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クリエイターの職種22一覧|クリエイターの仕事内容とは?

クリエイターの職種22一覧|クリエイターの仕事内容とは?
クリエイターとは、直訳すると「創造する人」です。
クリエイターの仕事は、様々な分野で物を作り出すことを言い、現在とても人気のある仕事です。
狭き門だと思って違う職種に就いてしまった人の中にも、内心はあきらめきれないと考える人も多いのではないでしょうか。
また、転職活動をする際にクリエイター職にチャレンジしたいけれど、新卒の就職活動時と職種名が変わっていて、自分にできる仕事の職種がわからないと悩んでいるかもしれません。
そんなあなたにクリエイター職の仕事内容についてご紹介します。
1. 未経験からクリエイターになれるのか?そのルートとは
人気のクリエイター職ですが、転職市場は非常に小さいものです。
特に未経験を募集しているのはアシスタント(アルバイト雇用)などで、未経験からメインで活躍することは難しいといえます。
これは、求人に対しての応募数(憧れも応募も含む)が非常に多いこと、中途採用で人を育てる余裕のない企業が多いことが理由となっています。
未経験でクリエイターになれる職種
数は少ないですが、未経験者から挑戦できる求人はあります。
特にWEB・アプリ系の職種で、ツールの操作やコーディングの知識があればOKという求人が出ていますので探してチャレンジしてみましょう。
クリエイターの仕事は激務が多い
クリエイター職の転職活動は、実情をしっかり調べてから始めることをおすすめします。
異業種から憧れて転職すると「こんなはずではなかった」という結果になるケースが多くあります。
仕事内容の詳細はもちろん、就業条件や労働の実態を調べてみましょう。
勤怠状況は激務で、やりがい重視の人が多くいるのがクリエイティブ業界です。
特にアシスタントや見習いから入ると激務かつ薄給です。
多くの企業は年俸制、またはみなし残業代込みの月給制であるため、長時間働いても毎月の給与は変わりません。
志が低いと不満ばかりが募って、短期間で離職する原因になるのでじっくり考えましょう。
未経験者がクリエイター職へチャレンジする8つのポイント
クリエイター職へ未経験からチャレンジするには8つのポイントがあります。
- WEB・アプリ系を狙う(特にゲーム業界)
- デザインの基礎知識が必須
- IllustratorとPhotoshopは実務経験必須(クラウドソーシングでも可)
- HTMLとCSSコーディングの知識
- 転職目的を明確にする(どのようなクリエイターになりたいのか、5年後と10年後のキャリアプラン)
- ポートフォリオはWEBと紙の両方を用意(書類選考の合否を握っているので全力で制作する)
- ポートフォリオのプレゼン能力(仕事上でも必要なため)
- デザイナーやクリエイティブに特化した転職エージェントを使う
デザインの勉強は独学でも構いません。
現在はWEBでも勉強できますし、スクールに通っても良いでしょう。
スクールに通うのであれば就職率が高いところを選ぶことで、その後の転職活動に役立ちます。
本業をしながら実務経験を積むのであればクラウドソーシングがおすすめです。
クラウドソーシングのコンペに勝って採用されれば、立派な実務経験と呼べます。
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2. クリエイターの職種と仕事内容
ここからはクリエイターの職種と簡単な仕事内容をご紹介いたします。
この仕事をやってみたいな、と思ったらどのような方法で仕事に就けるのか調べてみてください。
憧れの仕事で終らないよう、積極的に動いてみましょう。
1) 紙媒体で活躍するクリエイター
まずは紙媒体メインで活躍するクリエイターの職種と仕事内容をご紹介します。
紙媒体は業界が縮小傾向にあるため、中途採用を募集していない企業もありますが一方で活躍している人も多くいます。
あきらめずにチャレンジしてみましょう。
コピーライター
テレビや雑誌、WEB、ポスター、商品パッケージなどで商品のコンセプトやアピールポイントをユーザーに向けて一言で表現するのが使命です。
しかし、100以上候補を出して1つも決まらないこともあり、言葉のセンスがシビアに問われる職種です。
キャッチコピー、キャッチコピーの根拠を示すボディーコピー、ネーミングの他にHP、チラシやパンフレットのライティングまで担当することもあれば、プランナーや他の制作と兼務することがあります。
ライター
編集からの依頼を受けて取材や資料を基に雑誌や書籍、フリーペーパー、WEBなどに掲載する文章を執筆します。
文章のみを執筆する人、写真撮影やインタビューなど取材全般も行う人、DTPスキルを活かしてページ全体を制作する人などさまざまなスタイルがあります。
多くのライターは精通分野や業界(美容・自動車・アパレルなど)を持って活躍しています。
編集者
出版社や編集プロダクションで企画の立ち上げや予算管理、取材依頼または取材、出来上がった原稿の編集デザイン、印刷会社へ原稿の引き渡しを行います。
近年増えているWEB媒体の編集では、アクセス数のリサーチ、企画、検索エンジン対策をしたうえでの骨子作成、ライターへの依頼と記事の検収、画像処理、HPへのアップを行います。
フォトグラファー
写真スタジオ、写真館、出版社、放送局、新聞社、広告会社などに所属して働きます。
報道、ファッション誌、芸能、広告、結婚式、動物、風景など得意ジャンルを活かして活躍しています。
フォトグラファーの中にはライターも兼務して1人で記事を制作する人もいます。
記者
新聞社、出版社、放送局に所属して政治や経済、スポーツ、社会などの各部署に所属をして、取材を行い記事の執筆をします。
事件が起きてから取材と執筆をして納期までに仕上げます。
時には数分で記事を仕上げる必要があります。
エディトリアルデザイナー
雑誌や書籍、コミック、新聞、フリーペーパーの表紙や目次、本文、グラビアなどのレイアウトを担当します。
デザイン的に美しくかつ読みやすくするために、小見出しや説明図、表、グラフ、写真、イラストCGの要素をどう入れればコンセプトが読者に伝わるかを考えて、紙面を製作する仕事です。
レタッチャー
雑誌や広告、カタログ、ポスター、WEBに掲載する写真の補正と修正を行う仕事です。
Photoshopで写真のコントラストやトーン調整、質感の修正・調整、合成などデジタル技術を用いてクオリティーの高い写真に仕上げます。
通常は10日から14日で仕上げるものが多いです。
1日で仕上げるものや1ヶ月以上かけて仕上げるものがあります。
DTPデザイナー
雑誌や書籍、カタログ、パンフレット、チラシなどを写真やイラスト、文字などの素材を活用して印刷用にデザインします。
InDesignやQuarkXpress、Illustrator、Photoshopを使用しながら、アートディレクターの指示にしたがってコンセプトを伝えられるデザインを制作するのが仕事です。
DTPオペレーター
デザイナーが制作したデザインをもとに印刷用データを制作します。
文字間隔や写真、イラストの位置をミリ単位で調整しながら、誤字脱字のチェックを行います。
画像の切り貼りや色の調整を行うのでInDesignやQuarkXpressの他にIllustrator、Photoshopを使用します。
また、最近ではDTPで制作したデータをWEBへ転用することがあるため、DTPとWEBの両方に対応できる人材が求められます。
2)WEB・アプリで活躍するクリエイター
WEB・アプリ業界は拡大傾向にあるため、比較的中途採用の求人が多くでています。
デザインが優れていれば未経験でもチャンスがあるかも知れません。
特にゲーム業界を目指している人は、求人の多いいまがチャンスです。
映像カメラマン
放送局や映画であればディレクターやプロデューサーのコンセプトに沿った映像を撮影し、WEBやミュージックビデオなどは映像クリエイターのニーズに沿う映像を撮影します。
近年では、放送局やプロダクションに所属してスタジオや撮影現場などでの撮影をするカメラマンの他に、水中や登山、ドローン専門の映像カメラマンもいます。
映像クリエイター
CM、アニメ、ミュージックビデオやWEB、ゲームなどで配信する映像コンテンツを制作します。
クライアントとの打ち合わせで要望や予算などをヒアリングした後、企画を提案して承認されれば、カメラマンやデザイナー、オペレーターなどのスタッフを取りまとめます。
指揮命令だけではなく、PremierePro、FinalCutpro、AfterEffectsを使って作業も行います。
WEBデザイナー
WEBページ全体の制作を行います。
担当する範囲は人により異なりますが、クライアントとの打ち合わせ、レイアウトや配色などのサイトデザイン、グラフィックソフトを用いた画像処理、写真加工、HTMLやCSSコーディングまでの一連の流れを担当する人もいます。
Photoshop、Illustrator、JavaScript、Glunt/Gulp、HTML/CSS、UI/UXの知識など使用できるソフトや知識が多いと仕事の幅が広がります。
グラフィックデザイナー
WEBやアプリゲームの素材、ポスター、新聞、雑誌と幅広い分野で活躍できる仕事です。
広告代理店、出版社などから依頼を受けてコンセプトを汲んだデザインを手がけます。
PhotoshopやIllustratorを使用しながら写真の加工、文字のデザイン配色を調整し、クライアントが納得いくまで修正を行います。
シナリオライター
アプリゲームが普及している現在、求人が増えている職種です。
以前はゲームプランナーが兼務していましたが、より魅力的なストーリー展開とゲームならではのルール作り、演出効果、分岐制御が任されます。
企画書や設計書の作成だけではなく、プログラミング知識に基づいたフローチャート作成、絵コンテ作成も行います。
3DCG
MayやMax、Softimage、3dsMax、Photoshopなどを使用してデッサンを元に3Dグラフィックを作成します。
アプリゲーム、映画、テレビ、アニメなど幅広い分野で活躍できます。
3DGは形状を作成するモデラー、動作作成を行うアニメーター、エフェクトや照明・カメラ設定を行う担当など、3名以上で作業を行うケースが多いためコミュニケーション能力も重要です。
UXデザイナー
クライアントの要望を正確につかんでサイトやアプリの画面や機能、操作方法を設計してユーザーが快適に使用できるように設計します。
フローチャートやワイヤーフレームを使って直接目に入る画面だけではなく、クリックした後に現れる画面やシステムの反応を考慮したデザインセンスが必要です。
テスト用のデモ機を使用した人のアンケートを基に改善を行うため、マーケティング能力とデザイン能力の両方が必要です。
UIデザイナー
求人によりUX/UIデザイナーとも表記されますが、UXデザイナーが要求する導線を設計するポジションです。
求人によってはプロトタイピング、マークアップ、UI(情報)設計を担うことがあります。
アプリゲームでの需要が高く、PhotoshopやIllustrator、Sketch、Flashを使用してゲームのHPやMPゲージのデザイン、ゲームボタンやパーツのデザインを行います。
コーダー
WEBデザイナーが制作したサイトデザインを実際にWEB上で表示ができるようにHTML/CSSを用いてコーディングします。
テキスト文書や見出し、ハイパーリンクなどマークアップ作業も含まれます。
さらに、サイトの更新やメンテナンスを視野に入れたコーディングや他のコーダーと円滑に作業するためのガイドライン作成、ユーザビリティを考慮したレイアウト提案をすることがあります。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアには、WEB上で利用できるWEBアプリ(TwitterやGmailなど)とスマホのアプリ(LINEやグノシーなど)、銀行のATMや専用端末などの業務系アプリといった3タイプあります。
アプリケーションエンジニアはシステム設計やプログラム開発、開発したシステムの動作確認、運用・保守と幅広い業務があるため基本的には分業制です。
フロントエンジニア
WEBサイトやアプリ開発の中でユーザーが直接目にするコンテンツ制作に特化したエンジニアです。
UIを意識したWEBページの画像素材の作成やデザイン設計などのWEBデザインを担当します。
HTML/CSS、JavaScript、react.js、Riot.js、Angularjsを使用して設計・構築したデザインを正しく表示させます。
3)その他で活躍できるクリエイターの職種
紙面やWEB・アプリ以外で活躍するクリエイターの職種を紹介します。
こちらも求人が出ている職種ですのでチェックしてください。
パッケージデザイナー
食品や日用品、おもちゃや飲料などのパッケージをデザインする仕事です。
コンセプトに基づいたイメージやパッケージに使用される素材の特性を理解したうえで、消費者が「思わず手に取ってしまう」パッケージをデザインするのが使命です。
グラフィックデザインスキルとPhotoshop、Illustratorを使用して、ボトルや箱などの素材や生産工程などを踏まえたデザインを行います。
インハウスデザイナー
メーカーまたは制作会社に所属するデザイナーのことをインハウスデザイナーと呼びます。
おもちゃや化粧品、文房具メーカーで自社製品のデザインやパッケージ、店頭SPツール、広告(ポスター、雑誌や新聞広告、TVCM、WEBなど)、ノベルティ、WEBページ、アプリまで幅広くデザインを行います。
WEBやアプリは更新やメンテナンスまで含むため幅広い知識と社内のあらゆる部署との連携が必要になります。
未経験でもクリエイターになれる
「クリエイターになりたい」という熱い思いがあれば、未経験でも採用可能な求人はあります。
未経験・経験者問わず、どの職種にも共通して言えることはコミュニケーション能力が必要なことです。
1つのものを制作するには、周囲との連携が必ず必要になります。
知識やスキル、実務経験を磨くのも大切ですがコミュニケーション能力の向上を図るのを忘れないでください。
未経験でIT業界への転職を考えているあなたは、
→「未経験者がIT業界へ!異業種から転職成功するためにやっておきたい8つのこと」
あなたが夢見たクリエイター職に転職できますように。
2019/07/22