年収1000万円の生活が一番苦しいらしい…意外なその理由とは?

年収1000万でも生活が厳しい…?

年収1000万円……サラリーマンはもちろん独立して仕事をしている人も憧れる大台の数字です。

1000万円あれば住宅ローンも楽になる、高級車に乗れる、子どもを私立の学校に通わせることができる、そんなイメージをお持ちの人も多いのではないでしょうか。

しかし実際に年収が1000万円あっても生活に余裕がないという人が多くいます。

それはなぜなのでしょう? そのワケを探っていくと、意外な、そしてわりと誰もが納得の理由がありました。

年収1000万円の人が陥りがちな落とし穴について見ていきましょう。


1:年収1000万円の手取り額は意外と少ない

御存知の通り、日本の所得税は累進課税という制度がとられています。

これは収入額が多ければ多いほど、多く所得税を払わなければならないという制度です。

他にも住民税や年金や健康保険などの社会保険料が給料から天引きされます。

年収1000万円の人の実際の手取り額はいくらなのでしょう? 年収1000万円、うちボーナス年額が200万円のサラリーマンで計算しますと……。

●所得税=110万800円
●住民税=75万2700円
●社会保険料=156万2564円

天引きされる額は合計で341万6064円。手取りは658万3936円になってしまうのです。
参考:【ノムラ式】個人の税金計算 | 所得税,住民税,社会保険料,配偶者控除ありなし,手取り,年収,円グラフ

ちなみに年収700万円、ボーナス年額140万円の人の場合、引かれる額はざっと239万円。手取りは461万円になります。

収入では1000万円の人より300万円少ないのに、手取りになるとマイナス200万円ほどと、差額が大きく縮むのです。

また、年収が約910万円を超えると高校の学費無償化の恩恵を受けられない、地方自治体からの児童手当はもっと低い金額からもらえなくなるため、その差額はさらに縮みます。

年収1000万円稼ぐと損をするという言い方は正しくないのですが、いわゆる可処分所得で年収700万円の人と比べると、それほど多いわけではないのです。

では次に、お金以外、気持ちの面で、年収1000万円の生活がなぜ苦しくなってしまうのかを説明します。

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2:お金持ちになったと勘違い

それでも年収1000万円あれば、手取りは約660万円。これで生活が苦しいというのは、はなはだ疑問です。

これだけあれば家族がいても、衣食住に困るということはないでしょう。

ただ、それは過度な贅沢をしなければ、という話です。

年収1000万円の人は、1000万の大台に乗ったという気持から、つい高級車・外車を買ったり、高級腕時計を買ったり、多額の住宅ローンを組んだり、高いレストランや寿司屋に通ったり、子どもにお受験させて私立の学校に通わせたりと、大金持ちのような行動に走ってしまうのです。

そう、実際はそれほどお金持ちでないにもかかわらず、身の丈に合わない支出をしてしまう。それが原因で稼いでいるのに生活が苦しいという、不可解な事態になってしまうのです。

年収1000万円というのは、サラリーマンの中では十分に高収入の部類に入ります。

しかし資産が5億、10億あるというような、本当の大金持ちではありません

しかし大台に乗るとつい“お金持ち”の自負を持ってしまい、一気に生活のレベルアップを図り、結果、多額の支出に苦しむことになってしまうのです。

実際、ある調査では、年収1000万円の世帯のエンゲル係数(家計に対する食費の割合)が、400万円の世帯より高いという結果があります。これは明らかに、ちょっと贅沢をしている、というレベルではないでしょう。
 

3:年収が上がった時点で家を買ってしまう

年収が大幅にアップしたので急に家を建てたり憧れのマイホームを購入、いままでの年収だったら手が出ないような高級マンションを35年ローンで……なるほど、よく聞く話ですが、これは危険です。

住宅ローン

年収が大幅にアップしたということは会社の業績が好調で、ボーナスや残業代が急に増えたということです。

喜ばしいことですが、業績は上下に推移するもの。いまがたまたまピークで、これから先に業績が悪化してボーナスや残業代でかさ上げされていた収入が大幅ダウンしてしまうかもしれません。

もちろん出世して管理職、職級が上がって基本給も大幅アップの高給取りになったというケースもあるでしょう。

しかし、会社の業績や方針によってはこうした給料の高い人ほどリストラの対象になりやすかったりします。自分にはまったく問題がないにも関わらず仕事を失うなんてことも……。

そんな状況で、多額の固定費である住宅ローンを抱えていれば、家計を圧迫するのは当然です。

いろんな出費のうちでも住宅費は桁が一つ大きいもの。ここで節約、身の丈に合った物件に抑えるか、ちょっと無理をするかは大きな違いです。

実際、リストラにあって住宅ローンが払えずに、せっかくのマイホームを手放したという例は数多くあります。つい舞い上がってしまい、住宅を購入する時に、万が一のリスクも考えて余裕をもったローンを組まなかった結果といえるでしょう。

 

 
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