エンジニアの転職|転職理由のホンネとタテマエ

2018.12.20
エンジニアの転職

エンジニアの転職|転職理由のホンネとタテマエ

一般的にエンジニアは「手に職」をつけているため、転職しやすいと思われています。

しかし一方で技術を磨くためには、安易に職場を移らない方がよいという考え方もあります。

実際に多くの企業には、「生き字引」と呼ばれるような優秀なエンジニアが長期勤続しています。

そうはいっても、より良い環境を求めて転職を希望しているエンジニアの方も多いのではないでしょうか。

ここではエンジニアが様々な理由で今の職場に満足できず転職を決意する場合の理由と、それを踏まえた上でのタテマエでのアピール内容をご紹介します。


退職理由の伝え方

転職活動の際に面接で必ず聞かれるのは、「前職の退職理由」「転職を決めた理由」です。

この面接での回答を、ホンネでネガティブな伝え方をしてしまうと面接官に悪印象を与えてしまいます。

どの職業であっても、ホンネの理由をポジティブな表現に変えてアピールすることが大切です。

エンジニア転職理由 伝え方

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エンジニアの転職理由 ホンネとタテマエ

1. スキルアップを図りたい

ホンネ

  • この会社で働き続けてもエンジニアとしての成長が期待できない。
  • たいしたこともせず、ただ無駄に年をとる状況は避けたい。

⇒ タテマエ

「今の会社では成長できない」というホンネを言うことはおすすめできません。

なぜならエンジニアには、自分で工夫する能力が求められるからです。

環境のせいにする人は高く評価されません。

今の職場では明らかに得られない経験を求めていることをアピールしましょう。

エンジニアの転職理由 スキルアップ

2. 新規分野に挑戦したい

ホンネ

  • エンジニアとして働いているうちに、自分の志向や特性が変わった。
  • 今と異なる分野の仕事に就きたい。

⇒ タテマエ

異なる分野に興味が出て、漠然と「機械メーカーから食品メーカーへ転職したい」といったレベルではアピールになりません。

自分が培ったノウハウやスキルを、他分野でどのように活かせすことができるかを、具体的に説明することが大切です。

3. 裁量権を拡大したい

ホンネ

  • 大企業や公的機関のエンジニアのままでは年功序列の壁に阻まれ、自由に行動できる範囲は限られる。
  • やりたいことがあっても、予算も好きに使えず窮屈だ。

⇒ タテマエ

「上司のチェックが厳しく仕事がしにくい」というホンネは胸の内にしまっておきましょう。

自己裁量が大きければ、さまざまなチャレンジが可能になることを具体的に述べることが大切です。

権限を求める以上、それをどう使うかを説明できなければなりません。

4. 予算を増やしたい

ホンネ

  • 予算が乏しくライバル企業並みの成果を上げることが難しい。
  • やりたいことがあっても、予算も好きに使えず窮屈だ。

⇒ タテマエ

予算がないことを理由に、マイナスの表現で伝えることはお勧めできません。

「予算があれば、これだけの仕事ができる」という言い方を心がけると、前向きな印象を与えられます。

また現在の職場で、予算獲得のための努力を惜しんでいないことも伝えましょう。

5. 長期的なスパンで仕事がをしたい

ホンネ

  • 会社は目先の収益にとらわれているためいて、長期的な視点で仕事をさせてもらえない。
  • 今の技術が、いずれ古いシステムになっていくことを分かってくれない。

⇒ タテマエ

現状の不満ではなく、中長期的な視点から取り組むべき具体的なプランを説明しましょう。

6. 大規模プロジェクトに参画したい

ホンネ

細かな仕事ではなく、社会に劇的なインパクトを与える大規模プロジェクトに是非とも参画したい。

⇒ タテマエ

学生ではないので、大きな夢を語っても評価されません。

ビッグプロジェクトの中で、自分が活躍できる部分を具体的にアピールすることが重要です。

7. 管理職になりたくない

ホンネ

  • 管理職になれば雑用が増え、現場から離れざるを得ない。
  • 現場で仕事がしたいために昇進を拒否すれば、給料も増えないため板挟みだ。

⇒ タテマエ

エンジニアもチームで動くため、管理能力がないと思われるのは得策ではありません。

管理職が嫌なのではなく、現場のエンジニアとしてさまざまな能力を発揮できるということをアピールすべきです。

エンジニアの転職理由 大規模プロジェクト

8. 独立の準備をしたい

ホンネ

  • 企業の規模や業種にかかわらずサラリーマンでは自己実現ができない。
  • 転職して独立に備えたい。

⇒ タテマエ

「独立準備をしたい」ではなく自分に足りない能力を伸ばし、より総合的な力を身につけることでにより会社へ貢献したいという姿勢をみせることが求められます。

転職後にがんばって能力を高めれば独立を応援してくれる(有力な取引先とみてくれる)かもしれません。

9. 研究職へ転換したい

ホンネ

  • エンジニアとしてのスキルアップにつながらない細かな改修作業にはウンザリしている。
  • 研究職に転じもっと高度な仕事がしたい。

⇒ タテマエ

現場のエンジニアから研究職へ転じるのは、かなり大変です。

現場で培ったスペシャリティをアピールして、基礎研究に明け暮れてきた学者にはない発想を示すことが大切です。

10. 事務職へ転換したい

ホンネ

  • エンジニアの仕事はおもしろくない(自分には適性がない)。
  • 事務職の方が自分に向いているはずだ。

⇒ タテマエ

今では理系学部を卒業して文系就職する人も大勢います。

事務系への転職自体は悪くありませんが、エンジニアとして通用しない人物、挫折した人物と思われないようにすることが大切大事です。

「エンジニアと事務系人材の橋渡しをしたい」といった前向きなアピールを心がけましょう。

11. 給料アップをねらいたい

ホンネ

  • メーカーのエンジニアは給料が安いので転職したい。
  • 少しでも給料の高い仕事に就け移れればラッキーだ。

⇒ タテマエ

仕事をする上で給料は大事な要素ですが、それだけではを言ってしまっては言葉が足りません。

「より良い仕事ができる環境へ移り、それを評価してもらえるようにがんばりたい。」といった言い方をして、露骨に給料アップを狙っていると思われないことが肝心です。

12. 困難な仕事を避けたい

ホンネ

  • 正直に言って今の仕事は自分の能力を超えている。
  • こんなに難しくて大変な仕事からは早く身を引きたい。

⇒ タテマエ

通常「楽をしたい」といって転職に成功することはありません。

「介護、育児など家庭の事情で、ワークライフバランスを見直したい」
「論文執筆や語学力向上のための時間を確保したい」

など、仕事に役立つスキルアップを図りたいというアピールも考えられます。

13. 技術競争の最前線から身を引きたい

ホンネ

  • 日々技術競争に明け暮れるのは大変だ。
  • もう少し腰を据えて仕事をしたい。
  • 3か月や半年で劇的に製品機能が向上するはずがない。

⇒ タテマエ

企業の短期志向の製品開発を批判しても仕方がありません。

既存製品の改良・高度化よりもまったく新しい事業・製品の開発に取り組みたいといった言い方をするとよいでしょう。エンジニアの転職理由 最前線から退く

14. 残業時間を減らしたい

ホンネ

  • 今の職場は忙しすぎる。
  • もう少し落ち着いたワークライフバランスを重視した職場で仕事をしたい。

⇒ タテマエ

「忙しい職場で働きたくない」というホンネはやる気がないと受け止められる可能性リスクがあるため、決して口外すべきではありません。

「よりよい成果を上げるためには効率的な働き方が重要であり、そうした意識の高い職場で働きたい。」
といった趣旨を述べることが望まれます。

15. 少人数で仕事をしたい

ホンネ

  • 根回しや稟議などの手続きが面倒な大組織にはウンザリしている。
  • 少人数の職場で機動的に仕事を進めたい。

⇒ タテマエ

根回しや稟議などの手続きが嫌いということを言えば、「協調性が低く協調性がない」「組織人としての自覚がない」などとネガティブな印象を持たれる恐れがあります。

石橋をたたいて渡るような仕事の進め方が求められる仕事もあるが、自分は多少のリスクを取ってでも機動的に仕事に取り組むような職場で働きたいということをアピールすべきでしょう。

辞める理由をポジティブに置きかえよう

エンジニアが転職したいと思う理由はさまざまですが、転職の際には必ずしも自分のホンネを述べることがよいとは限りません。

どの職種でも同じですが、大切なのは「企業が欲しい人材だと思われる」ようなアピールをすることです。

言いたいことを自分中心ではなく企業の立場からみて理解できる、納得できるような話に置き換えることが重要です。

転職理由を整理する際には、独りよがりな内容になっていないか確認チェックしましょう。

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エンジニアとしてより良い会社に転職できますように。

2018/12/20

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