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「未経験者歓迎」でも経験者のほうが優遇される? 未経験可を勝ち抜く方法5

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未経験者OKの求人は?

これまでの仕事とは違う業界や職種に就きたいと思ったときに調べるのが、
未経験可」の求人です。

転職サイトなどで求人の詳細を見ると

未経験者は一から指導
研修が充実

ものによっては
未経験者歓迎

などと書いてあります。

こうして未経験者の採用に積極的な会社を見つけることができますね。

一方で、
「未経験者可」としながらも、

経験者優遇」と同時に書いてある求人もあります。

……これだと、どちらが優先なのか悩んでしまいますよね。

今回は、未経験者に焦点を当て、「未経験者」を求める本当の意味や「経験者優遇」の理解の仕方などを紹介します。

そして未経験者なりの売り込み方を解説していきます。


1.未経験者可の本当の意味

企業が未経験者を求める理由は、基本的には、「経験者を求めても、応募がない(少ない)」からです。

その中でも、細かく分けるといろいろな企業側の事情があります。企業側にとっての積極的な理由から順に説明したいと思います。

① 専門性のある若手育成

それは、「未経験者=若い=育てる」というのが一番の積極的理由です。

求人条件でさらに、30歳以下といったような実質的な年齢制限があればこの意味合いは強くなります。

企業の社員の年齢構成でベテランやミドル層はいるが、若手が少ない時には専門性や技術の後継者を採用するために敢えて「未経験者可」とします。

「育てる」という意味では、「3ヶ月間の研修制度あり」とか「マンツーマン指導制」といったような言葉が続き、先輩社員がしっかり指導する体制があることを示しています。

第二新卒などでのポテンシャル採用では、新卒よりは社会人のとしての基礎的な能力が身についていることを見越して、専門性の部分を新たに教育しよという意図があります。

② 人材の多様性を拡大。社内に新たな風を吹かせたい

企業内の新規事業部門や、ベンチャー企業、変革を推進している環境では多様性を拡大させて視野を広げ、新しいサービスを作ることを目指している場合です。

経験者ばかりだとこれまでの知識や視点が邪魔をして新しい発想が出てきません。そこでチームを活性化させるという意図で未経験者を入れるのです。

違う分野での経験があるからこそ問題点や、無駄な作業に気付くこともあるため、第三者的な視点を期待されている一面もあります。

指導

③ 求人倍率の高い人手不足な職種

職種によっては慢性的に経験者かつ転職しようと考えている人が不足しています。

求人倍率3倍とか5倍とかいう人手不足の職種です。

また、経験者の応募があっても、年齢やヒューマンスキルで基準に達せず、採用には至ってないケースがあります。

こんな場合、企業はいつまでも人の足りないポストを空席にしておくわけにはいかず、「未経験者採用」に踏み切ることがあります。

④ 仕事に馴染みがなくイメージされにくい職種

結局、②と同じ理由になるのですが「経験者求む」とか「経験者優遇」と叫んでも自社の望んでいる通りの人材が応募してくれるとは限りません。

たとえば、B to B企業(消費者向けの商品をもたず、もっぱら企業同士で取引している会社)で一般人に知られていない企業や仕事内容は、志望者にとっても馴染みがありません。

(逆の「B to C」企業(一般消費者向けに販売している)であればなんとなく仕事へのイメージが持てることが多いので応募への心理的な負担は比較的軽くなります)。

その仕事をしている人の絶対数も少なく、仕事のイメージも持ちにくいとなると、そもそも経験者を探すことが困難です。
 

③④は、後段述べる、「未経験者可」と「経験者優遇」が同時に書かれる場合に繋がります。

⑤ 仕事自体それほど専門性が高くない

これは掛け値無しで、未経験者であっても十分仕事ができるという判断の結果によるものです。

非常に簡単・単純な仕事で、すぐに覚えられ、すぐに戦力になるような仕事であれば、経験の有無にはこだわる必要がありません。

 

……以上が「未経験者可」の背景となる採用事情です。

これで未経験者でも安心して応募できそうな気になったかと思います。

しかし、この後で詳しく述べますが忘れてはならないのが、「経験はなくてもいいのですが、その代わり何かPRするものがありますか?」という質問に答えなければなりません。

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2.経験者優遇の意味するもの

一方、「未経験者可」に相反するのが「経験者優遇」です。

「〇年以上の経験者求む」とストレートに言われたらわかるのですが、「経験者優遇」は未経験者は絶対無理なのかという疑問を残す言い方ですよね。

この言い方に含まれる企業の思惑を見ていきましょう。

①経験者しか求めていない場合

それならそれとハッキリと「未経験者お断り」と言ってもらった方がわかりやすいかもしれませんが、募集要項でまさかそんな表現もできません。

曖昧さを残した表現ですが、経験者が欲しい!と言っていると考えてまちがいない場合があります。

この場合は、間違っても「未経験者でも相談に応じます。」なんて書くことは絶対にありません。

②経験者は給与面で「優遇」する場合

優遇の意味は、たとえば基本給が20万円とするが“経験の度合いに応じて優遇”つまり、同一職務で勤続5年の経験でそれなりのスキルが確認できれば25万円の基本給を支給する、といった感じです。

この背景には「未経験者でもかまわないが、基本給は20万円しか出せない」ということを言外に含んでいます。

逆に言えば、給与は高く積めないが「未経験者可」でもかまわないということになります。

③“「未経験者可」かつ「経験者優遇」”の場合

要はどちらも可能ということで、わかりやすく言えば、仮に2人採用するとして、1人は未経験採用で20万円、もう1人は経験者採用で25万円となる可能性があるということです。

企業にとってどちらの人材がいいか、それはある種“賭け”の要素もあります。

人材採用が難しいと言われるのは、本人の力の発揮とコストとの関係、環境の問題、上司や組織とのマッチング・・・これらは採用してしばらく働いてもらってからでしか判断できないからです。

逆に言うと、未経験者として受験する場合は「いまは即発揮するスキルを持ち合わせませんが、長い目で見れば必ず貴社にとって“得な買い物”だったと言ってもらえる自信があります!」というしかないということです。

3.未経験者なりの「売り込み方」

それでは、未経験者の売り込み方について、具体的な解説をしていきます。

未経験者歓迎!

①ヒューマンスキルの売り込み

これまで述べてきたように、「必要条件:実務経験〇年以上」とか「経験者のみ応募可」の明記がない限り、まして「未経験者可」と書いてあるのでしたら、もちろん未経験者として応募することができます。

受けるチャンスが少しでもあれば門を叩く意気込みが大切です。

経験というのは、ほとんどの場合「テクニカルスキル」(技量や技能などの専門性)と言われるものです。

身近な例だと、事務職でワード、エクセルが使えるとか営業職だとセールストークができるといったところです。

一方、ヒューマンスキルと言うのは人間的魅力やポテンシャル(可能性)とか言われるものです。

平たい言い方だと個人特有の「粘り強さ」「積極性」「計画力」「柔軟性」といったものや、人と接する時の「コミュニケーション力」「口頭表現力」「対人関係能力」、そして組織人・ビジネスマンとしての「折衝力」「調整力」「交渉力」などがあります。

②自己PRを組み立てておく

前段で少し触れましたが、「職務の経験(テクニカルスキル)のない分、私にはこんなヒューマンスキルがあります!」というのが未経験者が応募する時の組み立て方法です。

そのとき、「私は粘り強い!」といくら声高に叫んでも、具体性がないと相手には届きません。

たとえば、前職での経験でもいいし、場合によっては学生時代のクラブ活動でもいいので、目標達成に向けて不屈の精神で頑張った事実を用意しておきます。

「交渉力がある!」というなら、それが語れる事例やプロジェクトを推進した時の苦労話など用意しておきます。

「体力には自信がある!」でも具体的な話ができるなら十分です。

③「勘がいい」「呑み込みが早い」「知識欲が旺盛」・・・

これらの言葉に共通しているのは「経験がなくても、教えてもらえればすぐ吸収できる」という時に使う言葉です。

遠慮気味に「不安はありますが・・・教えてもらえれば・・・できるだけ前向きに・・・」というのではなく、一歩も二歩も踏み出せる力を見せることです。

また、「柔軟性がある」「臨機応変に立ち回れる」「変化対応が早い」・・・など物おじせずに訴えます。

これらのPRはまず自分自身で言い切ることに加えて、前職時代の周囲の評価を持ち出せば客観性がついてきます。

転職先の業務が未経験だとしても、過去の仕事等で未経験から挑戦・吸収していった具体例があれば是非アピールしましょう。

過去に未経験からの対応という同様の体験があれば、企業としても安心して受け入れることができます。

④ズバリの経験はないが“勘”はある

営業職、販売職、製造職などで募集している企業の扱い(製造)品目の経験はないが、違う品目の経験はあるというPRです。

ズバリの経験がないからといって諦めてしまわず、たとえば営業(販売)経験が長いので、
「顧客対応には自信がある」「クレーム処理は手慣れている」「新規訪問が得意である」「一旦覚えればセールストークは自信がある」など、いわゆる商売上の“勘”があり慣れれば大丈夫と言い切ります。

たとえば家電製品の営業経験があって、宝飾品が未経験でも「高額品ならではのアフターでの信頼性、ローンの組み方、時間と回数をかけた営業の仕掛け方」といったように、共通項を探しておきます。

⑤「未経験ですがぜひ応募したいのです!」

経験のないものはどう頑張っても、「ある」とは言えません。

募集要項を見て未経験者はいけるのだろうか?と疑問をもったら、ためらわずに質問をします。

「経験者募集」と書いてあっても本当に経験者でないとダメなのかどうかは聞かなければわかりません。

なぜなら、企業は一旦募集条件を決めて募集を始めても、採用できなければ絵に描いた餅なので採用選考中でも選考基準を下げてくることはよくあります。

電話などで質問をすると、

「未経験者はちょっと・・・本当は経験者がいいのですが、とりあえず応募書類を送るだけ送って下さい。」

「未経験者は厳しいですが、会うだけでも、会ってみましょうか?」

「募集条件の給与は経験者を前提にしていますが、未経験の方は少し落ちますがそれでもよければお会いしますがいかがですか?」

電話一本するだけでもこんな返事が返ってくれば、経験者採用は順調にいっていない証拠です。


経験者がなかなか集まらない仕事は狙い目!

「未経験」という言葉は文字通りわからないことが多く、気弱になりがちです。

しかし、考えてみればいま世の中で仕事をしている人たちも最初はみんな「未経験」から出発しているということです。

経験豊かな熟練者に、新人時代の話を聞くと必ず返ってくる言葉があります。

それは、しょっぱなは大変苦労をしたという話です。

先輩に叱られたこと、独学で専門知識を習得したこと、失敗ばかりしていたことなどいろいろ聞かされると思います。

しかし、それでも我慢して頑張ってここまで来れた自信が彼らの誇りです。

面接で「未経験」なのは認めざるを得ないのは当然ですが、「経験はありません。しかし・・・」のあとに続く言葉で、自分の今後の意気込みを示してやることです。

これが「経験者優遇」と「未経験者可」のすき間を一気に縮めてくれます。

本当は経験者がいいのだが、未経験だけどこの人は育て甲斐がある!」と言わせることができればしめたものです。
 

 
実際問題なかなか難しい未経験の職種への転職…。

しかし、未経験者の転職支援を積極的に行っているエージェントに、WORKPORTがあります。

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