用担当者が会いたくなる履歴書・職務経歴書の書き方では、「自分ができることや求める働き方と、相手が求めていることがマッチするかを確認し、それを手掛かりにして、履歴書・職務経歴書を書きましょう」とお伝えしました。

それでは、自分ができることや求める働き方は、どのように把握すればいいのでしょうか

ここでお勧めなのが、自分専用の見本となる履歴書や職務経歴書を作りながら、今までの経験の棚卸しをする方法です。
これは、自分ができることや求めることを把握しながら書類を作成できる、一石二鳥のやり方です。

どこから手をつけたらいいかわからない、何を書くべきかわからないという時には、ぜひここから始めてみましょう。

また、すぐに応募先に沿った履歴書・職務経歴書の書き方が知りたいという方は、末尾のポイント別の書き方から、ご自分に必要な項目を確認しましょう。


1.履歴書・職務経歴書を書きながら、自己の棚卸しをする

(1)履歴書・職務経歴書の共通項目を書く

履歴書や職務経歴書には、どの応募先にも共通する項目と、応募先ごとに内容を変えるべき項目とがあります。

例えば、学歴・職歴や免許・資格、趣味・特技のような事実を記載する項目は、どの応募先にも同じ内容を書くことになります。対して、志望動機や自己PRなどについては、応募先ごとに記載する内容が変わってくるでしょう。

まずは、履歴書のフォーマットに沿って、学歴・職歴や免許・資格、趣味・特技などの、どの応募先にも共通する項目を書き出してみます。まだ手元に履歴書がない方は、書く前に確認したい7つのポイントを参考に、履歴書の様式を選びましょう。

また、職務経歴書については、職務経歴と要約・自己PRのポイントを参考にして、経歴や業務内容について書きだしてください。

ここでは、思いつく限り、できるだけ細かく書き出すことがポイントです。

(2)希望する条件や働き方を書き出してみる

次に、自分がやりたいことを書きだしましょう。志望動機や自己PR、特記事項欄に、自分が仕事や会社に求めること、希望する条件などを自由に書いていきます。

できるだけ具体的にイメージしていくことがポイントです。

(3)採用担当者の目線でチェックする

共通の項目が書けたら、今度は自分が採用担当者になったつもりで、書きあがった履歴書・職務経歴書を見てみましょう。
このような人材が来たらどのような仕事を任せたいかを、客観的に想像してみます。

またこの段階で、書き足したいことや修正したい部分に気づいたら、1~3に戻りながら、進めましょう。

(4)相手のニーズと自分の希望の重なるところは?

あなたの希望と、採用担当者の目線でのチェックができたら、そのふたつが重なる部分を確認しましょう。そして、図①-1のように、募集する側が任せたい仕事と、応募する側が希望する働き方の重なるところを探します。
それが、自分ができることや求める働き方と、相手が求めていることが一致するところとなります。

もし、自分で判断するのが難しい場合には、第三者の助けを借りるのもよい手段です。

(5)ニーズと一致する部分が少ない・一致しない場合

上記の作業を進めていって、もし、ニーズが一致する部分が少なかったり、ニーズが一致しなかったりする場合には、採用担当者の目線で原因を探ってみましょう

もし、希望に対して現在の経験やスキルが足りないのであれば、そのスキルを身につける方法を探るのも一つですし、ニーズにあわせて自分の働きかたの希望を修正するのもひとつです。

ただし、働きかたを見直す時には、自分が何を優先したいのかをあらかじめ明確にしておきましょう。
優先したいポイントが、「スキルアップできる仕事をすること」である場合と、「残業せず、休日をしっかりとりたい場合」とでは、働きかたが全く異なってくるでしょう。
同じ年齢、同じような経歴の方同士でも、扶養家族がいる場合と、単身者である場合とは、求める給与や労働時間のバランスが違うかもしれません。

しっかりと優先順位を踏まえて、自分の働きかたとニーズが一致する部分を探っていきましょう。

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2.職務経歴書は必要か

(1)職務経歴書を書くことの2つのメリット

正社員の中途採用の応募の場合は、求められなくとも履歴書と職務経歴書を送るのが一般的です。しかし、一部の業種や派遣社員、アルバイト・パートへの応募の場合には、作成する必要があるかどうか、迷うこともあるかもしれません。

しかし、提出の必要がないとしても、職務経歴書を書くことには、二つのメリットがあります。

① 自分の今までの仕事を振り返り、アピールできるポイントを整理できる
② 事前に職務経歴書を作ることで、面接の際に答えに迷わなくなる

このように、自分が今まで携わってきた仕事を振り返り、応募する会社と自分とのマッチングを確かめるうえで、職務経歴書を書くことは決して無駄にはなりません。

(2)職務経歴書は、就職活動の無駄を防ぐ

採用担当者が職務経歴書を事前に見ることで、履歴書では伝わらない詳細な情報が伝わるため、的確な判断がされやすくなり、結果として面接に進みやすくなるケースもあるかもしれません。
また、職務経歴書で詳細を伝えたために面接に進まなかったとすれば、無駄足を踏まなくて済んだということになります。

転職・再就職を考えた時には、ぜひ履歴書とあわせて職務経歴書も書いてみましょう。

履歴書・職務経歴書の具体的な書き方

さて、ここまでは、履歴書や職務経歴書の役割の違い迷いやすいポイント、そして応募にあたってのコツについてお伝えしてきました。

続いて、具体的な履歴書・職務経歴書の書き方を見ていきましょう。

(構成・ライティング:なかおかともみ)

塚田 康祐 (株式会社サポルテ 代表取締役)

「人の無限の可能性を引き出す」がミッション。
経営者から管理職、一般社員までの全ての会社員を対象に、目標達成や人材育成をテーマとした研修を、年間200回以上実施している。

1959年 札幌生まれ。
人材ビジネス業界で13年間に亘って管理職を務めた後、2002年に『ビジネスコーチ』として独立。
2008年に人材教育会社 ㈱サポルテを設立する。

【所持資格】
中小企業診断士
CPCC(プロコーチ認定資格)
キャリアカウンセラー(CDA)
認定レジリエンストレーナー
肥満予防健康管理士
アンガーマネジメントファシリテーター

監修者 塚田 康祐をフォローする