ファッション販売員をめざす人へ。仕事の基本とスキル

ファッション販売員をめざす人へ。仕事の基本とスキル

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    • 「ファッションが好きだからファッション販売員の仕事に就きたい。」

 

    「ファッションに憧れがあり転職を考えている。」

そんな人に、ぜひ知っておいてほしいファッション販売員の基本と求められるスキルを紹介します。

ファッション販売員の仕事は、なによりお客様に支持され「あなたに接客してもらって良かった」と思ってもらえるところに、やりがいや喜びがあります。

そのためには、大好きなファッション商品のことだけでなく職場となる売場のこと、そして何より大切なお客様のことも知っておきましょう。


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1. ファッション販売員の基本

ここでは、まずファッション販売員をめざす人なら頭に入れておきたい基本について紹介しましょう。

ファッションも人も好き

ファッション販売員をめざす人が、ファッションに強い興味を持っているというのは誰にも共通しています。

面接で志望動機を聞かれたら、必ず出てくる言葉が「ファッションが好きだから」でしょう。

もちろん、それが大きな出発点で動機となることは間違いありません。

もし企業の面接官から動機を聞かれたら、是非加えてほしいもうひとつの動機があります。

それは、

    • 「人(お客様)が好き」
    「人(お客様)と接するのが好き」

という答えです。

ファッション販売は、自分の好きなファッションをお客様に押し着せるのが仕事ではありません。

一番の目的は商品の提案を通じて、お客様に喜んでもらうことです。

そのためには、一生懸命おもてなしをする「接客」ができるかどうかがポイントとなるからです。

接客にはじまり接客に終わる

ファッション販売員の仕事をひと言でいうと、「接客に始まり接客に終わる」と思って下さい。

ファッションが好きだから、一日中好きな洋服や雑貨と向き合っていられる仕事ができて嬉しい?

……たしかに半分はその通りですが、半分は間違っています。

仕事中に多くの時間向き合うのは、洋服や雑貨ではなくて「人」です。

好きな洋服や雑貨をおススメできるお客様が売場に来て、接客して「販売」することが仕事です。

接客したお客様との会話から、求めているファッションニーズを探り、最適の商品をおススメする、そして次の品揃えにも反映していく。

ここにファッション販売員の接客の大切さと、同時に楽しさがあります。

販売員に必要なサービス精神

「サービス」という言葉をよく耳にします。

「サービス価格」「サービス品」などの言葉が思い浮かびます。

なにか「おまけ」や「特価」のイメージが先に来るかもしれません。

しかし、販売員に必要なサービスは、「サービス精神」のことです。

自分のほしいものを求めて来店されたお客様に対して、「お客様の立場に立って行動できること」。

この心構えがサービスの本当の意味です。

基本的にお客様はワガママだと思って下さい。

こんな場面でこんな洋服が欲しい、値段も納得できる価格であってほしい。

もちろん、自分に一番似合う商品でなければならない。

これらの要望に対して、「お客様の立場に立ってサービス」し満足をしてもらうのがファッション販売員の役割です。

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2. ファッション販売員の仕事

販売員の基本の心構えをふまえた上で、具体的にファッション販売員の仕事を紹介しましょう。大きくわけて3つの分野があります。

⑴お客様を知る~顧客管理~

第一の仕事は「お客様を知る」仕事です。

たとえば、今日初めて来店され接客したお客様は、どういう生活背景をもっていたのでしょうか。

交わした会話の中から、どれだけお客様のプロフィールを知ることができたでしょうか。

対面で接客してわかった好きな色・デザイン・ディテールのこだわりどころ・サイズ・体形の特徴など、聞き逃さず見逃さずしっかり記憶していくことが「お客様を知る」につながります。

ちょっと「謎解き」をするような楽しさがありますよね。

このような顧客情報を「カスタマーズカード」に記録しデータベースとして残すことが次回の再来店や、サンキューレター(お礼状)に活用されることになります。

⑵品揃えを知る~商品管理~

二つ目は、現在の自店の品揃えや自分の担当商品を頭に入れる仕事です。

売場に陳列されている商品の色別・サイズ別・デザイン別の幅と奥行きはしっかり頭に入れておきます。

もちろん、それぞれストックがどれだけあるかも知っていなければなりません。

そして、最新の入荷状況、シーズンに先駆けて入った新作とその特徴、雑誌などで取り上げられた人気商品はどれか。

これらを頭の中でお客様ごとに組み合わせ、接客に備えます。

特にファッション販売には、コーディネイトのための品揃えの把握は重要です。

ボトムスとトップスの組み合わせ、アクセサリーや雑貨小物など、お客様から質問されてはじめて探すのではなく、プラス販売(追加購入)にあらかじめ備えておくようにします。

⑶売り場を知る~売場管理~

販売員にとって毎日の仕事場となる売場は、お客様にとっては常に新鮮でファッション提案のある楽しい買物スペースです。

そのための販売員の具体的仕事の3つ目が、売場管理です。

来店したお客様の視線を惹きつけるディスプレイへの工夫はじめ、毎日何か変化を付けておくというのが売場管理です。

お客様は「何かいいものはないかな」と、いつも刺激を求めて来店します。

自分が工夫したディスプレイの前でお客様が立ち止まり、興味を示してくれているのがわかった時は最高です。

さらに、個々の商品にはワンポイントでPRするPOPやプライスカードをしっかり付け、実際の購入へと導いていきます。

売場通路のゴミやホコリ、陳列台の指紋や汚れなど売場の清掃美化は「お掃除係」の仕事ではなく、顧に売場を好きになってもらうためのファッション販売員の売場管理の一環になります。

3. ファッション販売員のスキル

ファッション販売員のスキルは、必ずしもファッション関連の専門学校でしか得られないものではありません。

いずれも、普段の生活習慣から備えられるものです。

必須のスキルとして求められるものを紹介しましょう。

⑴最低限のファッション用語を理解

ファッション好きを自慢する以上は、普段からファッション雑誌やサイトに興味を持って見たり読んだりすることでしょう。

ファッション販売員への就職を考える人は、これまでにようにページをパラパラと繰って終わるような見方・読み方だけでなく、ファッション用語に慣れるようにします。

「〇〇ブランドは、モダンエレガンス、クールグラマラス、女性らしさをコアコンセプトとし、上質なクオリティーと卓越したフィット感で世界中のセレブリティに愛されています。」

この文章は、あるブランドコンセプトを紹介した1フレーズです。

カタカナが多いことに気付きますね。

面接でふいに出た言葉に戸惑わないように、少しずつ慣れるようにしておきましょう。

これらの言葉は、販売員としてそのままお客様に伝えることはありませんが、業界独特の表現を理解し、セールストークに変える接客用語となります。

⑵商品知識とコーディネイト提案

商品知識とひと言でいっても、大変幅広く奥行きも深いのがファッション商品です。

まず、ジャケット、パンツ、ブラウスといった、単品ごとの商品知識があります。

これらは、色・デザイン・サイズ・素材など、商品に付いているタグからわかるものがあります。

しかし、たとえば素材を聞かれ、タグを見ながら説明するようではいけません。

すでに頭に入っていて、お客様の質問に即座に応えられるというのが信頼される販売員です。

さらに、お客様がどんな色・素材のボトムスと組み合わせようとしているのか、着用するシーンを聞き出しながら最適の商品をおススメする。

このコーディネイト提案に満足してもらった時こそ、販売の喜びがあります。

⑶信頼のお直し知識とアフターフォロー

ファッション商品の場合、お店によってお直しや採寸が必須の場合があります。

あまり経験のない販売員はこれを苦手とする人が多いのですが、アフターサービスと同様に、お客様の信頼感を得るための重要なポイントです。

お店によってはしっかりとした経験をもつ専門技術者を配置し、高度なお直しは引き継げるようにしています。

ただ、まったくのお直し知識がゼロで自信がないからといって、無理やり売り切ってしまってはいけません。

最後まで満足感のある買物にしてもらうためには、アフターサービスに十分配慮します。

「着心地感など商品のことで何かあれば、私は〇〇と申しますので気軽にお電話を下さいネ。」と言い切ってクロージングします。

「ありがとう!また来ます!」というお客様の声が楽しみになれば販売員としても最高ですね。


まとめ

想像している以上に奥が深くてやりがいがあるのが、ファッション販売員です。

「ファッションが好き」「人が好き」「接客が好き」と自信をもっていえる人なら、かならずクリアできる課題ばかりです。

ファッション販売員のやりがいは、おススメした商品を購入してもらい、後日再来店してもらった時、「あの商品良かったです!」と言ってもらった時です。

そのための商品知識やディスプレイが楽しくなる、そんなファッション販売員をめざしましょう。

「あの販売員がいるからあの店に行こう!」と思ってもらえるようになれば、もうすっかりプロです。

ファッション販売への転職を成功させるステップは、
ファッション販売員をめざす人へ。転職成功への4ステップ

販売員の仕事内容とは、
販売の仕事内容・場所・種類について紹介。多様な職場でサービス精神を発揮

ひとつひとつ積み上げて、あなたが明るく仕事ができますように。

2019/09/02

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