1. TOP
  2. 「 生命保険の営業」に転職したら、ノルマ、ボーナスの実態は?

「 生命保険の営業」に転職したら、ノルマ、ボーナスの実態は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
生命保険 営業マン 実態

生命保険の営業」は高収入が得られる職業として転職サイトなどで注目の転職先です。

ボーナスが年に4回、つまり3ヶ月に1回!さらに、年収は、2千万、3千万、4千万も珍しくはないと言われています。

一方、営業というとノルマや仕事の厳しさが気になります。

あなたが生命保険の営業職に転職すべきかどうか、転職して正解なのか失敗なのか、その実態を紹介します。

スポンサードリンク

高収入を目指して転職を考えているあなた!「生命保険の営業職」がオススメ!?

生命保険というと、20代の若い女の子、もしくは、インパクトの強いおばちゃん、いわゆる“生保レディ”がオフィスに訪問して勧誘をしてくる、あの仕事です。

生保レディが、まだ社会人経験の少なそうな若い女の子だった場合、“あわよくば…!”と、よからぬ妄想をしながら、一度は保険の話を聞いた事がある方もいるでしょう。必死で商品の説明をする女の子の押しに負けて、契約してしまった方もいるはずです。また、社会人経験や営業経験のあるサラリーマンの方は、転職のスカウトの話を受けたことがあるかもしれません。

そんな、誰もがイメージをしやすい仕事内容ですが、世の中には“保険金詐欺”やアダルトビデオなどで“枕営業”なんてタイトルのつく作品もあり、決して良いイメージがある訳ではありません。実際にしつこい勧誘を受けた経験がある方も多くいるようですし、そもそも「死」や「病気」を扱う仕事ですので、毛嫌いする方がいるのも事実です。

では、その実態は如何なものなのでしょう?本当にボーナスは年4回もらえるのでしょうか?また、大変な事はないのでしょうか?今回は、転職サイトに、高収入の求人情報として掲載されている保険の営業について解説したいと思います。

スポンサードリンク

生命保険の営業なら、年収○千万!ボーナスは3ヶ月に1度!出社は週に2回だけ!?

先に結論を言うと、本当にボーナスは年に4回支給されます。保険会社によって、その支給回数は異なりますが、そういう企業は実際にあります。また、年収も1千万クラスの方はたくさんいらっしゃいますし、活躍されている方であれば、2千万、3千万という方も普通にいます。さらに言うと、オフィスに出社するのは週に2回だけでよいのです。経済的な自由だけでなく、時間的な自由もある職業なのです。

「生保レディ」の話ではありません。「ライフプランナー」です。

しかし、「生命保険の営業」と言っても、上記の述べたような条件は、いわゆる「生保レディ」は当てはまりません。彼らの大きな特徴は、フルコミッション制度、つまり完全歩合制の生命保険営業なのです。企業によってもその呼び方は異なりますが、「ライフプランナー」「ライフパートナー」「ライフコンサルタント」などと呼ばれています。生命保険は、生命保険商品だけでなく、医療、年金、社会保険などの幅広い分野にも触れる為、「フィナンシャルパートナー」「フィナンシャルアドバイザー」といった呼び方をしている企業もありますが、いずれも、生命保険の営業マンの事です。完全歩合制のハイリスクハイリターンな職業である為、高額収入も可能なのです。

今回は、彼らの呼び方を「ライフプランナー」に統一して、簡単にその特徴を説明したいと思います。

ライフプランナー求人の特徴

転職サイト等に記載されている「ライフプランナー」の求人票を見ると、どの企業にも多く共通している点があります。

ライフプランナーの応募条件

まずは、「応募条件」。多くの企業が“高卒以上”“社会人経験のある方”という記載となっているはずです。

歴史ある保険会社の場合、学歴は、新卒採用の時の重要なファクターですが、意外な事に、ライフパートナーの場合、学歴は関係ないのです。そして、実際に、高卒の方でも、活躍している人はたくさんいるのです。

応募条件を見る限り、ハードルはそこまで高いとは言えませんが、やはり多くの方は、完全歩合の給与体系に不安を感じ、入社を辞退するケースが殆どです。

また、実際に採用した人材が活躍しなければ、採用をした営業所にペナルティ(マイナス給与)が発生し、役職者の給与が減額される為、採用はとても慎重です。

採用する側も、会社で活躍していた人材かどうか、可能性があるかどうか、何度かの面談を通して、厳しい目で判断していくのです。

応募の条件は低いように思えますが、実際に採用に至る人数は、そこまで多いとは言えません。

ライフプランナーの給与

次に、「給与」などの待遇面です。「給与」は、完全歩合制なのですが、入社して最初の数ヶ月は、固定給が保証されます。固定給のスタートは、30万円前後です。前職で、どんなに稼いでいた人でも、そこからのスタートとなります。研修期間は、2年~3年です。この間は、固定給プラス歩合給となりますが、成績が一定の基準に満たなければ、固定給部分は、入社数ヵ月後からどんどん減って行ってしまいます。成績に応じたボーナスが支給されるのは、研修期間後となりますが、実際には、その研修期間の間に退職してしまう人が大半です。この研修期間は、あくまで、生命保険に関する資格を取得したり、固定給が保証される意味での研修期間ですので、その分、仕事がラクという事ではありません。ライフプランナーは、入社3年で約9割の人が退職してしまうという噂もあるくらいですので、むしろ、勝負の3年と言えるでしょう。

ライフプランナーの雇用形態

また、「雇用形態」についての不思議な話ですが、ライフプランナーは、保険会社の「社員」でありながら「個人事業主」でもあります。

個人事業主なので、確定申告などは自分で行わなければいけません。その為、普段から交通費や、面談の為に使用した飲食費など、あらゆる領収書を管理していなければいけません。年収が何千万もある方は、確定申告を税理士の方にお願いする方もいるようです。さらに、個人事業主ですが、公的医療の保険種は一般のサラリーマンと同じ「健康保険」で、「国民健康保険」ではありません。不思議です。

ライフプランナーの「営業」とは、何をするの?

そして、「営業」についてです。求人票には、“コンサルティング”“カウンセリング”とか、カッコつけたような記載のあるものも多くありますが、実際には、普通の営業です。基本的に、営業先は、営業マンの自由です。法人でも個人でも、業界も年齢層も、地域にも縛られることはありません。東京の営業所のライフパートナーが、北海道で営業をしても、沖縄で営業をしてもよいのです。営業の方法も自由です。テレアポでも飛び込みでも、コンプライアンス違反さえしなければ、どんな手法でもよいのです。

逆に言えば、すべて、自分自身で開拓していかなくてはいけないのです。この点が、ライフパートナーの仕事の面白い部分でもあり、とても大変なところでもあります。

しかし、どのライフパートナーも、営業のスタートは、自分のこれまでの知り合いに営業に行く事になります。前職の同僚、家族、親戚、学生時代の友人などに、「転職したので、一度、挨拶に行かせてください」「契約しなくてもよいので、まずは話を聞いてください」と連絡をとり、そこから紹介などによって人脈を広げていきます。

入社面接の際に、エクセルに自分の知り合いをすべてリストにして提出させる企業もあるようです。ちなみに、営業に行く為の交通費は、すべて実費です。会社から支給されることは基本的にありません。

ライフプランナーの「ノルマ」は?

また、「ノルマはない」と求人票に記載がある場合もあります。確かに明確な「ノルマ」を課せられる事はありませんが、先に説明したように、研修期間は、一定基準の成績を満たさなければ固定給与の部分は減ってしまいます。また、保険会社によっても異なりますが、キャンペーン(=営業強化月間)の時期は、その期間、「最低○人契約しなければ、ボーナスポイントの対象から外れてしまう」という制度もあるようです。例えば、1人でも目標設定された契約人数に達しなければ、そのオフィスの営業所全体が、キャンペーンの対象から外れてしまい、ボーナスポイントがもらえないという“超連帯責任”を敷いている企業もあります。オフィスのメンバーに迷惑をかけないように、そのキャンペーンが始まるのを機に退社をしていく人も少なくないようです。

ライフプランナーの仕事は厳しい…か?

このように、求人票から読み取れる情報をさらに掘り下げていくと、ライフパートナーの仕事は、かなり厳しいと感じるでしょう。

しかし、逆に言えば、自分自身を高められるチャンスでもあり、その目標を達成すれば、確実に高収入に近づく事ができるチャンスでもあるのです。

また、人生のイベントに備えたお金の準備をサポートしたり、年金や医療について詳しい情報を提供したり、お客様に万が一の事があった時にお客様やそのご家族に寄り添う事ができる社会貢献性の高い仕事でもあります。

営業力に自信があり、人の役に立ちたいと強く感じている方は、ぜひ一度、転職を検討してみてはいかがでしょうか?

スポンサードリンク

生命保険の営業職…華やかさからの転落…病気、借金、失業

高収入かつ社会貢献性も高い、ライフプランナーという職業。一方で、入社3年後、残れるのが約1割の人であれば、残りの9割の方は、その後、どんな道を歩むのでしょうか?

実際に、過去に転職をして、保険の営業をしていたAさん(30歳)に教えてもらいました。

大手保険会社に転職して、ライフプランナーに

Aさんは、現在、保険会社のお客様サービスセンター(コールセンター)で、正社員として働いています。4年前、国内大手保険会社に転職し、1年間、ライフプランナーを経験したそうです。それまでは、誰もが知る大手のマスコミ企業に新卒入社し、約5年間広告やテレビCMに携わる仕事をしていました。

『それまで働いていた企業は知名度があって、マスコミ業界でしたので、とても華やかでした。でも毎晩夜中まで働いていて生活はとても不規則でしたし、給料もそこまで上がらない事もあり、決して満足してはいませんでした。そんな時、会社の同僚から紹介され、後の上司となる方の話を聞きにいきました。“お客様のために働ける”“自分がやった分だけ、自分の収入に繋がる”“金銭的にも、時間も、自由になる”そんな話を聞いて、とても魅力を感じて転職を決意しました。もちろん、大変な仕事とは聞いて理はしていたつもりですが、マスコミの仕事もかなり激務だったので、保険の営業もいける!と思って転職を決意したのですが…ダメでした』

最初は順調だったが、ノルマに追われストレスから体調を崩す

Aさんは、営業を開始した1、2ヶ月は順調だったものの、すぐに営業先がなくなり、仕事もさぼりがちになってしまったそうです。体調も崩し、ストレス性の病気にもなったと言います。入社から4ヵ月後には、達成すべき基準もクリアできず収入も減るばかり。そして消費者金融に何社も借り入れを行い、退職時には、数百万の借金があったと言います。

『どんどん収入が減り、消費者金融に頼らざるを得ない状況になりました。なんとか仕事の成績が打開できればいいなと思っていましたが、その後、2社目、3社目と借り入れ先が増えていき、気づいたら立派な多重債務者になっていました。仕事の成績を無理矢理増やすために、自分で自社の保険商品をいくつも契約していて、その支払もしていました。保険の営業をしていると、保険料が支払われていないお客様の名前が、パソコンのシステム上に表示されるのですが、そこに自分自身の名前があった時はショックでした。また、退職した月の手取り金額は、税金や保険料などが差し引かれ、1万円(!)ほどだったと記憶しています。あとは、マスコミ企業に勤めていた時に借りて住み始めた高層マンションも退去せざるを得ない状況になり、最後は、実家に戻ることになりました』

退職して失業保険に頼る…

退職後は、すぐに仕事は見つからず失業保険に頼ることに。その後、見つけた仕事も、正社員ではなく派遣社員として働いていたそうです。

『ライフプランナーを辞めてからは、自分に自信がなくなっていましたので、これから一体どんな仕事をすればいいんだろうと思い、決められずにいました。

前職の会社に戻るという選択肢もあったのかもしれないですが、前職の同僚は、保険を契約して頂いたお客様でもあったので、どんな顔して戻るんだ?という気持ちになってしまい、戻るという選択肢もありませんでした。でもお金も稼がなきゃいけないので、時給の高い派遣社員として、気楽な気持ちで仕事を再開しました。』

派遣社員として仕事を始めたものの、元は、誰もが知っている大手企業に就職し、スカウトを受けるくらいのポテンシャルのあった彼なので、「派遣」という世間の目は辛かったようです。現在では、ライフプランナーをしていた時と同じグループ会社で、保険契約者のお問い合わせ窓口となるお客様サービスセンター(コールセンター)で、正社員として勤務し活躍しているようです。

いまは“いい経験だった”と思えるように。

『元々は、年収3、4千万を目指してライフプランナーに転職したつもりが、今じゃ年収400万です(笑)。転職していなければ、今頃、倍とは言わないまでも、それに近い年収が貰えていたかもしれません。でも、今までの人生の中で、こんなに大きな失敗や挫折もなかったので、それ以来、他人に対してもすごく謙虚になれるようになりました。また、実家に戻って、選択や掃除、ご飯など、もう定年を過ぎた両親のお世話にもなり、両親に心から感謝できるようになりました。

だから、トータルで考えると、すごくいい経験ができたと思っています。借金はまだ少し残っていますので、今夏のボーナスは返済に充てますが(笑)』

と、少し頼りない笑顔で、Aさんはインタビューを締めくくってくれました。

保険営業はハイリスクハイリターンの職業

今年の夏のボーナスは、満足のいく支給額でしたか?ローンの返済、新車購入などの頭金、旅行、家族へのプレゼント、あるいは貯蓄など…その使い道は人それぞれ。独身の人ならボーナスの支給日前になると、何を買おうか?どこに遊びに行こうか?と、とてもワクワクしたことでしょう。しかし、結婚して家族ができたりすると、ボーナスの使い道も限られてきたりします。現実を突きつけられた気持ちになり、“毎月ボーナスが支給されたらいいのに”…という空想に想いを馳せた方も多くいるはずです。

そんなあなたにとっては、生命保険の営業の仕事はいかがでしたでしょうか?

高収入の職業には、厳しい裏側が存在します。ライフプランナーが扱う生命保険という商品自体も、掛けたお金以上に戻ってくるかどうかは、実はハイリスクハイリターン。果敢に攻める姿勢の人の売るものなのかもしれません。これを読んで、よし自分もチャレンジするぞ!と思った人は、ご検討をお祈りします。

でも、ちょっと自分にはこの仕事は厳しいかなぁ…と思った人は多いことでしょう。いまの仕事は“ボーナスが少ない”と嘆いて転職を考えた方もいるかもしれません。月並みですが、転職はくれぐれも慎重にしましょう。

自分が転職した方がいいかを慎重に検討するには、
会社辞めたい時…会社に残る5つのメリット&辞めるデメリット

仕事が嫌になったので、なにか別のことをしたいと思った人は、
仕事が嫌になったら…辞めたい時に考えるお金を稼ぐ7つの手段

保険の話が出て、自分がいま入っている生命保険のことが気になった人は、
生命保険はいらない理由5つ。必要性なく事情で入る人の見直し項目

生命保険の営業にチャレンジする人は頑張ってください!あなたにとってのいい転職先が見つかりますように。

◎書類選考でつまづいたり、面接でなにをアピールしたらいいのかわからない…という人は、
あなたの強みが見つかる!
自己分析して書類作成→面接へスムーズな転職活動ができる無料の「グッドポイント診断」

なかなか表には出てこない専門職や管理職、海外勤務で高待遇の求人情報…
エグゼクティブ
年収1000万円超えを目指す人のための転職サイト

★自分がもし転職するときに、どのくらい人材として価値があるのか知りたい25歳~35歳までの人は、
転職した方がいいか?転職診断テストで自分の市場価値を見極めるには?

★…同じく35歳までの人で、もっと自分に合った仕事があるのでは?と思ったら、
あなたの特性に合わせて、自分では気づかないオススメ転職先を紹介してくれるサービス

・第二新卒 ・フリーター ・学校出たけど働いたことがない ・すぐ会社を辞めてしまった
…でも、ちゃんといい会社に正社員として就職したい人へ
正社員
厚生労働省認定の就職支援サービス。既卒者、フリーター、大学中退者など14,882名が優良企業の正社員に!

よく読まれている関連記事&広告

あなたらしい働き方を応援します!
楽しい仕事へ@はたらくす