転職理由 面接での8つの回答例|必ず質問されるので準備を!

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Q.「前職を辞められた理由は何でしょうか?

転職の面接では必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

しかし、転職理由は本当に人それぞれで、なかなかひと言では言い切れません。また、その理由も正直に言っていいのかどうかも悩んでしまいますよね。

実際の面接での質問を想定しながら、面接官の印象をよくするのはどのように答えればいいのか、具体的なトークの例を紹介していきましょう。


転職の面接で質問に答える時の心構え

まず、いまの会社を辞めるのがどんな理由にせよ、転職するのは「いまの会社から逃げる」ためではない! ということを肝に命じましょう。

自分のキャリアや成長、よりよい労働環境のために、積極的に転職するという姿勢が大切です。

面接官の印象をよくするには、そこからスタートです。

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転職で最も一般的な「転職理由」の例

前職の退職理由はそうそう簡単にはパターン化できません。

もっとも一般的な例として退職理由をあげていきます。

なぜなら、会社を辞める理由は本当に人様々です。

しかも、どんな理由にせよ、上手に説明しないと変にカン違いされてします危険があるからです。

また、前向きに話さないと愚痴になる可能性があるからです。

前向きな退職理由はひとつしかありません。新しい会社でのキャリアアップ、あるいはスキルアップです。

極端な話、前の会社が諸事情でイヤになったから辞めたという理由は、転職面接では誰も同情してくれません。

当社もしばらくして嫌気がさして辞めるかもしれないと思われたら、その時点で終わりです。

では、前向きな退職理由であるキャリアアップ、スキルアップとは具体的にはどう言えばいいのでしょうか?

 

あなた
あなた

はい、私が前職を退職いたしました理由は、キャリアアップです。

前職で○年間営業職の仕事をしてまいりました。

私はもともといろいろな人に自社製品を紹介して喜んでもらうという営業の仕事が好きで入社したのですが、前職では既存の顧客へのルート営業がほとんどで、私の考える本来の営業がなかなかできませんでした。

また、自社製品の品質に問題があっても、前社では顧客の使い方の問題であるといった風潮があり、これでは顧客満足にはなりません。

しかし、御社では顧客第一主義の考え方や、厳しい品質管理は業界でも有名であり、そんな御社で働ければ私の営業職としてのキャリアアップにつながり、また本来私の目指す営業スキルの向上にもつながると考え、転職を決意しました。

現実の退職理由は、複雑な人間関係があったり、働き甲斐・やり甲斐のこと、労働条件、許容できない会社風土など入り組んだ事情があるのが普通です。

しかし、面接の短時間の中で「退職理由」として話すには、よほどの説得性のある理由がない限り難しい問題です。

それもこれも熟慮した結果が、転職=キャリアアップであるという説明がシンプルでわかりやすいと言えます。

また、志望先の会社も、過去の事情をあれこれ言われても理解に限界があり、結局はそれらを振り切って当社で心機一転働く意欲があるかどうかが一番聞きたいところなのです。

以下からは、より具体的に例を上げます。

自分だったらどう答えるか、思い浮かべながら読んでください。

「転職理由」の質問例

Q1.「前職を辞められた理由は何でしょうか?」

なかなか言いにくい理由や嫌な思い出もあったかもしれませんが、人生を前向きに考え、仕事を通じて成長していくというキャリアアップが目的であることをまずは伝えます。

前職を辞められた理由は何でしょうか?

あなた
あなた

はい、今回私が転職を決意いたしましたのは、今後の私の人生やキャリアを考えた時、まだまだ成長の可能性をためすために、前職に踏みとどまるより、早く決心をした方がいいと思ったからです。

そしてその可能性を、御社でぜひチャレンジしたいと考えました。

 

あなた
あなた

はい、前職の退職を決意いたしましたのは、前の会社事情によるものです。

入社いたしました当初は業績も順調に推移していたのですが、例の〇〇ショックで一気に業績が落ち、社内に退職勧告ムードが広がりました。

私自身、まだまだこれからのキャリア設計もあり、先のことを考え、退職するなら今のうちと考え決心いたしました。

キーワードは「キャリアアップ」「スキルの発揮」「御社への貢献」「自分の可能性」「成長」「チャレンジ」などです。

理由を聞かれた時の、最初の答えとしては、以上のようにまず前向きな意欲を見せることから始めます。

Q2.「あなたにとってキャリアアップとはどういうことでしょうか?」

キャリアアップ・成長したいという理由を述べるトークは大変耳触りがいいのですが、会社はそれだけで納得するかというと決して満足しません。必ず、次の追加質問があります。

逆に、タイミングを見て追加質問をされる前に、自分から先に話しを続けるのもいいです。

あなたにとってキャリアアップとはどういうことでしょうか?

あなた
あなた

私にとってのキャリアアップは、自分の持っている能力やスキルを今以上に発揮し、自分自身が成長していくことと考えます。

そして、それは会社への貢献となって会社の役に立つことだと考えます。

Q3.「では、あなたの能力やスキルを具体的に教えて下さい。」

では、あなたの能力やスキルを具体的に教えて下さい。

A1.(経験面の強調)

あなた
あなた

私の具体的な能力やスキルについて具体的にお話しさせていただくと、私にはまず〇〇という業務で、前職で〇年間の経験があります。

具体的には、(・・・・・)な仕事をこなしてまいりました。実績としても、・・・といった実績も残しております。

A2.(資格や特技の強調)

あなた
あなた

私の具体的な能力やスキルとして是非聞いていただきたいのが、資格として〇〇〇を持っているということです。

これは〇年に取得し、実務として実際の現場で活用してまいりました。
ブラッシュアップも欠かさず行っており、御社でも活用させていただけると考えます。

A3.(キャラクター面の強調)

あなた
あなた

私の具体的な能力やスキルできっと御社にお役立ちできると思うのは、私の性格面の几帳面さです。

とにかくヤルと決めたら最後まで確実にやり通さないと気が済まない点です。
手を抜くのが嫌いで、前職でも同僚からその点では高い評価をもらっていました。

具体的には、こんなことがありました。それは(・・・・・・)。

特に能力やスキル面については、具体性がポイントです。強調点をいくつか用意しておき、話すポイントを整理して話すと相手も聞きやすいです。
A4.(ポイントを複数上げる)

あなた
あなた

私の具体的な能力やスキルについてお話させていただくと、大きく3つあります。
ひとつは、・・・二つ目は、・・・三つ目は、・・・です。

項目がいくつかあれば、「3点あります。」といったように、話すポイントを整理して話すと相手も聞きやすいです。

話す内容が具体的になるだけに、発言時間がどうしても長くなりがちなので、時間を考える必要があります。長々と話すと逆にマイナス評価となります。

Q4.「前職で何か不満はありましたか?」

キャリアアップやスキルアップを目標とした転職理由は、具体的であればあるほど面接官は耳を傾け聞いてくれますが、それだけでは納得しないことも十分考えられます。

面接官が念を押してでも聞いておきたいこと、それは前職での不満や失敗がなかったかどうかなど聞き出そうとします。

前職で何か不満はありましたか?

A1.(大きな活躍の場を求めて)

あなた
あなた

はい、特に大きな不満はありませんでしたが、前会社は組織が小さいため社員の能力やスキルを発揮できる場面に乏しいと、常々感じていました。

その点御社は組織も大きく、また社員活用に熱心と聞いており、やりがいがあるのではと思い応募いたしました。

A2.(自分の能力を発揮するため)

あなた
あなた

はい、特に大きな不満はありませんでしたが、前の会社は歴史が浅く、社員活用では物足りなさを感じていました。

その点御社は歴史もあり、長年のノウハウの蓄積もあると聞いており、思う存分仕事ができるのではと考え、応募いたしました。

Q5.「前職を辞めた特別な理由はありますか?」

前職を辞めた特別な理由はありますか?

この質問は、いろいろな意味を含みますが、面接官の聞きたいのは「事前申告的に言っておいた方がいいと思うことがあれば言っておいて下さい。」というものです。

 

より具体的な質問になると、「体調面や家族のことなどで」という前置きがつく場合もあります。

入社したのはいいが、同じ理由で辞めざるを得なくなっては、お互いに無駄なことなので、もし事前に言っておいた方がいい理由があれば言って下さい、と理解します。

その理由を言うことで著しく不利になり、不採用になる可能性が大きい場合は別ですが、そうでなければ申告しておく方がお互いのためです。

A1.(残業が多かった)

あなた
あなた

はい、前職では基準を超える過度の残業が続き、体調面でも家庭的にも厳しくなり退職しました。

また、ほとんどサービス残業であったということも大きな理由です。
今回の御社の求人内容を拝見しますと、この点では問題ないと考え、応募させていただきました。

A2.(身体の故障)

あなた
あなた

はい、前職では事務管理一般で入社したのですが、工場部門の現場作業が定期的に発生し、もともと不安のあった腰に影響し出しました。

上司に現場作業が無理であることも申告してきましたが、少人数体制なのですぐには厳しいと伝えられ、やむなく退職を決意しました。
もちろん現在では体調面は回復しており、いまはなんともありません。

また、今回の募集も事務管理の専業とお聞きしておりますので十分力を発揮できると思います。

A3.(遠距離通勤)

あなた
あなた

はい、前段申しましたキャリアアップが大きな理由ですが、特に私の場合、実は前職に就職後家庭の事情で引っ越しせざるを得なくなり、通勤に2時間近くもかかっていたという理由があります。

その点、御社は通勤が非常に便利になり、出勤前のストレスもなくなり頑張って貢献できると思います。

Q6.(想定外の質問)

不意打ち質問というものがあります。

疑い深い人事の採用担当者ともなると、それでも前職の退職理由を聞いてくるときがあります。

しかも、質問的には不意打ちに近い聞き方になるので、ここであせってあたふたしないように注意しましょう。

少し間を置いて慎重に答えると良いですね。

また、想定外の質問に対しては、少し間を置いて答えても構いません。

 

(((なにか思いがけない質問)))

 

あなた
あなた

……そうですね…

などの言葉を挟んで、その間に考えを整理し、ゆっくり答えるようにしましょう。

理由的には、こちらから積極的に言うべき理由でない場合が多いので、聞かれれば答えるというようにしておいたほうがいいでしょう。

 

前職の会社事情で、厳しい状況になったからと言われますが、逆に前職にとどまり自分が頑張って立て直そうとは思われなかったのですか?

A.

 

あなた
あなた

はい、一旦は思いました。

また、周囲も思いとどまるように説得されましたが、家庭のこと周囲の意見、そして最後は自分自身の将来のことを考え、やはり新しくステップアップして行きたいという気持ちが先に立ち転職を決意しました。

もちろん、そんな時に御社の今回の募集に出会い、大きく心が動いたという事実はあります。

Q7.「前職で、労働条件に不満があり退職したということはありますか?」

前職で、労働条件に不満があり退職したということはありますか?

A1.

 

あなた
あなた

はい、特に大きな労働条件面の不満はありませんでした。

また、今回の御社の求人条件は拝見させてもらっていますので、特に問題はありません。

A2.

あなた
あなた

はい、終業時間が遅く、家に帰るまでの通勤時間を入れると帰宅時間がどうしても11時近くになって生活時間が乱れるというのが大きな問題でした。

しかし、今回の御社の労働時間だとまったく問題がありません。

労働条件面に関する退職理由が仮に大きな比重を占める場合、ズバリ聞かれても慎重に答えます。

受ける会社の求人条件、労働条件を熟読しておき、今回の方が改善されていることを確認した上で、「問題ありません。」と答えないと矛盾することになります。

Q8.「前の職場でのトラブルとかは大丈夫ですか?」

前の職場でのトラブルとかは大丈夫ですか?

A.

あなた
あなた

はい、一切ありません。円満退社してまいりました。

仮に前職でトラブルがあったとして、懲戒解雇的なトラブルや賠償などを引きづっていない限り、きっぱりと否定することです。

 

トラブルといっても、事情は千差万別です。

多少自分にも責任があるかなと思って、聞かれるままに当時の事情を話し出すと、どんなに上手に話しても面接官には言い訳に聞こえてしまいます。

Q9.「あなたを採用すると当社は得をしますか?」

さて、面接官が時に好んで使う質問がこれです。

面接の最後辺りでよく聞いてくることがあります。

まったく無防備でこの質問を受けると、「うっ!」と戸惑ってしまうのが普通ですが、これによって志望者の本気度を見たり、入社後の宣言をさせるにはもってこいの質問なので要注意です。

 

あなた
あなた

はい!得をすると思います。と申しますのも、前職での営業実績は必ず御社でも貢献できると考えます。

もちろん、最初は御社のやり方や仕組みに慣れるまで多少の戸惑いもあるかもわかりませんが、一生懸命さは私の持ち味であり、先輩方のご指導等いただきながら、できるだけ早い時期の戦力化を目指したいと思います。

ためらうことなく、すかさず言うことがポイントです。


質問に答える時のポイント

①結論を先に述べる

前段の基本質問の答え方でもおわかりと思いますが、結論を先に述べる、これがポイントです。

さらにわかりやすい答え方は、質問をオーム返しに言ってから答えることです。

「志望動機は何ですか?」と聞かれれば、「はい!私の志望動機は・・・」、、、

「前職の退職理由は?」と聞かれれば、「はい!私が前職を退職いたしました理由は・・・」、、、

…と、オーム返しに言うと、自分自身に足かせができ、結論が言葉として必ず続いて出てきます。

②具体的に語る時は?

結論だけだとわずか数秒で終わってしまいますが、PRとして説得性を持って続けるにはこんな“接続詞”を使い、後段を続けます。

あなた
あなた

はい、志望動機は・・・です。具体的に申し上げますと・・・

あなた
あなた

はい、自己PRは・・・です。エピソードとして・・・

あなた
あなた

はい、前職の退職理由は・・・です。と申しますのは・・・

③話をまとめて終わりたい時は?

一方で、例え話やエピソードを語り出すとついつい長話になってしまうことがあります。

時間で言えば、1分から1分半ぐらいを目途に、自分でも長くなってきたなと感じ出したらフィニッシュに入ります。

一般的には「以上です。」がストレートですが、次のような終わり方をすると最初の質問からはずれずに、しかもまとまり感をもって終わることが出ます。

 

あなた
あなた

志望動機は・・・・・です。具体的に申し上げますと・・・・・・・・・・です。

以上が私の御社への志望動機です。


中途採用の面接の質問はだいたい決まっている!

以上、中途採用の面接での質問・想定問答集でした。

中途採用の面接では、質問されることはだいたい決まっています。

その場であわてないように、想定される質問に対する回答をしっかり用意しておきましょう。

また、質問に対する回答の内容はもちろん、受け答えの態度なども面接官は厳しくチェックしています。

これは社会人、ビジネスマンとしてここまでどう自分を研鑽してきたか、その基礎的な能力を判断する意味もあります。

落ち着いて堂々と受け答えすることを心掛けましょう。

 
面接での転職理由の例は、
転職理由|パワハラ・家族・病気…言うべきか言わずにおくか?

 
面接がうまくいって、あなたの希望の仕事に就けますように。