派遣社員、アルバイト、契約社員の違いとは?

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派遣社員、アルバイト、契約社員の違いとは?

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「派遣社員」「アルバイト」「契約社員」それぞれの働き方の違いをご存知ですか?

一見、あまり大きな違いがないと思われがちですが、実はどの働き方を選ぶかによって「報酬面」も「将来性」も「自由度」も全く違います。

果たして、あなたにはどの働き方が合っているのでしょうか?

今回の記事を通じて、それぞれの違いを理解し、自分に合った働き方を選べるようになりましょう。


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派遣社員・アルバイト・契約社員の働き方

派遣社員とは

契約社員と似ているような扱いをされがちですが、派遣社員とは名称の通り企業に「派遣」される就業形態のことを指します。

多くの働き方は、雇用元と就業先は同じ会社になるわけですが、派遣社員の場合は違います。

雇用元は派遣会社となり、就業先は派遣会社から指定された企業となるのです。

また、派遣社員は即戦力を期待されます。

プロフェッショナルと認められるスキルを持ち合わせていれば引く手あまたで、時給などの条件の交渉もしやすくなるのが、派遣社員です。

アルバイトとは

パート・アルバイトを総称して「アルバイト」と表現されていることが多いです。

学生から高齢者まで幅広い年齢で仕事を探すことが出来る雇用形態ですが、時給が低く抑えられがちで、社会保険の保障も一番不安定と言えるでしょう。

補佐的業務、単純作業の業務が多いというのもアルバイトという雇用形態の特徴です。

契約社員とは

就業する企業と契約期間を定めて直接雇用されているのが契約社員です。

契約社員の待遇や就業条件は、企業によってかなりばらつきがあります。

正社員登用の仕組みが用意されている企業もあれば、契約期間の上限がきたら勤務終了となってしまう企業もあります。

勤務する会社の条件によってはボーナスの支給もあるので、待遇面で一番恵まれている雇用形態と言えるのではないでしょうか。

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【報酬面を比較】派遣社員・アルバイト・契約社員の違い

1. 時給の違い

〈派遣社員〉

派遣社員の多くは時給に交通費が含まれているので、職種によって時給はかなりバラつきがありますが表向きの時給単価は高めと言えます。

あまりスキルを必要としない職種と、専門スキルを必要とする職種では時給単価で1,000円以上の開きがあっても当たり前なので、どれだけプロとして認められるかが時給を上げていくポイントとなります。

〈アルバイト〉

アルバイトはこの3つの雇用形態の中では、一番時給が低めと言っていいでしょう。

責任範囲が狭く単純作業が多いということが、時給が安く抑えられる要因です。

給与を高くしたいのであれば、アルバイトではなく派遣社員か契約社員を選ぶのが懸命でしょう。

〈契約社員〉

契約社員の場合、雇用する企業の条件によって時給制のところもあれば、月給制のところもあります。

そのため、月給制の雇用条件の企業を選べば、一番手取りの給与額が安定している雇用形態と言えるでしょう。

2. 交通費の有無

〈派遣社員〉

多くの派遣社員は、交通費の支給がされません。

全額自己負担となりますので、交通費にかかる金額の大きさによって給与の手取り額が変わってくるわけです。

そのため、派遣社員の場合は、自宅からできるだけ近い勤務地を希望する方が多いです。

〈アルバイト〉

アルバイトは、交通費を支給される場合がほとんどです。

全額支給の場合と、上限を設けて超えない範囲で交通費を支給する場合の2パターンに分かれますが、余程遠いところでない限り上限は超えないはずなので、ほぼ全額支給と考えて良いでしょう。

〈契約社員〉

契約社員もアルバイト同様に、全額支給か上限を設けて超えない範囲での交通費支給になる場合がほとんどです。

3. ボーナスの有無

〈派遣社員〉

派遣社員はほぼボーナス支給はありません。

その分、時給単価が高めに設定されていると言われています。

交通費・ボーナスの支給がないので、実際の年収がいくらになるのかを冷静に考えて職選びをすることが大事になります。

〈アルバイト〉

アルバイトの場合もほとんどがボーナス支給なしと考えたほうが良いでしょう。

勤務先の業績が良い場合には、もしかすると寸志、特別ボーナスがある可能性もありますが、あまり期待しないほうが良いように思います。

〈契約社員〉

唯一ボーナスが支給される可能性が高いのが契約社員です。

もちろん雇用条件にもよりますが、年2回人事評価を受けて、一定額のボーナスが支給されることが契約社員の場合は多いです。

4. 福利厚生の充実

〈派遣社員〉

派遣社員は、雇用元である派遣会社が用意をしている福利厚生の利用ができます。

社会保険、雇用保険、健康保険、有給の付与は条件を満たせば当たり前に付与されますが、それ以外の福利厚生も各派遣会社が用意をしています。

例えば、各種研修制度、保養施設やスポーツクラブの優待制度、中には婦人科検診や人間ドックの割引が受けられるような場合もあります。

〈アルバイト〉

派遣社員同様、社会保険、雇用保険、健康保険、有給は一定の条件を満たせば付与されます。

しかし、それ以外の福利厚生制度はあまり期待できません。

あるとすれば、自社サービスの割引制度でしょうか。

〈契約社員〉

どの程度の福利厚生が用意されているのかは、勤務先の企業によって異なります。

正社員ほどではないものの、手厚い福利厚生を用意している企業もあれば、そうでない企業もあります。

どの会社に勤めるかによって、制度の手厚さに一番幅があるのが契約社員ではないでしょうか。

5. 社会保険への加入

〈派遣社員〉

国が定めた一定の条件を満たしていれば、企業は加入義務が発生するため、社会保険へ加入することができます。

短期雇用や短時間雇用の場合は条件が満たされない場合がありますので、加入したい場合は事前にしっかり確認しておきましょう。

〈アルバイト〉

派遣社員同様、国が定めた一定の条件を満たしていれば、企業は加入させる義務があるので、加入することができます。

アルバイトの場合も短時間雇用、短期雇用で条件を満たせないということが起こりえるので、事前に条件を確認しておきたいものですね。

〈契約社員〉

契約社員も、派遣社員・アルバイトと同様に、一定の条件を満たせば加入することができます。

一般的に契約社員の場合、フルタイムで勤務をすることが多いので、ほとんどの人は条件を満たして加入することが出来るでしょう。

【将来性を比較】派遣社員・アルバイト・契約社員の違い

1. 長期的に雇用される可能性

〈派遣社員〉

派遣社員は一定期間(多くは3ヶ月か6ヶ月)の雇用契約を結び、都度契約更新の意向を確認しながら、雇用契約を延長していく仕組みとなっています。

但し、労働者派遣法の定めにより、同一の派遣先に就業できるのは3年までです。

また、2018年4月1日以降から適用される改正労働契約法に伴い、同一の派遣会社との雇用契約が5年以上の場合は、有期契約から無期契約への切り替えるよう申し入れができるようになります。

そのため、派遣社員でも長期雇用される制度が整ってきています。

もちろん従来通り、期間を定めて様々な企業に行く働き方もできますので、働き方の自由度は広くなると言えるでしょう。

〈アルバイト〉

企業の経営悪化の際には最初にメスを入れられやすいのがアルバイトです。

しかし、派遣社員同様、改正労働契約法の適用により、条件を満たせば無期契約への申し入れがアルバイトも出来るようになります。

長期雇用を希望する場合は、無期契約への申し入れ条件や方法を、しっかりと確認しておくようにしましょう。

〈契約社員〉

契約社員も同様です。

但し、企業によっては、契約社員の勤務期間の上限を3年などと決めている場合があります。

その場合、無期契約への申し入れが出来る5年間の契約実績の条件を満たすことができません。

そのため、契約社員で長期雇用を希望する際には、採用される前にその企業が契約上限期間を設けているかどうかをしっかり確認したほうが良いですね。

2. 正社員登用の可能性

〈派遣社員〉

派遣社員が正社員登用を目指すのであれば、「紹介予定派遣制度」を活用するのが良いでしょう。

残念ながら、通常の派遣契約から、正社員に登用されるのは確率としてはかなり低いです。

一般的な派遣の求人数と比較すると、紹介予定派遣の求人数は減ってしまいますが、見極め期間を経て社員登用されることを前提とした仕組みなので、正社員になりたい人には向いている制度と言えます。

〈アルバイト〉

アルバイトから正社員へ、そして管理職へという華々しいストーリーを耳にすることもあるように、企業によってはアルバイトに正社員登用の道を開いているところが多数あります。

勤務実績によって、雇用形態に関係なく、上を目指していける風土のある企業が取り入れている場合が多いでしょう。

〈契約社員〉

契約社員の場合も勤める企業によっては、正社員登用の道が拓けていると言えます。

そのためにも、期間限定の戦力として扱われるのか、正社員登用も見越した長期的な戦力として扱われるのかを入社前に見極めておくことが重要です。

入社時の面接の際に、契約社員から正社員登用の実績を聞いておくことが懸命ではないでしょうか。

3. 時給アップの可能性

〈派遣社員〉

定期的な昇給の見込みがないのが派遣社員の特徴の一つです。

人事評価制度なども特にありませんので、時給アップをさせたい場合は自ら交渉・相談をするスタンスが求められます。

就業期間やスキルアップ、業務範囲の拡大などを理由に契約更新時に時給アップも相談をしてみるようにしましょう。

但し、派遣先企業が派遣会社に支払う派遣単価が上がらないと、派遣社員の時給に還元される可能性は低いと言えます。

〈アルバイト〉

一見時給が上がりにくいと思われがちなアルバイトですが、アルバイトでも時給アップは通常行われています。

勤続年数が経ったことで自動的に上がる場合もあれば、リーダー業務を担うようになって上がる場合、または直接交渉して時給が上がるという場合もあります。

いずれの場合も、勤務先の企業に貢献をしているという実績があることが大前提となりますので、真面目に仕事に取り組み、実績を作るように心がけましょう。

〈契約社員〉

ベースアップ、定期昇給が契約社員にも適用される企業もあれば、そうでない企業もあります。

その中で、契約社員が時給アップを成立させるためには、やはり契約更新のタイミングが一番効果的です。

正社員と同等の仕事を任される可能性も契約社員にはありますので、業務の責任範囲の拡大、業務での実績などをベースに自ら企業側に時給交渉をしていきたいものですね。


派遣社員、アルバイト、契約社員の働き方に向いている人の特徴

派遣社員に向いている人の特徴

1. 特定の職種のプロとして色んな企業で働きたい人

派遣社員=即戦力です。

自社の直接雇用の社員ではまかないきれない業務を、プロの派遣社員に任せたいというのが企業の心情です。

そのため、特定の職種のプロとして、様々な企業で実力を発揮できる人には、派遣の働き方が向いていると言えるでしょう。

2. 就業先の中にいる人とは別に仕事の相談ができる相手が欲しい人

派遣社員として働く場合、必ず派遣会社の営業担当者がフォローをしてくれるようになります。

自分一人だと会社側に要望や相談を言いにくい人にとっては、派遣会社が仲介役を担ってくれるので、仕事の相談がしやすくなるはずです。

3. 自分で働く先を見つけるのが面倒な人

アルバイトや契約社員は、自ら求人を探して1社1社エントリーをする必要がありますが、派遣社員の場合はその必要がありません。

登録している派遣会社に希望する仕事の条件を伝えておけば、その条件に見合った求人があった場合には仕事紹介の連絡をしてきてくれるからです。

特定の派遣会社での就業実績が豊富、仲の良い営業担当がいるなどの場合は、特にその傾向が強くなると言えます。

もちろん、スキルが伴わない場合はこの限りではありませんのでご注意を。

アルバイトに向いている人の特徴

1. 気軽に働きたい人

派遣社員・アルバイト・契約社員いずれも有期契約の雇用形態ですが、その中で一番、精神的に自由度が高いのはアルバイトではないでしょうか。

短期バイトも複数あるため、アルバイトの採用ではそこまで過去の就業実績において、社歴が多い、1社当たりの就業期間が短いというチェックが入りにくいとも言えるでしょう。

2. 責任ある仕事を避けたい人

中にはアルバイトがバイトリーダーなど責任あるポジションを任される場合もあります。

しかし、一般的には仕事の責任の範囲が限定的な業務を任されることがアルバイトでは多いです。

そのため、あまり重圧のかかる業務は出来れば担いたくないという人には、アルバイトの働き方が合っていると言えます。

3. 単純作業が好きな人

頭を使う仕事よりも体を動かす仕事、単純作業を繰り返す仕事がアルバイトには多いです。

任された仕事を勤務時間の間、淡々と繰り返すことが好きな人、単純作業を飽きずにこなすことが出来る人は、アルバイトの仕事を長く続けられると思います。

契約社員に向いている人の特徴

1. 決まった会社で出来るだけ長く働きたい人

派遣社員とは異なり、企業に直接雇用されるのが契約社員です。

2018年4月1日から無期契約への申し入れが行えるように労働契約法の改正が決まっているため、1社で長く働きたい希望を持っている人にとっては、契約社員が向いているでしょう。

2. 正社員を目指したい人

正社員登用はどの雇用形態にもチャンスがあります。

とはいえ、契約社員は派遣社員・アルバイト・契約社員の中で一番、正社員のように責任ある仕事を任される可能性が高いということから、正社員登用への門戸が広いと言えます。

自社に必要な人だと企業に認識されるように、積極的に色んな業務に関わってチャンスを掴んでいきたいですね。

3. 責任ある仕事にもチャレンジしてみたい人

契約社員の場合、責任ある仕事にチャレンジ出来るチャンスは多いです。

特に、社内にアルバイトや契約社員が多い場合、そのチームの取りまとめを任されることもあり、半ばマネジメントに近いような仕事に携われる可能性もあるでしょう。


雇用形態の特徴を知って自分のスタイルにあったものを選ぼう

「派遣社員」「アルバイト」「契約社員」の選び方をそれぞれ一言でいうなら、以下のような考え方です。

  • とにかく自由を求めるなら「アルバイト」
  • 一つの職種を極めプロとして働いていくなら「派遣社員」
  • 正社員登用や責任ある仕事にチャレンジしたいなら「契約社員」

しかし、今回お伝えした「派遣社員」「アルバイト」「契約社員」の違いは一般的な特徴となります。

実際に仕事探しをする際には、しっかりと募集内容を1社ずつ確認しながら、後悔のない仕事探しをしていきましょう。

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あなたのスタイルにあった働き方が見つかりますように。

2019/07/26

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