起業コンサルタントとの出会い方|うまく活用する方法

起業 コンサル 上手な活用法

起業コンサルタントとの出会い方|うまく活用する方法

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2000年代以降、「起業」という言葉が市民権を得たようにみえますが、多くの人が気軽に起業できるようになったとはまだ言いがたいでしょう。

そうした中で、起業コンサルをうまく活用して自分の起業アイディアを実現できないかと考える人も少なくないのではないでしょうか。

ここでは起業コンサルとの出会い方や活用方法、留意点をご紹介します。


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起業コンサルとの出会い方

1. ハローワーク

ハローワークは求職者に企業の求人案件を紹介する公的機関ですが、仕事に関するさまざまなセミナーも開催しています。

その講師として起業コンサルが招かれることも珍しくありません。

そこで個別に話しかけることで出会うことができます。

2. 市町村

起業家支援に熱心な市町村が開催する起業セミナーの講師として、多くの起業コンサルが招かれています。

そこに参加すれば起業コンサルとの接点が生まれます。

もっとも「お役所仕事」なので、将来的にも有効な出会いはあまり期待できないかもしれません。

3. 商工会議所

各地の商工会議所も起業セミナーを開催しています。

商工会議所の場合、税理士、会計士、社会保険労務士など昔からつながりのある士業関係者が多いため、市町村より熱心に起業セミナーを開く傾向があります。

ただし、サービスを提供する側の都合が優先される傾向があるため、結果として役立つ人脈を得られない可能性があります。

4. ウェブサイト

コンサルティング会社のウェブサイトにアクセスして連絡する手法はもっともポピュラーです。

ただし連絡段階で事情を伝えきれないと、自分のニーズとサービス内容が合わず放置される恐れがあります。

相談する内容をしっかりとまとめておく必要があります。

5. SNS

起業コンサルティングを手掛ける人は、SNSを積極的に活用します。

フェイスブックやインスタグラムなどを閲覧して、ニーズに合いそうなコンサルを探すことも可能です。

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起業コンサルのタイプ

1. 旗振り型

起業のやりがいや社会的な意義を熱く説き、起業により社会の前向きな変革を進めるべきといった熱弁をふるうタイプです。

正しいことを言っているように聞こえますが、発言内容を冷静に分析するとほとんど中身はない場合もあります。

役立つ点とそうでない点を見極めて活用する必要があります。

2. ネタ提供型

漠然と起業を目指している人をターゲットにして、具体的なビジネスのネタを指南するタイプです。

この手のコンサルは選択肢や知識を伝えるだけか、特定商材の購入へ誘導する場合が多いでしょう。

一つの案として取り入れ、言われたことをそのまま形にするようなことが内容注意しましょう。

3. 人脈提供型

起業を検討している人に対し、さまざまな人材を紹介することをウリにするタイプです。

すべてのコンサルが当てはまる訳ではありませんが、店舗ビジネスのコンサルにはこうした傾向の人が多々見受けられます。

中には紹介先の納品業者などからバックマージンを得ることを目的にしているコンサルもいるので注意しましょう。

4. 商材提供型

コンサルを装って特定商材を販売する業者もいます。

「注目の●●の販売店として独立すれば確実に成功します」など言葉巧みに相手を商材の販売先に仕立てます。

本当に役立つ情報を与えてくれるのであれば問題ありません。

しかし多くの場合、実態は起業コンサルではなく単なる押し売りですので、流されないように注意が必要です。

5. 勧誘型

商材提供型と似ていますが、起業希望者へフランチャイジー契約を持ちかけるタイプです。

各フランチャイザー本部やアントレなどストレートにフランチャイジーを募集する先と異なり、コンサルを装い一般的な独立起業と比較した上でフランチャイジーを勧めてきます。

6. 会社設立支援型

行政書士・司法書士・税理士法人に多くみられるタイプです。

定款認証など会社設立に必要な事務を代行して手数料を得る人たちです

税理士法人の場合、開業後に顧問契約を締結することを条件として、会社設立費用を大幅に割り引くことが広く行われています。

7. 資金調達支援型

カネ余りの時代が長く続いているため業者数は減っていますが、起業資金の調達に関するコンサルもあります。

公的な助成金(贈与)や制度融資を受けるためのコンサルのほか、ベンチャーキャピタルから出資を引き出すためのアドバイスをする業者もあります。

8. 内部管理支援型

経理、総務、人事などの内部管理態勢の構築支援を行うコンサルもいます。

こうした業者は起業時よりも株式公開(IPO)時に使われることが多いですが、会社を起ち上げたときに頑張って基本的な内部管理態勢を構築する方が結果的に低コストで済みます。

ダメな起業コンサルの特徴

1. 理念先行

起業の社会的意義ややりがいを熱心に説くタイプです。言っていること自体は立派なのですが、具体的な内容に乏しく、起業を成功させるための方法論が欠落しています。

こういう人の熱量に圧倒されて起業を決断して支援を仰ぐと「これからは君自身の頑張りにかかっている」などと言って突然ハシゴを外すので注意しましょう。

2. 大所高所論好き

理念先行型に似ています。

「起業家を育成するための文化や社会風土の醸成、制度設計が不可欠」
「アメリカやシンガポールなど多数の起業家が育っている国々を見習うべき」

といったことを述べますが、現実のビジネスを起ち上げて軌道に乗せるためのノウハウは持ち合わせていません。

3. 権威主義的

「●●大学MBAを取得後、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルで10数年にわたり活躍」
「国内有数のスタートアップ支援エンジェル」
「これまでの起業支援実績は数百社」

などやたらと経歴や実績を自慢する権威主義的な人物も要注意です。

ほとんどの人は誇大表示をしています。

4. 低い実務能力

定款作成、設立登記、銀行口座開設、決算、税務申告などに関する実務に疎いコンサルも要注意です。

司法書士や税理士などの専門家でなくとも起業コンサルとしての実績が十分な人であれば、会社設立の実務に関する知識は十分なはずです。

5. 巧みな情報操作

起業コンサルに限った話ではありませんが、自分に都合のよい話は誇張する一方で不都合なことは隠したりウソをついたりする人物は信用できません。

こうした人物は人当たりがいいため気を許しがちになりますが、十分に注意しましょう。

6. 不明朗な報酬体系

報酬体系が不明朗なコンサルとの付き合いは、絶対に控えるべきです。

ボッタクリの飲食店と同じでおかしいと思ったらすぐに関係を断ち切ることが重要です。

下手をすると何もしていないにもかかわらず、顧問料などの名目で報酬を請求してきます。

7. 不誠実な対応

成果物や納期などの約束を守らない不誠実なコンサルは即刻クビにすべきです。

実績豊富で立派な肩書でも若年者に対し偉そうな態度をとり、いい加減な仕事をする人もいます

お金を払ってまで不愉快な人物とつき合う必要はありません。


起業コンサル上手に使うコツ

1. 主導権を渡さない

起業するのは自分自身であり、どんなにいい人でもコンサルは部外者です。

たとえ起業に失敗しても責任をとってくれません。

そのため、全てを起業コンサルに任せるのではなく、手助けをしてもらう程度になるよう自分が主導権を握リましょう。

2. 全体像を見せない

たとえ起業コンサルとはいえ、自分のビジネスプランのすべてを見せてはいけません。

自分のプランを遂行する上で足りないパーツを起業コンサルに埋めてもらうという使い方をしましょう。

3. 依頼事項を明確にする

漠然したイメージのまま起業の手助けを依頼することは絶対に避けなければなりません。

そうした依頼をすると期待通りの成果を得られなかったり必要のないアドバイスをされたりしてムダなお金を使うことになります。

4. 実務以外は使わない

起業のアイディアは自分で考えることです。

それを実現する上で実務的に弱い部分を補強するためにコンサルを使うというスタンスを保ちましょう。

戦略立案は基本的に自分(および一緒に起業する仲間)だけで行うべきです。

5. 別の信頼できる相談役を見つける

起業のアイディアや戦略は自分で練るべきですが、その妥当性を自ら検証することは困難です。

起業コンサルはそうした点をつき、さまざまなアドバイスをしてきます。

しかしそれらは起業家のためではなくコンサルのために行うものです。

このため自分の目的(利益)に反することのない立場からアドバイスしてくれる相談役を見つけることが重要です。


起業コンサルタントは手助けとして使おう

起業は自己責任で行うものですが、他人の手助けを得なければ成功しません。

起業コンサルは、新たに起ち上げる事業を成功に導く上で重要な役割を果たしてくれる可能性があります。

しかし起業コンサルの目的はコンサルティング報酬を得ることであり、必ずしも起業の成功を目指していないことを忘れてはいけません。

起業コンサルをうまく使うためには、自分がビジネスに主導権を握っていることを肝に銘じることが大切です。

起業の事前準備については、
「起業したい!」と思ったら、事業計画に必要な27の検討事項

起業の失敗例を知って、対策をとりましょう。
起業に失敗する原因・対策と失敗したときのための準備

あなたが起業コンサルタントを上手に利用して、起業成功しますように。

2019/08/22

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