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普通レベルの専門職がフリーランスになったら…安定収入を確保する【仕事の探し方】

フリーランス 安定収入 起業・独立開業

「クソ!辞めてやる!」とばかりに上司に退職届を叩きつけ、勢いだけでフリーランスに!

…なったはいいものの、仕事は会社員時代に仲がよかった取引先や知り合いの同業者に時々回してもらって食いつなぐ、のも怪しくなってきた……。

・・・というような時期が、多くの独立したてのフリーランスに訪れます。

この山を、というか売上げグラフ的には奈落(!)を越えられるかが、フリーランスとして生き残っていけるかどうかの最初の試練です。

自分の裁量で動けるため気楽に、かつやりがいも大きくなる一方で、一番苦労するのが仕事を獲得するための営業活動

会社員であれば組織のなかで分業されていましたが、すべて自分自身でこなしていく必要があります。

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そこで重要となるのが、最初の「種まき」。

ビジネスにおいて新規顧客の獲得は、既存顧客の維持の場合と比較して、5倍のコストがかかると言われています。

つまり、単純に考えれば、この「種まき」の時期は5倍もがんばらないといけないわけです。

ここまでどうでしょう、頑張ってこれましたか?

とはいえ「種まき」を正しく行なえれば、やがて収穫の時期がきて、口コミや紹介、リピートの依頼が集まり、新規営業をしなくてもやっていける好循環を作ることができます。

これこそ、フリーランスとして生き残っていくためのコツなのです。

最初の「種まき」で何をすればいいのかと、自分の業務に合わせた効率的な仕事探しの方法を解説します。


フリーランスが安定的に仕事を受注する方法

1.仕事を獲得するチャンネルを複数用意する

仕事の依頼元を一本に限定してしまうと、万が一、そこから仕事が来なくなってしまったらその時点で即アウト。

複数の依頼元を確保しておくためには、依頼の流入経路も複数、用意しておく方が良いでしょう。

例えば一般的なのは、ホームページ経由と、直接の紹介、フリーランス専門エージェント、クラウドソーシングサービスなどもありますね。

これらをバランスよく活用することで、時期による集客のバラつきなどに振り回されない状態を作ることができます。

2.最初は目の前の顧客を重視する。

顧客がつかめるようになったなら、その満足度を継続して上げる方法を見つけましょう。

そうすれば、リピートで依頼が来るようになりますし、既存顧客からの横のつながりに紹介の連鎖が起きたりして、顧客の獲得にかかる労力やコストはぐっと少なくなります。

そのためには、ムリに最初から売上や取引数の拡大を追いかけるのは禁物

すでに目の前にいる顧客に集中し、質の高いサービスで満足していただくことにフォーカスしていきましょう。

3.マーケティングやセールスも勉強する。

常に動き続けているマーケットの流行り廃りを見極められなければ、いつの間にか時代遅れになってしまっていることもあります。

そうならないためには、自分の専門分野に関する視点だけでは足りません

企業組織でここを補完してくれていたのが、マーケティング担当やPR担当といった部門。

フリーランスでは、こうした仕事も自分で担っていかなければならないのです。

専門家にはかなわないまでも、マーケティングやセールスに関する知識や情報も意識して仕入れるようにしていきましょう。

最新情報に触れ、吸収し続けるためのノウハウが「マーケティング術」として集約されていますので、知っておけば必ず役に立ちます。

4.チームワークも大切にする。

フリーランスだからといって、「ひとりで仕事をする」ということではありません。できる限り、チームを作りましょう

自分には対応できない分野の専門家と知り合っておくと、より大きな案件も獲得できるようになります。

ひとりで完結できる仕事の規模や、ひとりで獲得できる顧客の数には、どうしても限界があるのです。

誰かとチームを組む、協業するという視点は常にもって、周りとコミュニケーションをとるようにしましょう。

フリーランス チームワーク

5.人のつながりを大切にする。

ここまでに説明した内容につながることですが、仕事が舞い込んでくるきっかけの多くは「人」です。

顧客を大切にするのは基本中の基本。クオリティと満足度を高めてリピートや紹介をもらえるようにしなければ、いつまでも新規顧客の獲得に苦労することになります。

同業者や関連する業種の人とのつながりを深めることも重要です。自分の知らなかった業界情報をもらえたり、お互いに“あふれてしまった仕事”を紹介しあったりと助け合うことができます。

信頼できる人々との人脈を作り、また自分自身も信頼される存在になれるよう、努力し続けましょう。

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フリーランスの仕事の探し方:個人or法人

1.個人向け(toC)

個人を顧客とする場合は、ニーズをもった人といかに多く出会えるかがポイント。

まず有効なのは、「ブログやSNS等を活用し、積極的に情報発信をする」ことです。

趣味の合う仲間と時間も場所も飛び越えて出会えるのが、SNSの大きな利点。面倒くさがらずに、必ず活用しましょう。

また、「すでにできあがっているコミュニティーにアプローチする」という方法も効率的です。

ターゲットとなる個人が集まっているSNSなどのコミュニティーは、探せばきっとあります。

そのなかの人を顧客にできれば、一挙に口コミが広がっていく可能性が高いのです。

■個人との取引のメリット・デメリット

法人取引と比較すると契約の取り交わしなどがゆるく仕事の開拓がしやすいことや、事前入金制度にすることで債権回収を早くできることなどがメリット。

一方でデメリットとして注意しておきたいのが、友人関係と取引関係の線引きが難しい点。

以前からの知り合いから依頼されたり、また顧客と趣味が合うため親密になっていったりすると、ついつい安価でサービスを提供し続けてしまいがち。

仕事とプライベートの線引きはしっかり行なったうえで、仕事に取り組むようにしましょう。

ノマドワーカー フリーランス

2.法人向け(toB)

法人を顧客とする仕事を手がけている場合は、そのなかでも「担当者」と出会う必要があります。

そこでもっとも一般的なのは、前職からの取引のツテをたどる方法。これなら、担当者もすぐに見つかります。

また、既に法人取引をしている同業の方から仕事を回してもらうケースもありますね。

最近では、フリーランス向けの仕事探しをサポートするクラウドソーシングなどの媒体も増えてきています。

新規開拓にはとても便利なツールですので、常にここでアンテナを張っておくことをオススメします。

ほかにも、各所属地域にある商工会議所・商工会に入会して人脈を広げるといった選択肢もあるでしょう。

■法人との取引のメリット・デメリット

まず挙げられるメリットは、案件ひとつひとつの契約金額が大きい傾向にあること。

また、取引実績が信用につながりやすく、リピートの依頼がもらえる機会は個人取引に比べて格段に増えます。

安定収入の実現には、法人向けの仕事の方が適していると言えるでしょう。

デメリットとしては、売掛金管理に時間がかかる場合があることが挙げられます。

また、取引をするために法人化を求められる会社もあるなど、条件をクリアしなければならないケースもあります。

締日や入金日をはじめ、契約金額の回収条件は念入りに確認しておきたいところですね。

フリーランスの仕事の探し方:職種別

1.メディア関連(クリエイター)

世の中に情報を発信していくメディアを制作する仕事です。

カメラマン」「コピーライター」「メイク」「スタイリスト」「通訳・翻訳」「校正・編集」「取材・インタビュアー」などが挙げられますね。

フリーランスという働き方が比較的古くから定着してきた業界ですから、この分野でフリーランスになろうとしている方も多いのではないでしょうか。

しかも近年は、メディアの種類もニーズもかなり増えているのでチャンスが拡大。

いわゆるマスコミ以外にも、ローカルメディア、インターネットメディア、そして個人でも発信をしているケースが出てきています。

■オススメの仕事の探し方

・ホームページを定期的にチェックし、フリーランス募集を見つける。
・クラウドソーシングサービスを活用する。
・著名人のオンラインサロンに入会し、関連する人脈をつくる。

■仕事探しのアドバイス

・スキルだけではなく、メディアとの相性も大切です。制作一覧や実績一覧をすぐに提示できるよう、資料やホームページにまとめておきましょう。

フリーランス メディア ライター

2.人事・経理などのバックオフィス業務

バックオフィス関連の仕事は、企業において直接の利益を生まない「間接部門」の業務です。

大手の企業になれば業務量も多くなるため専門の社員がいるわけですが、繁忙期にフリーランスを一時的に活用したりしています。

また個人事業主や中小企業でも、専門の社員を雇うほどではなくとも必要な時に相談できる相手としてフリーランスと契約しているケースが多いですね。

こうしたバックオフィス関連のお仕事の場合、重要なのは「顧客が必要としている」タイミングでアプローチできるかどうか。

自分自身で手当たり次第に営業をかけるだけでは、なかなかうまくはいきません。

そこで仕事を紹介してくれるフリーランス専門のエージェントに登録をすると、必要な時に引き合わせてくれるでしょう。

また、個人事業主や中小の経営者向けには、秘書的業務も含めて丸ごと事務業務を請けるというスタイルでも仕事を探してみると良いかもしれません。

■オススメの仕事の探し方

・フリーランス専門のエージェントに登録をする。
・クラウドサービスを活用する。
・ブログやSNS発信をする(個人向け)。

■仕事探しのアドバイス

・フリーランスに依頼する顧客は、専門知識を持っていないケースがほとんど。自分のできることを明確に説明できるよう、事前にまとめておきましょう。

・繁忙期などに頼られるわけですから、納期を守ることが重要ポイント。ひとつひとつの業務に必要な目安時間を、きちんと把握しておきましょう。

3.エンジニア・システム・WEB関連

IT系の技術者は、フリーランスのなかで最もニーズのある仕事かもしれません。

このジャンルに当てはまるのは、システム開発アプリ開発、WEBサイトの制作運用管理などのお仕事。

プロジェクト単位でメンバーを集め、開発や制作のプロジェクトが終わったら解散という特徴があるため、フリーランスの需要が高いのです。

このタイプの仕事の場合、既に実績があるところに依頼が集まってくる傾向が特に強くなっています。

つまり、一度依頼の流れができれば、紹介やリピートで次々と仕事が舞い込んでくるのです。

■オススメの仕事の探し方

・フリーランス専門エージェントに登録する。
・既に直接仕事を受けて活躍している人との人脈をつくる。
・商工会議所・商工会ほか地域の団体に入会する。

■仕事探しのアドバイス

・業界の特性やコスト感覚とズレのある依頼がくることも。依頼者の理解度を確認するクセをつけましょう。

・わかりやすい説明などを心がけ、コミュニケーション力を磨いておくと依頼が集まりやすくなります。

ITフリーランスが仕事を安定的に受注するために効果的な6つの施策

フリーランス ITエンジニア&プログラマ

4.士業

税理士」「公認会計士」「行政書士」「社会保険労務士」「弁護士」「中小企業診断士」等、職業の最後に「士」が付く職業。基本的には、国家資格が必要な仕事です。

とはいえ、最近では独立開業が増えているため、士業=安定という時代は一昔前になってしまいました。

だからこそ、「資格をとれたのだからもう安泰」などと思わず、しっかり仕事を探すための基盤づくりを大事に行なっていきたいものですね。

■オススメの仕事の探し方

・商工会議所・商工会ほかロータリークラブ・ライオンズクラブなど地域の団体に入会する。
・関連する士業の人物と、業務提携や情報交換の仕組みを作る。

■仕事探しのアドバイス

・「個人事業主専門」の税理士や、「飲食業の許認可専門」の行政書士、「離婚専門」の弁護士など、明確な専門性があると顧客を獲得しやすくなります。

5.コンサルタント・カウンセラー関連

「働き方改革」が叫ばれている今、非常に需要が増えてきている仕事です。

社員の仕事の生産性を高めたり、長く働きやすい環境を整えたりするために、外部のプロの手を借りて職場環境を整えようという企業が増えています。

また個人向けでも、自分の今後のキャリアや働き方、生き方について相談をしたい、方向性を一緒に考えて欲しいというニーズがあります。

これらの仕事の特徴は、提供するサービスが「無形」で、かつ「出せる成果が目に見えにくい」こと。

そのため、あなた自身が取得している資格や今まで従事してきた仕事の実績・経験が重視される傾向があります。

■オススメの仕事の探し方

・資格取得の協会や所属団体を通して、仕事を請ける。
・研修会社に講師として登録する。
・ブログやSNS発信をする(個人向け)。
・商工会議所・商工会ほか地域のボランティア団体などに入会する。

■仕事探しのアドバイス

まずは実績と経験を積むことが必要です。最初は少額であっても、なるべくチャンスを逃さないようにした方が良いでしょう

・コンセプトや自分の想い、そして資格と実績を発信するホームページなどを用意しておきましょう。見える形にしておくことで、顧客が安心して依頼できるようになります。


フリーランスは自由だけど、仕事探しは自由じゃない!

社内でトップのクリエイター、業界でも名の知れた存在、なんていう特別な人であれば、独立直後から、待ってましたとばかりに注文がわんさかと入ってきます。

しかし、サラリーマンとして並レベルの業績しか残してない専門職であれば、そうもいきません。

それでも仕事を受注してさえしまえば、会社法人のような余分なコストがかからない分、自分の利益は大きくなります。

あるいはその分の料金を下げて受注することもできます。

が、そんなことをしていたら、いつまでも並の成果しか上げられず、先細りしていくだけです。

フリーランスは「自由」ですが、「全てが自己責任」。

組織に属した会社員と比べると、安定性は格段に下です。

会社という枠組みのない自由度が際立って見えるかもしれませんが、同じだけ稼ごうとしたら労働時間も同じくらい必要です。

憧れだけの独立はほぼ確実に失敗してしまいます。

会社員が社内で自分をアピールするよりもはるかに力を入れて自分自身の提供するサービスの価値をしっかりアピールし続けなければ、「いつの間にか仕事が減っている」という状況になってしまうことでしょう。

フリーランスでも安定して働き続けるために重要なのは、最初の顧客基盤をしっかりと固めること。

そのためには顧客とのつながりを大切にし、同業者や関連分野の専門家の人脈を駆使し、時には自分が周りの人を動かす立場に率先してつく必要があります。

つまり、決して「一人きりで何のしがらみもなく働ける」というわけではないのです。

独立して誰もが最初にぶつかる「集客」の壁。

その壁を破るためには、目の前のお客様と、信頼できる仲間や協力者の力が欠かせないことを忘れないようにしましょう。

 
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あなたがフリーランスとして着実に仕事を受注して、安定的に収入を得ていけますように。