派遣社員ならではのメリット17 女性が派遣という働き方を選ぶ17の理由 | はたらくす

派遣社員ならではのメリット17 女性が派遣という働き方を選ぶ17の理由

派遣

派遣社員といえば、非正規雇用だし、ボーナスは出ない、この先の雇用の保障もない……。

一見デメリットが多いように見える「派遣」という働き方を、なぜ多くの女性は選んでいるのでしょうか。

実はそこには派遣で働いてみないと分からないメリットが存在するからです。

正社員になれないから派遣を選ぶ時代ではなく、あえて派遣という働き方を選ぶ時代です。

本記事では、元派遣会社で営業を7年間経験していた筆者から、女性が派遣で働くメリットをわかりやすくお伝えしていきます。


女性が派遣で働くメリット【働き方】

1. 女性ならではの希望条件が通りやすい

派遣の場合、「勤務地」「業務内容」「時給」と言った条件はもちろん、「大手企業がいい!」「綺麗なオフィスビルで働きたい!」「とにかく残業なしがいい!」など、様々な条件を事前に派遣会社に伝えることで、希望に沿った求人を紹介してもらうことができます。

私が、女性ならではだなと感じた条件は、「ネイルが自由に出来る会社」「髪が茶髪でも大丈夫な企業」というファッションに関する条件でしょうか。

正社員では一見条件が言いにくい、通りにくい条件も、派遣だったら「あり」になる可能性があるのです。

2. 入社難易度の高い人気企業で働ける

一度きりの人生ですから、有名な会社やなかなか足を踏み入れられないオシャレな環境が整った会社で働いてみたい!という希望を持つ女性も多いのではないでしょうか。

派遣の場合、正社員では採用の難易度が高い企業でも、働く間口が広いことが多いです。

企業によっては、この業務は派遣社員にお願いすると決めているところも多く、大手企業ほど派遣で働ける可能性が高いと言えるでしょう。

一般的に派遣会社はホームページ内の求人情報に、派遣先の会社名を記載しませんので、まずは登録してどんな企業の派遣案件があるのか見てみるのも良いかと思います。

3. 契約期間に合わせて辞めたければ辞めやすい

正社員が「期限の定めがない雇用契約」なのに対して、派遣社員は「契約期間を定めた雇用契約」で働きます。

そして、契約期間は、3カ月か半年という場合が多いので、辞めたいと思ったら、契約期間が終了するタイミングで簡単に辞められるというメリットがあります。

優秀であればあるほど、引き止められるということは派遣の場合であっても起こりますが、契約期間を全うしていればあれこれ言われることはありません。

辞める時の後ろめたさや煩雑さは、正社員に比べると格段に気持ちのストレスが少ないはずです。

最初から期間を決めて働いて、お金が貯まったら一定期間旅行に行くとか、趣味に没頭すると言った働き方がしやすいのも派遣で働くメリットと言えるでしょう。

4. 営業がフォローしてくれる

派遣の場合、派遣社員の雇用先はあくまでも派遣会社になります。

派遣先が決まると、必ず担当の営業(もしくはフォロー担当者)が付くので、派遣先で何かあった場合に派遣会社の営業に相談をすることができます。

正社員や契約社員などの直接雇用の場合には、何か相談したいことがあっても間に入ってくれる人はいないため、自分で上司に相談をする、人事に相談をするというアクションが必要になります。

それに比べると、すぐに相談できる相手がいるというのは心強いですよね。

派遣先の企業も自社の中だけの問題ではなく、会社間の取引や信用問題にも関わるので、相談ごとをないがしろにせず、しっかりと対処をしてくれる傾向があります。

5. 信頼関係があれば優先的に紹介してもらえる

正社員や契約社員の場合、勤めていた会社を辞めたら、次の会社はまた一から自分で探す必要があります。

派遣社員の場合、派遣会社が探してくれるので、煩雑な仕事探しの労力がかからないというメリットがあります。

もちろん、これは全ての派遣社員に当てはまるものではなく、派遣会社もしくは派遣会社の営業と信頼関係ができている場合に限られます。

派遣会社も結局は「人」です。営業も自分が担当していて、とても好印象だった人のことは覚えています。

新しい求人が入ってきた時に、「○○さんはどうだろう?」と頭に浮かんでくることもありますし、企業から求められている条件と合わない部分があっても「○○さんはこういう実績があるのでオススメです」と強気で推薦してくれる時もあります。または、こんなスタッフの方がいるので、良かったら求人紹介してくださいと、社内で共有をしてくれるということも。

辞めても次の仕事を見つけやすいというのは派遣ならではのメリットです

6. 業務内容が条件と違う場合、やりたくないと言える

勤務条件を細かく確認をして派遣先企業に出向いて働くのが、派遣という仕組みです。

ですから、聞いていた条件や契約書に書かれている条件と実際の業務がと違う場合、堂々と主張できる権利が派遣社員にはあります。

正社員なると、業務内容は大まかな内容しか伝えられません。

「話が違う!」「この業務はやりたくない!」となかなか言い出しにくいわけです。

派遣社員の場合、業務に必要な引き継ぎや社内の情報が共有されないといったことも派遣会社を通じて主張することができます。

聞いていた条件と全然違う条件で働き続けないといけないというようなことは、派遣の場合は起こりにくいと言えるでしょう。

7. 大きな責任を負う仕事をしなくてもいい

派遣社員が任される仕事は、単純な事務処理などの仕事が多く、またその立場も、指示を受けて決められた作業をするというものです。

正社員の場合は仕事の成果を厳しく問われますが、ほとんどの派遣の仕事では単に作業ができているかどうかをチェックされるだけです。

プレッシャーに弱い、ノルマや責任を持たされるのは嫌だという人にとっては大きなメリットです。

スポンサードリンク

女性が派遣で働くメリット【職場】

8. 部署異動や転勤がない

異動や転勤がないというのも、派遣という働き方の特徴です。

直接雇用の正社員や契約社員であれば、転勤を言い渡されて、住む場所を変えざるを得ないこともありえますし、定期的に異動ということもあるでしょう。

その度に、新しい人間関係を作り、新たに業務を覚え直す必要があるわけですが、派遣の場合はありません。

もちろん依頼されている業務が永続的にあるかどうかというリスクはあります。

でも、自分が納得した勤務条件の中で働くことができるというのは派遣で働くメリットですね。

9. いろんな職場を経験できる

いろんな職場、いろんな仕事を経験することができます。

契約更新を続けて、一つの会社に長くいることもできますが、あえて期間限定の仕事を選んで、いろんな仕事を転々とするという働き方は、まさに派遣らしいと言えます。

次の会社に行く時も、正社員という雇用形態で会社と転々としていると「この人は1社に長く勤められない人だ」という印象を企業担当者に与えてしまいます。

派遣という雇用形態の場合、そこに明確な理由があれば、特に転職に不利になるということもありません。

中には、単発専門の派遣スタッフの方もいて、日々、いろんな派遣先に出向いて、まさに即戦力として仕事をこなすプロフェッショナルもたくさん存在しています。

10. 転居しても仕事の紹介がもらいやすい

結婚をして派遣という働き方を選ぶ人も多いです。

旦那さんが転勤族の場合、転勤のたびに奥さんは仕事を辞め、また新しいエリアで仕事を探さなければならないわけですが、その場合、派遣の仕組みが威力を発揮します。

派遣会社の中には全国展開をしている大きな規模の会社がいくつもあります。

そのような大手派遣会社で就業実績を積んでいくと、どのエリアで仕事をしたとしても、その派遣会社の中に就業履歴として残るため、新天地でも仕事の紹介がもらいやすくなるのです。

中には丁寧な営業担当に当たると、転居する際に転居先エリアの支店に、あなたのことを紹介したり推薦してくれたりと社内で根回しをしてくれる場合もあります。

これも、派遣ならではのメリットと言えますね。

女性が派遣で働くメリット【収入】

11. パート・アルバイトよりも格段に時給が良い

勤務地や業務内容にこだわって仕事を探したいと考えた場合、派遣という働き方以外に、パート・アルバイトという働き方もあります。

ただ、パート・アルバイトと比較をすると、派遣の場合、格段に時給が高いです。

勤務するエリアにもよりますが、一番時給が高い東京でも、パート・アルバイトの平均時給は1,000円程度です。

それと比較して、派遣の場合、全国の平均時給が1,500円程度です。

派遣の場合、交通費が支給されない場合があるため、自分の手取りの金額から交通費分を出さなければいけませんが、その条件を差し引いたとしても、派遣のほうが時給が高く、手取りが多くなるということは納得できるのではないでしょうか。

また、パート・アルバイトよりも社会保険が充実しているのも派遣の特徴です。

一定条件をクリアすれば、健康保険・雇用保険にも加入できますし、もちろん有給の付与もありますので、働く環境としては恵まれていると言えます。

12. 残業は給料に反映される

働き改革と叫ばれ、会社員のみなし残業が是正されている傾向にあります。

それでもまだ、残業を申請しにくい、自宅に仕事を持ち帰っている、朝早く出勤した時は残業扱いにしないなど、サービス残業になってしまっている正社員はまだまだ多いのではないでしょうか。

派遣の場合、残業した分はしっかりと申告をし、その分は給与に反映させる仕組みが整っています。

残業したのに、その分の給与がもらえないということはありません。

もし、残業を申請しにくい職場環境であれば、派遣会社に営業に相談をすれば動いてくれるはずですので、きっちり残業代をいただける安心感が、派遣という働き方にはあります。

13. 細かい単位で残業計算してくれることも

これは雇用される派遣会社によって制度は違いますが、細かな単位で残業計算をしてくれる派遣会社が実際に存在します。

この分単位の差は後々の手取りに影響してきます。

もし、30分単位であれば、20分間の残業は残業として申請ができません。

しかし、5分単位であれば、20分丸々残業として申請ができます。

まさにチリも積もれば、ですね。

やはり時間給で働いている以上、働いた分はしっかり給与としていただきたいところなので、細かな単位で残業申請が出来る派遣会社の存在はあり難いですね。

もしこのメリットを思う存分享受したいということであれば、事前に派遣会社に確認を取ることをオススメいたします。

14. 副業やダブルワークが承認されている

副業解禁と世間が騒がしくなっていますが、派遣は以前から、副業もダブルワークも認められています。

心配であれば、今雇用されている派遣会社の就業規則を見てみましょう。副業禁止規定に当たるような文言は入っていないはずです。

個人事業と平行して、安定した収入を得るために企業でも働きたいという人や、一つの会社の仕事に縛られずに自由に色々挑戦したいという人には、働き方の制限が少ない派遣という働き方は合っているのではないでしょうか。

私が営業の時も、土日は別の場所で働いている方や、個人事業の関係で「残業なし」の条件で仕事を探したいからという理由で、派遣登録に来られる方が実際にいらっしゃいました。


女性が派遣で働くメリット【人間関係】

15. 社内の人間関係に巻き込まれない

職場での人間関係をそこまで気にすることがないというメリットもあります。

社内の親交を深めるという目的の飲み会や休日のイベントや、社員旅行なども無理して行く必要ありません。

もちろん行きたければ参加してもOKですが、行きたくない場合、派遣社員だと断りやすいです。

会社側も強く誘ってこないということもあり、自分のプライベート時間を確保しやすくなるでしょう。

もし強めに誘われる場合は、自分で断っても良いですし、それが難しければ、派遣会社の営業に相談をしてやんわり派遣先に伝えてもらうのもありです。

そもそも業務内容に入っていない、残業手当として支給されないのであれば、断る権利があるのが派遣のメリットです。

16. 飲み会への参加の自由度が高い

飲み会に行きたくない場合は、参加しないという選択をして一向に構わないのが、派遣で働くメリットです。

また、全ての派遣先ではありませんが、派遣社員ということで、飲み会の参加費などを特別待遇してくれることがあります。

正社員のほうが待遇的にも恵まれているのだから多めにだそうね、という発想です。

もし行きたくても参加費が高いな……という場合は、「私たちの給与だとちょっと参加費が厳しいです・・・」と言っておくことで、派遣先が考慮してくれる可能性が高くなると思います。

実際、派遣先の企業は、あなたに払われている時給に関して知ることはできません。

「参加費、ちょっと安くして欲しいな」ということを暗にメッセージとして伝えておくと、嬉しい提案がもらえるかもしれません。

17. 優良企業で彼氏や結婚相手を見つけられる可能性がある

派遣先の社員と派遣社員が付き合い始めて結婚をするというパターン、実は結構多いです。

派遣の場合、いろんな企業で働けるチャンスがありますし、正社員では採用が難しいような大手企業・人気企業で働く間口も広いです。

出会いのために派遣を選びました!と宣言をしている方にはお会いしたことはありませんが、実際、出会いを作ろうと思えば作りやすいのが派遣という雇用形態

自分の希望する業務内容や勤務地という条件だけでなく、出会いたい男性がいそうな業界を選べるというのも、派遣で働くメリットと言えるのではないでしょうか。


さらに働きやすくなるための極意

最後に、派遣社員として働いていく上で、自分の働く環境をより良くしていくための極意を3つお伝えしたいと思います。

1. 同じ派遣会社と長くお付き合いをする

派遣会社は今、山ほどありますが、同じ派遣会社と長くお付き合いをしたほうが、派遣会社との信頼関係を深めることができます。

結果的に、働いていた派遣先を辞めるときに、次の仕事を優先して紹介をしてくれたり、少し条件に合わないような求人であっても、派遣先に働けるように交渉をしてくれたりと、あなたの味方が増えていくわけです。

働く環境を良くすることは、自分一人では限界があります。派遣会社の力も借りて、より良い環境に整えていきたいものですね。

2. 適度なタイミングで時給交渉

よくできた派遣先企業だと、何も言わなくても派遣で働くあなたの時給が上がるように配慮をしてくれたりしますが、大概の場合は、こちらから交渉をしないと時給は上がりません。

何もアクションを起こさないと、「この時給で満足をしているんだな」と思われ、派遣先企業も派遣会社も時給を上げるための行動は起こしてくれませんので、適度なタイミングで時給交渉を自ら行うようにしましょう。

タイミングとしては、年に1回、もしくは大幅に業務内容が変わる、難易度が高い仕事を任されるようになったなど、明確な理由があるタイミングが良いでしょう。

派遣先からの評価が高ければ、条件交渉はしやすいので、臆せずに言ってみるというのがポイントです。

3. スキルアップしましょう

派遣で働く生命線は「スキル」です。

実務でどれだけの業務経験を積んでいるかということ、そして、依頼した業務をどれだけ短時間で正確に行えるかということが、派遣社員で評価をされるポイントになります。

派遣会社で用意をしている研修やスキルアップの講座に参加をするという方法もあります。

派遣先企業の仕事の中に自分がやったことがない仕事があれば、今の時給に反映されなくてもスキルアップのためにやるという方法もあるでしょう。

スキルアップをせずに、今のスキルのままで仕事をしていると、年月が経つにつれ、若い派遣社員に取って代わられるリスクもあります。

スキルアップを怠らない努力こそ、派遣で働きやすい環境を作り、時給アップをさせていく秘訣とも言えるでしょう。

派遣で働く女性が増えてきている

女性が派遣で働くというのは、一昔前は正社員になれない人の選択肢というように捉えられていました。

しかし今は、その概念が変わってきています。

正社員という一つの会社に縛られた生き方ではなく、あえて派遣という働き方を選び、自由に働く先を変える。

副業・ダブルワークも含め、もっと自分に合った働き方を追求する、住む場所が変わっても働ける自分でいる、そのような女性が増えているのです。

メリットの裏には必ずデメリットが存在します。

派遣という働き方をメリットが多い働き方と捉えるのか、デメリットが多い働き方と捉えるのかはあなた次第。
 

派遣の仕事を契約途中で辞めたいという人は、
派遣の仕事を辞めたい!契約途中でも辞めたい10の理由

派遣社員から正社員になる! 元派遣会社営業が語る正社員就職への道
派遣社員という働き方を選んでみたものの、やはり直接雇用の正社員や契約社員と比べると、給与や福利厚生や雇用の安定などで条件が劣ってしまう……。派遣の仕事の探し方と、正社員の仕事の探し方は全く違います。肌身でそのことを感じたからこそ、もう一度、正社員に戻りたい。 もし正社員になりたいという気持ちがあるならば、年齢を重ねる前に、正社員への転職にチャレンジすることをオススメします。

派遣という働き方も楽しそう、選んでみても良いかもと思う女性が増えますように。