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IT業界への転職は難しい?未経験から挑戦する際のポイント
2019.08.09

IT業界への転職は難しい?未経験から挑戦する際のポイント
もし、IT技術に興味を持っているのなら、いっそのことIT業界で働いてみてはいかがでしょうか。
IT業界は人手不足が深刻な業界の1つであるうえ、能力があると認められれば高待遇で迎えてもらえます。
しかし、一口にIT技術と言っても範囲が広く、それぞれ専門のスキルが求められることから、経験者でも転職に苦労することがあります。
そのため、未経験から挑戦するには難しい業界の1つと言えるでしょう。
とはいえ、IT技術に興味を持ちプログラムを組むのが楽しい、新しいことにワクワクする方にとっては働き甲斐のある業界です。
未経験だからとあきらめてしまうのはもったいない。
そこで今回は、未経験からIT業界に転職するために方法について紹介します。
1. IT業界における求人状況
IT業界は、以前から人手不足が業界の課題とされてきました。
近年の少子化やAIやIoTといった新しい技術の発展により、IT業界をめぐる人手不足がさらに深刻になっています。
最近は、仕事を探している人1人あたりの求人が何件あるかを示す求人倍率が、1倍を超えています。
IT業界だけで言うと、特に首都圏周辺では5倍から6倍にもなります。
新しい仕事を探しているITエンジニアにとっては、まさに空前の売り手市場と言えます。
そのためIT業界は、他の業界に比べれば転職が多い業界だといわれています。
いまの会社に不満があったり、新しい技術に興味を持ったりする多くのITエンジニアが、より条件の良い会社に転職しています。
しかし、IT業界はプログラム開発やIT技術を活用する仕事などに未経験の方でも、簡単に受け入れてくれるほど甘くはありません。
むしろ、求人に「未経験でも歓迎」と案内している会社はブラック企業を疑ってください。
IT業界への転職は未経験の人にはとっては、厳しい業界だと言えるでしょう。
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2. 未経験からIT業界へ転職するために
IT業界への適性を確認
最近、プログラミングの義務教育化が話題になっています。
しかし、最近の研究成果によると、誰でも学習すればプログラムが作れる訳ではありません。
むしろレベルの高い教育を行ったとしても、自分のやりたいことをプログラムできるようになるのは極少数だそうです。
アメリカの大学の調査では、ITを学ぶ学生の半分がプログラムの書き方を理解できない、といった調査結果もあります。
このような調査結果から、プログラムを書く仕事は人によって適性がはっきりと分かれるといえます。
そのため、IT業界どころかプログラムとは何かすら知らない方は、未経験からIT業界への転職は、かなり難しいと言えるでしょう。
さらに、IT業界の求人は、「このようなスキルを持つ、ある特定の分野に詳しい人」といった具合に、欲しい人材が明確なケースがほとんどです。
その条件に合わなければ、経験者でも履歴書や職務経歴書だけで落とされてしまいます。
IT業界の転職は、経験者でも苦労することがあるくらいですから、未経験から挑戦する場合はかなり狭き門だと考えてください。
それでも未経験から就職したければ、まずはスキルを身に付け、将来はこんなことができるITエンジニアになりたいと、具体的に語れるくらいの情熱が必要です。
ITスキルを身につけておく
IT業界に限らず企業が中途採用で募集を行う場合、どのような人を採用したいかは明確です。
大抵の場合は募集要項に採用条件として特定の資格を持っている方や、特定の仕事の経験を持つ方などが明記されています。
もちろん、この傾向はIT業界も例外ではありません。
特にIT技術には多くの専門分野があり、企業が求めている専門分野のスキルの有無や経験が問われます。
また、プログラム言語には多くの種類があり、1つの言語を知っているからといって、他の言語が使えるとは限りません。
そのため、多くの実績を持ったITエンジニアが転職したいと応募しても、スキルが一致しなければ採用されません。
IT業界で転職された方でも、数十社に履歴書と職務経歴書を送って、やっと1社の面接までいけたといった方が多くおり、業界として求人が多いからと言って、誰でも採用してくれる訳ではありません。
もし、IT業界に未経験でスキルを学ぶつもりなら、IT業界の多くの企業が募集している、旬のプログラム言語の習得をおすすめします。
とはいえプログラム言語にも、流行があり、使っている人が多いから就職しやすいとは限りません。
ぜひ、IT業界の多くの企業が求めているスキルを身に付けて、転職に挑戦してみてください。
未経験でも自分のスキルを認めてもらう
前述のとおり、IT業界で転職するためには、募集を行っている会社の要望に見合うスキルを持っていなければ、採用までたどり着けません。
未経験から挑戦するためには、「自分はこんなことができる」といった実績を作るのが早道です。
いまはクラウドを使うことで、自分の作品を簡単に公開できるので、未経験でも実績を示すことは可能です。
簡単なもので構わないので、自分にできるものを作ってみてください。
さらに、プログラミングスクールではより実践的なシステムを実習として作成しますので、それを自分の実績とすることもできます。
そしてもう一つ、ぜひアピールしてほしいのが新しいことを学ぶ姿勢です。
IT業界は次々に新しい技術に移り変わっているので、第一線で活躍するためには新しい技術を学ぶ姿勢が重視されます。
未経験から挑戦する場合は特に、新しいことを進んで、自分がこれからもっと成長できる点をアピールしましょう。
3. 働きながらスキルを学ぶには
では、どうすれば働きながらIT業界に転職できるスキルを身に着けられるでしょうか。
独学で勉強する
すぐにできるのは、参考書を購入して独学で勉強する方法です。
例えば、大きな本屋さんに行けば、プログラムに関する本をたくさん見かけます。
それらの多くは初心者向けに書かれた本であり、中には未経験でも理解できる本も多く出版されています。
さらに、インターネットを検索すれば、より詳しい情報に触れることもできるでしょう。
プログラムの環境さえ作られれば、誰でも独学で学べるのがプログラムの特徴です。
とはいえ、プログラムを作るスキルは、かなり特殊な技術です。
本やインターネットを使って勉強していると、必ず解らないことに遭遇します。
それを一人で調べるのは大変難しく、詳しい人にその場で教えてもらえれば簡単に解ることでも、独学で理解できないことがあるため、学習を途中であきらめた方もたくさんいます。
プログラミング教室で学ぶ
おすすめなのが、プログラミングスクールに通ってスキルを学ぶ方法です。
プログラミングスクールでは、専門学校のような画一的なカリキュラムではなく、学ぶ人の実力に合わせたカリキュラムが組まれます。
そして未経験の方でも学習が進められるカリキュラムを組んでもらえます。
解らない事があれば、現役のエンジニアでもある講師から、解り易く説明してもらえる点も見逃せません。
また、IT業界で働くエンジニアが主催する勉強会に参加することもおすすめします。
経験を問わず、誰でも参加できる勉強会も開催されており、現役のエンジニアの生の話が聞けて、その場で転職の相談にのってくれることもあります。
4. 未経験から転職するため近道とは
他の業界と比べれば求人倍率が高く、一流のエンジニアになれば高い給料が保証されているITエンジニアですが、未経験から挑戦するにはかなりハードルが高い職種です。
もし、いまは別の仕事をやっているものの、IT業界に本気で挑戦したいのなら、プログラミングスクールで学ぶのをおすすめします。
プログラミングスクールのメリットは、転職に必要なスキルを身に付けられるだけではありません。
プログラミングスクールの多くがITエンジニアを採用したい企業と連携しており、そういった企業への就職をサポートしてくれます。
スクールで学んだスキルを生かして、紹介された企業にインターンの形で入り、その実績を認めてもらって社員になった方もたくさんいます。
さらに、プログラミングスクールには、講師や生徒として現役のITエンジニアがたくさんいます。
そういった人達と仲良くなれば、IT業界に転職するための秘訣を聞けるかもしれません。
プログラミングスクールには、必ずIT業界に詳しい専任のカウンセラーが常駐しているので、転職の相談にものってくれます。
有能な転職エージェントが近くにいるのと変わりありません。
未経験から転職するための近道として、プログラミングスクールを活用するのはおすすめです。
努力次第で未経験からIT業界への転職も可能
深刻な人手不足といわれているIT業界ですが、未経験から転職するにはかなりハードルが高いのが実態です。
しかし、プログラムを作るのが楽しく、新しいことを学ぶのが苦にならない方には、ぴったりな仕事がたくさんあります。
そして、IT業界ではそういった人を常に求めています。
IT業界への転職には、自分をアピールする上手なコツも必要です。
自分一人では不安な人は、IT業務に詳しいコーディネーターや転職エージェントにサポートしてもらいましょう。
未経験でイT業界へ転職を考えているなら事前準備をしておきましょう。
→「未経験者がIT業界へ!異業種から転職成功するためにやっておきたい8つのこと」
IT業界専門の転職エージェントについては、
→「IT・Web業界専門の転職エージェントの評判は?」
あなたが興味のある分野で輝けますように。
2019/08/09