まったりと生きたい人に向いている仕事。まったり人生を歩むには……

まったりと仕事をする。

それは、自分らしく人生を満喫したい人のための働き方です。

会社で働いていると、悩みは尽きませんよね。長い時間働いたり、ノルマがあったり、人間関係で板挟みになったり……。

プレッシャーやストレスにも負けず、一生懸命に頑張って働く人たちを見て、ちょっと違うなと感じる人もいるでしょう。

そんなときにはまったりと仕事をする人生を考えてもいいかもしれませんね。

まったりした人生とはどんなものか、まったりと生きたい人に向いている仕事とは何か、まったり仕事のメリットデメリット、などについて見ていきます。


まったり生きたい…とはどんな生き方・仕事になる?

まず、まったりとはどんな意味なのか、広辞苑から引用してみましょう。

①「味わいがまろやかでこくのあるさま」

②「人柄が落ちついているさま。転じて、ゆっくりとくつろいでいるさま」
(広辞苑第6版)

つまり、まったりと生きるとは、あくせくせず、焦らず、かといってサボったり、怠けたりせず、自分に合ったペースで社会に参加・貢献。穏やかに日々生活をし、落ち着いて人生を過ごすこと、といったことになるでしょう。

のんびり、ゆったりも近い意味ですね。

聞いたことがある人もいるかもしれませんが、まったりとした生き方に似ているものに、「ヒュッゲ (Hygge)」があります。

リラックスしてくつろぐカップル

「ヒュッゲ」とは幸福度ランキングでトップクラスのデンマーク人が実践する、自分らしい生き方です。

忙しい日常を離れてアウトドアを楽しんだり、仕事をちょっとスピードダウンして、コーヒーやお茶を飲んだり、同僚と冗談を言い合ったり、書類の余白にいたずら書きや絵を描いてみたりして、心をゆるめます。

つまり、身の回りにあるちょっとしたものを楽しみ、自分のいる場所を居心地よくすることを心がけて生きるということでしょうか。まったりとした生き方と通じるものがあります。

このように居心地のよい生き方をするには、ノルマやプレッシャーが少なく、ゆとりをもって取り組める仕事や職場を選ぶことが大切です。

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まったり度の高い仕事・タイプ別

まったり度の高い仕事にもいろいろなパターンがあります。

その人の性格や好き嫌い、向き不向きなどによって、ぴったりの仕事が変わってきます。

タイプ別に仕事例を挙げていきましょう。

・それなりの生活費を稼ぎたい人

正社員・契約社員のポジションがあって、1日7〜8時間労働、週5日以上の仕事です。

場合によっては少しの残業も多少する必要があるでしょう。

仕事の例としては、清掃業、警備員、荷物の梱包・出荷、ルーティーンの事務職、マンション管理人(通勤)、ビルメンテナンスなどです。

こうした仕事は比較的マイペースででき、人と関わる場面が少なくてすみます。

・あまり稼ぐ必要のない人

コンビニやスーパーのパートやバイト、電気検針員などの委託業務、年末年始の郵便物の仕分けの仕事、自宅でできるフリーランスの仕事などがあります。

働く曜日や時間帯をある程度調整できるので、都合や体調に合わせて働けますし、趣味や遊びの時間も確保できます。

・人と話すのが好きな人

残業のないラウンダー、御用聞き的な営業職、居酒屋の接客などがあります。

・コミュニケーション下手な人

清掃業、警備員、荷物の梱包・出荷、飲食店での皿洗い、スーパーの品出し、ポスティングなど、黙々と作業を進められる仕事が向いています。

・PCの扱いに慣れている人

1日中座ってやる作業が苦にならず、パソコンが使える方には、ルーティーンの事務職、データ入力などの仕事があります。

まったり≠いい加減

まったり=いい加減……なんてことはありません。

まったり仕事といっても自分の役割はきっちりと果たす必要があります。

いい加減な仕事をすると職場で信頼されないばかりか、居心地が悪くなってしまいます。

長時間過ごす職場ですから、ゆるめるところはゆるめても、ポイントはしっかりと押さえておきましょう。

・約束や決められた納期を守る

まったり仕事といえども、顧客との約束や納期、社内の作業スケジュールと無関係ではいられません。

自分の作業が極端に遅れてしまうと他の人に迷惑をかけてしまいますので、作業スケジュールなどはしっかりと守ることが大切です。

万一、自分の担当部分に遅れが出た場合は、なるべく早くに会社や上司に報告し、対応策を考えてもらうことが大切です。

・手を抜かない

まったり仕事といえども、報酬を伴う仕事である限り、引き受けたことや自分の担当する業務は責任をもってやり遂げましょう。

手を抜いたりいい加減にやってしまうと、会社や同僚に迷惑をかけたり、やり直しとなったりします。

その上、自分の評価を下げて、最悪の場合クビになってしまうこともあります。

・何事にも誠意を持って向き合う

マジメに仕事をしていても、不可抗力でなんらかのトラブルが発生してしまうこともあります。

もちろんそんな時はおざなりにせず、誠意を持ってきちんと対応するようにしましょう。

イザという時にしっかり仕事をする、与えられている責任を果たすことが、まったり仕事のポジションを守るために必要です。


まったり仕事のメリット・デメリット

まったり仕事のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリット

まずメリットですが、社内外の競争から抜け出せることが挙げられます。

もちろん何事に対しても努力をすることは大切ですが、行き過ぎた競争は強いストレスを生み、体を壊す原因です。

競争が少なければストレスが減り、取引先や顧客に無理を言ったり、同業他社の人や同僚と争う必要もないので、人間関係もギクシャクしません

ご承知のように人間関係の悩みは、会社を辞めたい理由の上位に挙げられているので、会社で長く働くには、人間関係を良好にしておくことが必須です。

さらに、まったり仕事は基本的にノルマがないか、軽めなので、達成に向けて会社からのプレッシャーがゆるく、自分のペースで仕事をすることができます。

その結果、自分の希望する時間に退社ができて、趣味や好きなことをする時間も作れます。

デメリット

一方、まったり仕事のデメリットは、決まりきった仕事、つまりルーティーンが多いので、慣れれば慣れるほど飽きてくることです。

それに、毎日同じことをやっていると経験の積み重ねがなく、新しいスキルも要求されないので、レベルアップすることがありません

さらに、仕事内容が何年も変わらないので、給料もあまり変わらず、年齢を重ねても低所得のままの可能性があります。

そうすると、結婚して家族を養いたいと思っても、収入が足りないということが起こります。

その上、ルーティーンは誰にでもできる仕事が多いので、契約社員やバイトといった不安定な立場の場合が少なくありません。

いつでも取って代わられるというリスクがあります。

健康保険や年金、失業保険などでも正社員と差があって、病気や失業のときの補償が少ないのが現実です。

もちろん会社の業績が悪くなると、正社員より先にリストラされてしまう危険があります。


まったり仕事には、向き不向きがある

メリット・デメリットからも推測できるように、まったり仕事には向いている人と向いていない人があります。

向いているタイプ

まったり仕事に向いているのは、仕事上でのキャリアアップよりも家庭やプライベートを優先したいという人、結婚したり家族を営んだりするより、自分の好きなことに時間を割きたい人です。

次に、子どもが自立して教育費がかからなくなった人、そして住宅や車のローンの返済が終了した人。

つまり借金がない人経済的にある程度ゆとりがあり、無理にたくさん働かなくてもよい人です。

さらに、ストレスやプレッシャーに弱く、通常の勤務では心身の調子を崩してしまう人も、まったり仕事がよいでしょう。

向いていないタイプ

まったり仕事に向いていないのは、バリバリ仕事をしてなるべくたくさん稼ぎたい人や、社内外の競争に刺激を受けてこそヤル気が出る人です。

経験を積み重ね、スキルを獲得してキャリアアップやステップアップしたい人も向いていません。

結婚して家族を自分の収入だけで養っていこうと思っている人は、十分な収入が得られないことが多く、不向きです。

自分の適性を考えてから、まったり仕事を考えよう

まったりと生きたいと思ったら、まず自分の向き不向きをしっかりと見定めましょう

何ごとも嫌なことは長続きしないものです。

まったり仕事を選ぶときには、自分の好みや適性に合ったものを選ぶことが大切です。

自己診断テストなどを利用して適性を知るのも役に立つかもしれません。

自分の向き不向き、強みを知って、適職を選ぶことを考えてみましょう。

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あなたがまったりと仕事をする人生を送れますように。