面接で好感触だったのに不採用通知!!なぜ? | はたらくす

面接で好感触だったのに不採用通知!!なぜ?

面接好感触 不採用 原因 面接・適性検査

面接で志望動機や自己PR、職務経験をしっかり伝えることができた。

面接官と共通の趣味があって盛り上がった。

「これは間違いなく合格した!」と思っていたら、まさかの不採用通知。

好感触だったのにどうして!?

こんな経験のある人はいませんか。

自分では手応えのあった面接で不採用通知が来た原因について解説します。


1. 好感触だった面接が不採用だった原因

まずは、応募者本人が好感触だった面接結果が不採用だった原因を、実例を元にご紹介しましょう。

1)コミュニケーション能力が原因

◆マニュアル人間

<例>

面接官
面接官

「趣味はなんですか?」

応募者
応募者

「読書です」

面接官
面接官

「最近はどのような本を読みましたか」

応募者
応募者

「石原慎太郎の天才です。田中角栄元総理のことは名前しか存じ上げなかったので、功績を知ることができ勉強になりました」

面接官
面接官

「天才は私も読みました。では、愛読書はなんですか?」

応募者
応募者

「子供の頃から繰り返し読んでいるのは偉人伝シリーズの野口英世です。困難に打ち勝って人の役に立つ仕事を成し遂げる姿に感銘を受けました」

<どこがいけないのか?>
趣味を質問するのは「応募者の人柄を知りたい」という意図があります。

本当に成功者や偉人伝が好きなのかも知れませんが、「趣味=仕事に直結」というのは優等生すぎる印象を受けます。

また、面接官は面接指南本やサイトを読みあさってきた人を何人も見てきているので、模範解答のような受け答えをすると、面接官に「人柄がよくわからなかった」という感想を持たせてしまいます。

◆話すことが得意=コミュニケーション能力だと勘違い/話が長い

<例>

面接官
面接官

「新規事業立ち上げというのはどのような事業だったのでしょうか。差し支えのない範囲で教えてください」

応募者
応募者

「この新規事業立ち上げは5年かけて開発をした新製品の販売事業です。いわば社運をかけた一大プロジェクト。私はその新規顧客開拓チームのリーダーを担当しました。
まだ、世の中に流通していない商品を販売しなければならなかったので、新規顧客開拓は難航しまして・・・」

<どこがいけないのか?>
このように延々と話が続くと、面接官との会話のキャッチボールを妨げています。

そもそも、面接の基本である「質問に論理的かつ簡潔に話す」ことができていません。

これは、コミュニケーション能力を理解できていないことになります。

また、「人の話を聞かない自分勝手な人」というイメージを面接官に植え付けてしまうでしょう。

◆アピール不足

面接官
面接官

「新規事業立ち上げというのはどのような事業だったのでしょうか。差し支えのない範囲で教えてください」

応募者
応募者

「新製品の販売事業です」

面接官
面接官

「○○さんは、その事業でどのような役割を果たしましたか?」

応募者
応募者

「新規顧客開拓のリーダーでした。」

面接官
面接官

「新規顧客開拓のリーダーとしてどのような仕事をしましたか?」

 

応募者
応募者

「他のメンバーの取りまとめです。」

<どこがいけないのか?>
これでは一問一答です。

前に紹介した話が長い人とは反対のタイプですが、簡潔であればいいというものではありません。

面接官の「○○さんは、その事業でどのような役割を果たしましたか?」という質問で、面接官は○○さんがどのような役割でどんな成果を上げたかを詳しく知りたいのです。

応募者は新規顧客開拓のリーダーという重要な役割を経験しているのですから、ここで自分の能力や成果をアピールすべきところであるのにできていません。

これでは、面接官にはリーダーという役割を本当に果たしたのか、疑問を抱かせる結果になっています。

◆転職前提で入社しようとしている

<例>

面接官
面接官

「アンティークの雑貨や家具を集めているんですか。アンティークのものは趣があって良いですよね」

応募者
応募者

「はい。将来は御社での経験を生かしてアンティーク家具や雑貨の店を経営するつもりです」

<どこがいけないのか?>
自分の得意分野や好きなモノに関する話をふられて、つい本音が出てしまった例です。

企業は長く勤務してくれる人を求めているので、将来は独立したいという発言はマイナスになります。

ただし、企業の募集広告に「将来起業したい人」「フランチャイズ経営のチャンスあり」といった文言がある場合はプラスになりますが、基本的にステップアップの踏み台にされることがわかっていて採用する企業はありません。

2)社会人としての振る舞いが原因

面接以外の振る舞いが原因で不採用になることもあります。

同じくらいの評価の人がいた場合、振る舞いが原因で不採用になることがあります。

面接会場の最寄り駅に着いた瞬間から面接が始まっていると思って行動しましょう。

◆遅刻または早く来すぎ

<例>

  • 事前連絡なしの遅刻
  • 開始時間の1時間以上前に到着

<どこがいけないのか?>
まず、寝坊で遅刻は不採用になっても仕方がありません。

しかし、交通機関の遅延で遅刻する時に連絡を入れないのは社会人としての資質を疑われ、この行動だけで不採用決定になることがあるかも知れません。

遅刻も問題ですが、早く着きすぎるのも問題です。

採用面接会場は本社の会議室や貸し会議室を借りて行ないます。

どちらの場合も会場を面接時間の前後1時間程度の時間で予約しています。

そのため会場を準備している最中に応募者が早く着いてしまうと、控え室の準備ができておらず採用担当が困ってしまうことがあります。

このような背景を知らなかったとしても相手の立場を考えて行動することができない人、または訪問する時には指定された時間の5分前に訪問するビジネスマナーを知らない人と判断されます。

◆あいさつができない

<例>

  • 廊下ですれ違った人に挨拶をしなかった
  • エレベーターに乗るときに「失礼します」「ご一緒させていただきます」の一言がなかった

<どこがいけないのか?>
すれ違った人やエレベーターで一緒だった人が役員や面接官、採用担当の場合があります。

挨拶をしなかった後、面接で顔を合わせた時に採用担当や面接官にビジネスマナーのない人、という印象を与えます。

◆香害

<例>

  • 製薬会社の面接へ香水をつけて来社
  • 食品会社の面接へ香りの強い柔軟剤を使ったシャツを着て来社

<どこがいけないのか?>
最近は良い香りのする柔軟剤やタンス用の防虫剤などが流行していますが、面接では無香料の洗剤を使用した洋服を選びましょう。

また香水も禁止です。

特に例にあげた製薬会社や食品会社などの医療・衛生系、食品関連業界では特に敬遠されます。

◆清潔感のない服装

<例>

  • スーツの肩にフケが落ちている
  • 前髪が目にかかる長さのため面接中に何度も手で払いのけるような仕草をする
  • 髪がぼさぼさ
  • ワイシャツやブラウス、スーツにアイロンがかかっていない
  • 靴に泥がついている

<どこがいけないのか?>
面接は第一印象でほぼ合否が決まると言っても過言ではありません。

それほど第一印象は大切なのです。

清潔感のない服装では、どんなに面接でしっかり答えられても「だらしのない生活をしているのでは?」と思われてしまいます。

◆敬語や丁寧語が使えない

<例>

面接官
面接官

「フットサルが趣味なら、当社にはフットサル同好会があるから参加してみるといいですよ。私も参加していて先日はA社と対戦しました」

応募者
応募者

「マジっすか。楽しそうっすねぇ」

<どこがいけないのか?>
このように、ふっと口癖や普段の話し方が出てしまうと、いくら面接官と会話が盛り上がったとしても、不採用になってしまいます。

マジっすか、~ですよねぇ。~っす、俺、僕、アタシ、ウチ、などなど敬語や丁寧語にふさわしくない言葉遣いは控えましょう。

◆思わず本音が出てしまった

<例>

面接官""/
面接官

「当社は営業部にアシスタントがいないので、営業自身が契約書や見積書などの書類作成もするので、残業がかなり発生します。それでも大丈夫ですか」

応募者
応募者

「はい、大丈夫です。ちなみに休日出勤は月にどのくらいありますか?」

面接官
面接官

「人によりますが、休日出勤の必要がない人もいれば、月に2、3日出勤している人もいます」

応募者
応募者

(小声で)「えっ・・・」

<どこがいけないのか?>
思った以上に仕事内容が厳しかったり残業が多かったりしても、笑顔で「大丈夫です」と答えるのがセオリーです。

もちろん自分の条件と合わない時には、正直に「家庭の都合で残業があまりできません」と答えても構いません。

ただ、例のように「大丈夫です」と答えながら心の声がもれてしまうと、面接官は「事務処理ができないのに無理をしている」と判断して不採用判定を出します。

3)面接前の段階が原因

◆書類選考がギリギリだったが、面接で巻き返せなかった

<例>

  • 経験やスキルがギリギリだったが面接時間に空きがあるので、人柄が良ければ採用してもいいと思い書類選考は合格。しかし、面接の内容が採用担当の期待を上回る出来ではなかった

<どこがいけないのか?>
応募者にはわかりませんが、書類選考時に採用担当が合否ラインギリギリということがあります。

その時は経験やスキルの不足を補うだけのやる気や入社意欲を見せなければなりません。

他にも応募書類が雑で合否ラインギリギリだった時には、書類の雑さを補うだけのしっかりとした受け答えが必要になります。

応募者には知らされないことなので対応が難しいと思われるかも知れませんが、どのような状況でもしっかりとした受け答えができるように準備をしておきましょう。

◆電話での応対が良くなかったことを巻き返せなかった

<例>

  • 採用担当が面接日直前に来社できるか確認の電話をした際にうっかり「え?どこの会社?」と答えてしまった。

<どこがいけないのか?>
説明する必要もないかも知れませんが、このような対応をしてはいけません。

この対応から採用担当は「普段はこういう話し方をする人なのだな」という第一印象を持って面接に臨みます。

いくら面接で真面目に受け答えをしても、この第一印象を覆すのは難しくなります。

◆何度も面接日を変更した

<例>

  • 仕事の都合をつけられず、面接日を3回変更した
  • インフルエンザで当日欠席をして別の日に面接を受けさせてもらった

<どこがいけないのか?>
仕事の都合をつけられず面接日を1度変更することがあっても、2度3度変更すると採用担当だけではなく面接官も嫌気がさしてきます。

また、自分のスケジュール管理さえできない人と思われてしまいます。

インフルエンザや発熱で当日欠席は健康管理ができない人、または病弱だと思われて第一印象が悪くなるでしょう。

面接好感触 不採用原因 スケジュール変更

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2. 本人に原因がなくても落ちる!?

面接では本人に原因がなくても不採用になることがあります。

その原因をご紹介しましょう。

1)良い人材が他にいた

採用選考では書類選考の合格者数、一次面接の合格者数、二次面接の合格者数を決めています。

合格ラインに達した人が予定数より多い時は、一番評価の高い人から合格を出していきます。

合格ラインに達していても、自分より評価の高い人がいた時には残念ながら不採用となってしまいます。

2)決め手に欠ける

職務経験、スキル、面接での受け答えが申し分なく合格ラインに達していても「もう一つ決め手に欠けるな」と面接官や採用担当が悩むことがあります。

こういう場合は面接官や採用担当自身も「何が引っかかるのか」わかっていません。

面接は人間が人間を評価するため、感覚的なものや好みが多少入ってくるのは仕方のないことでしょう。

決め手とはどんなものか気になると思いますが、参考までにあげるとすれば

  • 社員にいないタイプだった
  • 突出したスキルや経験がなかった
  • 受け答えが平均的で印象に残らなかった

このような原因が考えられます。

3)社風に合わない

  • 体育会系の企業なのに応募者がインドア派の大人しい人だった
  • 社内で花見やBBQなどのイベントを良く行なう社風だが、集団行動が苦手なタイプだった

このように「社風とちょっと違うな」と面接官や採用担当が感じて不採用になることがあります。

4)上司と合わなそう

  • 意見をハキハキ述べるので上司とぶつかりそう
  • 上司より経験やスキルが高いので、不満がつのりそう

このように「上司に当たる人との相性が悪そう」と思われて不採用になることがあります。

面接好感触 不採用原因 上司との相性

3. 不採用になったらどうする?

「うまくいった」と思ったのに不採用通知が来たからといって、応募先企業へ問い合わせても不採用の理由は原則教えてもらえません。

まして「私は御社が第一志望なので、もう一度チャンスをください」と、お願いをしても断られるだけなので控えましょう。

不採用通知が来たら次の3つのことを行なってください。

1)自分の面接を冷静に振り返る

面接の内容を次のポイントをおさえながら振り返りましょう。

  • 面接会場の最寄り駅から面接会場、面接会場内、面接会場から最寄り駅までの行動でビジネスマナー違反はなかったか
  • 面接官とコミュニケーションのキャッチボールができたか
  • 面接では簡潔かつ論理的に、正しい言葉遣いで話すことができたか
  • 提出書類はしっかり書けていたか、また提出書類と矛盾するような内容を面接で話さなかったか
  • 企業研究不足はなかったか

2)コミュニケーション能力を見直す

面接ではコミュニケーション能力が合否を決めるカギになります。

一方的に話すことがコミュニケーション能力ではなく、相手とのキャッチボールがしっかりできることが大切です。

相手が何を知りたいのか聞き取り、論理的かつ簡潔に話せる能力を身につけましょう。

コミュニケーション能力を身につけるには、コミュニケーション能力関係の本を読むよりも家族や親しい人以外と積極的にコミュニケーションを取り、実践を積むことが大切です。

3)社会人としての常識とビジネスパーソンとしての振るまい

社会人としてのビジネスマナーや話し方をもう一度見直しましょう。

ビジネスマナー本を読んで無意識にビジネスマナー違反をしていないか、ビジネスパーソンとして恥ずかしい言葉遣いをしていないのか、おさらいをして直すべき所は直しましょう。

日常生活から直していかないと、いざという時にボロが出てしまいます。

不採用 くよくよしない


くよくよしても始まらない。前進あるのみ

新卒時の就職活動でも覚えがあるかも知れませんが、転職活動も前進あるのみです。

ポジティブ思考は応募先企業にも歓迎されます。

「自分の強みはどんな時でも前向きに考えて行動できることです」と答えられるぐらいになれれば、理想の転職先を見つけて入社することができます。

面接ではコミュニケーション能力と社会人としての振るまいが合否に響きます。

すでに書類選考で確認されているスキルや経験より、コミュニケーション能力などのほうが重視されるので、企業研究をしっかり行なったうえで、志望動機や自己PRを論理的かつ簡潔に答えられるように準備をしましょう。

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不採用でも落ち込まず、前を向いて次の面接に活かせますように。