1人で開業できる仕事の準備25|開業は簡単だけど維持していくには準備が超重要! | はたらくす

1人で開業できる仕事の準備25|開業は簡単だけど維持していくには準備が超重要!

一人で開業 準備 起業・独立開業

1人で開業できる仕事は世の中に数多くあります。

しかし、何の準備もなく思いつきで開業できる訳ではありません。

たまたま思いついたアイディアで仕事を始めたら予想以上に売れ行きが好調だったという人もいます。

しかし、必要最低限の準備を行っていなければ後から税務署に追徴課税されたり、権利関係のトラブルが生じたりします。

1人で開業するということは、独立した個人事業主となるか、個人用の会社を設立してオーナー社長になるかのいずれかになります。

1人で開業できる仕事の準備作業として、もっとも基本的な項目を説明します。

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事業に必要な専門知識・スキルを身に着ける

一人で開業するというからには、業務に直接的に必要なスキルはもちろん、経営に関することなども最低限知っておく必要があります。

(1)専門学校へ通う

①資格予備校

  • 法律
  • 簿記
  • 税務
  • 情報処理

などの資格予備校に通うというのが、資格取得のためのもっともオーソドックスな方法です。

最近では通信講座も一般化しているため、自宅学習も可能です。

②飲食店経営者養成学校

寿司、ラーメンなどの経営者養成を目的とした学校もあります。

料理の作り方を教えるだけでなく、独立開業後の食材調達の面倒までみる学校もあります。

③起業塾、営業セミナーなど

経営や営業スキルなどのノウハウを教えるセミナーも多彩です。

事業計画の立て方、資金計画、新規開拓の方法、クロージング(契約成立)のためのセールス話法などを教えてくれます。

④経営者セミナー

京セラ創業者の稲森和夫氏を慕う経営者の集いである盛和塾、経営コンサルタントの大前研一氏が主宰するアタッカーズ・ビジネススクールなどがあります。

(2)関連企業で働く

  • 飲食店経営を目指す人が大手外食チェーン企業に勤める
  • ITエンジニアとしての独立を考えている人がシステム開発会社で働く

といったかたちで、開業準備を進めるというのが一般的なパターンです。

経験や実績を積んだ業界での開業が、もっとも成功する確率が高いと考えられます。

(3)弟子入りする

  • 料理人、理容師や美容師など
  • 伝統工芸作家

などを目指す場合は、親方に弟子入りしてスキルやノウハウを身に着けるという方法が一般的です。

溶接工や旋盤工などの工業職人も、広い意味での弟子入りをしてスキルやノウハウを身に着けます。

(4)専門書を読む

知識を身に着けるという意味では、専門書を読むことが重要です。

どの分野でもバイブルと称される書籍があるはずです。

(5)ネットで情報収集する

  • 海外の伝統工芸品作家になる
  • マイナーな国の料理店の経営を目指す

など情報収集が難しい分野での開業を目指す人にとっては、ネットを活用した情報収集が重要になります。

(6)独学で技術・スキルを習得する

例えばラーメン店の開業を目指すのであれば、毎日ラーメンを作って味見をするくらいのことが必要です。

ITエンジニアの場合は、ハッカソン(IT職種の人が競い合うイベント)に参加するなどしてプログラミングの機会を確保することも考えられます。

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事業がうまく回るように計画的に人脈を作る

独立開業は一人でするとしても、顧客はもちろんのこと、取引先・協力業者などの存在はとても大切です。

(1)現在の職場

仕事内容にもよりますが、現在の職場が開業後の顧客になることがあります。

ITフリーランスなどはその可能性が高いため、職場での評価を高めることが大切です。

(2)現在の会社の取引先

いまの職場からの独立を目指すのであれば、現在の会社での取引先も有力な人脈になります。

この人たちに信頼されていれば、独立してもあまり営業に困らないはずです。

(3)同窓生

東京の超名門進学校や地方の旧制一中などの伝統校は、同窓会活動が活発です。

同窓会名簿に登録している人であれば、同窓というだけで話を聞いてくれる可能性が高いはずです。

(4)同郷人

県や市などの同郷の集まりが活発な地域の場合は、同郷人のコネも使えます。

有名な郷土料理店に通いつめて人脈を広げる手もあります。

(5)親・兄弟・親戚

仕事によっては、親兄弟や親戚の人脈を使える可能性があります。

その場合は切り札として使うタイミングを考えておきましょう、

(6)セミナー・勉強会など

起業関連の勉強会や、業務スキルのセミナーなどでは懇親会に積極的に参加して知り合いを作りましょう。

向上心があったり、独立を考えている人たちが集まるので、お互いにいい刺激になります。

(7)SNS(友達申請)

SNSで見ず知らずの人に友達申請して、形だけつながっている人を増やしてもほとんど仕事には役立ちません。

リアルの世界での面識がまったくない人とは、仕事の関係が深まることはめったにありません。それどころかブロックされるなどしてSNS上での評価を落としてしまいます。

もし起業塾などで、面識のない人でも自分が興味を持った人とはどんどん友達申請しましょう、などと言われたらその塾からは離れた方がよいでしょう。

あくまで会ったことのある人との親交を深めるために使うのが効果的です。

(8)商工会・消防団など

地元密着型の店舗経営や特産品に関するビジネス展開を考えている人であれば、商工会(商工会議所)に入る手もあります。補助金や融資、経営相談が受けやすくなります。

もっとベタなところでは消防団もあります。オフィス街の消防団に入れば他社の人と知り合う機会になります。

ただし、青年会議所は裕福な2代目のボンボンが入るところなので誘われても断りましょう。仕事どころではなくなります。

どうやって売るか?営業方法を考える

売れない、受注ができないことには仕事になりません。

マーケティングとセールスは経営の最重要課題です。

一人で開業 考える

(1)人脈の活用

どんなビジネスでも既存人脈をフル活用することが大切です。

ただし、闇雲に営業しても遠ざけられるだけなので注意が必要です。

(2)ウェブサイトの活用

とくに店舗系ビジネスの場合は、ウェブサイトの開設は必須です。

店内の雰囲気や商品内容が分からない場所へ足を運ぶ新規顧客は限られます。

(3)SNSの活用

  • フェイスブック
  • ツイッター
  • インスタグラム
  • LINE@

などを活用して店をアピールすることも大切です。

コンスタントに情報発信することは大変ですが、自分なりのルールを決めて継続的に情報を提供することが大切です。

(4)案件紹介サイトの登録

ITエンジニアなどのフリーランスの場合は、案件紹介サイトで仕事を探す方法もあります。

この場合、紹介手数料を取られることがあるので注意が必要です。

(5)ビラ・DMの配布

店舗系の場合はビラやDMの送付も有効です。

古典的な手法ですが、簡単にできるというメリットがあります。

(6)アプリの活用

店舗系ではスマートフォンアプリの活用も考えられます。

自分の店専用のアプリを作るのは大変ですが、クーポンアプリに登録する手もあります。


開業に向けて体制を整備する

いよいよ具体的な開業に向けての仕上げてを行います。

(1)開業資金を集める

どんなビジネスでも元手となる資金が必要です。

プログラマー、ウェブデザイナー、ライターなどでもパソコンや専用ソフトがなければ仕事になりません。

事業特性を踏まえ、必要な開業資金をきちんと見積もることが重要です。

(2)事務所・店舗を探す

飲食業、物販業、士業、工芸品作家などの場合は事務所・作業場や店舗が必要です。

自分が目指す営業スタイルを踏まえ、不動産の条件を決めることが大切です。

自宅で開業できるならそれにこしたことはありません。

無理に一等地の店舗を借りると後で泣きをみることになりかねません。

(3)ウェブサイトを開設する

不特定多数のお客さんを相手にするビジネスであれば、ウェブサイトの開設は必須でしょう。

スマホ版も含めウェブサイトの有無や出来ばえは、必ず集客に大きく影響します。

(4a) 開業届を提出する

個人事業主の場合は、開業から1か月以内に開業届出を所轄税務署へ提出する必要があります。

無届・無申告で事業を行っていると、税務署から突然呼び出されて追徴課税される恐れがあります。

(4b) 法人を設立する

役員1人のみの会社を設立することも可能です。

資本金も1円以上でOKです。

株式会社の場合、最低設立費用は24万2千円(定款認証印紙税4万円、定款認証手数料5万2千円、登録免許税15万円)です。

合同会社にすれば合計10万円で済みます。

助成金や補助金を活用すれば、さらに低コストで開業することも可能です。

また行政書士などに依頼すれば最短1日で設立できます。

(5)銀行口座を開設する

法人の場合は資本金の払い込み、買掛金の支払、売掛金の入金などのための銀行口座を必ず開設します。

個人事業主も税務署から事業専用の口座を開くことを勧められます。

(6)権利関係を把握する

事業内容によっては、以下のような契約を締結することになります。

  • ライセンス契約
  • 知的財産権の使用契約
  • フランチャイジー契約
  • 販売代理店契約

また、事務所・店舗の賃貸契約や機械のリース契約を結ぶこともあります。

これらの内容をきちんと把握することも極めて重要です。

(7)税理士を依頼する

個人事業主であれば税務申告はそれほど複雑ではありませんが、法人を立ち上げた場合は税理士に任せた方が自分の業務に集中するためにもいいでしょう。

ただし、会計を勉強して資金繰りやキャッシュフローの改善に役立てたいという場合は、一人で行う事業の規模であれば自分ですべてやることも十分可能です。


一人で開業するといっても使えるものは使うのが吉!

一人で開業 準備 必須

1人で開業するということは、事業のための器を自分一人で作って、少なくともしばらくの期間は一人で維持する必要があるということです。

サラリーマン時代には不要だった負担が増えることを理解しなければなりません。

営業一筋だった人は、会計帳簿の作成や税務申告が苦手かもしれません。

職人肌の人であれば、モノ作りや管理業務は得意でも営業が苦痛かもしれません。

事業規模が小さくても、あらゆることを1人でこなせるオールラウンダーは限られます。

苦手なことは外注で人に任せるなど可能な限り負担が生じない工夫を施し、無理なく事業を続けられるようにすることが大切です。
 

自分一人で開業できる仕事の種類は、

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