派遣社員から正社員への転職は難しい?成功の秘訣

2019.08.10
派遣社員 正社員への転職

派遣社員から正社員への転職は難しい?成功の秘訣

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派遣から正社員に転職をするのは難しいことなのでしょうか。

一度、派遣としての職歴が出来ると正社員への転職が難しくなる、そんな噂を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、派遣社員から正社員への転職を成功させている人たちが多数いることも事実です。

この記事では、元派遣会社の営業担当者が「派遣から正社員への転職を成功させるための秘訣」をお伝えしたいと思います。


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派遣から正社員に転職をするルート

1. いまの職場で正社員転換を目指す

派遣社員として働いているいまの職場で、正社員登用を目指すという方法があります。

筆者も派遣会社で営業をしていた頃、優秀で評価の高い派遣社員の方を正社員に切り替えたいという相談を派遣先企業からいただいたことが何度もありました。

しかし、この方法は正社員登用が約束されている保障はありません。

就業実績が評価される必要があるだけでなく、現在の職場がちょうど欠員状況にあるなど、タイミングが左右する部分も大きいです。

たまたま声がかかってラッキー!というくらいに考えておいたほうが良いでしょう。

2. 紹介予定派遣の制度を使う

派遣から正社員への転職を狙う方法として「紹介予定派遣」の制度があります。

この制度は、6ヶ月以内の派遣契約期間内にお互いが直接雇用への切り替えをするかどうかを見極める、いわゆるお見合い期間を作れるというのが最大の特徴です。

派遣社員から正社員への転職を希望する方の多くは、派遣会社から「紹介予定派遣」の制度を勧められるでしょう。

しかし、紹介予定派遣の求人数は少なく、せっかく派遣社員としての就業が決まっても見極め期間の末、正社員になれないというリスクがあります。

無理にこの制度にこだわる必要は少ないように思います。

3. 転職活動をする

最初から雇用形態が「正社員」の求人に応募をして転職をするという方法です。

派遣から正社員に転職をする3つの方法の中では、一番間口が広く、リスクが少ない方法だといえます。

転職エージェントに登録に行えば、正社員の求人を紹介され、その中から面接を進めていくことが可能です。

いつ声がかかるともわからない正社員切り替えを待つより、最初から条件として提示されている求人に応募し転職をすることが一番の近道と言えるでしょう。

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派遣から正社員への転職が難しいと言われる理由

1. 職歴が多いと敬遠されてしまう

派遣社員の場合、雇用形態の特性から派遣先を転々とし、結果的に職歴が多い履歴書が出来上がってしまう可能性があります。

正社員で働く場合、長く勤められる素養が有る人かどうかということを企業の採用担当者は重視して見ていますので、職歴の多さがネックになってしまうことがあるのです。

面接前の書類選考の時点で、ある一定の割合で断られることを想定しておくことが必要です。

2. すぐ辞めてしまうのではないかと思われてしまう

派遣社員=就業条件に厳しく、嫌なことがあるとすぐに別の派遣先に移ってしまう。

このような印象を持っている採用担当者も少なくありません。

本来、派遣という雇用形態は、契約書に定められた業務をこなすプロなので、契約内容の業務を全うすればいいわけですが、実際の会社の業務は契約書の内容だけでは割り切れないものもあります。

それでも、自分の就業条件の主張を通そうとする派遣社員が一定数いることも事実です。

正社員だけの職歴の人に比べると、少し色眼鏡で見られていると認識しておいたほうが良いでしょう。

3. 会社に貢献する意識が低いと思われてしまう

正社員で働く場合、どれだけ会社組織に貢献できる人なのかも採用面接の中で見られています。

派遣で働くメリットの一つとして、仕事とプライベート時間のバランスを正社員よりも取りやすいということが挙げられます。

それ故に、自分のプライベート時間を優先して、会社に貢献する意欲が低いと思われてしまう可能性があるのです。

4. 業務経験が浅い可能性がある

一般的に、派遣社員は正社員の補佐的業務を任されることが多いでしょう。

そのため、勤務歴や年齢が上がったとしても責任の範囲が限定的な仕事しか担ったことがない、または、マネジメント業務は行ったことがないという業務経験の弊害が出て来る可能性があります。

一定の年齢を超えると、業務責任が広い仕事を任され、部下の指導をするポジションに変化をしていくのが正社員の常です。

その経験が少ない場合、正社員への転職に不利に働く場合があるでしょう。

5. スキルを低く見られてしまう

企業側の勝手なイメージですが、正社員の経験を長くしている人を採用時に評価する傾向があります。

どれだけ派遣社員として業務経験を積んでいても、1社に長く勤務をしている実績を持っている人のほうが評価されるということが採用の世界にはあるのです。

とは言え、過去の経験は変わるものではないので、そういう傾向があるのだということを認識しておくようにしましょう。

派遣から正社員への転職を成功させるための秘訣

1. 派遣の働き方を選んできた理由を明確にしておく

企業が正社員採用をする場合、正社員での就業実績が長い人を評価します。

だからこそ、「何故、派遣という働き方を選んできたのか?」について、採用担当者が納得するような理由を用意しておく必要があります。

残業が少ない仕事が良かった、煩わしい人間関係から解放されたかった、など、基本的にはネガティブな理由はNGです。

何故なら、
「残業が少ない仕事が良かった=残業が発生する繁忙期に文句を言い出すかもしれない」
「煩わしい人間関係から解放されたかった=他の社員と上手にコミュニケーションを取れない人かもしれない」

と、企業があなたを採用することのリスクを考えはじめてしまうからです。

「○○の資格勉強と両立するために一時的に派遣の働き方を選びました」

「家庭で介護の必要があったので、それが落ち着くまでの間だけ派遣で働いていました」

など、出来るだけスキルアップを目指す姿勢や、致し方ない事情で派遣社員として働いていたが、いまはその問題が解決していると思われるような理由が好ましいでしょう。

しかし、無理に取り繕っても見透かされますので、一番大事なことは「ネガティブな理由は言わない」ことです。

2. 全ての就業先を記載する

職歴が多いと書類選考の際に若干不利に働く場合がありますが、勤務した就業先は全て記入をするようにしましょう。

変に隠してしまうと働いていない空白期間が出来てしまうので、それこそ余計に採用時に不利に働いてしまいます。

また、派遣社員は正社員とは違ってもともと期間が定められた働き方です。

期間限定で働いていたということが理由として通じる働き方なので、正直に書きましょう。

もし、ずっと同じ派遣会社で雇用されていたのであれば、それは職務経歴書に書くことをオススメします。

一つの会社から信頼されて派遣先を紹介されていたというのは、紛れもなくあなたの実績になるからです。

3. 正社員を希望する理由を明確にする

派遣社員として働いていたのに、正社員への転職を希望する理由。それも企業は知りたいことの一つです。

ありがちなのが「安定している正社員で働きたい」「ボーナスが貰える仕事が良い」など、正社員の待遇に魅力を感じて転職を決意するというもの。

確かに内心では、このような理由が正社員への転職を決意させる理由にもなると思います。

しかし、これを面接時に企業に伝えてしまっては、転職は上手くいかないでしょう。

転職した企業が倒産しない可能性はゼロとは言えません。

企業自体も存続し、成長をしていくために日々努力をしているわけなので、その恩恵だけを預かろうとするのではなく、一緒になって成長させていく意欲を見せるようにしたいものですね。

4. 会社に貢献してきた実績をまとめる

企業が中途採用者に求めるもの。

それは紛れもなく「自社に貢献できる実績を持っている人かどうか?」という点です。

だからこそ、正社員での転職を成功させるために、自分が会社に貢献してきた実績をわかりやすくまとめておくようにしましょう。

説得力も大事になってくるので、数字で実績を計れるようであれば、数字をもって実績を見せることが大切です。

売上が上がったという実績でも良いですし、残業時間が減ったという実績でも良いです。経費削減も実績も企業は喜びます。

5. 入社後に会社に貢献できること話せるようにしておく

過去の実績をまとめて話せるようにしておくだけでなく、面接に行く企業に対して自分がどう貢献できるのかも話せるようにしてきましょう。

会社のホームページを見れば、目指していく姿、達成したい目標が必ず書かれているはずです。

また、転職エージェントから、どんな人材を募集しているのかということも聞くことが出来るでしょう。

そこから得た情報をもとに、自分はその会社が目指す未来を実現する役割を担える人材だということをアピールすることが大事です。

6. 管理職にチャレンジしたい意欲を見せる

正社員になるということは、いずれ管理職にもチャレンジをしていくということになります。

女性は特に管理職を希望しない傾向がありますが、いまの時代、企業は女性の管理職登用率を上げることを求められています。

だからこそ、管理職にチャレンジする意欲がある人と管理職には及び腰の人がいたら、間違いなく管理職にチャレンジする意欲がある人を正社員に採用するでしょう。

絶対にやりたくないと否定せずに、管理職に挑戦する意欲を面接の時に見せていくようにしたいですね。

7. 臆せず自信を持って転職活動をする

何はともあれ自信を持って転職活動をするということです。

意欲や熱意は言葉に出さなくても態度で伝わるものです。

どうせ受からないだろうと思って転職活動に望めば、それは面接先の企業に間違いなく伝わります。

その逆も然りです。

堂々と派遣で働いてきた実績を掲げて転職活動をしていけば、必ず一緒に働きたいと言ってくれる企業が現れるでしょう。


派遣から正社員への転職は成功の可能性あり

派遣から正社員への転職を実現することは難しいという人もいます。

確かに企業によっては、派遣社員のことを「長く勤めない人が多い」「単純作業をお願いする雇用形態」など偏った考え方を持っているところもあるでしょう。

しかし、転職活動において一番重要なのは、「人間力」と「コミュニケーション力」です。

今回の記事でお伝えした転職を成功させるための秘訣をもとに、人間力とコミュニケーション力を掛け合わせて、転職に成功されることを祈っております。

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あなたが正社員として転職成功しますように。

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